2009年12月29日
北野圭介 著:大人のための「ローマの休日」講義
これ、だいぶ前に出てたんですよね。発行は2007年8月。
今まで長い間ほったらかしだったのは、なんとなく僕とは合わないんじゃないか、という“予感”がしてたんです。アマゾンで1円になってたので、やっと買って読んでみたら…案の定でした(笑)。
なんかね、まわりくどいんです。「ローマの休日」のことを語るのに、ぐるぐるぐるぐる外側ばかり攻めている感じで…。
読んでると “いったいいつになったら「ローマの休日」本質の話になるんや?” って思いました。
結局全部読んで印象に残ったのは、
■ニュース映画
■宮殿(窮屈さ)
■ジョーの部屋(出会い)
■ローマでの冒険
■ジョーの部屋(別れ)
■宮殿(覚悟と決意)
■記者会見
という「ローマの休日」がシンメトリックな構成になっている、という部分だけでした。
副題のように“オードリーはなぜべスパに乗るのか?”とかってのも全然わかりません(笑)。
ま、もともとこれは抽象的な言い回しだろうなってことはわかってましたけどね。
吉村英夫氏の本、“「ローマの休日」ワイラーとヘプバーン”がほとんどワイラー論であるにもかかわらず、かなり「ローマの休日」のこともオードリーのことも(内容はどうかとは思うけど)突いていた本であったんですが、この本は結局外堀を埋めて、本丸は遠くから眺めているだけで終わった、ってそんな感じでした。
オススメ度:なし。この本の存在もすぐに忘れそう…。
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