2010年02月09日

「ポップス・シンフォニック・スクリーン/ムーン・リバー」LP

「ポップス・シンフォニック・スクリーン/ムーン・リバー」LP はい、これは「暗くなるまで待って」のオードリーをジャケットにあしらった、「ポップス・シンフォニック・スクリーン/ムーン・リバー」というLPレコード。

 裏を見ると、1968年発売であることが書いてます。レコードがちょっと厚くて、レコード最後の頃のように、あんまりたわみません。あんまり曲げるとパキッ!って割れそう…。発売は日本ビクター。

 指揮はアーサー・フィドラーで、演奏はボストン・ポップス管弦楽団。
 このボストン・ポップス管弦楽団って、調べてみたら、実はボストン交響楽団なんですね!どビックリ!!
 アーサー・フィドラーの時代に有名になって、その後はジョン・ウィリアムズ(「おしゃれ泥棒」「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「E.T.」の作曲者)が指揮をしてましたよね。
 
 夏のオフシーズンに、ボストン交響楽団が音楽普及のためにポピュラー曲を演奏してたとか!
 ボストン交響楽団といえば、日本の小澤征爾が長く常任指揮者をしたことで有名ですよね!

 やっと欲しいと思える機種が見つかって、レコードプレーヤーを買いましたので、早速これを聴いてみたのですが…音が厚くて、いい!!
 さすがボストン交響楽団です!日本の演奏だと人数も少なくて、どうも薄っぺらな音がするんですけど、これは楽しめます!

 このレコードにはオードリー関連としては「ティファニーで朝食を」から“ムーン・リバー”、「シャレード」、「マイ・フェア・レディ」から“教会へ行こう(時間通りに教会へ)”が収録。
 確かに原曲とは別物なんですけど、音が厚いので大きな河にたゆたうように音に身をまかせて心地よく聴いていられます。(^-^

「ポップス・シンフォニック・スクリーン/ムーン・リバー」LP 「ムーン・リバー」はソシアルダンスのワルツのようで、「マイ・フェア・レディ」は原曲に一番近いかな?僕は「シャレード」の編曲が気に入りました!伴奏を細かく刻んで、それでいて重厚で。

 ジャケットは2つ折です。裏ジャケットにはよく見る「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」のモノクロ画像に混じって、カラーの珍しいオードリーが!
 “写真提供:スクリーン”って書いてます。SCREENもこんなカラー画像を持ってるなら、最近の写真集に載せればいいのに!って、もう残ってないんでしょうね…。

お気に入り度:★★★★(この編曲ならOK!)

 というわけで、過去に紹介したレコードも、随時音を聴いて評価や感想の記事を追記しようかと思っています。(^^
 早速「マイ・ファッシネイティング・レディー ~オードリー・ヘップバーン主演映画主題歌集~」に文章を追加しています。


タグ :レコード

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Posted by みつお at 16:00│Comments(2)レコード・CD
この記事へのコメント
アーサー・フィードラー指揮、ボストンポップス管弦楽団の「シャレード」!
最初はどこかで聞いたことのあるクラシック風、
中盤からカカカッってリズムと共にテンポが速くなってきてメインタイトル風、
後半の盛り上がりは追跡映画を彷彿とさせ、少し小休止のあたりメロドラマちっくでもありますよね。
締めくくりはフラメンコ風?

僕も大好きで、CDを持ってます。でもジャケットは全然違うデザインですけどね、2000年発売のものでした。
全17曲で、たぶんこのLPと曲はかぶるんではないかと思います。
それにしてもこのジャケット写真のスージー、初めて見ました。
これも“スクリーン”提供?
この頃って貴重なカラー写真の宝庫ですね。
こういうのが現在の写真集に載せられないのは残念。
このLPを持ってるみつおさんがうらやましいです。
Posted by まる at 2010年02月09日 23:13
まるさん!それです!その「シャレード」!
まるで大河ドラマのような「シャレード」で、
とっても気に入りました!(^-^

僕が昔持っていた(って今でも持ってますけど、長らく聴けなかった)、
チャールズ・ゲルハルト指揮(「麗しのサブリナ」サウンド・スコア盤演奏者)
以来の重厚な「シャレード」で、
こういうのが好きな僕はめっちゃ興奮しました!
なんで日本の演奏はぺらっぺらになるんでしょうねー
(きっと演奏者の数が全然違うんでしょうね…)。
こういうのだったら、サントラでなくても、編曲OKなんですけどねー。
とにかくゴージャス!でした。

今、とにかくアナログのオードリー音源をデジタル化しようと
目論んでるんですけど(特に「昼下りの情事」サントラ)、
これはCDがあるんですか??
でも、とにかくこれを聴きたいので、とりあえずパソコンに落としました。

ジャケ写はどこにも「スクリーン」提供とは書いてないので、
違うのかもしれません。
特に1968年だと「暗くなるまで待って」初公開時ですから、
使える画像はいっぱいあったでしょうしね~。
でもこういう珍しい画像(しかもレコードジャケットなので
迫力があります)って、ホンとうれしいですよね!

そうそう、まるさん!「パリで一緒に」の“THAT FACE”の入った
フレッド・アステアのアルバムが、
1枚だけアマゾンに出てますよ!
まるさんはきっとお入用だと思いますが…。
Posted by みつおみつお at 2010年02月12日 01:57
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