2011年05月04日
オードリーの誕生日!写真集「So Audrey」
本日5月4日はオードリー・ヘプバーンの誕生日です!生きていれば今年82才ですね。
今日は、そんな誕生日を前に届いた、新しい写真集を紹介。
「So Audrey 59 Ways to Put a Little Hepburn in Your Step」、和名にすると“オードリーのように…ちょっとヘプバーンになれる59の方法”って感じですか?著者はCIndy De La Hoz って女性。
“オードリーのように”というと、近代映画社から発行されたパメラ・キーオの「オードリーのように…エレガントに生きるためのレッスン」てのがありましたよね。
この本の趣旨はそれと同じで、パメラ・キーオのが文章で色々と書いてあるのに比べて、こちらは短文でさらっと書いてあるっていう違い。
“春が来たら花柄のサンドレスで祝ってください”とか、“サングラスは大きめがベター”とか、これってどうなの?ってことが、オードリーの宣伝写真やスナップ写真を添えて書いてあります(笑)。
確かにオードリーはよく言われるように “シンプル イズ ザ・ベスト!”の人でしたし、“引き算の美学”って感じなんでしょうが、それだけを真似してもオードリーになれるわけじゃないですよね。
(左の画像は、1976年のアカデミー賞で「カッコーの巣の上で」に作品賞の発表をした瞬間のオードリー)
オードリーと一緒に「ヴァリーエ」や「銀座リザ」で仕事をして友人の加藤タキさんには “私は何もつけない方が私らしいの。タキはいっぱいつけてた方があなたらしいわ。” と言ったオードリーですから、その人の個性に合わせてその人らしく!ってのがオードリーの考える本当のオードリー流おしゃれですよね。
サイズは16cm×16cmくらいで、かなり小さめ。128pで、見開きの2ページ使って写真は1枚。写真総点数は60点くらい。
初めて見る画像は少なめですけど、“これ、写真集に収録されたの初めてちゃう?”ってのが結構あって、そういう意味では嬉しい写真集。その点で愛でてあげてください。
印刷は中国で、せっかく多めのカラー写真のカラーバランスはかなり崩れてます。ピントの甘いもの、トーンジャンプ起こしてオードリーの肌が荒れて見えるもの。やたら濃いもの、薄いもの。
(右の写真は1986年のアカデミー賞で。当日は衣装デザイン賞のプレゼンターで、ワダ・エミにオスカーを渡した。)
「いつも2人で」の宣伝写真でブルーのシルクサテンを着たオードリーの画像ではブルーが白くなって、オードリーはやたら黄色いです。しかも裏焼き!
(←この写真)
オードリーの肌の色が濃すぎて、黄色人種の僕らでもこんだけ黒くなるには、どんだけ日焼けしたらええねん!みたいなのもあります。
(←写真左)
こんな程度で満足して写真集を出さないで欲しいなー。
裏焼きもちょこちょこあって、著者のオードリーに詳しい度が、“オードリーをちょっと好きな、女性雑誌の編集者” 程度でしかないのもわかります。
(左右2点とも裏焼き。右上のデニムジャケ肩に引っ掛けてるのも。)
まあ、いろんな写真集を既に持っている人には今まで未収録の物が多く、オススメっていう感じですかね。
オススメ度:★★(最近ありがちな、質がそこそこしかない、濫発写真集の1つ)
今日は、そんな誕生日を前に届いた、新しい写真集を紹介。
「So Audrey 59 Ways to Put a Little Hepburn in Your Step」、和名にすると“オードリーのように…ちょっとヘプバーンになれる59の方法”って感じですか?著者はCIndy De La Hoz って女性。
“オードリーのように”というと、近代映画社から発行されたパメラ・キーオの「オードリーのように…エレガントに生きるためのレッスン」てのがありましたよね。
この本の趣旨はそれと同じで、パメラ・キーオのが文章で色々と書いてあるのに比べて、こちらは短文でさらっと書いてあるっていう違い。
“春が来たら花柄のサンドレスで祝ってください”とか、“サングラスは大きめがベター”とか、これってどうなの?ってことが、オードリーの宣伝写真やスナップ写真を添えて書いてあります(笑)。
確かにオードリーはよく言われるように “シンプル イズ ザ・ベスト!”の人でしたし、“引き算の美学”って感じなんでしょうが、それだけを真似してもオードリーになれるわけじゃないですよね。
(左の画像は、1976年のアカデミー賞で「カッコーの巣の上で」に作品賞の発表をした瞬間のオードリー)
オードリーと一緒に「ヴァリーエ」や「銀座リザ」で仕事をして友人の加藤タキさんには “私は何もつけない方が私らしいの。タキはいっぱいつけてた方があなたらしいわ。” と言ったオードリーですから、その人の個性に合わせてその人らしく!ってのがオードリーの考える本当のオードリー流おしゃれですよね。
サイズは16cm×16cmくらいで、かなり小さめ。128pで、見開きの2ページ使って写真は1枚。写真総点数は60点くらい。
初めて見る画像は少なめですけど、“これ、写真集に収録されたの初めてちゃう?”ってのが結構あって、そういう意味では嬉しい写真集。その点で愛でてあげてください。
印刷は中国で、せっかく多めのカラー写真のカラーバランスはかなり崩れてます。ピントの甘いもの、トーンジャンプ起こしてオードリーの肌が荒れて見えるもの。やたら濃いもの、薄いもの。
(右の写真は1986年のアカデミー賞で。当日は衣装デザイン賞のプレゼンターで、ワダ・エミにオスカーを渡した。)
「いつも2人で」の宣伝写真でブルーのシルクサテンを着たオードリーの画像ではブルーが白くなって、オードリーはやたら黄色いです。しかも裏焼き!
(←この写真)
オードリーの肌の色が濃すぎて、黄色人種の僕らでもこんだけ黒くなるには、どんだけ日焼けしたらええねん!みたいなのもあります。
(←写真左)
こんな程度で満足して写真集を出さないで欲しいなー。
裏焼きもちょこちょこあって、著者のオードリーに詳しい度が、“オードリーをちょっと好きな、女性雑誌の編集者” 程度でしかないのもわかります。
(左右2点とも裏焼き。右上のデニムジャケ肩に引っ掛けてるのも。)
まあ、いろんな写真集を既に持っている人には今まで未収録の物が多く、オススメっていう感じですかね。
オススメ度:★★(最近ありがちな、質がそこそこしかない、濫発写真集の1つ)
Posted by みつお at 12:00│Comments(0)
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