2009年07月17日
「緑の館」リバイバル 三越映画劇場チラシ 名古屋版
これは、80年代後半、続々とオードリー映画がリバイバルされた時の、名古屋の星ヶ丘三越内にある三越映画劇場での上映時の「緑の館」チラシです。
このブログで何度も書いてきたように、1984年から日本ヘラルド(現・角川映画)でオードリー・ヘプバーン映画のリバイバルが始まりました。
その中でも最初の1984年にリバイバルの権利を取ったのが「噂の二人」とこの「緑の館」!
「噂の二人」と「緑の館」といえば、日本では大ヒット揃いのオードリー作品中、珍しくヒットしなかったことで有名な2本。
これを最初にぶつけてくるなんて、すごい英断ですよね!
ま、確かにこの日本ヘラルドさんのおかげで、80年代後半~90年代前半にオードリーの大ブームが起こりましたしね。
商売的には先に権利を取っていた方が、他のと一緒に上映されたりして元を取れそうですけど、最初の時点ではブームになるかどうかは不明ですもんね。やっぱり英断です。
でも!この「緑の館」はフィルムを取り寄せたら、状態があんまり良くなかったそうで、なんと最も集客力のある東京圏と関西圏で上映されなかったのは、以前「緑の館」の復刻版パンフレットの時に書いたとおり。
僕もせっかくの「緑の館」リバイバル、見れませんでした~…。(T T
で、東京でも大阪でも上映しなかった「緑の館」なので、フィルムは84年に上映できる状態だったのに、おそらく84年に上映した劇場はなかったのではないかと思ってます。
この星ヶ丘三越でも、上映期間を直接伺ったところ、1988年9月3日(土)~30日(金)の4週間。84年の上映ではなかったとのこと。
でも4週間も上映したなんて、羨ましいですねー!今だったら、絶対名古屋まで見に行ってるのに!!!
しかも4週間って、もしかしたら1959年の初公開時よりも上映期間が長かったんじゃないですか?
さて、裏面はこんなの(→)。
表面は新しくデザインされたものですが、裏面は復刻版パンフの解説ページをそのまま持ってきただけ。
画像を入れるために、多少文字の組み換え(当時はアナログ製版なので、貼り換えと言った方がいいかも)をおこなっていますが、書体も古いままで、書いてあることも当然同じ。
わずかに共演者のアンソニー・パーキンスの紹介で、“最も期待される新人”が“当時最も期待された新人”と新しい写植で打たれているだけ。
なので、今ではもちろん、1988年当時でも一般の人には馴染みの無くなった作品が引き合いに出されています。
日本ヘラルドは公開当時、「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」「マイ・フェア・レディ」という数作品を除いて単独チラシを作らなかったので、名古屋や札幌の三越劇場のこうした単独作品でのチラシは珍重されて、80~90年代のチラシとしてはわりと高額です。
三越映画劇場定番の2色刷りのカラーは、黒ともう1色は当然緑。ただ、青緑なのがちょっと「緑の館」のイメージとは違いますが…まあいいでしょう。
お気に入り度:★★★(希少な「緑の館」関連ですから…)
このブログで何度も書いてきたように、1984年から日本ヘラルド(現・角川映画)でオードリー・ヘプバーン映画のリバイバルが始まりました。
その中でも最初の1984年にリバイバルの権利を取ったのが「噂の二人」とこの「緑の館」!
「噂の二人」と「緑の館」といえば、日本では大ヒット揃いのオードリー作品中、珍しくヒットしなかったことで有名な2本。
これを最初にぶつけてくるなんて、すごい英断ですよね!
ま、確かにこの日本ヘラルドさんのおかげで、80年代後半~90年代前半にオードリーの大ブームが起こりましたしね。
商売的には先に権利を取っていた方が、他のと一緒に上映されたりして元を取れそうですけど、最初の時点ではブームになるかどうかは不明ですもんね。やっぱり英断です。
でも!この「緑の館」はフィルムを取り寄せたら、状態があんまり良くなかったそうで、なんと最も集客力のある東京圏と関西圏で上映されなかったのは、以前「緑の館」の復刻版パンフレットの時に書いたとおり。
僕もせっかくの「緑の館」リバイバル、見れませんでした~…。(T T
で、東京でも大阪でも上映しなかった「緑の館」なので、フィルムは84年に上映できる状態だったのに、おそらく84年に上映した劇場はなかったのではないかと思ってます。
この星ヶ丘三越でも、上映期間を直接伺ったところ、1988年9月3日(土)~30日(金)の4週間。84年の上映ではなかったとのこと。
でも4週間も上映したなんて、羨ましいですねー!今だったら、絶対名古屋まで見に行ってるのに!!!
しかも4週間って、もしかしたら1959年の初公開時よりも上映期間が長かったんじゃないですか?
さて、裏面はこんなの(→)。
表面は新しくデザインされたものですが、裏面は復刻版パンフの解説ページをそのまま持ってきただけ。
画像を入れるために、多少文字の組み換え(当時はアナログ製版なので、貼り換えと言った方がいいかも)をおこなっていますが、書体も古いままで、書いてあることも当然同じ。
わずかに共演者のアンソニー・パーキンスの紹介で、“最も期待される新人”が“当時最も期待された新人”と新しい写植で打たれているだけ。
なので、今ではもちろん、1988年当時でも一般の人には馴染みの無くなった作品が引き合いに出されています。
日本ヘラルドは公開当時、「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」「マイ・フェア・レディ」という数作品を除いて単独チラシを作らなかったので、名古屋や札幌の三越劇場のこうした単独作品でのチラシは珍重されて、80~90年代のチラシとしてはわりと高額です。
三越映画劇場定番の2色刷りのカラーは、黒ともう1色は当然緑。ただ、青緑なのがちょっと「緑の館」のイメージとは違いますが…まあいいでしょう。
お気に入り度:★★★(希少な「緑の館」関連ですから…)
Posted by みつお at 16:00│Comments(2)
│緑の館
この記事へのコメント
まさに新婚ホヤホヤの時に、見ましたよ。
オードリー・ファンになって20年恋焦がれた、「緑の館」。
夫婦で鑑賞。
まさに神の結婚祝いと思いました。
星ヶ丘の近くに、新居を構えていたのも、何かのご縁。
オードリー・ファンになって20年恋焦がれた、「緑の館」。
夫婦で鑑賞。
まさに神の結婚祝いと思いました。
星ヶ丘の近くに、新居を構えていたのも、何かのご縁。
Posted by いも源氏 at 2009年07月23日 17:13
そうですよねー。
いも源氏さんはご覧になってるんですよねー、劇場で!!!
いも源氏さん的には本当にラッキーですよね!
でも奥さん的には映画が全然ダメだったんでしたっけ?
梅田コマシルバーでやってくれなくても、
いつかどっかの大阪か神戸の劇場でやってくれるし!
とか思ってた僕が甘かったです~!o(≧≦)o
次リバイバルしたときは、日本のどこであろうが
絶対観に行きます!!!
いも源氏さんはご覧になってるんですよねー、劇場で!!!
いも源氏さん的には本当にラッキーですよね!
でも奥さん的には映画が全然ダメだったんでしたっけ?
梅田コマシルバーでやってくれなくても、
いつかどっかの大阪か神戸の劇場でやってくれるし!
とか思ってた僕が甘かったです~!o(≧≦)o
次リバイバルしたときは、日本のどこであろうが
絶対観に行きます!!!
Posted by みつお at 2009年07月23日 22:50