2007年07月13日

「いつも2人で」ヘンリー・マンシーニ 日本盤ジャケットタイプ

 さて、今日は写真集からぽつんと離れてみます。

 以前紹介した「いつも2人で」のオリジナル・サウンド・トラックはアメリカ盤のジャケットと同じものでしたが、「おしゃれ泥棒」と同様、日本盤は初公開時、独自ジャケットが使用されました。

 これはその初公開時のジャケットを使用した、サウンド・トラック・リスナーズ・コミュニケーションズという大阪の会社から発売されたサントラCDです。

 1991年に限定盤として発売され、BMGビクターがオードリーの死後1993年11月に「いつも2人で」を発売したのに比べ、2年以上先んじています。

 当時、この会社の社長さんとお話する機会があって、この「いつも2人で」のCDは意図的にアメリカ盤ではなく日本初公開時のジャケットを使用したそうです。

 僕は大阪の梅田ロフトの中にあったWAVEで“何かオードリーのサントラないかな~”ってふらふら立ち寄った時に発見して狂喜!即行買いましたよー!

 その後、梅田コマシルバーという今は無き映画館でオードリーの映画を上映している時にも売っているのを見かけました。“おっ!売ってる!みんな買ってあげて!!”みたいな。

 内容はビクターの物とおんなじなので、そちらを見ていただくことにして特にここでは述べませんが、オードリーとマンシーニの関係を知る当時のお話をひとつ。

 撮影時の1966年夏、超売れっ子のヘンリー・マンシーニはスケジュールがいっぱいで、一旦は「いつも2人で」の作曲を断ったらしいのですが、オードリーが
“お願いですから「いつも2人で」の音楽を担当してくれないかしら。これは私が知る中でも最高の脚本で、あなたが曲を作ってくださる以外には誰も思い浮かびません。”
と電報をうってやっとマンシーニの都合を取り付けたそう。
 これは「スクリーン・テーマ・ベスト」「カタログ オードリー・ヘプバーン」で述べられています。

 結果的に、そのおかげで「いつも2人で」にとっては最高の音楽が付き、マンシーニ自身も“一番好きな自作”と言ったほどの作品が出来上がりました。
 こんにち、こうして聴けるのはオードリーのおかげですね!(^-^

オススメ度:★★★★★(当然!でも音質は紙ジャケットの物がいいです。)





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この記事へのコメント
これは当初通販のみの発売じゃありませんでしたっけ?
マンシーニの三作
他は「グレートレース」「ピンクパンサー2」と同時発売だったような・・・。
狂喜して全部購入したのも今では懐かしい。

プロデューサー:ワダ・ヤスヒロさんって
いい作品・好企画を沢山残してらっしゃいますよね。

ジャケットにも使われているチャリンコ・ポートは、
センスも設定も謎ですが、オリジナル版よりはわりと好きです。

輸入版の正真正銘サントラ「ティファニー~」
「暗くなるまで待って」(コレ早速聴いたけど、凄く出来がいいんでびっくり)
どっちもステレオでしたし、素材ものも収録されてました。
これらに続いて、
「いつも2人で」も出して欲しい!
マンシーニ氏には悪いけど、映画版素材のほうが聴いていて、
味わい深いし、興奮します。(「シャレード」は例外ですけど)
ただ「いつも2人で」は、同じ趣向でCD制作すると、
凄く収録時間が長くなりそうですよね。
Posted by まる at 2007年07月17日 23:13
これ、最初通販だったんですか??
WAVEにあったのはたまたまなんでしょうか。
大阪の会社だと言うことで置いてもらえたのかもしれませんね。
実際僕も他の店で見たことないですし。

ご指摘のほかの2作も帯に載ってます。
でもさすがまるさんですね!やはり当時から購入してらしたんですね。(^^

でも、この会社がBARESE SARABANDEの権利を持ってらっしゃったので、
「華麗なる相続人」のCDを発売して欲しいと
直接社長さんに直訴したんですが、
それは売れないと踏んでらして、発売する気がないようでした。(T T
そういえば「戦争と平和」も同じ会社ですね。

ジャケットのセンスはやはり謎ですか~。(^^;
僕もそう思いますが、でもオリジナルよりはいいですよね!
カラーのオードリーだからでしょうか。
今流行のエナメルが新しい感覚です。

「暗くなるまで待って」、買いましたよ!もう何度も聴いてます。
タワレコのリンクも左に貼りました。
でも以前サントラとして発売されていたA面は未収録ですね。
同じパターンで「いつも2人で」「シャレード」の発売を望むばかりです!
(もちろん先に「いつも2人で」で!80分ぎりぎりまで収録して欲しい!)
やっぱり映画で使用してるほうが感激しますよね!(^-^
これは「ティファニーで朝食を」で実感しました。

…ところで、海外の「ティファニーで朝食を」って
このブログでも紹介済みのアレですよね?
新しく出たわけじゃないですよね?
Posted by みつお at 2007年07月18日 01:52
>…ところで、海外の「ティファニーで朝食を」って
このブログでも紹介済みのアレですよね?

そーです、アレですよ。
今回の「暗くなるまで待って」ともども
よくぞ素材が残っていたものよ、嬉しいじゃありませんか!
人形のオルゴールやロートの口笛までもが収録されている。
それもSEなしで、ちゃんと楽曲として!
音質もなかなかいいし、編集もかっこいい。
スージーが反撃に出るシーンの曲なんて、
初めて観た頃の自分に聴かせてあげたい。
長生きはするもんですね~。

素材からのサントラに関する疑問や不満は、
例えば「マイフェアレディ」なんかに対しては、多いにあるのですが、
みつおさんは、いつかきっとオードリィ映画のサントラCDについても
ブログを書かれるでしょうから、
そのときにコメントしますね。(^^)

>でも以前サントラとして発売されていたA面は未収録ですね。

あのピアノとストリングス・ヴァージョンは華麗ですね。
あれはあれで大好きです。
いわゆるマンシーニ版自称“サントラ”ですが、好例の方ですね。
でも“3人のテーマ”は、絶対!に、
今回の正真正銘映画版サントラのほうが断然、イイ、です!
Posted by まる at 2007年07月20日 00:12
あー、よかった!
「ティファニーで朝食を」、また新しいのが出たかと思いました。(^^;

しかし、昔はこんな風に続々とマンシーニの本物のサントラが出てくるなんて
予想もしませんでしたよね!
もうもうこうなったら、「いつも2人で」と「シャレード」も
出るまで待ちましょう!です。

しかしこのシリーズ、「緑の館」といい「暗くなるまで待って」といい、
なんでこんなに音が綺麗なんでしょうね?
デジタル処理で高音質化してるんでしょうかね?
「噂の二人」や「ロビンとマリアン」が音質がよくないだけに気になります。

「マイ・フェア・レディ」の新盤は確かに不満がありますよねー。
これもまたいつか書きます。(^^

結局今まで“サントラ”と称して売っていた物はこのホントのサントラからは
排除されたわけですけど、収録時間に余裕はあったので、
入れてくれればいいのに!ってそれだけがもったいないですね。
Posted by みつお at 2007年07月21日 15:13
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