2010年03月05日
「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第5号
“午前十時の映画祭”、TOHOシネマズ府中にて、2010/03/20(土)~2010/03/26(金)「ローマの休日」、2010/03/27(土)~2010/04/02(金) 「昼下りの情事」まもなく上映!
今日も「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の紹介。今日は第5号です。
オードリー写真集の最高傑作のひとつ、「デラックスカラー・シネアルバム」でとても綺麗に載っていた画像が今回の表紙。で、こちらはというと、2号の表紙みたいにのっぺり&暗い印刷。ピントも甘いです。
なんで70年代の写真集の質を超えられないのか不思議。
これを表紙に使った人は、“オードリー、綺麗だろう!”と使ったのでしょうが、「デラックスカラー・シネアルバム」を知っている身からすると、“汚い印刷!”と思ってしまって逆効果。希少価値も低い画像ですしね。
さて、中身ですが、まず“名作劇場”のコーナーが最低の出来!
今までは、あらすじはあっても、それはちょっとで、エピソードがたっぷりだったのに、今号はほとんどがあらすじで、解説ちょっと。4ページもストーリー紹介で使うなんて!
5号にしてすでに息切れですか?
「週刊オードリー・ヘプバーン」を買おうと思う人に、あらすじは必要でしょうか?ましてや次号でDVDが付くんですよね?
あらすじを載せるのは、一番簡単にページを埋める方法。安易に載せて欲しくないです。楽しみにしている方としては、ガッカリ度がかなり高いですよ。
“映画の舞台”のコーナーはライナスのオフィスの間取り。しかも説明にはララビー・コーポレーションのロケ地も載っていて、これまた嬉しい限り!
ニューヨークへ行くなら、「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」と合わせてオードリー巡りをしたいところです。
今のところ、このコーナーはハズレなし!(^-^
“銀幕の裏側”では配役決定にいたるまで、ということで文章が書かれています。
ここで僕が好感を抱いたのは、「麗しのサブリナ」の映画化権を手に入れたのが、“オードリーが頼み込んだ”“ビリー・ワイルダー監督が勧めた”といくつか言われていると書いているところ。
これも伝記によって記述が違うので、ある一つの説にとらわれずに、正直にいくつものことを書いたのがとても良かったです。
“オードリーの時代”では清藤秀人さんがサブリナ・パンツについて書かれてるんですが…4号でもカプリパンツとして書かれてたので、2号連続で同じような内容はどうかと…。
“オードリー・スタイル”ではトレンチ・コートの特集。
ここで初めて70年代オードリーの画像が本文に登場。60年代のオードリーも豊富です。
が、今号のフォト・コレクションにもなっている「おしゃれ泥棒」のチェックのコート姿のオードリーに付いている解説や、本文文章での大間違いが目に付きます。
確かにこの写真(「おしゃれ泥棒」の宣伝写真)でのオードリーはコートと共布でのフェドラ帽を目深にかぶって、手袋は黒ですけど、ラストシーンでこのままで登場したりはしません!(そう書いてある)
ラストシーンでのオードリーは、コートはこれですけど、帽子は紺の丸いのだし手袋は白。
なんですか~この初歩的なミス!(8号では「おしゃれ泥棒」DVDが付くというのに!)
というわけで、全体では記述者・編集者の意識の低下を感じさせる、残念な内容に仕上がっています。オフィシャルだと名乗るなら、安易に編集せず、しっかり調べて記述して欲しいです。
今号の価値:400円。今までで一番良くない出来。もっとがんばってください!
今日も「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の紹介。今日は第5号です。
オードリー写真集の最高傑作のひとつ、「デラックスカラー・シネアルバム」でとても綺麗に載っていた画像が今回の表紙。で、こちらはというと、2号の表紙みたいにのっぺり&暗い印刷。ピントも甘いです。
なんで70年代の写真集の質を超えられないのか不思議。
これを表紙に使った人は、“オードリー、綺麗だろう!”と使ったのでしょうが、「デラックスカラー・シネアルバム」を知っている身からすると、“汚い印刷!”と思ってしまって逆効果。希少価値も低い画像ですしね。
さて、中身ですが、まず“名作劇場”のコーナーが最低の出来!
今までは、あらすじはあっても、それはちょっとで、エピソードがたっぷりだったのに、今号はほとんどがあらすじで、解説ちょっと。4ページもストーリー紹介で使うなんて!
5号にしてすでに息切れですか?
「週刊オードリー・ヘプバーン」を買おうと思う人に、あらすじは必要でしょうか?ましてや次号でDVDが付くんですよね?
あらすじを載せるのは、一番簡単にページを埋める方法。安易に載せて欲しくないです。楽しみにしている方としては、ガッカリ度がかなり高いですよ。
“映画の舞台”のコーナーはライナスのオフィスの間取り。しかも説明にはララビー・コーポレーションのロケ地も載っていて、これまた嬉しい限り!
ニューヨークへ行くなら、「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」と合わせてオードリー巡りをしたいところです。
今のところ、このコーナーはハズレなし!(^-^
“銀幕の裏側”では配役決定にいたるまで、ということで文章が書かれています。
ここで僕が好感を抱いたのは、「麗しのサブリナ」の映画化権を手に入れたのが、“オードリーが頼み込んだ”“ビリー・ワイルダー監督が勧めた”といくつか言われていると書いているところ。
これも伝記によって記述が違うので、ある一つの説にとらわれずに、正直にいくつものことを書いたのがとても良かったです。
“オードリーの時代”では清藤秀人さんがサブリナ・パンツについて書かれてるんですが…4号でもカプリパンツとして書かれてたので、2号連続で同じような内容はどうかと…。
“オードリー・スタイル”ではトレンチ・コートの特集。
ここで初めて70年代オードリーの画像が本文に登場。60年代のオードリーも豊富です。
が、今号のフォト・コレクションにもなっている「おしゃれ泥棒」のチェックのコート姿のオードリーに付いている解説や、本文文章での大間違いが目に付きます。
確かにこの写真(「おしゃれ泥棒」の宣伝写真)でのオードリーはコートと共布でのフェドラ帽を目深にかぶって、手袋は黒ですけど、ラストシーンでこのままで登場したりはしません!(そう書いてある)
ラストシーンでのオードリーは、コートはこれですけど、帽子は紺の丸いのだし手袋は白。
なんですか~この初歩的なミス!(8号では「おしゃれ泥棒」DVDが付くというのに!)
というわけで、全体では記述者・編集者の意識の低下を感じさせる、残念な内容に仕上がっています。オフィシャルだと名乗るなら、安易に編集せず、しっかり調べて記述して欲しいです。
今号の価値:400円。今までで一番良くない出来。もっとがんばってください!
Posted by みつお at 10:00│Comments(4)
│週刊オードリー・ヘプバーン
この記事へのコメント
むむむ。。。やはり新しいネタが少ない分内容も若干息切れでしょうか。
少なくとも、手にするのは全くオードリーを知らない人というよりも、
コレクションとして揃えたいと思うファン(私も含めて)だと思うんですよね。
だから、多少内容が煩雑であっても、単純なミスは残念ですね。
まぁ写真は目新しいものにはあまり期待していませんけど(苦笑)
内容はありきたりで飽きさせるものだと読むほうも気持ちが入らないし。
結構ハードル高いですよ、これは。
みつおさんのチェックもなかなかすごいですね~。
所詮400円、されど400円。
安いからこの内容と思うか、この内容に400円も払うのか・・・と思うかは
買う人次第ですからね~。
買うなら、400円でこの内容はお得!って思いたいですよね。
しかし毎号なんでこんなに値段が上下するんですかねぇ(苦笑)
週刊なんとかってこんな感じでしたっけ???
少なくとも、手にするのは全くオードリーを知らない人というよりも、
コレクションとして揃えたいと思うファン(私も含めて)だと思うんですよね。
だから、多少内容が煩雑であっても、単純なミスは残念ですね。
まぁ写真は目新しいものにはあまり期待していませんけど(苦笑)
内容はありきたりで飽きさせるものだと読むほうも気持ちが入らないし。
結構ハードル高いですよ、これは。
みつおさんのチェックもなかなかすごいですね~。
所詮400円、されど400円。
安いからこの内容と思うか、この内容に400円も払うのか・・・と思うかは
買う人次第ですからね~。
買うなら、400円でこの内容はお得!って思いたいですよね。
しかし毎号なんでこんなに値段が上下するんですかねぇ(苦笑)
週刊なんとかってこんな感じでしたっけ???
Posted by カリン at 2010年03月09日 20:43
カリンさん、
そーなんですよー。
「緑の館」や「許されざる者」ならともかく(?)、
「麗しのサブリナ」で書くことないのでしょうか?って思って…。
今回は文章に難ありって感じでしょうか。
単純ミスは、書いてる人がオードリーファンじゃないんでしょうね。
お金をもらってるから仕事として書いてるだけで。
なので、映画を観てないし、確認もしないからこんないい加減な
文章になってしまうのでしょう。
でも、僕もチェックが厳しいのではなく、
「おしゃれ泥棒」のラストシーンの衣装に関しての文なんかは
カリンさんもきっと即効間違いに気づくと思いますよ。
「おしゃれ泥棒」好きのファンなら簡単ですし。
でも、書いてる人はともかく、画像は見たこと無いの、
毎号結構多いですよ!
これは期待していいです。(^-^
それと、カリンさん、誤解してますよぉ。(^^;
400円ってのは、内容に見合った値段、ということで、
僕が決めてるだけです。
実際は毎号990円ですし。
だから3号なんかはお買い得!ってわけですね。
でも色々書いてますけど、
やっぱり全ページオードリーってのは嬉しいものです!
そーなんですよー。
「緑の館」や「許されざる者」ならともかく(?)、
「麗しのサブリナ」で書くことないのでしょうか?って思って…。
今回は文章に難ありって感じでしょうか。
単純ミスは、書いてる人がオードリーファンじゃないんでしょうね。
お金をもらってるから仕事として書いてるだけで。
なので、映画を観てないし、確認もしないからこんないい加減な
文章になってしまうのでしょう。
でも、僕もチェックが厳しいのではなく、
「おしゃれ泥棒」のラストシーンの衣装に関しての文なんかは
カリンさんもきっと即効間違いに気づくと思いますよ。
「おしゃれ泥棒」好きのファンなら簡単ですし。
でも、書いてる人はともかく、画像は見たこと無いの、
毎号結構多いですよ!
これは期待していいです。(^-^
それと、カリンさん、誤解してますよぉ。(^^;
400円ってのは、内容に見合った値段、ということで、
僕が決めてるだけです。
実際は毎号990円ですし。
だから3号なんかはお買い得!ってわけですね。
でも色々書いてますけど、
やっぱり全ページオードリーってのは嬉しいものです!
Posted by みつお at 2010年03月10日 00:27
あはは、早とちりでしたね>値段。
失礼しました(苦笑)
そうですよね~、そんなに値段があっちこっちするわけないし^^;
写真は結構珍しいもの多いと聞いて、期待度UPしました。
何とか毎号頑張ってもらいたいですね~♪
失礼しました(苦笑)
そうですよね~、そんなに値段があっちこっちするわけないし^^;
写真は結構珍しいもの多いと聞いて、期待度UPしました。
何とか毎号頑張ってもらいたいですね~♪
Posted by カリン at 2010年03月10日 18:41
そうなんです。
画像はかなりがんばってると思いますよ!
もちろん平凡なのも多々あるんですが、
それに混じって見たこと無いのがボロボロ。
こっちの画像じゃなくて、あっちをメインに据えればいいのに!
って思うレイアウトもいっぱいあります。
カリンさんも期待しててください!
画像はかなりがんばってると思いますよ!
もちろん平凡なのも多々あるんですが、
それに混じって見たこと無いのがボロボロ。
こっちの画像じゃなくて、あっちをメインに据えればいいのに!
って思うレイアウトもいっぱいあります。
カリンさんも期待しててください!
Posted by みつお at 2010年03月11日 11:03