2012年02月29日
「パリの恋人」ワイド版レーザーディスクの音楽の特典!
今年はうるう年なので、珍しい2月29日に記事をアップしようと思って、設定してました。エヘヘ。(*^^*
さて、いよいよ第三回午前十時の映画祭が始まります。
3月の「シャレード」「麗しのサブリナ」はTOHOシネマズみゆき座(東京:終日上映) 、TOHOシネマズ上大岡(神奈川)、TOHOシネマズ岐阜です。
これは「パリの恋人」のレーザーディスク(ワイド版)版です。
このディスクにはわざわざワイド版って書いてあるってことは、「パリの恋人」って2回レーザーディスクって出たんでしたっけ?
他にも「暗くなるまで待って」「いつも2人で」「おしゃれ泥棒」「マイ・フェア・レディ」「許されざる者」など、最初は4:3で出て、その後16:9のサイズで出たものがありますよね。
で、なんで今さらこんな古いメディアであるLDの「パリの恋人」を紹介するかっていうとですね、これにはその後のDVDでも入ってない特典があるからなんですよね。
で、それが何かっていうと、このディスク、アナログの右チャンネルにはなんと!この映画で使われている音楽がセリフや歌を抜いて全曲入っているんです!
え、レーザーディスクなのにアナログ?って思います?
レーザーディスクって、光ディスクなのに、初期はアナログ録音しかなかったんですよ~!だから「いつも2人で(4:3サイズ)」「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」なんかの初期に出たものはアナログ音声しかなかったんですよー。(^^;
でも後のディスクではそれを利用して、デジタルで本編、アナログで副音声、とかって利用してましたね。最後の方にはアナログ右チャンネルの利用で5.1chのAC-3って規格も出来てましたし。
で、この「パリの恋人」の場合はデジタル出力とアナログ左が本編、アナログ右に音楽編、となってるわけで。
全部で57曲挿入曲があります。もちろん歌以外、ほとんどサントラCDに入ってない!
だから久々に取り出して、“こんなん入ってたんやー!”って聴いてみてかなり感動してました。
ま、正直聴いていると、単に映画のセリフ部分を消しただけで、この映画のオリジナル音楽を見つけてきて収録しました、ってのとは違うみたいですけどね。
なんせ、本来セリフが入ったりして、音楽が小さくなる部分はそのまんま突然小さくなりますしね。全部均一の音量だったらもっと良かったんですけどね。
それでも、“ここの音楽いいよな~。”って思ってたところがそのまま音楽だけ聴けるってのは嬉しいですよね。
この映画の音楽はジョージ・ガーシュウィンのだからっていうことでの特典なんでしょうけど、これがLDだけのものってのが、これを捨てられない要素の1つにしてしまってますね。
DVDだと何種類も音声を入れることが出来るので、特典に付けたらいいのに!って思いますけど、これが入ってない。
それに「パリの恋人」なのに「麗しのサブリナ」の画像を使うようなアメリカのお仕着せのセンス無いDVDジャケットなんかより、こちらの方が何百万倍もジャケットも魅力的!
裏ジャケットにも珍しめのオードリーのカラー写真も使用されてますしね。
しかも字幕の翻訳も残念ながらこのLDやビデオの方がとても上手に訳されてます(英語で韻を踏むとことかも)。
DVDは高瀬鎮夫さんで字幕翻訳の大御所なんですが、これが裏目。
“こんな言葉の使い方、今どき誰もせーへんでー。”っていう、ものすごい大時代がかった古めかしい訳になってしまって、もっちゃり。「パリの恋人」の持つ躍動感が0になってます。字幕のせいで、作品に入り込めない!
なんでパラマウントさんは字幕、変えちゃったのかなー。
これがこんな特典付きだったので、他のオードリー作品のLDも調べましたけど、「パリの恋人」だけでした。
とりあえず、LDが使える間に、この音楽部分だけを取り出しておかないといけませんね。(^^;
そういえば、「スタートレック」の映画版の第1作目も、LD、DVD、Blu-lay と全部収録されているエディションが違うので、捨てられないんです…。
お気に入り度:★★★★(「パリの恋人」も歌だけじゃない、挿入曲入りの2枚組サントラCDなんてのが出て欲しいなー。)
さて、いよいよ第三回午前十時の映画祭が始まります。
3月の「シャレード」「麗しのサブリナ」はTOHOシネマズみゆき座(東京:終日上映) 、TOHOシネマズ上大岡(神奈川)、TOHOシネマズ岐阜です。
これは「パリの恋人」のレーザーディスク(ワイド版)版です。
このディスクにはわざわざワイド版って書いてあるってことは、「パリの恋人」って2回レーザーディスクって出たんでしたっけ?
他にも「暗くなるまで待って」「いつも2人で」「おしゃれ泥棒」「マイ・フェア・レディ」「許されざる者」など、最初は4:3で出て、その後16:9のサイズで出たものがありますよね。
で、なんで今さらこんな古いメディアであるLDの「パリの恋人」を紹介するかっていうとですね、これにはその後のDVDでも入ってない特典があるからなんですよね。
で、それが何かっていうと、このディスク、アナログの右チャンネルにはなんと!この映画で使われている音楽がセリフや歌を抜いて全曲入っているんです!
え、レーザーディスクなのにアナログ?って思います?
レーザーディスクって、光ディスクなのに、初期はアナログ録音しかなかったんですよ~!だから「いつも2人で(4:3サイズ)」「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」なんかの初期に出たものはアナログ音声しかなかったんですよー。(^^;
でも後のディスクではそれを利用して、デジタルで本編、アナログで副音声、とかって利用してましたね。最後の方にはアナログ右チャンネルの利用で5.1chのAC-3って規格も出来てましたし。
で、この「パリの恋人」の場合はデジタル出力とアナログ左が本編、アナログ右に音楽編、となってるわけで。
全部で57曲挿入曲があります。もちろん歌以外、ほとんどサントラCDに入ってない!
だから久々に取り出して、“こんなん入ってたんやー!”って聴いてみてかなり感動してました。
ま、正直聴いていると、単に映画のセリフ部分を消しただけで、この映画のオリジナル音楽を見つけてきて収録しました、ってのとは違うみたいですけどね。
なんせ、本来セリフが入ったりして、音楽が小さくなる部分はそのまんま突然小さくなりますしね。全部均一の音量だったらもっと良かったんですけどね。
それでも、“ここの音楽いいよな~。”って思ってたところがそのまま音楽だけ聴けるってのは嬉しいですよね。
この映画の音楽はジョージ・ガーシュウィンのだからっていうことでの特典なんでしょうけど、これがLDだけのものってのが、これを捨てられない要素の1つにしてしまってますね。
DVDだと何種類も音声を入れることが出来るので、特典に付けたらいいのに!って思いますけど、これが入ってない。
それに「パリの恋人」なのに「麗しのサブリナ」の画像を使うようなアメリカのお仕着せのセンス無いDVDジャケットなんかより、こちらの方が何百万倍もジャケットも魅力的!
裏ジャケットにも珍しめのオードリーのカラー写真も使用されてますしね。
しかも字幕の翻訳も残念ながらこのLDやビデオの方がとても上手に訳されてます(英語で韻を踏むとことかも)。
DVDは高瀬鎮夫さんで字幕翻訳の大御所なんですが、これが裏目。
“こんな言葉の使い方、今どき誰もせーへんでー。”っていう、ものすごい大時代がかった古めかしい訳になってしまって、もっちゃり。「パリの恋人」の持つ躍動感が0になってます。字幕のせいで、作品に入り込めない!
なんでパラマウントさんは字幕、変えちゃったのかなー。
これがこんな特典付きだったので、他のオードリー作品のLDも調べましたけど、「パリの恋人」だけでした。
とりあえず、LDが使える間に、この音楽部分だけを取り出しておかないといけませんね。(^^;
そういえば、「スタートレック」の映画版の第1作目も、LD、DVD、Blu-lay と全部収録されているエディションが違うので、捨てられないんです…。
お気に入り度:★★★★(「パリの恋人」も歌だけじゃない、挿入曲入りの2枚組サントラCDなんてのが出て欲しいなー。)
この記事へのコメント
このジャケットデザイン、傑作だと今でも思います。
もうこれで通して欲しいくらい。
サントラのピンク地に輪郭なしのオードリィ顔面アップも斬新で素晴らしいですね。
お願いですから、DVDやBLU-RAYでのデザイン改悪はやめて欲しいですよね。
LDならではの特典、よっぽどいいのがありましたよね。
例えば、「マイ・フェア・レディ」のレストア版についていた、
アカデミー賞授賞式、主演男優賞プレゼンターの名場面なんか。
今ではYOUTUBEでも見れますが、いつなくなるかもしれないし、
高画質で保存できる映像でつけてもらったほうが嬉しいです。
もうこれで通して欲しいくらい。
サントラのピンク地に輪郭なしのオードリィ顔面アップも斬新で素晴らしいですね。
お願いですから、DVDやBLU-RAYでのデザイン改悪はやめて欲しいですよね。
LDならではの特典、よっぽどいいのがありましたよね。
例えば、「マイ・フェア・レディ」のレストア版についていた、
アカデミー賞授賞式、主演男優賞プレゼンターの名場面なんか。
今ではYOUTUBEでも見れますが、いつなくなるかもしれないし、
高画質で保存できる映像でつけてもらったほうが嬉しいです。
Posted by まる at 2012年03月01日 23:36
日本でこのジャケットデザインを思いついてたら、
劇場ポスターのように、全部本当の画像でこのように加工したでしょうね。
それも見てみたい気がします。(^-^
あのピンクのアップはホンと斬新ですよね!
今でも十分通用すると思います。
でも、以前はこんな素敵なデザインを考え付いていたアメリカなのに、
ここんとこDVDジャケットはヒドイですよねー。
こんなんを各国に押し付けんといて欲しい!って思います。
パラマウントの「マイ・フェア・レディ」とか、オードリーがひっくり返ったままですしね。
日本独自のデザインでやらせてくれたらいいのに…。
最初は圧倒的にビデオより安かったLDも、最後の方はビデオよりも高くなってたし、
特典で差別化を図っていたんでしょうね。
LDって、画質はもう今見ると全然ダメなんですけど、
ビデオと比べると、やっぱり色にじみとかブレとかがないのが良かったです。
劣化もしにくいですしね。
そういえば、フランスでは既に「許されざる者」ブルーレイが出てるみたいですね。
ちょっとした音声の特典もあるみたいですけど…。
劇場ポスターのように、全部本当の画像でこのように加工したでしょうね。
それも見てみたい気がします。(^-^
あのピンクのアップはホンと斬新ですよね!
今でも十分通用すると思います。
でも、以前はこんな素敵なデザインを考え付いていたアメリカなのに、
ここんとこDVDジャケットはヒドイですよねー。
こんなんを各国に押し付けんといて欲しい!って思います。
パラマウントの「マイ・フェア・レディ」とか、オードリーがひっくり返ったままですしね。
日本独自のデザインでやらせてくれたらいいのに…。
最初は圧倒的にビデオより安かったLDも、最後の方はビデオよりも高くなってたし、
特典で差別化を図っていたんでしょうね。
LDって、画質はもう今見ると全然ダメなんですけど、
ビデオと比べると、やっぱり色にじみとかブレとかがないのが良かったです。
劣化もしにくいですしね。
そういえば、フランスでは既に「許されざる者」ブルーレイが出てるみたいですね。
ちょっとした音声の特典もあるみたいですけど…。
Posted by みつお at 2012年03月02日 06:30
うわっ、本当だ、「許されざる者」のブルーレイ!
Unforgivenだと、イーストウッド氏の映画がたくさんヒットするので、
Vent de la plaine(仏版タイトル)で検索したら出るわ出るわ。
本国より早いんですね。
これからブルーレイ化されるとしたらどの作品になるのでしょうね。
画質はすごく鮮明になるので、ディテール再発見でよく感動します。
ただし色合いはソフトによって随分異なりますね。
過去の作品って、もはやどの色彩が本当だったのか分からなくなってきます。
「パリの恋人」のような、カラー満載映画のブルーレイ化はどうなることやら。
昨年、HD-TVバージョンの画像を何かの検索で見たことがあるので、
素材はあるのでしょうね。でも特典が・・・やはり過去作は不利ですね。
あと「噂の二人」「暗くなるまで待って」もありました。
アメリカではケーブルTVか何かの専用チャンネルでそういうのをバンバン放映してるんですかね。
Unforgivenだと、イーストウッド氏の映画がたくさんヒットするので、
Vent de la plaine(仏版タイトル)で検索したら出るわ出るわ。
本国より早いんですね。
これからブルーレイ化されるとしたらどの作品になるのでしょうね。
画質はすごく鮮明になるので、ディテール再発見でよく感動します。
ただし色合いはソフトによって随分異なりますね。
過去の作品って、もはやどの色彩が本当だったのか分からなくなってきます。
「パリの恋人」のような、カラー満載映画のブルーレイ化はどうなることやら。
昨年、HD-TVバージョンの画像を何かの検索で見たことがあるので、
素材はあるのでしょうね。でも特典が・・・やはり過去作は不利ですね。
あと「噂の二人」「暗くなるまで待って」もありました。
アメリカではケーブルTVか何かの専用チャンネルでそういうのをバンバン放映してるんですかね。
Posted by まる at 2012年03月05日 22:13
なんで本国より早いブルーレイ化なんでしょうね。
しかも特典まであるのが不思議。
ブルーレイは、来年オードリーの没後20年なので、
なんか続々出てきそうな気がします。
色はどうなんでしょうね。
僕も実際はどれかがわからないんですが、
たとえば、オードリー展で展示してあった衣装の色が正確に再現できていたら、
まあだいたい合っているんじゃないでしょうか。
そういう意味でも今発売中の「シャレード」は濃い気がします。
カラーではやっぱり「パリの恋人」とかは慎重にして欲しいですよね。
個人的には「パリで一緒に」や「いつも2人で」とかも心配です。
過去の作品は特典用素材がないでしょうから、
せめて生き残りのキャストやスタッフのコメンタリーとかがいいでしょうかね。
そういう意味でも「緑の館」に関して、メルの死亡はイタイですよね。
「いつも2人で」はアルバート・フィニー、
「おしゃれ泥棒」ではピーター・オトゥールのが欲しいです。
しかも特典まであるのが不思議。
ブルーレイは、来年オードリーの没後20年なので、
なんか続々出てきそうな気がします。
色はどうなんでしょうね。
僕も実際はどれかがわからないんですが、
たとえば、オードリー展で展示してあった衣装の色が正確に再現できていたら、
まあだいたい合っているんじゃないでしょうか。
そういう意味でも今発売中の「シャレード」は濃い気がします。
カラーではやっぱり「パリの恋人」とかは慎重にして欲しいですよね。
個人的には「パリで一緒に」や「いつも2人で」とかも心配です。
過去の作品は特典用素材がないでしょうから、
せめて生き残りのキャストやスタッフのコメンタリーとかがいいでしょうかね。
そういう意味でも「緑の館」に関して、メルの死亡はイタイですよね。
「いつも2人で」はアルバート・フィニー、
「おしゃれ泥棒」ではピーター・オトゥールのが欲しいです。
Posted by みつお at 2012年03月06日 20:05
みつおさん
フランスでまたまたブルーレイ出るみたいですよ。
「パリの恋人」を下記に貼り付けますが、
他に「麗しのサブリナ」もあるようです。
5月なのでまだ先ですが、なんかフランスってオードリィ先進国ですね。
http://www.amazon.fr/dp/B007EYQ2BQ/ref=nosim?tag=dvdbeaver0d-21&link_code=as2&creativeASIN=B007EYQ2BQ&creative=374929&camp=211189
フランスでまたまたブルーレイ出るみたいですよ。
「パリの恋人」を下記に貼り付けますが、
他に「麗しのサブリナ」もあるようです。
5月なのでまだ先ですが、なんかフランスってオードリィ先進国ですね。
http://www.amazon.fr/dp/B007EYQ2BQ/ref=nosim?tag=dvdbeaver0d-21&link_code=as2&creativeASIN=B007EYQ2BQ&creative=374929&camp=211189
Posted by まる at 2012年03月18日 12:16
えーっ!
フランス早い!!(^^;
IMDbとか見ても、フランスは最近オードリーの映画が何本もリバイバルされてますもんね。
まるさん、情報ありがとうございます!
でも本国より早く出す、ってのは特典が付かない可能性があって、
僕はちょっと警戒してます。
なんせ「いつも2人で」が「ローマの休日」DVD発売に合わせて
日本が先に出たので仕様が散々でしたから…。
その後、日本のフォックスさんが変更しようとしても許可がおりなかったらしいですし。
それに、メディア変更の最初って、あんまり良くないことが多いですよね。
字幕のON・OFFの出来なかった「初恋」とか、
レターボックス収録の「昼下りの情事」「オールウェイズ」とか。
値段も高いし。(^^;;;
ブルーレイ化はフランスが羨ましいけど、
日本ではゆっくりでいいよ~って思ってます。
でも最上の状態で出して欲しいですよね。(^-^
フランス早い!!(^^;
IMDbとか見ても、フランスは最近オードリーの映画が何本もリバイバルされてますもんね。
まるさん、情報ありがとうございます!
でも本国より早く出す、ってのは特典が付かない可能性があって、
僕はちょっと警戒してます。
なんせ「いつも2人で」が「ローマの休日」DVD発売に合わせて
日本が先に出たので仕様が散々でしたから…。
その後、日本のフォックスさんが変更しようとしても許可がおりなかったらしいですし。
それに、メディア変更の最初って、あんまり良くないことが多いですよね。
字幕のON・OFFの出来なかった「初恋」とか、
レターボックス収録の「昼下りの情事」「オールウェイズ」とか。
値段も高いし。(^^;;;
ブルーレイ化はフランスが羨ましいけど、
日本ではゆっくりでいいよ~って思ってます。
でも最上の状態で出して欲しいですよね。(^-^
Posted by みつお at 2012年03月19日 00:49