2007年09月02日
「ローマの休日」73年リバイバル 本命スバル座/東宝パンフ
*このブログを運営している、ko-coブログさんが9月3~4日にシステムリニューアルするそうです。
なのでもしかしたら明日と明後日はこのブログが見れないかもしれません。
*9月4日~10日 札幌三越で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー展」開催!
*9月5日~17日 大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催!
これは1973年にリバイバルされた「ローマの休日」のパンフレットです。なんとも珍しく、ティアラオードリーじゃないですね。(同じ73年のポスター・プレスシート・チラシは全てティアラオードリー)
えっとこれは黄色い紙に、墨色で印刷されています。この70年前後はこういう作りのパンフが多いですね。僕の好きなヴィヴィアン・リーの1969年リバイバル「哀愁」もこんなのでした。
本命は2月24日からリバイバルしたスバル座と館名の入った物。といっても、館名がなくても中身はまったく同じです。
じゃあ、右2つはどう違うの?って思いますよね。確かにめっちゃわかりにくいんですが、右下、「ローマの休日」の題名の“日”の下の部分に東宝のロゴがあるかないか。
←これがアップなんですが、これでもちょっとわかりにくいですね。
(^^;;;
さらには東宝ロゴのないものには、紙の厚さがペラペラのもあります。ということで、このパンフには微妙な違いで4種類あるということですね。
中には杉田房子さんという方と、映画評論家の山本恭子さんの文章が載っています。
特に山本恭子さんは以前からオードリー映画の文章をよく書いてらっしゃる方で、やっぱりオードリーの大ファンなんでしょうね。
文章中で、この「ローマの休日」の大成功はオードリーがいたから映画が成功したのか、映画がよかったからオードリーが輝いたのか、っていう卵とにわとりのような話から始まって、その後のすべての作品(「当時は「暗くなるまで待って」まで)もそうだと述べておられます。
そして、最初は個性の鮮やかさだけかと思っていたが、以降の作品も次々とこなしていくのを観て、単なる個性だけじゃない、天才的なアクトレスなんだ!と思ったそうです。
特に「暗くなるまで待って」のスージーでその感慨が深いとも。
オードリーファンにはなんとも嬉しくなってしまう文章ですよねー!(^-^
それにしても「暗くなるまで待って」って本当にいろんな人からオードリーの演技が非常に高く評価されてますね~。「暗くなるまで待って」「いつも2人で」「尼僧物語」、これが一般的に演技力でのオードリー作品のベスト3でしょうか(順位なしで)。
さて、ここでは全然書かれてないのですが、リバイバルされた1973年って、「ローマの休日」アメリカ公開からちょうど20年なんですよね!今だったらそれが大きなウリになるでしょうにね。
このパンフレットってオードリーパンフの中では比較的新しいという扱いを受けるものなんですが、4年前の2003年に「ローマの休日」が製作50周年としてリバイバルされたことを考えると、もうずいぶん昔のものなんですねー。
ちなみにある本(たぶんロードショー)によると、どこかの九州の映画館では、この73年リバイバルの「ローマの休日」でももう既にお客さんが入らないという現象が起こっていたようです。
じんわりオードリーの人気にかげりが出てきたのか、70年から間髪置かずにまたリバイバルだったからなのか…どっちなんでしょうね。
レア度:なし
なのでもしかしたら明日と明後日はこのブログが見れないかもしれません。
*9月4日~10日 札幌三越で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー展」開催!
*9月5日~17日 大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催!
これは1973年にリバイバルされた「ローマの休日」のパンフレットです。なんとも珍しく、ティアラオードリーじゃないですね。(同じ73年のポスター・プレスシート・チラシは全てティアラオードリー)
えっとこれは黄色い紙に、墨色で印刷されています。この70年前後はこういう作りのパンフが多いですね。僕の好きなヴィヴィアン・リーの1969年リバイバル「哀愁」もこんなのでした。
本命は2月24日からリバイバルしたスバル座と館名の入った物。といっても、館名がなくても中身はまったく同じです。
じゃあ、右2つはどう違うの?って思いますよね。確かにめっちゃわかりにくいんですが、右下、「ローマの休日」の題名の“日”の下の部分に東宝のロゴがあるかないか。
←これがアップなんですが、これでもちょっとわかりにくいですね。
(^^;;;
さらには東宝ロゴのないものには、紙の厚さがペラペラのもあります。ということで、このパンフには微妙な違いで4種類あるということですね。
中には杉田房子さんという方と、映画評論家の山本恭子さんの文章が載っています。
特に山本恭子さんは以前からオードリー映画の文章をよく書いてらっしゃる方で、やっぱりオードリーの大ファンなんでしょうね。
文章中で、この「ローマの休日」の大成功はオードリーがいたから映画が成功したのか、映画がよかったからオードリーが輝いたのか、っていう卵とにわとりのような話から始まって、その後のすべての作品(「当時は「暗くなるまで待って」まで)もそうだと述べておられます。
そして、最初は個性の鮮やかさだけかと思っていたが、以降の作品も次々とこなしていくのを観て、単なる個性だけじゃない、天才的なアクトレスなんだ!と思ったそうです。
特に「暗くなるまで待って」のスージーでその感慨が深いとも。
オードリーファンにはなんとも嬉しくなってしまう文章ですよねー!(^-^
それにしても「暗くなるまで待って」って本当にいろんな人からオードリーの演技が非常に高く評価されてますね~。「暗くなるまで待って」「いつも2人で」「尼僧物語」、これが一般的に演技力でのオードリー作品のベスト3でしょうか(順位なしで)。
さて、ここでは全然書かれてないのですが、リバイバルされた1973年って、「ローマの休日」アメリカ公開からちょうど20年なんですよね!今だったらそれが大きなウリになるでしょうにね。
このパンフレットってオードリーパンフの中では比較的新しいという扱いを受けるものなんですが、4年前の2003年に「ローマの休日」が製作50周年としてリバイバルされたことを考えると、もうずいぶん昔のものなんですねー。
ちなみにある本(たぶんロードショー)によると、どこかの九州の映画館では、この73年リバイバルの「ローマの休日」でももう既にお客さんが入らないという現象が起こっていたようです。
じんわりオードリーの人気にかげりが出てきたのか、70年から間髪置かずにまたリバイバルだったからなのか…どっちなんでしょうね。
レア度:なし
Posted by みつお at 15:00│Comments(0)
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