2007年01月06日
「緑の館」全世界3000枚!完全限定版サントラ
パンフでもサントラでも、なんか手に入れるのが難しいものばかり紹介してきたので、今回は今ならまだ入手が間に合うオードリーのオリジナル・サウンドトラックをご紹介。
出ました出ました、「緑の館」サントラ!
これ、2005年の8月くらいに出たばっかりなんですよね。
それまで、「緑の館」は公開当時にEPレコードが出ただけで、それ以降サントラは発売されてなかったんですね。
ところが「緑の館」ってヒットしてないもんだから、そのEPはまぼろし化してて、ファンやコレクターやサントラ業界の人でもその存在があることを知らないっていうものだったんです。
僕もあるオードリーの本でその存在を知っていたものの、もちろん持っている人は皆無。それがこうして公開後50年ちかく経ってアルバム化された嬉しさ!ホンとネットで見つけたときは“ぃやった~~!!!”って感激でした。
だいたいこのサントラ、映画がヒットしてないという以外に、作曲家がエイトル・ヴィラ=ロボスとブラニスラウ・ケイパーって2人がかり。
もともとクラシック作曲家のヴィラ=ロボスに作曲を依頼したけど、製作者や映画会社の意向でほとんどケイパーによって改変されてしまったんですよね。
がっかりしたヴィラ=ロボスは後で本来作りたかった「緑の館」を「アマゾンの森」として別に発表しちゃったんですよね。こちらもCDが入手可能です。
で、こんな風に複雑に権利が絡まっているだろう「緑の館」なので、CD化は難しいんじゃないかなーって思ってました。サントラアルバムを出そうと思った人に感謝!
で、「アマゾンの森」も「緑の館」サントラも手に入れましたけど、かなり「アマゾンの森」の方は音楽が荒々しいです。
もちろんこれも素晴らしいのですが、オードリー映画としての“甘さ”を求めた映画会社はケイパーに愛のメロディみたいなのを書かせたんでしょうね。
さらに「緑の館の歌」という主題歌まで書いてます。これは映画中ではアンソニー・パーキンスが歌ってて、最初映画を見たときは聴いてるこっちが恥ずかしくなりましたが、今は慣れました(笑)。
「緑の館」公開当時の劇場ポスターには“主題曲”ではなく、“主題歌:ビクターレコード”って書いてあるので、トニ・パキさんの歌う「緑の館の歌」が発売されてたのかな?とも思うのですが、なんせ持っている人がいないので、確認のしようもありません。
当時青春スター真っ只中だったトニー・パーキンスは、結構「月影の渚」他のレコードを出していたようなので、可能性は大いにありです。
今回のアルバムはそのアンソニー・パーキンスの歌う「緑の館の歌」は収録されてなくて、音楽のみです。ここまで出すんやったら「緑の館の歌」も入れればいいのに!とは思いましたが、収録時間が79分53秒というCDの限界ギリギリなのを見て、こりゃムリだ!と。
さて、全曲を聴いた感想は、意外とアマゾンの民族音楽風な曲や重い曲が多くてびっくり!
映画を見ての印象ではもっと甘い音楽が多いのかと思ってましたが…。全曲を聴くと疲れます。
あとで軽い「おしゃれ泥棒」や「パリで一緒に」を聴きたくなります(笑)。
でも音質は1958年の作品とは信じられないくらい素晴らしい!一瞬オリジナル・サウンドスコアかと思いましたが、ちゃんとオリジナル・サウンドトラックでした。
あと、このサントラで嬉しいのは、ライナー・ノートが「緑の館」写真集っぽい分厚いつくりであること!24pもあります。
なんせ「緑の館」はこんにちでは取り上げられることが少ないですから。
ただ、ストーリーを追っているようなので、当然実質脇役のオードリーよりも、「真の主役」アンソニー・パーキンスの方が写真が圧倒的に多いのですが…。
裏ジャケットはこんな画像。ラストシーンの後光を放つリーマです。さらにオードリーのピクチャー・ディスク仕様。
また、やっぱり作曲家二人に気を遣ったのか、CDの背の部分は片側が「ヴィラ=ロボス」、もう一方が「ブラニスラウ・ケイパー」になってました。
全世界で3000枚だけの限定プレス。僕も見つけてアマゾンで即!注文しましたけど(「緑の館」にちなんだわけではないです)、なかなか届かなくて…。
焦った僕はそれ以外のHMVとタワレコの2箇所でも発注。結局3枚持ってます。世界の1/1000は僕のところにあるというわけですね(笑)。今ならまだなんとか手に入るようなので、手に入れたいかたは、お急ぎを!
レア度:2007年1月5日現在では無し。ただし、残りわずかなので、急に入手困難になる可能性あり。輸入版なので、“GREEN MANSIONS”で検索してください。
曲のオススメ度:★★★(全曲はしんどいです。でも甘い部分はとてもいい!)
追記:その後、入手は困難になっています。今確実に手に入るのはHMVです。←左のHMVのバナーで“green mansions”とタイトル検索してください。(2007/9/11)
出ました出ました、「緑の館」サントラ!
これ、2005年の8月くらいに出たばっかりなんですよね。
それまで、「緑の館」は公開当時にEPレコードが出ただけで、それ以降サントラは発売されてなかったんですね。
ところが「緑の館」ってヒットしてないもんだから、そのEPはまぼろし化してて、ファンやコレクターやサントラ業界の人でもその存在があることを知らないっていうものだったんです。
僕もあるオードリーの本でその存在を知っていたものの、もちろん持っている人は皆無。それがこうして公開後50年ちかく経ってアルバム化された嬉しさ!ホンとネットで見つけたときは“ぃやった~~!!!”って感激でした。
だいたいこのサントラ、映画がヒットしてないという以外に、作曲家がエイトル・ヴィラ=ロボスとブラニスラウ・ケイパーって2人がかり。
もともとクラシック作曲家のヴィラ=ロボスに作曲を依頼したけど、製作者や映画会社の意向でほとんどケイパーによって改変されてしまったんですよね。
がっかりしたヴィラ=ロボスは後で本来作りたかった「緑の館」を「アマゾンの森」として別に発表しちゃったんですよね。こちらもCDが入手可能です。
で、こんな風に複雑に権利が絡まっているだろう「緑の館」なので、CD化は難しいんじゃないかなーって思ってました。サントラアルバムを出そうと思った人に感謝!
で、「アマゾンの森」も「緑の館」サントラも手に入れましたけど、かなり「アマゾンの森」の方は音楽が荒々しいです。
もちろんこれも素晴らしいのですが、オードリー映画としての“甘さ”を求めた映画会社はケイパーに愛のメロディみたいなのを書かせたんでしょうね。
さらに「緑の館の歌」という主題歌まで書いてます。これは映画中ではアンソニー・パーキンスが歌ってて、最初映画を見たときは聴いてるこっちが恥ずかしくなりましたが、今は慣れました(笑)。
「緑の館」公開当時の劇場ポスターには“主題曲”ではなく、“主題歌:ビクターレコード”って書いてあるので、トニ・パキさんの歌う「緑の館の歌」が発売されてたのかな?とも思うのですが、なんせ持っている人がいないので、確認のしようもありません。
当時青春スター真っ只中だったトニー・パーキンスは、結構「月影の渚」他のレコードを出していたようなので、可能性は大いにありです。
今回のアルバムはそのアンソニー・パーキンスの歌う「緑の館の歌」は収録されてなくて、音楽のみです。ここまで出すんやったら「緑の館の歌」も入れればいいのに!とは思いましたが、収録時間が79分53秒というCDの限界ギリギリなのを見て、こりゃムリだ!と。
さて、全曲を聴いた感想は、意外とアマゾンの民族音楽風な曲や重い曲が多くてびっくり!
映画を見ての印象ではもっと甘い音楽が多いのかと思ってましたが…。全曲を聴くと疲れます。
あとで軽い「おしゃれ泥棒」や「パリで一緒に」を聴きたくなります(笑)。
でも音質は1958年の作品とは信じられないくらい素晴らしい!一瞬オリジナル・サウンドスコアかと思いましたが、ちゃんとオリジナル・サウンドトラックでした。
あと、このサントラで嬉しいのは、ライナー・ノートが「緑の館」写真集っぽい分厚いつくりであること!24pもあります。
なんせ「緑の館」はこんにちでは取り上げられることが少ないですから。
ただ、ストーリーを追っているようなので、当然実質脇役のオードリーよりも、「真の主役」アンソニー・パーキンスの方が写真が圧倒的に多いのですが…。
裏ジャケットはこんな画像。ラストシーンの後光を放つリーマです。さらにオードリーのピクチャー・ディスク仕様。
また、やっぱり作曲家二人に気を遣ったのか、CDの背の部分は片側が「ヴィラ=ロボス」、もう一方が「ブラニスラウ・ケイパー」になってました。
全世界で3000枚だけの限定プレス。僕も見つけてアマゾンで即!注文しましたけど(「緑の館」にちなんだわけではないです)、なかなか届かなくて…。
焦った僕はそれ以外のHMVとタワレコの2箇所でも発注。結局3枚持ってます。世界の1/1000は僕のところにあるというわけですね(笑)。今ならまだなんとか手に入るようなので、手に入れたいかたは、お急ぎを!
レア度:2007年1月5日現在では無し。ただし、残りわずかなので、急に入手困難になる可能性あり。輸入版なので、“GREEN MANSIONS”で検索してください。
曲のオススメ度:★★★(全曲はしんどいです。でも甘い部分はとてもいい!)
追記:その後、入手は困難になっています。今確実に手に入るのはHMVです。←左のHMVのバナーで“green mansions”とタイトル検索してください。(2007/9/11)