2007年07月02日

写真集デラックスカラーシネアルバム オードリー・ヘプバーン

 はい、昨日のシネアルバムに続いて、同じく芳賀書店の「デラックスカラーシネアルバム1 オードリー・ヘプバーン 聖少女の微笑」です。責任編集はオードリーに関しての文章が多い渡辺祥子さんに交代。

 発行は最初が1974年。もちろんオードリー写真集としては、日本で2番目の発売だと思います。
 「シネアルバム」シリーズが好評で、“もっと大きく!しかもカラーの画像を増やしてください!”みたいな意見があったんでしょうね。

 そしてこのシリーズの第1号に選ばれたのがオードリー・ヘプバーン!もとの「シネアルバム」の方でもオードリーは売り上げが非常によかったんでしょうね。(^-^

 で、どこが今までと違うかと言うと、まず「シネアルバム」がA5サイズだったのに、こちらはB5、と版型が大きくなっています。

 そして、カラーばっかり、ではないんですが、相当数カラー画像が収録されています。
 おそらくカラー画像が一番多い写真集は、今のところこれじゃないでしょうか。それに現在は白黒中心で構成される写真集が多いので、当分これ以上の写真集も出てこないかと思います。

 僕はこの本を手に入れた時、そのあまりの発色の綺麗さにびっくりしました!“うっ、美しい~~!”って。
 今見ると、買った当時ほどの色彩への感激がないんですけど、なんでだろ…。僕の目が見慣れたのか、今の印刷技術より劣るからなのか、それとも単に僕の持っているのが経年劣化で色褪せてきたのか…。

 でも、内容は素晴らしいですよ!いまだに他の写真集ではカバーできない物が非常に多いです!
 いかに当時の芳賀書店さんが真剣に画像を選んでくれたかがわかって、頭がさがります。本当に感謝感謝です。

 で、どの写真も美しく、かつ素晴らしいのですが、「シネアルバム」のウリがエクスラン「ヴァリーエ」だとすると、こちらのウリは「オンディーヌ」と「マイヤーリング」の画像の数々。

 他にも、白鳥と写る湖のほとり写真や、フランス国旗の色が綺麗な「パリで一緒に」、色の対比が素晴らしい「おしゃれ泥棒」や「マイ・フェア・レディ」の画像…などなど、もうもうカラーならではの、色彩の洪水に感激しすぎて、どうにかなりそうなくらい!
 最高にオススメのうちの一冊です。もちろん!

 なお、オードリーのフィルモグラフィーは、2度改訂されたはずです。
 初版系は当然ながら「暗くなるまで待って」まで。ただ、この時のは渡辺祥子さんのちょっと失礼な、面白い文章が各作品に載っていました。
(尼僧姿のオードリーは宝塚の尼さんのようでいただけない、とか。)

 第一改訂では「華麗なる相続人」までだったと思います。もしかしたら「ニューヨークの恋人たち」までだったかもしれないです。渡辺祥子さんの文章ははずされました。
 このときに表紙が上の写真の地味な「噂の二人」から、より華やかな「パリで一緒に」に変更されました。名称も「決定版 オードリー・ヘプバーン」とされたはずです。

 第二改訂はオードリーの病気の前後に行われ、その時に「オールウェイズ」まで載ったと思います。
(改訂版は持っていないので、正確ではなくてすみません)
 
 こんなに素晴らしい出来栄えなのに、今は残念ながら絶版。オードリーが亡くなった時は、本屋にダーッと並んだのが嘘のようです。

 ただ、やはり出回った時期も長く、数も多いので、今でも中古の物は手に入れるのは簡単。オードリーファンにはぜひ!持ってて欲しい写真集の1つです。

オススメ度:★★★★★(最高の写真集の1つ!中を見れば納得するはず!)


追記:改訂版の記事をアップしました。こちら

下のアマゾンのは、左が改訂版、右が初版タイプです。




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この記事へのコメント
僕がオードリィの写真集として真っ先に思い浮かべるのがコレです。
印刷・画像綺麗でしたよね。
それも自然な発色の美しさ。
「いつも2人で」の夕陽バックのラヴシーン、特に綺麗!
「オンディーヌ」「マイヤーリング」のカラーフォトは圧巻でした。
イタリアの農園で撮られた一連のスナップなんて、
これが一番美しい仕上がりだと思っています。

いやぁ、しかし慣れきってしまうというか、
この写真集のインパクトが若かったこともあって強烈過ぎて、
同じ写真が後から別のに掲載されても、動じませんね(^^)


僕は初版(噂の二人)改訂版(パリで一緒に)両方持っていて、
実はどちらかというと前者のほうが好きです。
後者の表紙、勿論魅力的な笑顔だけど、ちょい目尻のしわ目立ちすぎ?!
Posted by まる at 2007年07月02日 23:41
そうですよね!カラーの発色がすっごい綺麗で、
最初見たときのあの驚き!
「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」の見開きページは
僕も感動したページの1つです!配色が本当にきれいきれい!!

なぜ印刷技術の進んだ現在にこういう写真集が出来ないのか、
とっても不思議!
「スクリーン」とかにカラーが載っても、いっつもカラーバランス
崩れてますもんねー。
簡単に今ならカラー補正かけれるはずなんですけど…。

改訂版、「パリで一緒に」なのに、シワ多かったですか?(^^;
初版タイプで最後の方のページの「マイ・フェア・レディ」の画像、
オードリーの鼻に印刷のキズがありましたが、
改訂版では修正されていましたよね。

これ、本当に日本が誇れるオードリー写真集ですよね!
Posted by みつお at 2007年07月03日 15:54
私の特に好きな1冊の画集、カラー写真はとても多くて、たいへん満たします!50年代のいくつか写真はとても貴重です!映画"戦争と平和"の中の写真が私が最も好きなのですから来る!
Posted by meng at 2007年07月04日 21:17
mengさん、本当にこの画集(写真集)はいいですよね!(^-^
mengさんは「戦争と平和」のがお好きですか?
どれも綺麗な写真ばかりで、たいへん満足できる写真集ですよね。
Posted by みつお at 2007年07月05日 15:58
ありがとうございます,みつおsan

あなたの書いた文章はとても良くて、私は更に多くの本を理解しました
Posted by meng at 2007年07月05日 17:33
mengさんの理解の助けに、
僕の文章がお役に立てて、とても嬉しいです!(^-^
Posted by みつお at 2007年07月06日 11:23
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