2010年03月01日
「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第4号
さて、今回は「週刊オードリー・ヘプバーン」の第4号の紹介。
前号に引き続き「ティファニーで朝食を」の特集。表紙はおなじみ…と思ったら、これ、有名な画像の別テイクなんですよ!実は初お目見え。
もちろん撮影はハウエル・コナン(この本では“ハウエル・コナント”と表記)。
このティファニーでキセルを持つホリーの画像は、有名なもの以外では、写真集「華麗なるパラマウント映画時代」で連続写真が掲載されていましたが、この表紙はそこにも無かったもの。
となると、僕の評価は極めて高く…なんですけど、画像は嬉しいけど、半分ガッカリ。
なんでかというと、実はこの画像、3号にも掲載されてたんです!“今週のフォト・コレクション”の1枚として!
結局、“今週のフォト・コレクション”で1回、3号本文で1回、4号の表紙で1回となったら、ちょっと掲載数が過剰。創刊号や2号の表紙も実はフォトコレクションに入っていて、それぞれ3回はやっぱりちょっと有り難くない。
フォトコレクションと表紙はかぶらないようにしてもらいたいですよね!
ま、でもこの画像は創刊号や2号の表紙の画像ほどは見慣れてないものなので、今までで一番嬉しい表紙なのは間違いないんですけどね。カラーだし!(^^
かなりキセルから煙が出ているので、海外ではご法度な表紙かも。
さて、特集の中身では、「ティファニーで朝食を」が映画化にあたって原作から大きく改変されていること、原作者トルーマン・カポーティがキャスティングに不満を持っていたことが書かれており、長年のファンはともかく、新しいファンにはこの作品が不出来なような印象を与えかねない書き方になっているのがちょっと不満&不安。
これ、思ってたんですけど、マリリン・モンローにホリーを演じさせたかったら、カポーティもパラマウントに映画化権を売っちゃダメですよね、20世紀フォックスに売らなきゃ。(^^;;;
あと、キャスティングに関して口を挟む、って条項を入れるとか。
でも、原作のファンには評判がいまいちの「ティファニーで朝食を」ですけど、映画としては良い出来だと言われてます。特にオードリーのホリーは素晴らしい!
原作者には不満かも…のオードリー=ホリーですけど、海外ではオードリー最大の当たり役として扱われていますよね。
確かにこの映画でのオードリーの個性の輝きは素晴らしいですし、このホリーがいたからこそ、後の「パリで一緒に」のガブリエルや「シャレード」のレジーナがあるんでしょうね。
さて、今号の“映画の舞台”は、ニューヨーク・シティ。ホリーのアパートやティファニー、ホリーが行った図書館などが地図を使って説明。
これは有り難いですね!それらの地理的関係が一目でわかります!これを持ってニューヨークで「ティファニーで朝食を」巡りができます!
以前紹介した、誇大広告もいいところ!のぶんか社発行「名作/映画ロケ地GUIDE」とは雲泥の差。
惜しむらくは、ホリーとポールが万引きした雑貨店の場所が無いことかな?
でも、今後もこのシリーズは楽しみ!です。
あと、ティファニーのお店の話や、共演者ジョージ・ペパードの話なんかが載ってます。
オードリー・スタイルではカプリ・パンツ(サブリナ・パンツ)のことが載ってます。いまやファッション雑誌で“サブリナ”と書いてあったら、このサブリナ・パンツのことですもんね~。オードリーの影響力の大きさがわかります。
“マイ・フェア・オードリー”のページは、アニマル・マジックということで、オードリーと「緑の館」の共演者、シカのことが載っているのですけど…えっ!この鹿の名前は“イップ”じゃなかったんですか!?
なんとここでは“アイピー”と書かれてるんです!確かに綴りは“Ip”で、イップともアイピーとも読めますね…。泣き声が“アイピーと聞こえたから”と書かれると、アイピーなのかもしれない!
うきゃー!どっちなんでしょうねー。
これがもしアイピーだったら、オードリーが住んでいた場所が“トロチェナッツ”→“トロシェナ”→“トロシュナ”と表記が変わった時以来の衝撃かもしれない!(^^;;;
さて裏表紙の裏に載っていたDVDの案内ですが…創刊号では28巻あったはずが、26巻に減らされてます。
背表紙の表記も英語から日本語へ。減らされてるのは、「ONE WILD OAT」と「オランダの7つの教訓(画像はまだこれだけど…)」。日本未発売で、貴重なソフトが落とされたかも…。
画像と題名が一致してないのもあります。
これを見ると、今後の特集順もわかるようで、日本でDVD未発売で気になる作品は、「おしゃれ泥棒2」が第16巻(本誌32号)、「ニューヨークの恋人たち」が第17巻(本誌34号)、「緑の館」が第22巻(本誌44号)だと予想がつきます。
それらはDVD付きの号を買わないと!ですね。
今号の価値:500円。全体ではちょっとパッとしないかも…。
前号に引き続き「ティファニーで朝食を」の特集。表紙はおなじみ…と思ったら、これ、有名な画像の別テイクなんですよ!実は初お目見え。
もちろん撮影はハウエル・コナン(この本では“ハウエル・コナント”と表記)。
このティファニーでキセルを持つホリーの画像は、有名なもの以外では、写真集「華麗なるパラマウント映画時代」で連続写真が掲載されていましたが、この表紙はそこにも無かったもの。
となると、僕の評価は極めて高く…なんですけど、画像は嬉しいけど、半分ガッカリ。
なんでかというと、実はこの画像、3号にも掲載されてたんです!“今週のフォト・コレクション”の1枚として!
結局、“今週のフォト・コレクション”で1回、3号本文で1回、4号の表紙で1回となったら、ちょっと掲載数が過剰。創刊号や2号の表紙も実はフォトコレクションに入っていて、それぞれ3回はやっぱりちょっと有り難くない。
フォトコレクションと表紙はかぶらないようにしてもらいたいですよね!
ま、でもこの画像は創刊号や2号の表紙の画像ほどは見慣れてないものなので、今までで一番嬉しい表紙なのは間違いないんですけどね。カラーだし!(^^
かなりキセルから煙が出ているので、海外ではご法度な表紙かも。
さて、特集の中身では、「ティファニーで朝食を」が映画化にあたって原作から大きく改変されていること、原作者トルーマン・カポーティがキャスティングに不満を持っていたことが書かれており、長年のファンはともかく、新しいファンにはこの作品が不出来なような印象を与えかねない書き方になっているのがちょっと不満&不安。
これ、思ってたんですけど、マリリン・モンローにホリーを演じさせたかったら、カポーティもパラマウントに映画化権を売っちゃダメですよね、20世紀フォックスに売らなきゃ。(^^;;;
あと、キャスティングに関して口を挟む、って条項を入れるとか。
でも、原作のファンには評判がいまいちの「ティファニーで朝食を」ですけど、映画としては良い出来だと言われてます。特にオードリーのホリーは素晴らしい!
原作者には不満かも…のオードリー=ホリーですけど、海外ではオードリー最大の当たり役として扱われていますよね。
確かにこの映画でのオードリーの個性の輝きは素晴らしいですし、このホリーがいたからこそ、後の「パリで一緒に」のガブリエルや「シャレード」のレジーナがあるんでしょうね。
さて、今号の“映画の舞台”は、ニューヨーク・シティ。ホリーのアパートやティファニー、ホリーが行った図書館などが地図を使って説明。
これは有り難いですね!それらの地理的関係が一目でわかります!これを持ってニューヨークで「ティファニーで朝食を」巡りができます!
以前紹介した、誇大広告もいいところ!のぶんか社発行「名作/映画ロケ地GUIDE」とは雲泥の差。
惜しむらくは、ホリーとポールが万引きした雑貨店の場所が無いことかな?
でも、今後もこのシリーズは楽しみ!です。
あと、ティファニーのお店の話や、共演者ジョージ・ペパードの話なんかが載ってます。
オードリー・スタイルではカプリ・パンツ(サブリナ・パンツ)のことが載ってます。いまやファッション雑誌で“サブリナ”と書いてあったら、このサブリナ・パンツのことですもんね~。オードリーの影響力の大きさがわかります。
“マイ・フェア・オードリー”のページは、アニマル・マジックということで、オードリーと「緑の館」の共演者、シカのことが載っているのですけど…えっ!この鹿の名前は“イップ”じゃなかったんですか!?
なんとここでは“アイピー”と書かれてるんです!確かに綴りは“Ip”で、イップともアイピーとも読めますね…。泣き声が“アイピーと聞こえたから”と書かれると、アイピーなのかもしれない!
うきゃー!どっちなんでしょうねー。
これがもしアイピーだったら、オードリーが住んでいた場所が“トロチェナッツ”→“トロシェナ”→“トロシュナ”と表記が変わった時以来の衝撃かもしれない!(^^;;;
さて裏表紙の裏に載っていたDVDの案内ですが…創刊号では28巻あったはずが、26巻に減らされてます。
背表紙の表記も英語から日本語へ。減らされてるのは、「ONE WILD OAT」と「オランダの7つの教訓(画像はまだこれだけど…)」。日本未発売で、貴重なソフトが落とされたかも…。
画像と題名が一致してないのもあります。
これを見ると、今後の特集順もわかるようで、日本でDVD未発売で気になる作品は、「おしゃれ泥棒2」が第16巻(本誌32号)、「ニューヨークの恋人たち」が第17巻(本誌34号)、「緑の館」が第22巻(本誌44号)だと予想がつきます。
それらはDVD付きの号を買わないと!ですね。
今号の価値:500円。全体ではちょっとパッとしないかも…。
Posted by みつお at 10:00│Comments(2)
│週刊オードリー・ヘプバーン
この記事へのコメント
再発見したこと
「噂の二人」撮影中のオードリィを“スクリーン”特派員ベガギス氏が訪問したインタビュー生地を最近久々に読み返しました。
オードリィは前作の「ティファニーで朝食を」を大変気に入っていて、
完成試写を二度も観たとのこと。氏にも公開されたらぜひ観るように勧めていました。
それだけの自信もあったのでしょうが、
謙虚な彼女、済ませた仕事を振り返らない彼女にしては珍しいことですよね。
あと友人でもあったカポーティが、ホリー配役を気に入らなかったとうのも僕にはイマイチ信じられないんですよね。
小説の文面を読んでいて、マリリンを連想しますか?
「噂の二人」撮影中のオードリィを“スクリーン”特派員ベガギス氏が訪問したインタビュー生地を最近久々に読み返しました。
オードリィは前作の「ティファニーで朝食を」を大変気に入っていて、
完成試写を二度も観たとのこと。氏にも公開されたらぜひ観るように勧めていました。
それだけの自信もあったのでしょうが、
謙虚な彼女、済ませた仕事を振り返らない彼女にしては珍しいことですよね。
あと友人でもあったカポーティが、ホリー配役を気に入らなかったとうのも僕にはイマイチ信じられないんですよね。
小説の文面を読んでいて、マリリンを連想しますか?
Posted by まる at 2010年03月14日 12:46
ベガキス氏のインタビュー、確かにオードリーにしては珍しいですよね!
本人の弁としては「尼僧物語」以来の会心の演技だったんでしょうか。
やっぱり俳優さんも、演技をしてる時から“これは傑作になる!”
とかって感覚があるんでしょうかねー。
でもその記事があるってことは、
オードリーは演技直後も後年も、ずっと「ティファニーで朝食を」の
自分の演技を気に入っていたことになりますよね。
本人が言っているから間違いない!
メイチックの伝記がいかに嘘で固められているかが歴然ですよね。
それとカポーティの件ですが…
「オードリー・ヘップバーン・トレジャーズ」のカポーティの手紙、
日本語訳は付いてましたっけ?
あれに何と書いてあるか、ですよね。
まるさん、英語わかります??(^^;;;
本人の弁としては「尼僧物語」以来の会心の演技だったんでしょうか。
やっぱり俳優さんも、演技をしてる時から“これは傑作になる!”
とかって感覚があるんでしょうかねー。
でもその記事があるってことは、
オードリーは演技直後も後年も、ずっと「ティファニーで朝食を」の
自分の演技を気に入っていたことになりますよね。
本人が言っているから間違いない!
メイチックの伝記がいかに嘘で固められているかが歴然ですよね。
それとカポーティの件ですが…
「オードリー・ヘップバーン・トレジャーズ」のカポーティの手紙、
日本語訳は付いてましたっけ?
あれに何と書いてあるか、ですよね。
まるさん、英語わかります??(^^;;;
Posted by みつお at 2010年03月15日 09:01