2010年02月01日
「シャレード」1963年初公開時 顔アップ版ポスター
“午前十時の映画祭”、千葉のTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて2/20(土)~2/26(金)「ローマの休日」、2/27(土)~3/05(金)「昼下りの情事」、いよいよ上映開始!
これは1963年初公開時の「シャレード」のポスターです。オードリーの顔アップタイプ。
僕の大好きな「シャレード」ですけど、このポスターはあんまりいいとは思わないかなぁ…。(^^;
オードリーがアップ、ってのは嬉しいんですけど、全然「シャレード」の良さは出てませんよね。
どんな内容なのか、どういう特徴があるのかは全く不明。わかるのは、“大人気のオードリー・ヘプバーン主演ですよ!”ってことだけ。
60年代前半のポスターってのは、50年代のレトロ感もないんですけど、60年代後半からのデザインの完成された感もないという、過渡期的なポスターが多いです。これもそんな感じ。あんまり特徴ないです。
たとえば、「ティファニーで朝食を」の初公開版ポスターにもオードリーの顔アップのタイプがあるんですけど、それは画像でホリーという主人公のキャラクターがわかるようなものだったからまだいいんです。
でもこの「シャレード」だと、レジーナの天然キャラはわかりませんよね。わかるのは、レジーナはおしゃれ、という点だけ。
「シャレード」のポスターとしては、68年リバイバルや、73年リバイバルの方が圧倒的に「シャレード」らしさが出ていますよねー。
ま、何の工夫もない1986年リバイバルのポスターよりははるかにいいですけど。
ちなみに、大学時代からのオーケストラ仲間(♂)が最近オードリー映画をよく見ているそうで、こないだ会った時に “「シャレード」ってめっちゃいいよな~!” って言ってくれました。(^^
なんか、ほめられたのが「シャレード」っていう、スタンリー・ドーネン監督によってオードリーの良さが最高に引き出されている作品の1つだったことがめっちゃ嬉しかったです。
他にも同じスタンリー・ドーネン監督の「パリの恋人」もとても気に入ったそうです。
というわけで、次に見るのは「シャレード」の系統として「おしゃれ泥棒」を、スタンリー・ドーネン監督として「いつも2人で」を勧めておきました。(^-^
これは1963年初公開時の「シャレード」のポスターです。オードリーの顔アップタイプ。
僕の大好きな「シャレード」ですけど、このポスターはあんまりいいとは思わないかなぁ…。(^^;
オードリーがアップ、ってのは嬉しいんですけど、全然「シャレード」の良さは出てませんよね。
どんな内容なのか、どういう特徴があるのかは全く不明。わかるのは、“大人気のオードリー・ヘプバーン主演ですよ!”ってことだけ。
60年代前半のポスターってのは、50年代のレトロ感もないんですけど、60年代後半からのデザインの完成された感もないという、過渡期的なポスターが多いです。これもそんな感じ。あんまり特徴ないです。
たとえば、「ティファニーで朝食を」の初公開版ポスターにもオードリーの顔アップのタイプがあるんですけど、それは画像でホリーという主人公のキャラクターがわかるようなものだったからまだいいんです。
でもこの「シャレード」だと、レジーナの天然キャラはわかりませんよね。わかるのは、レジーナはおしゃれ、という点だけ。
「シャレード」のポスターとしては、68年リバイバルや、73年リバイバルの方が圧倒的に「シャレード」らしさが出ていますよねー。
ま、何の工夫もない1986年リバイバルのポスターよりははるかにいいですけど。
ちなみに、大学時代からのオーケストラ仲間(♂)が最近オードリー映画をよく見ているそうで、こないだ会った時に “「シャレード」ってめっちゃいいよな~!” って言ってくれました。(^^
なんか、ほめられたのが「シャレード」っていう、スタンリー・ドーネン監督によってオードリーの良さが最高に引き出されている作品の1つだったことがめっちゃ嬉しかったです。
他にも同じスタンリー・ドーネン監督の「パリの恋人」もとても気に入ったそうです。
というわけで、次に見るのは「シャレード」の系統として「おしゃれ泥棒」を、スタンリー・ドーネン監督として「いつも2人で」を勧めておきました。(^-^
Posted by みつお at 16:00│Comments(2)
│シャレード
この記事へのコメント
僕もですね、このポスターなんかイマイチなんですよね。
オードリィの顔を出せばいいってもんじゃないやんと思うんです。
ただアメリカではこれはケイリー・グラントの映画っていう扱いだった時代もあることを考えると、
断然オードリィが主役の映画だと感じていたので、まだマシかなぁと。
今ではグラントの素晴らしさも実感しているんですけどね。
みつおさんがよく書かれているように、60年代後期から70年代にかけての日本版ポスターのセンス、僕も大好きです。
あれでいろんな映画の印象が決定つけられて、しかもほとんどが間違えていなかった。観る前からそそられるというか結構イメージがわきますよね。
今のポスターって何?どんな映画なの?っていうのが多かったり、
単に主演スターのポートレートじゃん的ものが多いと思います。
で、そういうのをソフトのジャケにされるとは、なんとも嘆かわしい。
ところで、気づいたことがあるんです。
「暗くなるまで待って」の現在のパッケージデザインは、
日本版ポスターのコンセプトなんですね。勝った!
あの暗闇の中のマッチ擦りスージー&ナイフ持ち上目つかいロート、
もうこのデザインは映画を観る前から決定的なイメージを植え付けました。
(ただ、アメリカ版ポスターを始めて見たときも、斬新なので衝撃的だったのですが…なにせ白地に前衛的なカット割、朱色のスージー驚愕表情3連写一部切裂と黒い四角の中でずらして置かれたオレンジ色タイトル&紫太文字にはびっくり)
「シャレード」はやっぱりあの渦巻き+スカーフ横目サングラス外しレジーナ、で決まり!ですね。
「パリの恋人」を皮切りに現在のパッケージデザインを刷新してほしいものです。
オードリィの顔を出せばいいってもんじゃないやんと思うんです。
ただアメリカではこれはケイリー・グラントの映画っていう扱いだった時代もあることを考えると、
断然オードリィが主役の映画だと感じていたので、まだマシかなぁと。
今ではグラントの素晴らしさも実感しているんですけどね。
みつおさんがよく書かれているように、60年代後期から70年代にかけての日本版ポスターのセンス、僕も大好きです。
あれでいろんな映画の印象が決定つけられて、しかもほとんどが間違えていなかった。観る前からそそられるというか結構イメージがわきますよね。
今のポスターって何?どんな映画なの?っていうのが多かったり、
単に主演スターのポートレートじゃん的ものが多いと思います。
で、そういうのをソフトのジャケにされるとは、なんとも嘆かわしい。
ところで、気づいたことがあるんです。
「暗くなるまで待って」の現在のパッケージデザインは、
日本版ポスターのコンセプトなんですね。勝った!
あの暗闇の中のマッチ擦りスージー&ナイフ持ち上目つかいロート、
もうこのデザインは映画を観る前から決定的なイメージを植え付けました。
(ただ、アメリカ版ポスターを始めて見たときも、斬新なので衝撃的だったのですが…なにせ白地に前衛的なカット割、朱色のスージー驚愕表情3連写一部切裂と黒い四角の中でずらして置かれたオレンジ色タイトル&紫太文字にはびっくり)
「シャレード」はやっぱりあの渦巻き+スカーフ横目サングラス外しレジーナ、で決まり!ですね。
「パリの恋人」を皮切りに現在のパッケージデザインを刷新してほしいものです。
Posted by まる at 2010年02月06日 00:55
そうですよねー。
このポスターは「シャレード」のエッセンスをとり逃している気がします。
「緑の館」立看みたいに、オードリーの顔アップだけど、
バックに森が写っている、とかならまだ雰囲気も出るんでしょうけど、
これはないですよね。(^^;
それと、60年代後半~70年代のポスター!
あの時代のセンスは凄いですよねー!
誰が考えたのか知らないのですが、
本当にお礼を述べたいくらいです。
63年初公開のこのポスターからたった5年後の68年リバイバルで
あのポスター!
他にも、「ティファニーで朝食を」リバイバルや
「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」、「戦争と平和」73年リバイバルなどなど、
びっくりするくらい洗練されてますよね。
あの適確な
それと、「暗くなるまで待って」!
あれは、日本版を元に作ったんですね!
確かに“勝った!”ですよね。やったー!!
アメリカのもいいですけど、
やっぱ「暗くなるまで待って」は日本のが上かな、と。
暗い&黒いとかって、色味は僕の好みと違うんですが、
あまりにも「暗くなるまで待って」のコンセプトと合ってて、
昔はよく部屋にポスターを飾っていました。(^^
それと、パッケージはパラマウントのがヒドイですよね。
全世界押し付け…ってのがどうでしょう。
そのジャケット、そんなにデザインがいいものか?
と問いただしたくなります。
各国の裁量に任せたほうが、いいものが出来るのに…って。
今のサブリナアップの「パリの恋人」と、「ティファニーで朝食を」の塗り絵中ジャケ、
それと「マイ・フェア・レディ」裏焼きは最低ですね(怒)。
「シャレード」の73年リバイバルポスターは、
今でも最高にお気に入りポスターの1つです!(^-^
このポスターは「シャレード」のエッセンスをとり逃している気がします。
「緑の館」立看みたいに、オードリーの顔アップだけど、
バックに森が写っている、とかならまだ雰囲気も出るんでしょうけど、
これはないですよね。(^^;
それと、60年代後半~70年代のポスター!
あの時代のセンスは凄いですよねー!
誰が考えたのか知らないのですが、
本当にお礼を述べたいくらいです。
63年初公開のこのポスターからたった5年後の68年リバイバルで
あのポスター!
他にも、「ティファニーで朝食を」リバイバルや
「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」、「戦争と平和」73年リバイバルなどなど、
びっくりするくらい洗練されてますよね。
あの適確な
それと、「暗くなるまで待って」!
あれは、日本版を元に作ったんですね!
確かに“勝った!”ですよね。やったー!!
アメリカのもいいですけど、
やっぱ「暗くなるまで待って」は日本のが上かな、と。
暗い&黒いとかって、色味は僕の好みと違うんですが、
あまりにも「暗くなるまで待って」のコンセプトと合ってて、
昔はよく部屋にポスターを飾っていました。(^^
それと、パッケージはパラマウントのがヒドイですよね。
全世界押し付け…ってのがどうでしょう。
そのジャケット、そんなにデザインがいいものか?
と問いただしたくなります。
各国の裁量に任せたほうが、いいものが出来るのに…って。
今のサブリナアップの「パリの恋人」と、「ティファニーで朝食を」の塗り絵中ジャケ、
それと「マイ・フェア・レディ」裏焼きは最低ですね(怒)。
「シャレード」の73年リバイバルポスターは、
今でも最高にお気に入りポスターの1つです!(^-^
Posted by みつお at 2010年02月07日 23:30