2017年05月10日
山田書院第一回配本“アメリカ名画曲集1” オードリージャケ
このゴールデン・ウィークに神戸と岡山で映画のパンフレットやポスターを扱っているお店を見つけてのぞいてみたのですが、特にオードリーでめぼしいものはありませんでした。
どちらも店主の方にお話を伺ったのですが、“最近はオードリーのものしか売れないよ” とか、“洋画スターで売れるのはオードリーとブルース・リーだけ。あとはアラン・ドロンがちょっとだけ” ということでした。
最近は本当に洋画が弱いですね。それでも気を吐くオードリー、凄いです!
さてこれは1968年頃に発売された山田書院という所が発行した “invitation to screen and popular music” というシリーズの第1回配本 “アメリカ名画曲集1” です。
山田書院…今は探しても古本しかないので、もう無いのでしょうね。
ジャケットは1966〜67年頃のオードリー。
既に「いつも2人で」のメイクではなくなっています。「いつも2人で」〜「暗くなるまで待って」の間の宣伝写真でしょう。
これ、配本と言っても実質はレコード。この時期によく有った“映画音楽全集”的なものです。
全16回の配本となっていて、このシリーズは他にも「マイ・フェア・レディ」のオードリーがジャケットのものもあります。
この山田書院は日本コロムビアと組んでいますが、この時期は本当にいろんな出版社が各レコード会社とコラボしてこういう“映画音楽全集”を出していました。
今はきっとこういう映画音楽全集なんてものはたいして売れないと思いますが、この時期にこんなに各社が競って作って、それでもそれぞれ売れていたというのは今考えると凄いことですね。
というのも1960年代後半〜1970年代前半というのは、家にレコードをかけられる豪華ステレオセットがあるのがステイタスだった時代。
特に何を聴くでもなくステレオを買った人達が、とりあえず置いておいたらサマになるレコードがこういう“映画音楽全集”だったのでしょう。
当時ステレオを買った40代くらいの方の青春時代の娯楽と言えばなんといっても映画だった時代。そういう良き思い出の追体験としてもうってつけだったと思います。
そして本当のサントラよりもずっとムード音楽寄りなイージー・リスニングでBGMとして聴きやすいし、一般の方にはこういうのが良かったのでしょう。
逆に今となってはそこが安っぽくて敬遠されてしまう所ではあるのですが…。
このレコードに入っているオードリーの曲は「昼下りの情事」から「魅惑のワルツ(ファッシネーション)」1曲。
かなりイージー・リスニングなアレンジですが、楽団編成はそれほど小さくはなく、わりと豪華で聴きやすいです。
こういうレコードのものを今年初頭にまとめてデジタル化しましたが、もちろんオードリーの作品で一番多いのは「ムーン・リバー」でした。
それに次いで多かったのがこの「魅惑のワルツ」と「シャレード」。
意外と海外の演奏者も録音してるので、「昼下りの情事」で「魅惑のワルツ」が流行ったのは日本だけではないみたいです。
中身は高度成長期時代の日本のレコードらしく、2つ折のレコードジャケットに12ページのカラーページと10ページの2色刷りのページ付きの豪華版!
各作品の解説や日本の劇場ポスターの写真、スターのポートレートが載っています。
収録作品では「ドリトル先生不思議な旅」が最新作のようです。今だったらおそらく収録されないどころか候補にもならないでしょうね。
他は「風と共に去りぬ」「エデンの東」「80日間世界一周」「栄光への脱出」など妥当な曲です。
載っているポスターは「昼下りの情事」1965年リバイバル時の立看の上部の一部。
解説は“「昼下りの情事」は軽妙洒脱なコメディでした”というものとあらすじだけで、取り立てて読むほどの事はないもの。
あ、でもこれ監修も解説も野口久光さんです。
オードリーはジャケットにも登場していましたが、開いて最初のページでもポートレートが載っています。写真は「暗くなるまで待って」のもの。
持っている本らしきものが、昔は気付きませんでしたが今見るとルイ・ヴィトン柄のもの。なんなんでしょうねー、これ。
どちらも店主の方にお話を伺ったのですが、“最近はオードリーのものしか売れないよ” とか、“洋画スターで売れるのはオードリーとブルース・リーだけ。あとはアラン・ドロンがちょっとだけ” ということでした。
最近は本当に洋画が弱いですね。それでも気を吐くオードリー、凄いです!

山田書院…今は探しても古本しかないので、もう無いのでしょうね。
ジャケットは1966〜67年頃のオードリー。
既に「いつも2人で」のメイクではなくなっています。「いつも2人で」〜「暗くなるまで待って」の間の宣伝写真でしょう。
これ、配本と言っても実質はレコード。この時期によく有った“映画音楽全集”的なものです。
全16回の配本となっていて、このシリーズは他にも「マイ・フェア・レディ」のオードリーがジャケットのものもあります。
この山田書院は日本コロムビアと組んでいますが、この時期は本当にいろんな出版社が各レコード会社とコラボしてこういう“映画音楽全集”を出していました。

というのも1960年代後半〜1970年代前半というのは、家にレコードをかけられる豪華ステレオセットがあるのがステイタスだった時代。
特に何を聴くでもなくステレオを買った人達が、とりあえず置いておいたらサマになるレコードがこういう“映画音楽全集”だったのでしょう。
当時ステレオを買った40代くらいの方の青春時代の娯楽と言えばなんといっても映画だった時代。そういう良き思い出の追体験としてもうってつけだったと思います。
そして本当のサントラよりもずっとムード音楽寄りなイージー・リスニングでBGMとして聴きやすいし、一般の方にはこういうのが良かったのでしょう。
逆に今となってはそこが安っぽくて敬遠されてしまう所ではあるのですが…。
このレコードに入っているオードリーの曲は「昼下りの情事」から「魅惑のワルツ(ファッシネーション)」1曲。
かなりイージー・リスニングなアレンジですが、楽団編成はそれほど小さくはなく、わりと豪華で聴きやすいです。

それに次いで多かったのがこの「魅惑のワルツ」と「シャレード」。
意外と海外の演奏者も録音してるので、「昼下りの情事」で「魅惑のワルツ」が流行ったのは日本だけではないみたいです。
中身は高度成長期時代の日本のレコードらしく、2つ折のレコードジャケットに12ページのカラーページと10ページの2色刷りのページ付きの豪華版!
各作品の解説や日本の劇場ポスターの写真、スターのポートレートが載っています。
収録作品では「ドリトル先生不思議な旅」が最新作のようです。今だったらおそらく収録されないどころか候補にもならないでしょうね。

載っているポスターは「昼下りの情事」1965年リバイバル時の立看の上部の一部。
解説は“「昼下りの情事」は軽妙洒脱なコメディでした”というものとあらすじだけで、取り立てて読むほどの事はないもの。
あ、でもこれ監修も解説も野口久光さんです。
オードリーはジャケットにも登場していましたが、開いて最初のページでもポートレートが載っています。写真は「暗くなるまで待って」のもの。
持っている本らしきものが、昔は気付きませんでしたが今見るとルイ・ヴィトン柄のもの。なんなんでしょうねー、これ。
タグ :レコード
2015年10月04日
「BEAUTY beyond BEAUTY」展 オリジナル・サウンドトラック
僕のもう1つのブログ「おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!」の方に、韓国でのオードリー展へ行った時のこと(その1)をアップしました。
今回紹介するのは、韓国の「BEAUTY beyond BEAUTY」展のオリジナル・サウンドトラックCD。
最初、これが売ってるのを見た時、“えっ、オードリー作品のサントラが色々詰め合わせで入っているとか?うーん、でも権利が難しいやろから、きっとこの展示会でかかっている音楽のサントラなんやろなー。” と一瞬で思って箱の後ろとかみたら、やっぱり収録曲の題名が聞いたこと無くて、展示会でかかっている音楽のサントラでした。
ある有名人をイメージした音楽って、個人が持つその人のイメージが各々違うので、作った人と感じ方が違う場合その音楽とは相容れないものになってしまうんですが、このCDも見事にそういうものでした。
テレビ番組などでも、映画音楽の特集の生演奏などでオードリー映画の音楽が流れると、“なんで元のままのアレンジではなく、こん変な編曲して元のイメージ崩すんかなー…。” って思うことばかりなので、気に入らないことの方が多いんですよねー(特に日本の演奏は編成も小さく、ショボくなることがほとんど)。
過去にはイアン・ウッドワードが書いたオードリーの伝記に合わせて作曲したというルディ・ドブソンという人のオードリーイメージのMIDI曲集CDがありましたが、かつてオードリーのサイトを持っていたMさんと僕は、最後まで聞けない!というほど聴くに堪えないものでした。
このCDもオードリーをイメージした曲らしいのですが、ピアノ・バイオリン・ギター・フルート?というかなり小編成のバンドで全曲演奏されており、大編成の好きな僕には合いませんでした。
今の時代なら、演奏者なしでMIDIで大オーケストラの演奏も作ることが可能なのですが、生演奏にこだわったのでしょうか?
曲調は全曲イージーリスニングっていうか、ムード音楽みたいな感じ。たぶん今後聴くことはほとんど無いかと…。
まあ僕にとっては展示会を見に行った記念品、というだけの価値ですかね。
このCDは1枚ものなんですが、装丁は豪華な紙BOXの箱タイプになってます。
でも僕のは開けたら内側の端の部分が内側に折れてた…。日本のなら返品・交換ですけど、韓国のだし、まあしゃーないですね。
中にはCDと三つ折りのコート紙が入っています。
でも別に曲の解説もなく、オードリー展のことも書いてなくて、画像が4点と曲名のリストがあるだけです。
もし僕がオードリー展を企画できるなら、音楽はなるべくオードリー映画のサントラをそのまま使用したいですね。オードリー映画って本当に名曲の宝庫ですし、使わないなんてもったいない!
このCDはPCのitunesにダウンロードしてるんですが、もちろんCDの情報などはなく自分で題名とかは手入力。
英語題名のはいいんですが、最後の11曲目はオール韓国語で書いてあるので僕には読めなくて、いまだにただの“トラック11”になっています。
オススメ度:なし。

最初、これが売ってるのを見た時、“えっ、オードリー作品のサントラが色々詰め合わせで入っているとか?うーん、でも権利が難しいやろから、きっとこの展示会でかかっている音楽のサントラなんやろなー。” と一瞬で思って箱の後ろとかみたら、やっぱり収録曲の題名が聞いたこと無くて、展示会でかかっている音楽のサントラでした。
ある有名人をイメージした音楽って、個人が持つその人のイメージが各々違うので、作った人と感じ方が違う場合その音楽とは相容れないものになってしまうんですが、このCDも見事にそういうものでした。

過去にはイアン・ウッドワードが書いたオードリーの伝記に合わせて作曲したというルディ・ドブソンという人のオードリーイメージのMIDI曲集CDがありましたが、かつてオードリーのサイトを持っていたMさんと僕は、最後まで聞けない!というほど聴くに堪えないものでした。

今の時代なら、演奏者なしでMIDIで大オーケストラの演奏も作ることが可能なのですが、生演奏にこだわったのでしょうか?
曲調は全曲イージーリスニングっていうか、ムード音楽みたいな感じ。たぶん今後聴くことはほとんど無いかと…。
まあ僕にとっては展示会を見に行った記念品、というだけの価値ですかね。

でも僕のは開けたら内側の端の部分が内側に折れてた…。日本のなら返品・交換ですけど、韓国のだし、まあしゃーないですね。
中にはCDと三つ折りのコート紙が入っています。
でも別に曲の解説もなく、オードリー展のことも書いてなくて、画像が4点と曲名のリストがあるだけです。

このCDはPCのitunesにダウンロードしてるんですが、もちろんCDの情報などはなく自分で題名とかは手入力。
英語題名のはいいんですが、最後の11曲目はオール韓国語で書いてあるので僕には読めなくて、いまだにただの“トラック11”になっています。
オススメ度:なし。
タグ :CD
2013年12月07日
「花は必要(Ci vuole un fiore)」調べました
僕のもうひとつのブログ、「おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!」の方に、昨日「いつも2人で」の時系列の見分け方の記事を載せました。よろしければそちらもご覧になってください。
まずはじめに、オードリーの次男ですが、“ルーカ”の発音の方が近いと伺って、そう呼ぼうとしたのですが、あまりにも“ルカ・ドッティ”として広まっているので、僕も“ルカ”と呼び方を戻すことにします。
こないだNHK BSプレミアムでやっていたドキュメンタリー「松下奈緒 永遠のオードリー」での後編で、オードリーがルカに歌って聞かせていた「花は必要(Ci vuole un fiore)」という曲について述べられていました。
1974年という新しい歌のようですので、童謡というよりも、日本の「みんなのうた」で取り上げられるような曲なのかなーと思いますが、イタリアではわりと定番の曲のようです。子守唄なんですかね?
あくまでもルカが小さい時に聞かせていた、というお話なので、テレビであんなにも大きく膨らませていたほどオードリーが晩年までずっと気に入っていたとも考えにくいのですが、オードリーと一時期つながりがあったことだけは確かな曲なので、ちょっと音源を調べてみました。
まず、テレビで松下奈緒さんがイタリアのCDショップで実際に買っていたのはこちら↓。
イタリアのアマゾンでは試聴もできます。
これのMP3はこちら
どちらも同じ物です。
これは男声ですが、子供の歌という性格上、女声とか子供の声で歌われている物も多いです。むしろそちらが多いかもしれません。
でも、本来は Sergio Endrigo って人のアルバムのもの(1974年)だったらしいです。
Youtubeでも Sergio Endrigo 氏のものが聞けますが、Amazonのmp3の物より子供たちの声も入ってるし、良いように思いますが…。タイムも違いますし、同じ Sergio Endrigo の物でも、違うのでしょうね。なんかmp3のは音と声が少しズレている気がします。もちろん歌い方なのでしょうが。
オードリーがルカのために歌っていた、となるとルカが子供の頃ですので、やはりこの1974年の本家の頃だったと思われます。 Sergio Endrigo バージョンがオードリーの聴いていたものだったと。
他にもロック調、ピアノのインストゥルメンタル、カラオケバージョンなんかもあるようです。
なお、全く同じ物がいくつもある場合は、試聴してなるべく音のいいのを載せたつもりですが、お好みで選んでみてください。ただ、めっちゃ音がこもっているものとかもありますので、必ず試聴した方がいいです。注意してくださいねー。
あと、昨日紹介の「麗しのサブリナ」サントラの取り扱いが始まりました。
とりあえずわかっているのは、日本ではタワーレコードさんと、ARK SOUNDTRACK SQUAREさんです。
タワレコさんでは“Sabrina / We're No Angels<初回生産限定盤>”で検索してみてください。
まずはじめに、オードリーの次男ですが、“ルーカ”の発音の方が近いと伺って、そう呼ぼうとしたのですが、あまりにも“ルカ・ドッティ”として広まっているので、僕も“ルカ”と呼び方を戻すことにします。
こないだNHK BSプレミアムでやっていたドキュメンタリー「松下奈緒 永遠のオードリー」での後編で、オードリーがルカに歌って聞かせていた「花は必要(Ci vuole un fiore)」という曲について述べられていました。
1974年という新しい歌のようですので、童謡というよりも、日本の「みんなのうた」で取り上げられるような曲なのかなーと思いますが、イタリアではわりと定番の曲のようです。子守唄なんですかね?
あくまでもルカが小さい時に聞かせていた、というお話なので、テレビであんなにも大きく膨らませていたほどオードリーが晩年までずっと気に入っていたとも考えにくいのですが、オードリーと一時期つながりがあったことだけは確かな曲なので、ちょっと音源を調べてみました。
まず、テレビで松下奈緒さんがイタリアのCDショップで実際に買っていたのはこちら↓。
イタリアのアマゾンでは試聴もできます。
これのMP3はこちら
どちらも同じ物です。
これは男声ですが、子供の歌という性格上、女声とか子供の声で歌われている物も多いです。むしろそちらが多いかもしれません。
でも、本来は Sergio Endrigo って人のアルバムのもの(1974年)だったらしいです。
Youtubeでも Sergio Endrigo 氏のものが聞けますが、Amazonのmp3の物より子供たちの声も入ってるし、良いように思いますが…。タイムも違いますし、同じ Sergio Endrigo の物でも、違うのでしょうね。なんかmp3のは音と声が少しズレている気がします。もちろん歌い方なのでしょうが。
オードリーがルカのために歌っていた、となるとルカが子供の頃ですので、やはりこの1974年の本家の頃だったと思われます。 Sergio Endrigo バージョンがオードリーの聴いていたものだったと。
他にもロック調、ピアノのインストゥルメンタル、カラオケバージョンなんかもあるようです。
なお、全く同じ物がいくつもある場合は、試聴してなるべく音のいいのを載せたつもりですが、お好みで選んでみてください。ただ、めっちゃ音がこもっているものとかもありますので、必ず試聴した方がいいです。注意してくださいねー。
あと、昨日紹介の「麗しのサブリナ」サントラの取り扱いが始まりました。
とりあえずわかっているのは、日本ではタワーレコードさんと、ARK SOUNDTRACK SQUAREさんです。
タワレコさんでは“Sabrina / We're No Angels<初回生産限定盤>”で検索してみてください。
2011年11月25日
歌う雑誌 KODAMA52号「パリで一緒に」
ここではKODAMAステレオシートと呼んでいます。片面のみの録音。
このコダマプレス、59年11月に日本では最初にフォノシートを製作発売したらしいですね。
でもその後の朝日ソノラマが発行した“ソノシート”って言い方の方が一般的になってしまいましたね。
この52号に収録されているのは、
1枚目が「パリで一緒に」主題歌、「007/危機一発」主題歌
2枚目が「猟人日記」~流浪の民、「ラスベガス万才」~サンタ・ルチア
3枚目が「ラプソディー」~ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番、ツィゴイネルワイゼン
となっています。でもジャケットは表も裏もこの「パリで一緒に」。オードリー強し!
「パリで一緒に」で主題歌は「THAT FACE」ですね。日本語なのかな?それとも英語のまま?おもしろそ~!聴いてみたいなー!(^^
これ、“歌う雑誌”と銘打ってるので、このシングルサイズのジャケット周りとは別に、16Pの本文があります。うち6ページが「パリで一緒に」のこと。他の作品に比べて圧倒的に割かれているページが多いです。
映画自体に関しても、“とにかく楽しい、だれにきいたっていいねという。嬉しくなるような映画でした。”と書いてくれています。
裏ジャケットには400円って書いてるんですけど、今ならまあ妥当な値段!と思いますけど、これは1964年の発売。
お気に入り度:★★★
2010年03月30日
ジーンズ版世界の映画音楽 7巻 「いつも2人で」
TOHOシネマズららぽーと横浜にて2010/04/03(土)~2010/04/09(金)「ローマの休日」、2010/04/10(土)~2010/04/16(金)「昼下りの情事」、いよいよ公開です!
これは中央公論社から1974年に刊行された、「ジーンズ版 世界の映画音楽」の第7巻、“すばらしい結婚”編です。
音で協力したのはCBSソニー。
オードリーの作品では「いつも2人で」が収録されています。
聴いてみると、演奏自体は「ロビンとマリアン オードリー・ヘプバーンのすべて」で収録されているものと同じもの。
最近次々聴いてわかりましたが、同じレコード会社で出たものは、大体同じ音源ですね、残念ながら。
この全集、ジーンズ版という名前で、そのようなジャケットですけど、本当は紙にそれらしく印刷したもの。カジュアル感を出そうとしたのでしょうが、実際に手にするとちゃちい感はぬぐえません。
で、収録されている曲は「いつも2人で」以外では「華麗なるギャツビー」「幸せはパリで」「ある愛のすべて」「恋のエチュード」「愛すれど哀しく」「フォロー・ミー」「軽蔑」「幸福」など。
それぞれのストーリーを知っていると、“すばらしい結婚”というのは反語であって、大いなる皮肉でしょうか?と思いたくなるような映画の選択ですね。
解説は荻昌弘さんですが、解説でそのことに触れています。
こういった出版社とレコード会社が手を組んだ映画音楽全集というのは豪華なものなんですが、石油ショック以降で少し規模が小さくなったとはいえ、これも全22pで、うち16p分はカラーという豪華版!
「いつも2人で」は、2曲目に収録されており、「華麗なるギャツビー」の3pには負けるものの、2番目に扱いが大きい!堂々見開き2ページを使ってカラーページが割かれています。
で、驚いたのが真ん中に一番大きく載っている画像!こんなの見たことありません!なんて美しい画像!
これだけ大きな画像なのに、オードリーの顔は1cmもありません。レコード時代だから載せられた、貴重なものですよね。CDやDVDでは小さくなりすぎて載せてもらえないでしょうね。
ジョアンナが“蛇口がうるさくて眠れなかった!”っていうシーンのところですが、これはその撮影の待機中でしょうか?
映画では一瞬だし、オードリーばかり見ていて気づかなかった、背景の建物や緑や花の美しさに驚きます。そしてその中でも映えるオードリー!素晴らしいですねー!(^-^
↓ 下でこの画像の大きなのを載せておきます。どうです?綺麗でしょう~?
全16巻で、他にもオードリーの作品が収録されているものがあるのですが、それはまた別の機会に紹介します。
お気に入り度:★★★★(音楽ではなく、画像で)

音で協力したのはCBSソニー。
オードリーの作品では「いつも2人で」が収録されています。
聴いてみると、演奏自体は「ロビンとマリアン オードリー・ヘプバーンのすべて」で収録されているものと同じもの。
最近次々聴いてわかりましたが、同じレコード会社で出たものは、大体同じ音源ですね、残念ながら。
この全集、ジーンズ版という名前で、そのようなジャケットですけど、本当は紙にそれらしく印刷したもの。カジュアル感を出そうとしたのでしょうが、実際に手にするとちゃちい感はぬぐえません。
で、収録されている曲は「いつも2人で」以外では「華麗なるギャツビー」「幸せはパリで」「ある愛のすべて」「恋のエチュード」「愛すれど哀しく」「フォロー・ミー」「軽蔑」「幸福」など。
それぞれのストーリーを知っていると、“すばらしい結婚”というのは反語であって、大いなる皮肉でしょうか?と思いたくなるような映画の選択ですね。
解説は荻昌弘さんですが、解説でそのことに触れています。
こういった出版社とレコード会社が手を組んだ映画音楽全集というのは豪華なものなんですが、石油ショック以降で少し規模が小さくなったとはいえ、これも全22pで、うち16p分はカラーという豪華版!
で、驚いたのが真ん中に一番大きく載っている画像!こんなの見たことありません!なんて美しい画像!
これだけ大きな画像なのに、オードリーの顔は1cmもありません。レコード時代だから載せられた、貴重なものですよね。CDやDVDでは小さくなりすぎて載せてもらえないでしょうね。
ジョアンナが“蛇口がうるさくて眠れなかった!”っていうシーンのところですが、これはその撮影の待機中でしょうか?
映画では一瞬だし、オードリーばかり見ていて気づかなかった、背景の建物や緑や花の美しさに驚きます。そしてその中でも映えるオードリー!素晴らしいですねー!(^-^
↓ 下でこの画像の大きなのを載せておきます。どうです?綺麗でしょう~?
全16巻で、他にもオードリーの作品が収録されているものがあるのですが、それはまた別の機会に紹介します。
お気に入り度:★★★★(音楽ではなく、画像で)
2010年02月09日
「ポップス・シンフォニック・スクリーン/ムーン・リバー」LP
裏を見ると、1968年発売であることが書いてます。レコードがちょっと厚くて、レコード最後の頃のように、あんまりたわみません。あんまり曲げるとパキッ!って割れそう…。発売は日本ビクター。
指揮はアーサー・フィドラーで、演奏はボストン・ポップス管弦楽団。
このボストン・ポップス管弦楽団って、調べてみたら、実はボストン交響楽団なんですね!どビックリ!!
アーサー・フィドラーの時代に有名になって、その後はジョン・ウィリアムズ(「おしゃれ泥棒」「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「E.T.」の作曲者)が指揮をしてましたよね。
夏のオフシーズンに、ボストン交響楽団が音楽普及のためにポピュラー曲を演奏してたとか!
ボストン交響楽団といえば、日本の小澤征爾が長く常任指揮者をしたことで有名ですよね!
やっと欲しいと思える機種が見つかって、レコードプレーヤーを買いましたので、早速これを聴いてみたのですが…音が厚くて、いい!!
さすがボストン交響楽団です!日本の演奏だと人数も少なくて、どうも薄っぺらな音がするんですけど、これは楽しめます!
このレコードにはオードリー関連としては「ティファニーで朝食を」から“ムーン・リバー”、「シャレード」、「マイ・フェア・レディ」から“教会へ行こう(時間通りに教会へ)”が収録。
確かに原曲とは別物なんですけど、音が厚いので大きな河にたゆたうように音に身をまかせて心地よく聴いていられます。(^-^
ジャケットは2つ折です。裏ジャケットにはよく見る「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」のモノクロ画像に混じって、カラーの珍しいオードリーが!
“写真提供:スクリーン”って書いてます。SCREENもこんなカラー画像を持ってるなら、最近の写真集に載せればいいのに!って、もう残ってないんでしょうね…。
お気に入り度:★★★★(この編曲ならOK!)
というわけで、過去に紹介したレコードも、随時音を聴いて評価や感想の記事を追記しようかと思っています。(^^
早速「マイ・ファッシネイティング・レディー ~オードリー・ヘップバーン主演映画主題歌集~」に文章を追加しています。
タグ :レコード
2009年11月29日
手嶌葵さんが歌う!オードリー映画の曲(含「緑の館の歌」)
今回は、まだ僕は買ってないCDの紹介なのですが…。(^^;;;
この手嶌葵(てしまあおい)さんという方は、スタジオジブリの「ゲド戦記」で、挿入歌「テルーの唄」およびヒロイン=テルーの声で一挙に有名になった歌手の方だそうです。
で、なんでこのブログで取り上げたかと言いますと…
この手嶌葵さんは2008年3月発売のアルバム、「The Rose 〜I Love Cinemas〜」で既に「ティファニーで朝食を」の “Moon River” をカヴァーしてたんですよね。それはそれですっごくいい感じなんですけど、それだけならきっとここでは取り上げなかったと思うんですよね。“ムーン・リヴァー” を歌った歌手なんて山のようにいるはずですし。
でも、ここで取り上げなければ!と思ったのは、今年2009年10月発売のアルバム、「La Vie En Rose 〜I Love Cinemas〜」の方!ここでは全11曲中、オードリー映画からなんと4曲も選ばれています!
その中でも画期的なのが “Song Of Green Mansions”!!
これは「緑の館」の中でアンソニー・パーキンスが歌う “緑の館の歌” ですよね!
この曲を選ぶなんて、なんとお目が高い!と。
これがあるなら、ここで取り上げないわけにはいかないでしょう!みたいな。
ネットで色々調べましたら、選曲は手嶌葵さんが行ったとのこと。この曲を選んだ、ということは、かなりのオードリーファン!だということがわかりますよね。
でも、他の有名な3曲、
“La Vie En Rose(バラ色の人生~「麗しのサブリナ」)”
“Wouldn't It Be Loverly?(素敵じゃない?~「マイ・フェア・レディ」) ”
“Fascination(魅惑のワルツ~「昼下りの情事」)”
に比べて、未だ日本ではDVD化もされていない「緑の館」の “Song Of Green Mansions” はヤマハさんが楽譜の入手に大変困ったそう。(^^;
でも、他の3曲がピアノ伴奏なのに比べて、これはギター伴奏なので、かなり原曲の雰囲気に近いです!もともとアンソニー・パーキンスも映画の中ではギターで歌ってましたもんね。
下(↓)のアマゾンのでは“緑の館の歌”の試聴は出来ないのですが、上の画像(↑)から行けるタワーレコードでは全曲試聴が可能なので、ぜひぜひ皆さんも一度お聴きになってみてください!かな~りいいですよ!!
普段だったら絶対買ってると思うんですけど、ちょっと今月は金欠なので…。
またおいおい買いますね。(^^;;;
あ、でも手嶌葵さんはオードリーファンだということなので、今度はぜひぜひ「いつも2人で」、「パリの恋人」の“ボンジュール・パリ!”、「パリで一緒に」の“THAT FACE”なんかも収録していただきたいですね!(って、「パリの恋人」は手嶌さんの雰囲気だと、“ス・ワンダフル”かな?)
あ、そうそう、「暗くなるまで待って」や、アルバムだけで聴ける「おしゃれ泥棒」の“二人は恋人”とかもいいですけどね~!
追記:その後、ダウンロードでアルバムごと買わせていただきました。
手嶌葵さんは後に「ボンジュール・パリ!」を録音されてますね。ぜひぜひ今度「I love Audrey」ということで、残りのオードリー映画の歌、「いつも2人で」「暗くなるまで待って」「おしゃれ泥棒」「パリで一緒に」「シャレード」も録音していただきたいなー。
この手嶌葵(てしまあおい)さんという方は、スタジオジブリの「ゲド戦記」で、挿入歌「テルーの唄」およびヒロイン=テルーの声で一挙に有名になった歌手の方だそうです。
で、なんでこのブログで取り上げたかと言いますと…
この手嶌葵さんは2008年3月発売のアルバム、「The Rose 〜I Love Cinemas〜」で既に「ティファニーで朝食を」の “Moon River” をカヴァーしてたんですよね。それはそれですっごくいい感じなんですけど、それだけならきっとここでは取り上げなかったと思うんですよね。“ムーン・リヴァー” を歌った歌手なんて山のようにいるはずですし。
でも、ここで取り上げなければ!と思ったのは、今年2009年10月発売のアルバム、「La Vie En Rose 〜I Love Cinemas〜」の方!ここでは全11曲中、オードリー映画からなんと4曲も選ばれています!
その中でも画期的なのが “Song Of Green Mansions”!!
これは「緑の館」の中でアンソニー・パーキンスが歌う “緑の館の歌” ですよね!
この曲を選ぶなんて、なんとお目が高い!と。
これがあるなら、ここで取り上げないわけにはいかないでしょう!みたいな。
ネットで色々調べましたら、選曲は手嶌葵さんが行ったとのこと。この曲を選んだ、ということは、かなりのオードリーファン!だということがわかりますよね。
でも、他の有名な3曲、
“La Vie En Rose(バラ色の人生~「麗しのサブリナ」)”
“Wouldn't It Be Loverly?(素敵じゃない?~「マイ・フェア・レディ」) ”
“Fascination(魅惑のワルツ~「昼下りの情事」)”
に比べて、未だ日本ではDVD化もされていない「緑の館」の “Song Of Green Mansions” はヤマハさんが楽譜の入手に大変困ったそう。(^^;
でも、他の3曲がピアノ伴奏なのに比べて、これはギター伴奏なので、かなり原曲の雰囲気に近いです!もともとアンソニー・パーキンスも映画の中ではギターで歌ってましたもんね。
下(↓)のアマゾンのでは“緑の館の歌”の試聴は出来ないのですが、上の画像(↑)から行けるタワーレコードでは全曲試聴が可能なので、ぜひぜひ皆さんも一度お聴きになってみてください!かな~りいいですよ!!
普段だったら絶対買ってると思うんですけど、ちょっと今月は金欠なので…。
またおいおい買いますね。(^^;;;
あ、でも手嶌葵さんはオードリーファンだということなので、今度はぜひぜひ「いつも2人で」、「パリの恋人」の“ボンジュール・パリ!”、「パリで一緒に」の“THAT FACE”なんかも収録していただきたいですね!(って、「パリの恋人」は手嶌さんの雰囲気だと、“ス・ワンダフル”かな?)
あ、そうそう、「暗くなるまで待って」や、アルバムだけで聴ける「おしゃれ泥棒」の“二人は恋人”とかもいいですけどね~!
追記:その後、ダウンロードでアルバムごと買わせていただきました。
手嶌葵さんは後に「ボンジュール・パリ!」を録音されてますね。ぜひぜひ今度「I love Audrey」ということで、残りのオードリー映画の歌、「いつも2人で」「暗くなるまで待って」「おしゃれ泥棒」「パリで一緒に」「シャレード」も録音していただきたいなー。
タグ :CD
2008年03月21日
「暗くなるまで待って」ジェームス・ダーレン
レコードプレーヤーは壊れたままですし、まだ一度も聴いたことがありません。ジェームス・ダーレンが誰なのかも全く知りません。
正直買ったのはオードリーのジャケット目的。
でも特別珍しい画像かというと、そうでもないし…。
持っていることすら忘れてるし。
魔がさした、とでも言うしか…。
いやホント、それだけのものなんです…。(^^;;;
まあ、この当時越路吹雪さんも「暗くなるまで待って」を歌ってましたし、やっぱりヘンリー・マンシーニって当時の世界での人気は絶大だったんだなーって。
<2010/02/17追記>曲を聴きました。かなり元気なアレンジと歌い方。とっても聴きやすいです。結構好き!何度も聴いてハマりそうな気が…。(^^;
お気に入り度:★★★


タグ :レコード
2008年03月14日
JOHN BARRYジョン・バリー作品集「ロビンとマリアン」
007の音楽で有名な、作曲家ジョン・バリーの音楽を集めた作品集。ここで紹介するからには、当然「ロビンとマリアン」が収録されています。
他にはオードリーに出演交渉がなされていた「愛と哀しみの果て」(アカデミー作曲賞受賞)とか、「真夜中のカーボーイ(グラミー賞受賞)」「野生のエルザ(アカデミー作曲賞・歌曲賞受賞)」「ダンス・ウィズ・ウルブズ(アカデミー作曲賞受賞)」「レイス・ザ・タイタニック」「ある日どこかで」「冬のライオン(アカデミー作曲賞受賞)」などが収録。
全曲ジョン・バリーのオリジナル・サウンド・スコアで演奏されているようです。演奏はTHE CITY OF PRAGUE PHILHARMONIC で、指揮はNIC RAINE。発売はSILVA SCREEN。
そう!2001年には「ロビンとマリアン」のニュー・デジタル・レコーディング(なんとドルビーサラウンドで収録!)を発売するメンバー&会社です!
1993年当時、当然「ロビンとマリアン」のデジタル・レコーディングはないし、依然サントラCDは発売されてないし(「オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」発売前)…ってことで、神戸三宮の星電社の系列の輸入盤専門店Mr.JacketでこのCDを見つけた時は嬉しかったー!(^-^
「ロビンとマリアン」は組曲になっていて、タイムは7:37もある!
それに、表紙は「最後の谷」、裏ジャケは「冬のライオン(アカデミー作曲賞受賞)」と「ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど」なんですけど、ライナー・ノートでジョン・バリー本人の画像以外に写真のあるのは「ズール戦争」のマイケル・ケイン、「最後の谷」、それと「ロビンとマリアン」だけ!
しかも本文中にはマリアンを抱くロビンの画像(オードリーのお肌がプリプリに写ってるヤツ)だし、ライナー・ノートの最終ページはカラーのショーン・コネリーと「ロビンとマリアン」のポスター!
当時サントラのプロモ盤・海賊盤レコード以外なくて、なかなか一般人は聴くことのできなかった、ジョン・バリーの隠れた名曲初のオリジナル・サウンド・スコア・レコーディングとして、「ロビンとマリアン」がえらく大事に扱われているのがわかる内容になってます。
演奏自体は今聴くと、本当のサントラや後のデジタル・レコーディング盤と比べるとテンポがやや遅めです。
テーマ曲の軽快なバージョンは収録されていないものの、大好きな「ロビンとマリアン」の音楽の飢えを当時はこのCDで満たしていたものでした。
あー、でもやっぱり「ロビンとマリアン」の曲は名曲ですよね~!感動します!(^-^
そういえば、こちらによく来ていただいているまるさんに教えていただきましたが、「ロビンとマリアン」にはミッシェル・ルグラン作曲のボツ・スコアもあるそうです。そっちだったら、こんな感動はあったでしょうかね?
なお、ジャケット(&タイトル)違いで同内容のCDもあるようです。ただし、ライナー・ノートの中身に「ロビンとマリアン」の画像があるかどうかは不明。
2008年02月25日
AUDREY Fair Lady Of The Screen
後ろに書いてあるのを読むと、イアン・ウッドワードのオードリーの伝記(AUDREY HEPBURN Fair Lady Of The Screen)を基に作った音楽であることが述べられています。
作曲者はルディ・ドブソン(Rudi Dobson)という人(全く知りませんが…)。
なんとイアン・ウッドワードによる36ページにも及ぶブックレット付き!珍しい画像も2点ほどですが、あります。
…ってほめるのはここまで。肝心の音楽の方は…えーと、かな~りヒドイです。(^^;;;
最初にこのCDを教えてもらった方に“オードリーをイメージした音楽集”って伺ったので、“わあ!すっごい面白そうですね!”って答えたんですが、“いや、そんなに面白くないですよ…。”と聞いてはいたのですが…。
いや~ここまでヒドイとは予想もしませんでした!正直聴くに耐えないレベル!
旋律もリズムも音色の選び方もぜんっぜんオードリーとはかけ離れたもの!オードリーのどこからこういうのが浮かびますか??って尋ねたいくらいオードリーとはDNAが全く違う!
ソマリアにいる晩年のオードリーにブレイクダンスを無理矢理させるというくらい場違い!
これを聞いてオードリーをイメージした音楽だと当てられる人はまずいないでしょう!
以前オードリーのHPを開いていたMさんにも聴いてもらいましたが、あまりのヒドさに途中で聴くのをやめてしまったそうです。
僕も最初は途中で聴くのをやめたので、これはオードリーファン共通の反応かも。
今回久々に聞きなおしましたが…やっぱりオードリーファンには“やめた方がいいですよ。”という感慨を新たにしただけ。通して聴くのはかなり苦痛&時間のムダ。
ルディ・ドブソン独自の曲は本当に聴くに堪えないんですが、かろうじて“シャレード”はヘンリー・マンシーニ演奏の映画での音楽をそのまま持ってきたリミックスでしかないので、これは面白く聴くことができました。
他には旋律の全然違う“ムーン・リヴァー”や安っぽいアレンジにした“ティファニーで朝食を”、音の薄いピアノで弾いた“マイ・フェア・レディ(メドレー)”なんかがまだマシな方。
とっくに廃盤ですが、見つけても手に入れるのはやめた方がいいでしょうね~。
オススメ度:なし!マイナスにしてもいいくらいだけど、“シャレード”のおかげでかろうじて0点にしました、って程度。
追記:今はMP3でも販売されています。試聴ができますので、聴いてみてください。
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