2010年04月21日
「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第6号
“午前十時の映画祭”、いよいよTOHOシネマズ名古屋ベイシティで、「ローマの休日」が2010/05/15(土)~2010/05/21(金)、「昼下りの情事」が2010/05/22(土)~2010/05/28(金) に公開です!
今週は「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の第6号の紹介です。
前号に引き続き「麗しのサブリナ」が特集。表紙も「麗しのサブリナ」の有名な画像が使われています。
“名作劇場”では「麗しのサブリナ」の撮影エピソード(主にハンフリー・ボガートとの確執)が載っています。
毎回楽しみな“映画の舞台”のコーナーは、ララビー邸の間取り。
このロケは、当時のパラマウントの社長の邸宅、というエピソードは知っていますが、プールは別の家、というのは初めて知りました。毎回嬉しいコーナーですねー。(^-^
でも、そういうのを考えると、一番お金持ちなのは、オードリーなどの俳優さんなどのアーティストではなく、そういう人をビジネスとして使っている大会社の社長とかなんだろうなーとひしひしと実感。
一般人から見れば華やかで手の届かない大スターでも、やっぱりビジネスの駒なんですよね。
“銀幕の裏側”のページではハンフリー・ボガートの、清藤秀人さんの文章の“オードリーの時代”はジバンシィの紹介になっています。
“オードリー・スタイル”で取り上げられたのは、オードリーと縁の深いピルボックス・ハット。
確かにオードリーとピルボックス・ハットは切っても切れない感じですよね。
これは嬉しいものを取り上げてくれた!と思うのですが、この「週刊オードリー・ヘプバーン」のかなり大きな欠点は、文章を書いている人やデザイナーがいまいちオードリーに詳しくないこと。
ここでも、右上に載っている「おしゃれ泥棒」の宣伝用の写真のキャプションが「シャレード」のためにデザインされたヒョウ柄の帽子、となっています。
…これどう見ても顔が「おしゃれ泥棒」じゃないですか!しかも「シャレード」のヒョウ柄の帽子は先がとんがった形。この「おしゃれ泥棒」の宣伝写真のものは丸い形で別物です。
メイクがまるで違う「シャレード」と「おしゃれ泥棒」すら見分けられないというのが、“オードリーのファッションのことを書いているのに、勉強してない執筆者”ってのを露呈してます。
また、ピルボックス・ハットの最初のページに載っている左下のオードリー(→)、裏焼きです。
これもオードリーを研究すれば、オードリーが右からはほとんど撮らせない、というのがわかるはずなので、これが裏焼きだとわかるのでしょうが…。毎回オードリーの裏焼き画像がどこかに入っています。
特にこの画像では鼻と口を見れば、オードリーが裏焼きになっているのがハッキリしています。
“オフィシャル・コレクション”なのですから、間違って世間に発信するようなことは極力避けるように、もっともっと執筆者もデザイナーも努力してください!
“マイ・フェア・オードリー”のコーナーでは、セシル・ビートンが「マイ・フェア・レディ」のために撮った画像が載っていて(←)、珍しい画像が多いです!嬉しい!
オードリーの伝記にあたる、“伝説の女優”のページは、今号はドイツ占領下でのオランダの生活。
ただ、最後のページの、母エッラと一緒に出演した想い出のコンサート、というところの画像(→)では、エッラが見知らぬ女の子と一緒に写っている写真が載っています。これを見て恐怖!
…まさかと思いますが、これ、エッラとオードリーだと思って載せたんじゃないでしょうね?
息子ショーンの書いた伝記、「母、オードリーのこと」でこの写真の全容が見れますが、オードリーはもっと左の方に写っています。
キャプションはないですが…うーん、大丈夫ですか?
ということで、今号は着眼点はいいのに、この本に関わる執筆者やデザイナーのオードリーに対する意識の低さと勉強不足が災いして、トータルでは散漫な印象に仕上がっています。
今号の価値:おまけして990円。実際も990円。でも印象はかなり薄いです。
今週は「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の第6号の紹介です。
前号に引き続き「麗しのサブリナ」が特集。表紙も「麗しのサブリナ」の有名な画像が使われています。
“名作劇場”では「麗しのサブリナ」の撮影エピソード(主にハンフリー・ボガートとの確執)が載っています。
毎回楽しみな“映画の舞台”のコーナーは、ララビー邸の間取り。
このロケは、当時のパラマウントの社長の邸宅、というエピソードは知っていますが、プールは別の家、というのは初めて知りました。毎回嬉しいコーナーですねー。(^-^
でも、そういうのを考えると、一番お金持ちなのは、オードリーなどの俳優さんなどのアーティストではなく、そういう人をビジネスとして使っている大会社の社長とかなんだろうなーとひしひしと実感。
一般人から見れば華やかで手の届かない大スターでも、やっぱりビジネスの駒なんですよね。
“銀幕の裏側”のページではハンフリー・ボガートの、清藤秀人さんの文章の“オードリーの時代”はジバンシィの紹介になっています。
“オードリー・スタイル”で取り上げられたのは、オードリーと縁の深いピルボックス・ハット。
確かにオードリーとピルボックス・ハットは切っても切れない感じですよね。
これは嬉しいものを取り上げてくれた!と思うのですが、この「週刊オードリー・ヘプバーン」のかなり大きな欠点は、文章を書いている人やデザイナーがいまいちオードリーに詳しくないこと。
ここでも、右上に載っている「おしゃれ泥棒」の宣伝用の写真のキャプションが「シャレード」のためにデザインされたヒョウ柄の帽子、となっています。
…これどう見ても顔が「おしゃれ泥棒」じゃないですか!しかも「シャレード」のヒョウ柄の帽子は先がとんがった形。この「おしゃれ泥棒」の宣伝写真のものは丸い形で別物です。
メイクがまるで違う「シャレード」と「おしゃれ泥棒」すら見分けられないというのが、“オードリーのファッションのことを書いているのに、勉強してない執筆者”ってのを露呈してます。
また、ピルボックス・ハットの最初のページに載っている左下のオードリー(→)、裏焼きです。
これもオードリーを研究すれば、オードリーが右からはほとんど撮らせない、というのがわかるはずなので、これが裏焼きだとわかるのでしょうが…。毎回オードリーの裏焼き画像がどこかに入っています。
特にこの画像では鼻と口を見れば、オードリーが裏焼きになっているのがハッキリしています。
“オフィシャル・コレクション”なのですから、間違って世間に発信するようなことは極力避けるように、もっともっと執筆者もデザイナーも努力してください!
“マイ・フェア・オードリー”のコーナーでは、セシル・ビートンが「マイ・フェア・レディ」のために撮った画像が載っていて(←)、珍しい画像が多いです!嬉しい!
オードリーの伝記にあたる、“伝説の女優”のページは、今号はドイツ占領下でのオランダの生活。
ただ、最後のページの、母エッラと一緒に出演した想い出のコンサート、というところの画像(→)では、エッラが見知らぬ女の子と一緒に写っている写真が載っています。これを見て恐怖!
…まさかと思いますが、これ、エッラとオードリーだと思って載せたんじゃないでしょうね?
息子ショーンの書いた伝記、「母、オードリーのこと」でこの写真の全容が見れますが、オードリーはもっと左の方に写っています。
キャプションはないですが…うーん、大丈夫ですか?
ということで、今号は着眼点はいいのに、この本に関わる執筆者やデザイナーのオードリーに対する意識の低さと勉強不足が災いして、トータルでは散漫な印象に仕上がっています。
今号の価値:おまけして990円。実際も990円。でも印象はかなり薄いです。
Posted by みつお at 09:00│Comments(10)
│週刊オードリー・ヘプバーン
この記事へのコメント
こんにちは。はじめてコメントします。
オードリー大好きでいろいろ調べているなかでこのHPに出会いとてもうれしく思っています。
現在広島に住んでいるのですが、週刊オードリーどうしてもほしいのですが、どこに行っても見当たりません。
出版社に問い合わせたいのですが
もしご迷惑でなければ出版社への連絡先がどうしてもわからなかったので、教えていただけたらと思います。
4月に全国発売ということはきっと広島にもあるはずですよね。
どうしてもほしいので、もしご存知でしたらなんでもおしえてください。よろしくお願いいたします。
オードリー大好きでいろいろ調べているなかでこのHPに出会いとてもうれしく思っています。
現在広島に住んでいるのですが、週刊オードリーどうしてもほしいのですが、どこに行っても見当たりません。
出版社に問い合わせたいのですが
もしご迷惑でなければ出版社への連絡先がどうしてもわからなかったので、教えていただけたらと思います。
4月に全国発売ということはきっと広島にもあるはずですよね。
どうしてもほしいので、もしご存知でしたらなんでもおしえてください。よろしくお願いいたします。
Posted by アミ at 2010年04月21日 15:50
アミさん、初めまして。
前回の記事で書いたのですが、週刊オードリー・ヘプバーンの全国発売日は、
いまだ未定です。
以前4月発売と書いてしまったので、探してしまったのですね。
本当に申し訳ありません。
出版社の連絡先は、以前他の人もお尋ねになったのですが、
出版社に問い合わせたところ、まだ全国発売ではないので、
載せないでくれ、ということでしたので、お教えすることができません。
また全国発売が決まり次第ここでもお知らせしますので、
もうしばらくお待ちください。
前回の記事で書いたのですが、週刊オードリー・ヘプバーンの全国発売日は、
いまだ未定です。
以前4月発売と書いてしまったので、探してしまったのですね。
本当に申し訳ありません。
出版社の連絡先は、以前他の人もお尋ねになったのですが、
出版社に問い合わせたところ、まだ全国発売ではないので、
載せないでくれ、ということでしたので、お教えすることができません。
また全国発売が決まり次第ここでもお知らせしますので、
もうしばらくお待ちください。
Posted by みつお at 2010年04月21日 21:55
そうだったのですね。全国発売ときいてうれしさのあまり、先走ってしまいすいません。
全国発売になること楽しみにしています。
そして、ここのHPも毎回チェックすることを楽しみにしています♩
丁寧に教えていただいて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
全国発売になること楽しみにしています。
そして、ここのHPも毎回チェックすることを楽しみにしています♩
丁寧に教えていただいて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
Posted by アミ at 2010年04月22日 00:19
アミさん、こんにちは。
本当に早く全国発売になって欲しいですよね!
今、静岡版でも全国発売に向けて月刊化になってしまってて、
なかなか次が出ないので待ち遠しいです。
元の週刊になってくれるといいのですが…。
決まり次第こちらでも即行記事にしますので、
お待ちくださいです。(^-^
本当に早く全国発売になって欲しいですよね!
今、静岡版でも全国発売に向けて月刊化になってしまってて、
なかなか次が出ないので待ち遠しいです。
元の週刊になってくれるといいのですが…。
決まり次第こちらでも即行記事にしますので、
お待ちくださいです。(^-^
Posted by みつお at 2010年04月22日 11:00
こんにちは。
4月になってもどこにも情報が出ておらず、もしや・・・と思いましたが、
やはりまだ正式に全国発売には至っていないようですね。
全国発売するためには、それなりの利益を得られないもしくは反響を
見込めない限りは厳しいとは思いますが・・・。
発売するにも、時期も中途半端ですからね~・・・。
没後20周年、など節目の年なら大々的に宣伝も
出来るかもしれませんが、今は試行段階なのでしょうね。
ファンは多いとは思いますが、購買意欲を掻き立てるだけの”何か”が
ないと、消費が細っているこのご時世、なかなか大変ですよね。
私も全国発売を気長に待ってます^^;
4月になってもどこにも情報が出ておらず、もしや・・・と思いましたが、
やはりまだ正式に全国発売には至っていないようですね。
全国発売するためには、それなりの利益を得られないもしくは反響を
見込めない限りは厳しいとは思いますが・・・。
発売するにも、時期も中途半端ですからね~・・・。
没後20周年、など節目の年なら大々的に宣伝も
出来るかもしれませんが、今は試行段階なのでしょうね。
ファンは多いとは思いますが、購買意欲を掻き立てるだけの”何か”が
ないと、消費が細っているこのご時世、なかなか大変ですよね。
私も全国発売を気長に待ってます^^;
Posted by カリン at 2010年04月25日 12:56
誰か物々交換してくれないかなあ。
半世紀前の「戦争と平和」特集号と、週刊オードリー1~6号。
ちょっと図々しいかなあ。
静岡に行かないと入手できないのかなあ。
半世紀前の「戦争と平和」特集号と、週刊オードリー1~6号。
ちょっと図々しいかなあ。
静岡に行かないと入手できないのかなあ。
Posted by いも源氏 at 2010年04月28日 03:45
>カリンさん
本当にすみません。m(_ _;)m
一応月刊になった、ということは全国発売の予告なんだそうですが…。
確かにこのご時世、ずっと続けるのは大変ですよね。
新たに知ることも多いこの「週刊オードリー・ヘプバーン」ですけど、
結構いいかげんなことも書いてあったり、と内容は玉石混交なんですよね。
カリンさんならもちろん間違ってることに気づくでしょうが…。
後々「おしゃれ泥棒2」「ニューヨークの恋人たち」「緑の館」の
貴重なDVDが付いてくる予定ですから、
なんとしても頑張って欲しいですよね。
万が一続かない場合は、カリンさんに即連絡します!
本当にすみません。m(_ _;)m
一応月刊になった、ということは全国発売の予告なんだそうですが…。
確かにこのご時世、ずっと続けるのは大変ですよね。
新たに知ることも多いこの「週刊オードリー・ヘプバーン」ですけど、
結構いいかげんなことも書いてあったり、と内容は玉石混交なんですよね。
カリンさんならもちろん間違ってることに気づくでしょうが…。
後々「おしゃれ泥棒2」「ニューヨークの恋人たち」「緑の館」の
貴重なDVDが付いてくる予定ですから、
なんとしても頑張って欲しいですよね。
万が一続かない場合は、カリンさんに即連絡します!
Posted by みつお at 2010年04月29日 07:01
>いも源氏さん
実はもう8号まで出ているんですよ。
単に僕が記事化してないだけで…。(^^;;;
愛知はホンと静岡の隣だから歯がゆいですよね。
いも源氏さんのところから静岡まで、
神戸~京都くらいの距離なら、僕は行ってしまいそうですが…。
でも神戸~岡山くらいだったら行かないだろうし…。
行きやすさ、みたいなのも関係しますよね。(^^;;;
実はもう8号まで出ているんですよ。
単に僕が記事化してないだけで…。(^^;;;
愛知はホンと静岡の隣だから歯がゆいですよね。
いも源氏さんのところから静岡まで、
神戸~京都くらいの距離なら、僕は行ってしまいそうですが…。
でも神戸~岡山くらいだったら行かないだろうし…。
行きやすさ、みたいなのも関係しますよね。(^^;;;
Posted by みつお at 2010年04月29日 07:06
こんにちは!
みつおさん、お久しぶりです!
5月4日はオードリーの誕生日
でしたね!
今日は何の日的なもので見かけて、
思い出させられました。ソウダッタソウダッタ!
To Audrey,
☆彡(ノ。>v)ノHappy❤Birthdayヽ(v<。ヽ)☆彡
みつおさん、お久しぶりです!
5月4日はオードリーの誕生日
でしたね!
今日は何の日的なもので見かけて、
思い出させられました。ソウダッタソウダッタ!
To Audrey,
☆彡(ノ。>v)ノHappy❤Birthdayヽ(v<。ヽ)☆彡
Posted by ジャリ at 2010年05月05日 02:05
ジャリさん、こんにちは!!
お久しぶりで、大変嬉しいー!です。(^-^
オードリーの誕生日…今年は仕事だったので
完璧に頭からぶっとんでいました…。
オードリーにごめんなさい、ですね。(- -;;;
オードリーも今年は81歳。
やさしいおばあちゃんになっていたでしょうね。
孫と遊ぶオードリーって、考えたら絵になりますよね。
お久しぶりで、大変嬉しいー!です。(^-^
オードリーの誕生日…今年は仕事だったので
完璧に頭からぶっとんでいました…。
オードリーにごめんなさい、ですね。(- -;;;
オードリーも今年は81歳。
やさしいおばあちゃんになっていたでしょうね。
孫と遊ぶオードリーって、考えたら絵になりますよね。
Posted by みつお at 2010年05月06日 15:44