2023年05月22日
「マイ・フェア・レディ」高槻アレックスシネマ ビラチラシ
“午前十時の映画祭13”での「マイ・フェア・レディ」上映も終わってしまいましたね。
また来年にオードリー作品を上映していただけるまではお預けですね。
…と言いたいところですが、今年は8月25日から「ローマの休日」が製作70周年リバイバル!
お楽しみがもう1回ありますね!楽しみです。
さて、今回の「マイ・フェア・レディ」上映ですが、結局2回見に行って来ました。
1回はTOHOシネマズなんばスクリーン1にて大劇場で4Kの「マイ・フェア・レディ」、そして2回目は権利元のCBSのせいで額縁上映がほとんどだった今回の「マイ・フェア・レディ」で、数少ないズーム上映をしてくださって、スクリーンいっぱいを使用した高槻アレックスシネマさんで。
大劇場を味わわせてくれたTOHOシネマズなんばさんにも、わざわざ面倒くさいズーム上映をしてくださったアレックスシネマさん(高槻・鯖江両方)にも大感謝!です。
でも、高槻アレックスシネマさんではさらに嬉しいことが!
5月に入って早々に体調を崩してしまい、結局高槻アレックスシネマさんに行けたのは最終日。
高槻アレックスシネマさんは初めてだったのですが、行ってみると、まず劇場の雰囲気は紫色が目立って、敦賀のアレックスシネマさんとよく似てました。
そして“午前十時の映画祭”のための一画が出来ていて、そこには今回と次回の紹介の案内板(他の劇場でもあるもの)、“午前十時の映画祭13”のチラシの入ったラックの他に、劇場オリジナルの「マイ・フェア・レディ」の大きな紹介ポスターが!
そしてその前には「シネマスタッフ 愛を込めてつくったフリーペーパーです お土産にどーぞ!!」と書かれたケースが置いてありました。
でも最終日だったからか、そこには何も置いてありませんでした。
でも昨年、敦賀のアレックスシネマで「いつも2人で」のアレックスシネマ独自のチラシが置いてあったのを思い出した僕は、ここには絶対「マイ・フェア・レディ」のチラシがあったに違いない!と思い、まだ入場までは時間もあったのでもぎりのお姉さんに“フリーペーパー無いんですけど…”と言うと、すぐに別のスタッフに言いに行ってくれました。
で、若いお兄さんのスタッフがバックヤードに走って行ってたのですが、割と上映時間ギリギリまで待ちましたが、元のPDFファイルが見つからないとのことで、お姉さんがわざわざ僕に“映画終了までには作っておきますので”と言いに来てくださったので、シアターに入りました。
シアター入口には“「マイ・フェア・レディ」途中5分間の休憩がございます”と書かれた紙と、64年初公開時の有楽座パンフレットを拡大コピーした独自の看板もありました。
え、何なの?この至れり尽くせりな劇場は!?と思いつつ「マイ・フェア・レディ」を鑑賞。
ズーム上映だとはずっと前に聞いていましたが、もしかしたら技師の方がお休みとかで額縁上映になっていたらどうしよう…とかも思いましたが、そんなことはなく、シネマスコープサイズの画面に左右ちょっと黒味の最大サイズで上映してくれていました!
アレックスシネマさんのこの劇場はスクリーンがちょっと上部に取り付けられていて、真ん中の席からは少し見上げる形になりました。
インターミッションが入って、トイレのためにスクリーンを出ると、あの若いお兄さんがわざわざ僕にフリーペーパーチラシを持って来てくれました。
なに!?このみんなが笑顔で親切な劇場!!!
もうもうめちゃくちゃ高槻アレックスシネマさんの大ファンになりました!!
映画が終わると、シアターを出たところに僕がもらったチラシと同じものが置いてありました。
他の方にも持って帰っていただくように、ということですよね。またまたスゴイ親切!!この細やかな心配りにも感激しました!
多めにプリントしていたようなので、僕より後ろに残っていた人数を考えて、余っても捨てられるかと思い、僕が言ったこともあり、3枚ほど同じのをさらにいただいて帰りました。
物販コーナーにTOHOシネマズなんばさんにはあったオードリーのクリアファイルなどはなかったので、せっかくのアレックスシネマさんのチラシ、折れないように、午前十時の映画祭のチラシに挟んで大事に入れて帰りましたよ。
このチラシは劇場にあった「マイ・フェア・レディ」の劇場オリジナルのポスター(4枚の紙を継いでました)のものと同じだったのですが、画像の選び方もオードリーが綺麗に写っているものでGOOD!
英字ロゴの色選びも紅色のピンク系でイメージを捉えていて、これまたGOOD!
でもさらに昨年の「いつも2人で」の文章も面白くて気に入っていた僕は、文章も楽しみでワクワク。
担当の方は毎回変更になるのは公式ツイッターで知ってたのですが、今回は“みのる”さんという方です。
まずオードリーの写真の下部に小さな字で
「この映画で作られた衣裳はなんと1000着以上なんだとか…!あんなにゴージャスなドレスを1000着も、一体
と書かれていて、笑いを誘います。
本文でも
「王道シンデレラストーリー。だけじゃ無いんだな、コレが。」
「今の時代ならいろいろアウトなクセつよキャラのオンパレード。」
「そんな彼らが織りなすぎこちない人間関係が“鰻丼に振りかける山椒”のように映画のスパイスとしてほどよい刺激になっています。え、たとえがわかりにくい?」
「あんなにキュートなお顔で『馬のケツをひっぱたけー!!』て叫んだりして。いわゆるギャップ萌えってやつね。わかるわかる。」
「正直、途中で出てきたイケメン紳士の方がヒギンズ教授よりもいいんじゃないの…?と個人的には思って」
などと書かれていてついつい笑ってしまいます。
それに、最後の見出しが『最期に…』と書かれてて、いや、これを書いた後にいきなり亡くならないでください!とツッコミたくなりました。
「最期」って人生の終わりのことですよね。死ぬ間際のこと。この場合は「最後」が正しいですね。ここも狙って書いているなら別ですが…。
でもこうして笑わせながらも、「レッスンを経てどんどんお上品なレディになって行く過程は必見。」「ぜひ大きな画面で隅々まで見ていただきたいです。」などとしっかりおすすめも書いてあって、特に2番目のはズーム上映で、本当に大画面いっぱい使って上映してくれたアレックスシネマさんだから書けることですよね。
これで額縁上映で画面が小さかったら観客からもブーブー言われそうですもんね。
とにかくこの、他にはない、映画への愛情を感じられるアレックスシネマ・オリジナルチラシが手に入るだけでも嬉しいことなので、従業員さんの気持ちのいい対応と併せて、来年からはアレックスシネマさんでも見よう!と思ったのでした。
でも、この自作ポスター&ビラチラシっていつから作っていらっしゃるのでしょうね?
データが残っているなら、できれば過去のオードリー作品全部のチラシをいただきたいくらいです。
JR高槻駅の目の前のビルで、連絡通路で直結もしてるので雨でも行きやすいですしね。
そうそう、駅と直結で2階に入ると、その入り口にも午前十時の映画祭のポスターがありました。
あー、本当は今回「マイ・フェア・レディ」を見て思ったことをいろいろ書きたかったんですけど、アレックスシネマさんの気持ちのいい対応と観客へのサービスを書き込んでたらいっぱいになってしまった!
今回書きたかったことは、来年の「マイ・フェア・レディ」製作60周年記念記事の時にでもしましょうかね。