2010年08月03日
「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」第8号
まずは大ショックなお知らせからです。
日本で、もはや唯一となっていた、tomoさんのオードリーHP、“My Fairy Audrey”が閉鎖されていました!!!(≧≦゚・。
僕もかなりお世話になったので、本当にほんとうに!残念です。
ハイレベルで、僕にとって大事な大事なオードリーのサイトが、これで2つ共無くなってしまった事になります。オードリーサイトは最大で5つあった時期もあったのですが…。
「午前十時の映画祭」、TOHOシネマズ高知にて 2010/08/21(土)~2010/08/27(金)「ローマの休日」、2010/08/28(土)~2010/09/03(金) 「昼下りの情事」上映です。香川と徳島での上映は無いようですね。
さて、悲しいことに、これも実質廃刊になってしまった「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」の第8号の紹介です。
今号も前号と同じく「おしゃれ泥棒」の特集、そしてやっぱり「おしゃれ泥棒」ファンに物足りない出来。
表紙はスタイリッシュでいいですよね!「おしゃれ泥棒」の良さがフルに活かされてます。
「名作劇場」の文章では、やはり今号でも“興行成績は振るわなかったが”とアメリカでのことを書いていますが、日本では大ヒットしたという記述は無し。
オードリー・トリビアでも、酔っ払いの警備員は「口髭」という名前、なんて書いてますが、それよりもその「口髭(ムスターシュ)」さんが「いつも2人で」にも、オードリーに見とれてコースアウトする車の運転手で出てた、って方がトリビアなんだけどなー。
また、本文でも、今号のフォトコレクションでも、この傘とオードリーの美しい画像を収録(→)。
でもこの傘シリーズで一番発色が良かったのは、「ロードショー」の表紙だな、っと。
この画像は、オードリーは一番綺麗かもだけど、オードリーの顔は青白いし。70年代の印刷を超えて欲しいよなー。
毎号ハズレなしの高レベルお役立ち記事、「映画の舞台」では「おしゃれ泥棒」に出てきたパリの舞台を紹介。
記事はいつもながら感嘆の出来なんですが…これって、これって「シャレード」の画像じゃないかーっ!
全体にこの号は「おしゃれ泥棒」の画像が少ないよ~。
で、映画に出てくる美術館の外観の本当の美術館の紹介もあるんですが、めっちゃ気になっていたボネ邸のことも載っていて、映画に出てくるパルマンティエ通りには残ってないって書いてるんです!ショック!!
でも、でもでも映画の通りに本当にあるとは限らないですよね?別のところに現存するんじゃないでしょうか?映画と同じ場所に行って確認したいですよね。
さて、なんか調べ方がいいかげんで、いっつも突っ込みどころがある「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」ですが、今号では「オードリー・スタイル」というファッションページがとんでもない出来になってます。
今号は“モノトーンファッションに恋して”ということで、オードリーが白と黒の組み合わせを好んだ、ってことが書いてあるんですが、こういう記事を書く場合、実際に白と黒の服を着ているのかどうか、絶対に必要なことがありますよね?
そう!カラー画像が必要なんです!白と黒に見えるけど、モノクロ画像じゃホンとかどうかわかんないじゃないですか。白と黒に見えるけど、「昼下りの情事」や「ローマの休日」でも白と黒ばっかりの衣装を着てたって思います?
ここでも、最初の「パリの恋人」や「麗しのサブリナ」のジバンシィの衣装はカラーで載せてて納得なんですけど、ページめくったところに載ってる画像が問題!白黒画像を載せて“白と黒です!”って言われても…。
この真ん中のボーダー柄の画像は、僕も調べたんですが、実際にオードリーが着ているカラー写真は残念ながら見つかりませんでした。
でも、2000年のオードリー展での図録ではこの洋服はエミリオ・プッチの水色に黄色の縞々になっています。別色もあることが書かれてますが、それもピンクとオークル。
実際にオードリーが着たのがどれかはわかりませんが、モノクロ写真で肌を白く写すには赤いフィルターをかけますので、ブルー系が黒く写り、赤系は白くなるので、水色と黄色の方じゃないでしょうか。これが白黒だというなら、カラー写真を見つけてこないとダメですよね。
そして、左に載っているジバンシィのデザイン画もキャプションで白と黒の衣装のスケッチ、なんて書いてます。
でも左下のスケッチは、実際には目にも鮮やかな水色のドレス。
その右は実際にはパンツではなくスカートになりましたが、1968年のアカデミー賞に出席した時のベージュ、というかアイボリーというかのスカートと金色の上着。
誰が書いてあるのか記述が無いのですが、執筆者は全然調べて書いてません!論外です。
さて、この号は4月末に発売だったので、すでに休刊は決まっていたと思うんですが、編集が間に合わなかったのか、巻末にはまだ全号揃えたら…ってDVDの広告が載ってます。
廃刊の決まった今となっては、とても悲しい広告ですね…。
今号の価値:400円。「映画の舞台」がいつもながら優秀ですが、その他はちょっと…。
日本で、もはや唯一となっていた、tomoさんのオードリーHP、“My Fairy Audrey”が閉鎖されていました!!!(≧≦゚・。
僕もかなりお世話になったので、本当にほんとうに!残念です。
ハイレベルで、僕にとって大事な大事なオードリーのサイトが、これで2つ共無くなってしまった事になります。オードリーサイトは最大で5つあった時期もあったのですが…。
「午前十時の映画祭」、TOHOシネマズ高知にて 2010/08/21(土)~2010/08/27(金)「ローマの休日」、2010/08/28(土)~2010/09/03(金) 「昼下りの情事」上映です。香川と徳島での上映は無いようですね。
さて、悲しいことに、これも実質廃刊になってしまった「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」の第8号の紹介です。
今号も前号と同じく「おしゃれ泥棒」の特集、そしてやっぱり「おしゃれ泥棒」ファンに物足りない出来。
表紙はスタイリッシュでいいですよね!「おしゃれ泥棒」の良さがフルに活かされてます。
「名作劇場」の文章では、やはり今号でも“興行成績は振るわなかったが”とアメリカでのことを書いていますが、日本では大ヒットしたという記述は無し。
オードリー・トリビアでも、酔っ払いの警備員は「口髭」という名前、なんて書いてますが、それよりもその「口髭(ムスターシュ)」さんが「いつも2人で」にも、オードリーに見とれてコースアウトする車の運転手で出てた、って方がトリビアなんだけどなー。
また、本文でも、今号のフォトコレクションでも、この傘とオードリーの美しい画像を収録(→)。
でもこの傘シリーズで一番発色が良かったのは、「ロードショー」の表紙だな、っと。
この画像は、オードリーは一番綺麗かもだけど、オードリーの顔は青白いし。70年代の印刷を超えて欲しいよなー。
毎号ハズレなしの高レベルお役立ち記事、「映画の舞台」では「おしゃれ泥棒」に出てきたパリの舞台を紹介。
記事はいつもながら感嘆の出来なんですが…これって、これって「シャレード」の画像じゃないかーっ!
全体にこの号は「おしゃれ泥棒」の画像が少ないよ~。
で、映画に出てくる美術館の外観の本当の美術館の紹介もあるんですが、めっちゃ気になっていたボネ邸のことも載っていて、映画に出てくるパルマンティエ通りには残ってないって書いてるんです!ショック!!
でも、でもでも映画の通りに本当にあるとは限らないですよね?別のところに現存するんじゃないでしょうか?映画と同じ場所に行って確認したいですよね。
さて、なんか調べ方がいいかげんで、いっつも突っ込みどころがある「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」ですが、今号では「オードリー・スタイル」というファッションページがとんでもない出来になってます。
今号は“モノトーンファッションに恋して”ということで、オードリーが白と黒の組み合わせを好んだ、ってことが書いてあるんですが、こういう記事を書く場合、実際に白と黒の服を着ているのかどうか、絶対に必要なことがありますよね?
そう!カラー画像が必要なんです!白と黒に見えるけど、モノクロ画像じゃホンとかどうかわかんないじゃないですか。白と黒に見えるけど、「昼下りの情事」や「ローマの休日」でも白と黒ばっかりの衣装を着てたって思います?
ここでも、最初の「パリの恋人」や「麗しのサブリナ」のジバンシィの衣装はカラーで載せてて納得なんですけど、ページめくったところに載ってる画像が問題!白黒画像を載せて“白と黒です!”って言われても…。
この真ん中のボーダー柄の画像は、僕も調べたんですが、実際にオードリーが着ているカラー写真は残念ながら見つかりませんでした。
でも、2000年のオードリー展での図録ではこの洋服はエミリオ・プッチの水色に黄色の縞々になっています。別色もあることが書かれてますが、それもピンクとオークル。
実際にオードリーが着たのがどれかはわかりませんが、モノクロ写真で肌を白く写すには赤いフィルターをかけますので、ブルー系が黒く写り、赤系は白くなるので、水色と黄色の方じゃないでしょうか。これが白黒だというなら、カラー写真を見つけてこないとダメですよね。
そして、左に載っているジバンシィのデザイン画もキャプションで白と黒の衣装のスケッチ、なんて書いてます。
でも左下のスケッチは、実際には目にも鮮やかな水色のドレス。
その右は実際にはパンツではなくスカートになりましたが、1968年のアカデミー賞に出席した時のベージュ、というかアイボリーというかのスカートと金色の上着。
誰が書いてあるのか記述が無いのですが、執筆者は全然調べて書いてません!論外です。
さて、この号は4月末に発売だったので、すでに休刊は決まっていたと思うんですが、編集が間に合わなかったのか、巻末にはまだ全号揃えたら…ってDVDの広告が載ってます。
廃刊の決まった今となっては、とても悲しい広告ですね…。
今号の価値:400円。「映画の舞台」がいつもながら優秀ですが、その他はちょっと…。
Posted by みつお at 12:00│Comments(4)
│週刊オードリー・ヘプバーン
この記事へのコメント
tomoさんのサイトの件は、ホントにショックでした;;
私のオードリー熱に再び火をつけてくれた素敵なサイトだっただけに
閉鎖されてしまったことが非常に残念です・・・。
またいつかtomoさんが再開してくれることを信じています・・・。
tomoさんのサイトで、はしごをガツーン☆とか書いていた頃が懐かしいです^^;
私のオードリー熱に再び火をつけてくれた素敵なサイトだっただけに
閉鎖されてしまったことが非常に残念です・・・。
またいつかtomoさんが再開してくれることを信じています・・・。
tomoさんのサイトで、はしごをガツーン☆とか書いていた頃が懐かしいです^^;
Posted by カリン at 2010年08月04日 00:45
tomoさんのサイトは、すっかり老舗だったのに…ですね。
よくみんなでレスしてたのって、
もう8年ぐらい前でしたでしょうか?
月日の経つのは早いですよね。
なんだか、最近はtomoさんのサイトもなくなり、
週刊オードリー・ヘプバーンの廃刊、
ここに来てくださる人の低下と、
オードリーの第二の暗黒時代に入った気がします。
とっても残念です。
よくみんなでレスしてたのって、
もう8年ぐらい前でしたでしょうか?
月日の経つのは早いですよね。
なんだか、最近はtomoさんのサイトもなくなり、
週刊オードリー・ヘプバーンの廃刊、
ここに来てくださる人の低下と、
オードリーの第二の暗黒時代に入った気がします。
とっても残念です。
Posted by みつお at 2010年08月06日 22:41
そうですね、もうそのくらい前になると思います。
月日がたつのはホントに早いです。
次にオードリーが脚光を浴びるのは、没後20年でしょうか。
でも、没後10年ほどの盛り上がりはないのかもしれませんね。
せめて以前のように全国を回る展示会とか催し物があればいいですね。
月日がたつのはホントに早いです。
次にオードリーが脚光を浴びるのは、没後20年でしょうか。
でも、没後10年ほどの盛り上がりはないのかもしれませんね。
せめて以前のように全国を回る展示会とか催し物があればいいですね。
Posted by カリン at 2010年08月06日 23:47
もうそんなに…!って感じですね。
2個のオードリーサイトを毎日往復するのが日課でしたよねー。
そういえばあと3年で、もう没後20年ですか!
もう一度2000年や2004年の規模の
オードリー展があると確かに嬉しいですよね。
午前十時の映画祭も、次回もオードリー作品が2本あればいいなあと思います。
次は「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」「麗しのサブリナ」
あたりでしょうか。
2個のオードリーサイトを毎日往復するのが日課でしたよねー。
そういえばあと3年で、もう没後20年ですか!
もう一度2000年や2004年の規模の
オードリー展があると確かに嬉しいですよね。
午前十時の映画祭も、次回もオードリー作品が2本あればいいなあと思います。
次は「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」「麗しのサブリナ」
あたりでしょうか。
Posted by みつお at 2010年08月10日 06:06