2022年09月24日

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ

 今回は、製作35周年の「おしゃれ泥棒2」のビデオジャケットの紹介。

 実は「おしゃれ泥棒2」のこのビデオの販促B2ポスターを紹介しようかと思って写真の準備まで済ませていたんですが、書くことが思いつかなくて、結局こちらになりました。
 販促ポスターは、また5年後の製作40周年にでも紹介しましょっかね笑。

 ビデオジャケットではピンクを多用して、ピンクのイメージにしようとしてますけど、この作品を見る限りでは印象に残るのはやたらと上がる土ボコリですかねー。なので文字はオレンジにしてみました。

 VHSって、もう今20才以下の人は知らないんじゃないのかなーと思います。
 DVDが出る前の、一般家庭が録画できる媒体だったんですよね。

 テープ式だったから、巻き戻しとか早送りとかがめっちゃめんどくさいんですよね、時間かかるし、ぴったりのとこで止められないし。チャプターなんてないですからね。

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ それにレーザーみたいな非接触型じゃなくて、ヘッドってとことテープが接触するので、経年劣化だけじゃなく見れば見るほどテープもデッキ(再生機)も劣化して行くという。

 それでテープが伸びたりして、デッキに巻き込んだりしてテープがダメになった人も多いんじゃないかなーと。
 解像度も今と比べ物にならないくらい低くて、画質は粗かったです。

 でも家庭には80年くらい〜2000年過ぎまでテレビの録画機として世界の王座に君臨してたし、それを作ったのが日本ビクターだったというのが当時の日本の凄さを感じますよね。

 今は日本のお家芸だった電化製品の会社もシャープや東芝のテレビや三洋のように中国に売られたり、パイオニアやNECのようにどこに行ったん??って言いたくなる会社もあるし、完全に電気製品の覇権は日本は失ってしまってますよね。

 電気製品に限らず、日本の会社はどんどん規模が縮小されたり無くなったりしてるので、それじゃ将来も何か新しいことが出てくるってこともないでしょうから、2度とバブルみたいなのは来ないんだろうなと思いますね。

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ 会社がないと働けないわけで、いまの若者って本当に可哀想だと思います。そりゃ若い夫婦でも子供作りたくないですよね。将来不安ですもんね。
 こんな状態だと円安になってしまうのは当然ですよね。

 昔の日本の会社のトップって、終身雇用で自社で働く人を大切にしてたし、常に新しいものに挑戦してましたけど、今の日本って派遣ばっか雇うし、正社員にしても子会社だったらその部門がいらなくなったら会社ごと潰してしまうので正社員でも意味ないし、トップは自分さえ良ければいいと保身に走ってる人がほとんどじゃないの?それじゃ日本は伸びないよねーって思います。

 おっと、また脱線しましたけど、この「おしゃれ泥棒2」VHSですけど、発売されたのがはっきりわからないんですけど、1988年だったんじゃないかと。
 というのも、会社のそばにあったレンタルビデオ屋で88年だったか89年だったかに見つけたからなんですよね。

 発売日自体は12月21日ってことがわかっているので、またポスターとか紹介する際にはきっちり調べておきますね。

 で、そのレンタルビデオ屋で見つけたときはおおっ!と思いましたよね。
 それまで、「泥棒たちの愛」っていうテレビの新作があるということは「スクリーン」などの情報で知ってたんですけど、日本では放映されなかったので。

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ それでそのレンタルビデオ屋で見つけたときは、発売直後だったと思うのですが、3本〜5本くらいは店に並んでたんですよね。

 当時はオードリーの再ブームの真っ最中じゃないですか。なのでこの作品も日の目を見たんでしょうね。

 でも題名のセンスの無さには呆れかえりました。
 原題や「スクリーン」の情報から全く独立した作品だってことはわかってたんで、なんでこんなセンスのカケラもない題名付けるかなー!と東北新社の誰だか知らない担当者を恨みましたね。

 だいたい「2」とか「新」って付く作品って、まず疑ってかからないとだいたいが元の作品にあやかって売ろうという魂胆見え見えのしょーもない凡作以下の2流以下の作品で、しかも元の作品とは何の関係もないってことが多いというパターンが僕の身に染み付いていたので、こんな安っぽい売り方して!って怒りしか覚えませんでしたね。

 2000年を超えてネット時代になるとあちこちに「おしゃれ泥棒2」を続編だと書いている人がいて、誤解してる人、やっぱりいてるやん!と安易な題名の付け方に本当に嫌気が差しました。今でもまだいるみたいです。
 まあそんな風に書く人は「おしゃれ泥棒」も「おしゃれ泥棒2」も見てないんだろうなーとそれもイヤーな感じでしたけどね。

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ で、僕は当時レンタルはしましたけど、ずっと買わないでいたんですよね。まあ売価が14800円と高い!というのもありましたけど、当時はVHSビデオよりもLDの方が画質も良かったし劣化しないので、ずっとじっと発売を待ってたんです。

 そうして延々待ちましたけど、結局発売されなかったので、DVDが普及してきてLDが急速に廃れて行くのを見てから中古を買いました。

 当時は主なオードリーのファン・サイトが2つあったので、その管理人さんとかにも相談しながら買いましたねー。
 一応、僕のものにはレンタル品のシールとかは無いです。

 で、プレイステーション2でDVDの時代がやってきましたけど、今度はDVDが待てど暮らせど出ない!
 やっと「復刻シネマライブラリー」ってDVD-Rで発売ってのは「緑の館」と合わせて出ましたけど、DVD-R?えーって思ってたのと、その割には高かったので買うのをためらっっていたら「緑の館」共々廃盤になりました…。

 内容は初め見たときはあまりのハチャメチャさに「こっ、これはアカン、オードリー!!」って思いました。

「おしゃれ泥棒2」VHSビデオ 見た当時はオードリー主演の作品ではワースト1にしていました。今は「ニューヨークの恋人たち」の方が僕のワースト1ですけどね。

 まあ何度見ても決してベスト10には入って来ないと思いますけどね。その辺が最初に見たときに自分の見る力がなかっただけで、作品が悪いわけではなかった「パリの恋人」とは違うところ。

 ってなわけで、BSで放映した際には録画できなくて、いまだにこのビデオは大事にとってあります。

 ジャケットの裏には

「今なお人気上昇中のオードリー。ジバンシーのドレスに身をつつみ、おちゃめな仕種は昔ながらの可愛らしさ。相手役に『探偵ハート&ハート』おなじみのロバート・ワグナーを配し、愉快に、リズミカルに展開するロマンティックなミステリー。ファン必見の秀作!」

と書いてます(原文ママ)。
 まあ秀作では無いことは確か。

 「今なお人気上昇中」ってのが嘘じゃないところが当時の再ブームのオードリーの勢いを感じますよね。


この記事へのコメント
みつお様ご無沙汰しておりました。来月またご入院とのこと、面倒を抱えるとなかなかキリがありませんね。当方もですが今年度は一応平穏で。まあ砂時計の残りは確実に減りつつあるのは実感しておりますから。

「おしゃれ泥棒2」、タイトルだけで完全スルーしておりました。オードリー主演だけで安易な手を使う東北新社にも?ですが、ファラ・フォーセットで「シャレード‘79」なんてのもありましたから。一方で「続・個人教授」などは原作兼脚本家の実体験に基づく大戦下の修道女と少年の禁断の悲恋もので、佳作だったのですがやはり安易なタイトルで撃沈したようで。

VHSも過去の遺物と化して久しいですね。‘80年代初めにベータマックスを買ってしまい‘90年代になってからVHSに切り替え、その間にはレーザーも買いましたから随分な無駄とは申したくありませんが浪費をしたもので。

本日はアンディ・ウィリアムスの没後10年。亡くなった時にベスト盤を二種購入しました。CD導入以降に買った数少ない非クラシック音盤でした。考えてみればTV「A.ウィリアムス・ショー」のオープニングで「ムーン・リヴァー」を聴いたのはまだ「ティファニー〜」を観る以前の小学生時分でした。午後は久々に耳を傾けようかと…。
Posted by Edipo Re at 2022年09月25日 10:55
Edipo Reさん、こんにちは!

明日から入院に向けての手続きがあれこれ始まりますし、入院するまでにやることもあれこれあるので、毎日忙しくなります。
ホントに健康って大事ですよね。

「シャレード'79」、ありましたねー。全然「シャレード」と関係ないのに、安易な題名でファラも可哀想に…と思っていたら、作品もダメだったみたいで…。
僕は「新・おしゃれ泥棒」とか「サスペリア2」とかでも新とか2とかを信用しなくなりました。そういえば「続」もそういうのがありましたねー。続いてないのに…。

僕はLDに「いつも2人で」があったので、80年代後半にバイトして買いました。むしろVHSが阪神大震災後に初めて買ったという…。
今はDVDからBlu-ray、そして配信と、ハード面が長持ちしなくなりましたよね。

アンディー・ウィリアムズのムーン・リバーは有名ですけど、僕はまだまともに聞いたことが一度も無いんですよー。出だしだけは聞いたんですけどね。
でも没後10年経ってたんですね!
気づくと、当たり前に居たはずの人たちがどんどん亡くなってますよね。
親戚でもここのところ連続して亡くなっていて、世代交代が進んでいるのを感じます。
Posted by みつおみつお at 2022年09月25日 15:27
6月下旬~慢性冠動脈閉塞で死にかけました。
スーパードクター待ちでやっと8月下旬カテーテル手術完了。7月下旬の弟の臨終にも立ち会えませんでした。みつおさん、手術成功祈ります。
Posted by 明智常楽 at 2022年09月26日 09:37
えええっ!
弟さんのお話、悲しすぎます…。
なんだか当たり前のように親や親戚や兄弟の最期には立ち会えるように思っていますが、そうではないのですね。
なんだか心がギュッと掴まれるような悲しさを感じます。
僕もこちらにも無事戻って来られるようにしますね。
Posted by みつおみつお at 2022年09月26日 16:42
 私も健康問題を抱えていますが、5年ほど入院とは縁がありません。みつおさんの手術成功をお祈りします。

 ものは考えようで、オールドファンを狙ってリバイバル上映や懐かし吹き替え版の放送があるわけです。だったら皆で長生きして、もっと映画会社からコンテンツを蔵出しさせようぜってなもんです。(笑い)
Posted by wimpole at 2022年09月27日 21:21
wimpoleさん、ありがとうございます!
まあ多分図太いので大丈夫だと思います。

蔵出し、確かに!
東京12ch版の吹替って見てみたいですね!
「パリで一緒に」もあるみたいですよね!
残ってるんでしょうか?

それと、蔵出しだけじゃなく、できれば新録音が欲しいです。
オードリー作品なのに、池田昌子さんじゃない「緑の館」や「初恋」などの初期作品、まだ吹替のないこの「おしゃれ泥棒2」「ニューヨークの恋人たち」「マイヤーリング」、音楽を変えられて今となっては放送できない「暗くなるまで待って」、完全版じゃない「いつも2人で」「おしゃれ泥棒」などなども新録音が欲しいですね!
Posted by みつおみつお at 2022年09月28日 00:40
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