2024年03月01日

今年はTCエンタテインメントさんの吹替版「ローマの休日」上映!

今回の画像の権利は、©️TCエンタテインメントさんになります。
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今年はTCエンタテインメントさんの吹替版「ローマの休日」上映! 新しい情報が入って来ました!

 今年もTCエンタテインメントさんから、日本初公開70周年を記念して「ローマの休日」がリバイバルされると情報を教えていただきました!
 公開は4月5日(金)から、新宿ピカデリーほか全国の映画館で!

 そして今年の「ローマの休日」はなんと池田昌子さんの吹替版での上映!

 1979年版のテレビ朝日の吹き替えを使うそうです。これはまたまた上映前後に付くという淀川長治さんの「日曜洋画劇場」でのものですね。

 でもテレビ放映の吹替って、カット部分があって、そこは吹き替えられてないはずなのにどうするんだろう?と一瞬思いましたが、欠損部分は1994年吹き込みの、現在市販されているDVD/BD収録のバージョンを使うのだそうです。

 一部の役の声優さんが途中で変わってしまう違和感はないのかなー?とも思いますが、市販されているものをそのまま流すよりも、これは面白い試み!だと思いました。

 なんといってもこういう上映方法自体がレアで、おそらく今後はないだろうと思いますし。

 池田昌子さんや城達也さんの声も、当然1979年版の方がお若いわけですし、それを劇場で聴けるというのは楽しみですね!
 むしろ去年より今年の方がワクワクしてきました!

 ただし、今回のパンフレットは、昨年のものと同じだそうで、今年バージョンは作られないそうです。残念!

 でもエンボス加工だけの真っ白なパンフレットだったので、映画館でも目立たなかったそうで、今回はポスターと同じ色の帯が巻かれるそうです。

 帯のないのは2023年版、帯のあるのが2024年版として、今回も買おうと思います。やっぱり映画パンフレットは記念品・お土産ですからね。

 そういえば、まだここで昨年のパンフレットの紹介をしていませんでしたね。また2024年版と共に紹介したいと思います。

 掲載したポスターの絵柄は、今年の吹替版のものです。
 昨年のポスターと比べると、昨年は白文字で “制作70周年”と書いてありましたが、今年は黒文字で “日本公開70周年”と書かれており、その横にも日本語吹替版であることが書かれていますね。あと、当然ですが公開日が違います。今回のポスターはこの1種類だけだそうです。

 公式サイトはこちら

 今年はこの「ローマの休日」に続いて、“午前十時の映画祭14”での「ティファニーで朝食を」と4月は連続でオードリーが劇場にかかりますね。

 昨年の「ローマの休日」は、2週間で上映が終わったところもありますので、予定を組んで、お早めにご鑑賞ください。


声の出演 1979年版(テレビ朝日版)

アン王女 …………………… 池田昌子
ジョー ……………………… 城 達也
アーヴィング ……………… 木村 幌
マリオ ……………………… 広川太一郎
大使 ………………………… 槐 柳二
プロヴノ将軍 ……………… 大久保正信
ヴィアバーグ伯爵夫人 …… 幸田弘子
タクシー運転手 …………… 及川ヒロオ
式部官 ……………………… 寄山 弘
博士 ………………………… 緑川 稔
解説者 ……………………… 篠原大作
ジョバンニ ………………… 上田敏也
私服 ………………………… 寺島幹夫
ルイサ ……………………… 沼波輝枝
花屋 ………………………… 村松康雄
ラジオ ……………………… 作間 功
靴屋 ………………………… 峰あつ子
メロン売り ………………… 石井敏郎
フランチェスカ …………… 三浦潤子
女生徒(1) ………………… 永井悦子
女生徒(2) ………………… 相見陽子

<日本語版制作スタッフ>
演出:小林守夫
翻訳:木原たけし
制作:東北新社

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声の出演 補完部分(1994年ソフト版)

アン王女 …………………… 池田昌子
ジョー ……………………… 城 達也
アーヴィング ……………… 大塚明夫
大使 ………………………… 北村弘一
式部官 ……………………… 大木民夫
ジョバンニ ………………… (北村弘一)
キャッシュ ………………… 辻 親八
ウィリー …………………… 有本欽隆
エディ ……………………… 金尾哲夫
マック ……………………… 山寺宏一
イアン ……………………… 島香 裕
リカルディ ………………… 礒辺万沙子
ヘネシー編集長 …………… 中 庸助
ウェイター ………………… 丸山詠二
パオロ ……………………… (辻 親八)
サラ ………………………… 荘司美代子
カリーニ …………………… (丸山詠二)
子供1 ……………………… 竹口安芸子
子供2 ……………………… 岡村明美
子供3 ……………………… 引田有美
子供4 ……………………… (礒辺万沙子)
子供5 ……………………… (荘司美代子)

※(カッコ)付きの声優さんは、同じ役を79年版・ソフト版の2人の声優さんで当てることになる方だそうです。TCエンタテインメント株式会社の方から直接伺いました。

<日本語版制作スタッフ>
演出:佐藤敏夫
翻訳:木原たけし
制作:東北新社



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この記事へのコメント
 みつお様、しばらくご無沙汰しておりました。拙い自分のブログを立ち上げ、無い知恵を絞るばかりでしたので。

 ところで一部サイトが、今般の「ローマの休日」上映に使用する日本語版が「’79年にテレビ初放送されたテレビ朝日の音声を使用」と書いているのに暗然としました。本邦初オンエアが’72年フジテレビなのは周知だったのですが。まぁ城達也、池田昌子、広川太一郎のお三方が共通ではあるのですが。

 ようやく春めいてきた今日この頃、それでもあまり外出の意欲も湧かず通院以外はほぼ引きこもり老人と化しております。そんな中で小澤征爾氏の訃報にはある程度の予感はあったものの様々な思いを禁じ得なかったのですが。ご健勝をお祈り申し上げております…。
Posted by Edipo Re at 2024年03月17日 19:43
Edipo Re さん、しばらくこちらに来ることが出来ず、お返事差し上げるのが遅くなってしまい、申し訳ありません。

Edipo Re さんは79年版の吹き替えはお嫌いなのですか?僕は79年版と言われてもピンと来ませんが、何か問題があるバージョンなのでしょうか?マリオがあまりにオネェ口調だとかでしょうか?

それと、昨日は寒かったですが、いよいよ本格的に暖かくなりそうですね。叔母がこちらに滞在していますので、桜の時期に観光に連れて行ってあげようと思っております。
小澤征爾氏の訃報は僕は全くの予想外で、最近は僕が青春の時代を活躍した方々が次々お亡くなりになっているので、そういう時代になったのかーとさみしく思っております。
それでもこの間は高校時代の部活動の先輩のおふたりと約40年ぶりに会って、旧交を温めておりました。やはり嬉しいものですね!
Posted by みつおみつお at 2024年03月22日 14:11
 今さらですが、この吹き替えは是非モノですね。だって東京では丸の内ピカデリーですよ。どのスクリーンか分からないけど、もし600人クラスで2階席のある「1」なら、古い吹き替えがかかるのは珍しいんじゃないか。シネコン以前の大映画館の雰囲気を味わいたいです。
Posted by wimpole at 2024年03月26日 11:02
wimpoleさん、こんばんは!

丸の内ピカデリー…オードリーとはゆかりの深い劇場ですよね!
劇場案内を見てきたら、「2」の方でも2階席のある400人クラスの大劇場じゃないですかー!
問題はドルビーシアターだったかな?別館の方になるとちょっと残念ですよね。
以前綾瀬はるかの「ローマの休日」風の主演作を見に行った時は、別館だった記憶があります。
でも丸の内ピカデリーだと、松竹のチェーンマスター館ですから、4Kを4Kで観れるんでしょうね!
関西は今回も2K上映のような…
Posted by みつおみつお at 2024年03月27日 22:07
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