2007年09月03日

「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」ロビン・カーニー著

*9月4日~10日 札幌三越で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー展」開催!
*9月5日~17日 大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催!

 これ、実は微妙です。写真集つき伝記なのか、伝記付き写真集なのか、あるいは写真集と評伝なのか…。
 94年1月にキネマ旬報社から発売されました。

 まあでも、伝記としては分量が少ないし、他の伝記からの借り物も多いです。それよりも写真の豊富さと珍しさは突出してたりするので、一応ここでは写真集扱いにさせていただきます。

 伝記としては、「噂の二人」を弁護しているのが海外の物では珍しいです。

 本当に日本と海外で一番評価が違うのがこの作品!だと思います。日本では名画扱いの「噂の二人」は海外ではボロクソに言われることが多いんです。

 あと、「ロビンとマリアン」を正当に評価しているのも嬉しいです!(^-^

 ただ、いかにも翻訳しました!って感じのこなれてない硬い文で、意味不明や混乱しているところも多々あり、ここは間違ってるやろ!って部分もあります。(訳者は中俣真知子氏)

 例をあげると、「いつも笑い上戸で、冗談を言ったりおかしな顔をして見せるのが好きなオードリーはフィニーを心の友に感じるようになった」という部分。“いつも笑い上戸でおかしな顔”がオードリーなのか、アルバート・フィニーなのかわけわかりません。(まあたぶんフィニーのほうでしょうけど)

 画像はこれでないと収録されてない画像が多く、しかも美しい印刷とあいまって、非常に充実した物になっています。

伝記としての価値:★
評論としてのオススメ度:★★
写真集としてのオススメ度;★★★★




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この記事へのコメント
僕もこの本、仰々しいわりには、“内容”については、あまり印象がありません。
でもいくつかいい写真がありましたね。

「噂の二人」の評価の違いには、かつて驚いていました。
ワイラー監督のほかの心理ドラマを観た後では、
確かにちょっと大げさかなぁとか思いますけど、
初めて観たときの衝撃には及ばないまでも、今観ても見ごたえあります。
ちなにみインターネット上では、ALL MOVIE GUIDEにおいて
「噂の二人」はなかなか高評価でして、星四つ(五つが最高)です。

オードリィ作品では、
「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「昼下りの情事」
「ティファニーで朝食を」「噂の二人」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」
「いつも2人で」「暗くなるまで待って」
以上が四つ星以上の傑作扱いでした。
ワイルダー、ドーネン全作入選。
「いつも2人で」なんか、歴史的高価値、芸術的高価値のお墨つきなんだからツ!
Posted by まる at 2007年09月05日 00:46
先日は、CDの件、お答え頂き有り難うございました。
色々なグッツを集めてらっしゃるみつおさんでさえ、
ジェレミーが歌ったバージョンはご存じでないとのことでしたので、やはりないんですね。
残念ですが、あきらめることにします。

ちなみにこの本は、洋書版で持っていました。
日本語版もあったんですね!
確かに写真集として見て、素晴らしい本になっていて、
色々なオードリーが見れて、良いですよね♪
Posted by りえ at 2007年09月05日 01:50
>まるさん

そうですよね、この本は写真が命!みたいな感じですよね。
僕もこの記事に書く前に見直してみて、半分伝記だと認識したしだい(笑)。

若い頃だけじゃないリチャード・アヴェドンの写真が魅力的でした。
冒頭はいきなり「暗くなるまで待って」のオードリーでしたしね。(^-^

ALL MOVIE GUIDE、見に行ってきました。
オードリーの本名、エッダになってますね。(^^;A
確かに★4つ以上が多くて嬉しいですよね!
でも「尼僧物語」と「おしゃれ泥棒」と「ロビンとマリアン」がちょっと悲しいですね。
これらも★4つの価値は充分にありそうな気もしますが…。
(「おしゃれ泥棒」だけはちょっと贔屓目入ってますけど)
あと、「麗しのサブリナ」が★5つで、「昼下りの情事」が★4つというのも逆なような…。
ま、価値判断は人それぞれですもんね。

「いつも2人で」は日本でも早く代表作の1本として日の目を見て欲しいですね!
Posted by みつおみつお at 2007年09月05日 23:53
>りえさん

そうなんですよ~、この本、日本語版もあったんですよー。
りえさんもてっきり日本語版をお持ちだと思ってました。
ここでの「マイ・フェア・レディ」の画像はけっこう貴重なものが多いです。
ジェレミーもかっこよく写ってましたよね!(^-^

それとジェレミーのCDは本当にゴメンナサイです。m(_ _;)m
僕自身も確かジェレミーが自分で歌ってないというのを知ったのは
95年のFLIXの「マイ・フェア・レディ」特集号でした。
もうそれまでにはオードリーが吹き替えだってことは知ってましたが、
ジェレミー・ブレットのは初耳でびっくりしたものです。

オードリーの声もいまだにCD化はなされてないですし、
ジェレミーのもないんだと思います。
問題はジェレミー版の歌が録音されたのかどうか、ですね。
オードリーだと“私のも録音してください!”って言えるでしょうけど、
当時のジェレミーの立場上、ちょっと言いづらいでしょうし…。
あるといいですよね。僕も聴いてみたいです!
Posted by みつおみつお at 2007年09月06日 00:01
確かに、サブリナが★5つは、過大評価ですよね。
びっくりするほど、オードリィは綺麗に撮られていて、
売り出し作品としては見事なもんだと感心していたのですが、
どちらかというと「昼下りの情事」のほうが味わい深いかなぁと思うんです。
かつてオードリィ映画でも代表的な名作扱いだったのに、
海外ではいまひとつなのは何故なんでしょうね?
ただ、いつかも書きましたが、初老の男とのちょっと無理やりなロマコメ
実はそれほど買ってないんですよね~。
でも設定に説得力を持たせたオードリィとワイルダー監督の力量には脱帽!
Posted by まる at 2007年09月06日 21:46
僕も「麗しのサブリナ」には穴があると思ってます。
ま、実は「ローマの休日」にもあると思ってるんですが、
「麗しのサブリナ」のは結構大きいじゃないか!と。

「昼下りの情事」に関しては僕も正確に評価できるような
立場でないことは確かですが、
でも「麗しのサブリナ」よりも「昼下りの情事」の方が
優れていることくらいは感じ取れているつもりです。

「昼下りの情事」が海外では埋もれているのは、
アライドというマイナーな製作会社の問題もあるでしょうし、
やたら初老と小娘の設定の、今で言う“淫行”的な香りが
受けないんでしょうかね。
僕なんかは作品の内容や写真を見たのが小学生くらいなもんで、
18才でも充分大人という感覚でしたから、
そんなことは全然気になりませんでした。(^o^

それに、言えば夢物語なんだから、初老と小娘でもいいやん!
って感じなんですけどね。(^^;
それを言ったら、「麗しのサブリナ」だって充分そうやんか!みたいな。
全体的に「昼下りの情事」の方が“?”って思うところが無い様に思います。
やっぱりまるさんのおっしゃるように力量なのかなーと。(^-^
Posted by みつおみつお at 2007年09月08日 00:09
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