2007年12月29日
画像いっぱいで贈る一周年記念!学研世界映画名作全集!その5
この学研の世界映画名作全集を5回に分けて紹介しています。これは5つ目の記事です。先にその1からお読みください。
さて、この世界映画名作全集から最後の紹介ですが、今回は第8巻。メインは「ティファニーで朝食を」、テーマは「愛」です。
って、「愛」というテーマが広すぎなので、いろんな愛の作品が入ってます。オードリー作品以外では「慕情」「愛情物語」「うたかたの恋」「哀愁」「ライムライト」「グレン・ミラー物語」など。
そして、オードリー作品の「愛」としては、「ティファニーで朝食を」以外に「いつも2人で」が入ってます。しかも3番目に取り上げてて、もちろんカラー4p!
これがうれしいじゃないですかーっ!
他にもこの巻はファッションページも「ティファニーで朝食を」、兼高かおる世界映画名作の旅でも「ティファニーで朝食を」「いつも2人で」ともに取り上げられてるし、文芸読本のページはトルーマン・カポーティ、作曲者紹介はヘンリー・マンシーニ、などなどオードリーがかなりな幅をきかせています。
そしてこの本で一番ビックリなのが、なんかオードリーがインタビューに応じたらしき感じで「海外特別寄稿」というページがあること!
もちろん他の巻にもそういうページがあって、アラン・ドロンやブリジット・バルドーなどの文章はあるのですが…。
でもこれ本物なんでしょうかねー。
だってですねー、この時期のオードリーって半ば引退状態じゃないですか!それがわざわざ日本の映画音楽全集のためにインタビュー受けたりするのかなー?あのインタビュー大嫌いで年間インタビューの数も制限していたと言われるオードリーなのに…。
ルカを産んだばかりのようで、この中で“私は過去に二度流産していますが”ってところがひっかかるんですよねー。
この時期まででオードリーが流産したのは、有名なのだけで「戦争と平和」撮影前、「許されざる者」撮影後、「いつも2人で」撮影前。オードリー本人が回数を間違えるかなーって。(もしかしたら伝記が誤ってて、実際は2度だけだとか、当時は一般的には知られてなかった「戦争と平和」撮影前のは伏せてるとかなのかもしれませんが)
この文章の中で興味深いのは“今後は「いつも2人で」のような愛のドラマか、「暗くなるまで待って」のような強烈にドラマチックな2つの線でやりたいと思っています。”という部分と、“私にとって最も懐かしい映画は「いつも2人で」です。”という部分。
後者の方には、さらに“これを無事に演じ終えて私は自分自身にけじめがついたと思います。”というのが付いてます。
もしこれがオードリー本人が本当にインタビューかなにかに応じて喋ったものなら凄い情報ですよねー。オードリーの主観での「いつも2人で」って、もの凄く上位に置かれてたんだなーって。
「暗くなるまで待って」まで撮り終えた後での発言ですもんね。一応最後には「日米通信 シャーリー・モリス」と担当者も記されてますけど…。
このシリーズ、オードリー作品が取り上げられてない他の巻でもオードリーの記事ってのはここそこにあるんですよね。
各巻でオードリーとゲストが対談するという形の「マイ・フェア・ゲスト」はもちろんのこと、兼高かおるさんのページでの「緑の館」とか。
オードリーがいなきゃ記事になりそうもない“メル・ファーラーの婚暦”などというものもあったり。
とにかく、トップで取り上げられてる作品が「マイ・フェア・レディ」「ティファニーで朝食を」「昼下りの情事」と3作品もあるし、圧倒的にオードリーの扱いがデカイ、オードリーファンには嬉しい豪華解説本なのでした。
いかがでしたか、1周年記念記事は?長い間お付き合いありがとうございました!
このブログをいつまで続けられるかわかりませんが(このペースで行くと、来年には終了しそうな…)、これからもよろしくお願いいたします!m(_ _)m
さて、この世界映画名作全集から最後の紹介ですが、今回は第8巻。メインは「ティファニーで朝食を」、テーマは「愛」です。
って、「愛」というテーマが広すぎなので、いろんな愛の作品が入ってます。オードリー作品以外では「慕情」「愛情物語」「うたかたの恋」「哀愁」「ライムライト」「グレン・ミラー物語」など。
そして、オードリー作品の「愛」としては、「ティファニーで朝食を」以外に「いつも2人で」が入ってます。しかも3番目に取り上げてて、もちろんカラー4p!
これがうれしいじゃないですかーっ!
他にもこの巻はファッションページも「ティファニーで朝食を」、兼高かおる世界映画名作の旅でも「ティファニーで朝食を」「いつも2人で」ともに取り上げられてるし、文芸読本のページはトルーマン・カポーティ、作曲者紹介はヘンリー・マンシーニ、などなどオードリーがかなりな幅をきかせています。
そしてこの本で一番ビックリなのが、なんかオードリーがインタビューに応じたらしき感じで「海外特別寄稿」というページがあること!
もちろん他の巻にもそういうページがあって、アラン・ドロンやブリジット・バルドーなどの文章はあるのですが…。
でもこれ本物なんでしょうかねー。
だってですねー、この時期のオードリーって半ば引退状態じゃないですか!それがわざわざ日本の映画音楽全集のためにインタビュー受けたりするのかなー?あのインタビュー大嫌いで年間インタビューの数も制限していたと言われるオードリーなのに…。
ルカを産んだばかりのようで、この中で“私は過去に二度流産していますが”ってところがひっかかるんですよねー。
この時期まででオードリーが流産したのは、有名なのだけで「戦争と平和」撮影前、「許されざる者」撮影後、「いつも2人で」撮影前。オードリー本人が回数を間違えるかなーって。(もしかしたら伝記が誤ってて、実際は2度だけだとか、当時は一般的には知られてなかった「戦争と平和」撮影前のは伏せてるとかなのかもしれませんが)
この文章の中で興味深いのは“今後は「いつも2人で」のような愛のドラマか、「暗くなるまで待って」のような強烈にドラマチックな2つの線でやりたいと思っています。”という部分と、“私にとって最も懐かしい映画は「いつも2人で」です。”という部分。
後者の方には、さらに“これを無事に演じ終えて私は自分自身にけじめがついたと思います。”というのが付いてます。
もしこれがオードリー本人が本当にインタビューかなにかに応じて喋ったものなら凄い情報ですよねー。オードリーの主観での「いつも2人で」って、もの凄く上位に置かれてたんだなーって。
「暗くなるまで待って」まで撮り終えた後での発言ですもんね。一応最後には「日米通信 シャーリー・モリス」と担当者も記されてますけど…。
このシリーズ、オードリー作品が取り上げられてない他の巻でもオードリーの記事ってのはここそこにあるんですよね。
各巻でオードリーとゲストが対談するという形の「マイ・フェア・ゲスト」はもちろんのこと、兼高かおるさんのページでの「緑の館」とか。
オードリーがいなきゃ記事になりそうもない“メル・ファーラーの婚暦”などというものもあったり。
とにかく、トップで取り上げられてる作品が「マイ・フェア・レディ」「ティファニーで朝食を」「昼下りの情事」と3作品もあるし、圧倒的にオードリーの扱いがデカイ、オードリーファンには嬉しい豪華解説本なのでした。
いかがでしたか、1周年記念記事は?長い間お付き合いありがとうございました!
このブログをいつまで続けられるかわかりませんが(このペースで行くと、来年には終了しそうな…)、これからもよろしくお願いいたします!m(_ _)m
Posted by みつお at 15:00│Comments(4)
│レコード・CD
この記事へのコメント
このシリーズ、オードリィ作品がトップ3というのが多いですよね。
いや、それどころかタイトルに冠されてるのも3本くらいあって
(愛「ティファニー」・パリ「昼下り」・ミュージカル「マイフェア」)
なんか破格の扱いで嬉しいな~。
パリ篇で、「おしゃれ泥棒」が入っていないのはちょっと残念。
この愛の特集号で3番目にフィーチャーされている「いつも2人で」は、
観ている人が少ないせいなのか、
多様な執筆陣がいてもコメントがあまりないのが淋しいです。
他の方々がどう感じていたのか知りたかった。
ただ、この作品が今のほうがもっと正当に評価されるんじゃないのかなとも。
だって、色んな雑誌や記事を読んでも
やれジヴァンシィを脱ぎ捨てた・・・だの、
およそ脚線美とはいえないものの・・・だの、
そんなことに話題が集中してましたもんね。
しかし、いくつか本のストーリー紹介で記されている内容とは違い、
ジョアンナはマークの浮気は知らなかったはずですよね。
ジョアンナは決して当てつけで浮気なんてしない。
それに彼女もはっきりと言ってましたよね。
「本気だったのよ。今まで2回そんなことがあった。貴方(マーク)とデイヴィッドよ」
そのへんのことをテキトーにアレンジされて
なんか安っぽい昼メロ風に書かれているのも残念です。
いや、それどころかタイトルに冠されてるのも3本くらいあって
(愛「ティファニー」・パリ「昼下り」・ミュージカル「マイフェア」)
なんか破格の扱いで嬉しいな~。
パリ篇で、「おしゃれ泥棒」が入っていないのはちょっと残念。
この愛の特集号で3番目にフィーチャーされている「いつも2人で」は、
観ている人が少ないせいなのか、
多様な執筆陣がいてもコメントがあまりないのが淋しいです。
他の方々がどう感じていたのか知りたかった。
ただ、この作品が今のほうがもっと正当に評価されるんじゃないのかなとも。
だって、色んな雑誌や記事を読んでも
やれジヴァンシィを脱ぎ捨てた・・・だの、
およそ脚線美とはいえないものの・・・だの、
そんなことに話題が集中してましたもんね。
しかし、いくつか本のストーリー紹介で記されている内容とは違い、
ジョアンナはマークの浮気は知らなかったはずですよね。
ジョアンナは決して当てつけで浮気なんてしない。
それに彼女もはっきりと言ってましたよね。
「本気だったのよ。今まで2回そんなことがあった。貴方(マーク)とデイヴィッドよ」
そのへんのことをテキトーにアレンジされて
なんか安っぽい昼メロ風に書かれているのも残念です。
Posted by まる at 2007年12月29日 15:17
そう!そうなんです!
不可解なのが「おしゃれ泥棒」が無いこと!
当時の人気のあった作品からいっても、
ヒットの度合いからいっても、「おしゃれ泥棒」が抜けてるのは
なんで~?って感じでした。
「いつも2人で」は確かに記事が少ないですよね。
「いつも2人で」のことについて書かれた文章をたくさん読みたい僕としては
ちょっと残念です。
でも確かに「いつも2人で」は現在、一歩ずつ評価を上げてきてると思います!
“結婚してから観たら見方が変わった!”とかというのに代表されるように、
間を置いて見直すとグンと印象が良くなるようですね。
評価が熟成するまでに時間が必要な映画なのかもしれないですね。
それと、僕も“ジョアンナがマークの浮気を知っている”論には
なんで?って思ってました。
映画では一言もそんなことは出てこないですよね。
ま、勘のいいジョアンナだったらうすうす感づいてる可能性はありますが、
昼メロ調ではないですよね。(^^;;;
不可解なのが「おしゃれ泥棒」が無いこと!
当時の人気のあった作品からいっても、
ヒットの度合いからいっても、「おしゃれ泥棒」が抜けてるのは
なんで~?って感じでした。
「いつも2人で」は確かに記事が少ないですよね。
「いつも2人で」のことについて書かれた文章をたくさん読みたい僕としては
ちょっと残念です。
でも確かに「いつも2人で」は現在、一歩ずつ評価を上げてきてると思います!
“結婚してから観たら見方が変わった!”とかというのに代表されるように、
間を置いて見直すとグンと印象が良くなるようですね。
評価が熟成するまでに時間が必要な映画なのかもしれないですね。
それと、僕も“ジョアンナがマークの浮気を知っている”論には
なんで?って思ってました。
映画では一言もそんなことは出てこないですよね。
ま、勘のいいジョアンナだったらうすうす感づいてる可能性はありますが、
昼メロ調ではないですよね。(^^;;;
Posted by みつお at 2008年01月01日 02:00
みつおさん
まず,新年は良いです
この一連の本は私も買いました
協力するレコードがいっしょに出版するのです
ずっと引き出しの中で置いています
レコードは今なお聞いたことがありません
しかし、本はたいへん好きです
「ティファニーで朝食を」の部分をしたためです
私をとても楽しくならせる
この映画に対して強烈な愛を持っているためです
ほとんど毎月、いずれも再び一回見ます
毎回見て、毎回いずれも感情は崩壊します
私は、オードリーはこの役に敏感な特徴をあげましたと思っています
いつも彼女の目の中から悲しいことを見ることができます
本の中のカラー写真を見ます
2人の主役はニューヨークの大きい街頭で漫歩します
思って、人の生活は環境の中で
たとえすばらしい愛情を持ちたいとしても
現実的な環境は私達の考えに実現することができません
私の学友は私に聞きます
どんな事があなたを最も感動させます
私はすこし笑って答えます
好きな人と、いっしょに朝食を食べます
まず,新年は良いです
この一連の本は私も買いました
協力するレコードがいっしょに出版するのです
ずっと引き出しの中で置いています
レコードは今なお聞いたことがありません
しかし、本はたいへん好きです
「ティファニーで朝食を」の部分をしたためです
私をとても楽しくならせる
この映画に対して強烈な愛を持っているためです
ほとんど毎月、いずれも再び一回見ます
毎回見て、毎回いずれも感情は崩壊します
私は、オードリーはこの役に敏感な特徴をあげましたと思っています
いつも彼女の目の中から悲しいことを見ることができます
本の中のカラー写真を見ます
2人の主役はニューヨークの大きい街頭で漫歩します
思って、人の生活は環境の中で
たとえすばらしい愛情を持ちたいとしても
現実的な環境は私達の考えに実現することができません
私の学友は私に聞きます
どんな事があなたを最も感動させます
私はすこし笑って答えます
好きな人と、いっしょに朝食を食べます
Posted by meng at 2008年01月02日 03:51
mengさん、新年あけましておめでとうございます!
さて、この本はmengさんもお持ちでしたか!
「ティファニーで朝食を」好きなmengさんとしては
とてもいい内容ですよね。(^-^
本当にホリーに対してオードリーはオードリーならではの
ニュアンスとエッセンスを入れて、活き活きとさせましたよね。
“好きな人と一緒に朝食”…いいですよね!
本当に理想の風景だと思います。
今年もよろしくお願いします。m(_ _)m
さて、この本はmengさんもお持ちでしたか!
「ティファニーで朝食を」好きなmengさんとしては
とてもいい内容ですよね。(^-^
本当にホリーに対してオードリーはオードリーならではの
ニュアンスとエッセンスを入れて、活き活きとさせましたよね。
“好きな人と一緒に朝食”…いいですよね!
本当に理想の風景だと思います。
今年もよろしくお願いします。m(_ _)m
Posted by みつお at 2008年01月05日 11:04