2007年04月28日

「オードリー・ヘップバーン 華麗なるパラマウント映画時代」

「オードリー・ヘップバーン 華麗なるパラマウント映画時代」 これはトニー・ヌールマンド著の「オードリー・ヘップバーン 華麗なるパラマウント映画時代」という写真集です。
2006年の年末に国内版が発売されたばっかりです。

 僕は発売されてるってことを知らずに、「オードリー・ヘプバーン・コレクション」が発売されてないかなー?って本屋に見に行ったら売ってたんで、即行で買いました。(^^

 内容はオードリーのパラマウント映画である「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「パリで一緒に」の画像を中心に(なぜだか同じパラマウントの「戦争と平和」と「華麗なる相続人」はありません…)、世界のポスターなどの画像を載せています。

 世界のポスターをこんなに簡単に載せることが出来るのは、著者のトニー・ヌールマンドが12000枚もの所蔵を誇る、イギリスの「リール・ポスター・ギャラリー」のオーナーだからですね。

「オードリー・ヘップバーン 華麗なるパラマウント映画時代」 ただ、海外のポスターって日本のと違ってイラストが多いんですが、中にはオードリーに見えないのがあるっ!右の画像→もそうなんですが、かなりコワイです…。(これって本当にオードリー?なんだかディズニーの101匹わんちゃんのクルエラみたいなんですけど…)

 日本のものもポスター、パンフレット、雑誌などいくつか載っているのですが、パンフレットのことを「報道関係者用冊子」って紹介してます。(^^;;;
 それってプレスシートのことやーん!みたいな。まあ、映画館で売るパンフレットというのは日本独自の文化なので、海外では理解できないのかもしれませんが…。
 (ここ、エッセイの方のBBSで書いたそのまんま。(^^;A)

 友人のカリンさんもおっしゃってたように、表紙もピンクでPOPなんですが、中身もいろんなポスターが配されていてすごいいい感じ!海外でどんなポスターがあったのか、なんてことはなかなかわかりませんしね。
 普通の写真も、今まで白黒だと思っていた画像が実はカラーだったり、気を抜いたオードリーや、見知らぬ「ティファニーで朝食を」連続写真なんかもあって、長いファンでも楽しめる内容に仕上がっています。

オススメ度:★★★(ハード・カヴァーでページ数も多いのに、税別2800円というリーズナブルな価格もポイント高し!星が2つ少ないのは、ポスターがオードリーの画像ではなく、イラストが多い、という点だと思ってください。)

 明日もトニー・ヌールマンドさん関連のお話が続きます。





同じカテゴリー(日本語に翻訳された写真集)の記事
 「the Audrey hepburn treasures」宣伝パンフレット (2020-08-09 21:00)
 写真集「オードリーに魅せられて 〜サブリナの日々〜」 (2016-12-10 12:00)
 写真集「永遠のオードリー・ファッション」 (2016-08-09 12:00)
 オードリーのレシピ本!「オードリー at Home」その2 (2016-07-14 18:00)
 オードリーのレシピ本!「オードリー at Home」その1 (2016-07-07 18:00)
 写真集「オードリー・ヘプバーン 59のエレガンスルール」 (2015-07-24 12:00)

この記事へのコメント
この写真集は、最近出たものの中ではなかなかイイ感じでしたね~。
ただただ、オードリーの写真ばかり(それも見飽きた感じの、、、)を
載せ連ねたものに比べたら、趣向は違えど楽しめる内容でした。

オードリーファン初心者にとっては「え~?」って思われるかもしれませんが、
写真集では昨年発売された『トレジャーズ』が、多分今までで最高峰だと
思われるため、長年写真集を買い揃えているファンにとっては、こういう
ちょっと変わった写真集の評価が高くなります。

既に亡くなっている人の写真集は、秘蔵写真でない限りは出回ったものが多く
あまり新鮮味が無いので、構成を工夫しない限りは惰性で買っても評価は
低いものが多いですね。

そのなかで、久しぶりに「面白い」と思った一冊でした。
Posted by カリン at 2007年04月28日 18:59
僕もこれは新鮮でした。
表表紙も気に入っています。
ティファニーのアメリカ版イラストポスターの別ヴァージョンですね。
有名なホリーのあのポーズ写真も、連続写真がベタ焼き風に載っていたり、
カラーのサブリナ・スナップもあったりで再発見ありました。
ちょっと全体に印刷が甘いのと、
最後らへんに載っているモノクロのスナップは、
デラックスシネアルバムのほうが綺麗だぞ~って思いますが、
新鮮な切り口でなかなか気に入っています。


確かにカリンさんが書いてらっしゃるように、
「トレジャーズ」は或る意味最高峰かな~と思っています。
“TIMELESS AUDREY”の図版では、小さかったりトリミングされていた写真が、
迫力ある収録がされているし、
ショーンの出した本に掲載されている写真あたりと重複はあるものの、
名の通り、宝物を取り出す楽しみがありましたよね。
Posted by まる at 2007年04月29日 01:08
>カリンさん
やっぱり考えることが、カリンさんと同じ!(^^
そうですよね~。キャプションもなく、見飽きた画像ばっかりだと
ちょっとがっかり&うんざり~、な感じになってしまいますけど、
これはよかったですよね!

「オードリー・ヘップバーン トレジャーズ」は本当に
“わくわく宝島”状態ですよね!
確かに初心者向けじゃないかもしれないけど、
本当によい写真集でした!(^-^

たしかにこれからは企画で勝負!ですよね。
おそらくオードリーの写真集って、僕らのように
購買層が同じ人なので、ありきたりのだと評価はひく~いでしょうね。
出版社も今後はその辺を考えないとダメかも…。

万が一僕が責任者で写真集出すなら、
見知った画像は全部ボツでしょうね。
「ローマの休日」なんて残ってないかも。
しかしオードリー写真集で「ローマの休日」無しとはえらい大胆(笑)。
Posted by みつお at 2007年04月29日 17:50
>まるさん
まるさんもやっぱりお気に入り!
そうですよねー!やっぱりファンだとそうなりますよねー!
で、やっぱり評価の高いポイントも同じ。
こんなんあったんや!とか、これカラーやったんや!
っていうのは、満足度がぐーんと上がりますよね。(^-^

「トレジャーズ」は、展示会でしか見れなかった物が、
(複製だけど)手元にある!っていうビックリ箱感覚!
印刷が精巧で、結構この折れって本物?って
思わず触ってみたりして…。(^^;;;
これを企画した人はタダ者じゃないですね!
Posted by みつお at 2007年04月29日 17:58
『トレジャーズ』は勢いに任せて、2冊も購入しちゃったくらい(笑)
あれは確かに「宝島orお楽しみBOX」みたいな感じでしたね(^^)

みつおさん、私も多分「ローマの休日」は外れるかも?!
私なら「おしゃれ泥棒」が多くなりそうです。
みつおさんは「パリで一緒に」?それとも「いつも2人で」?

「緑の館」中心でもいいかも♪
Posted by カリン at 2007年04月29日 18:12
カリンさん、「トレジャーズ」、2冊お持ちでしたか~!
そういえば、BBSで書いてらっしゃいましたよね?

「ローマの休日」は、別にいけずしてるわけじゃなくても、
どうしてももう知らない画像っていうのはほとんどないのじゃないかと。
「パリで一緒に」も「いつも2人で」も知らない画像だったら、
どんどん載せますけどね~。
「おしゃれ泥棒」は僕も多くしたいですね!(^-^
「緑の館」中心、素晴らしい写真集になりそうです!
僕も見てみたい!
Posted by みつお at 2007年04月30日 22:49
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。