2013年02月07日

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集

 記事をアップするのが遅くなってすみません。m(_ _;)m
 最後の“午前十時の映画祭”、2月の分が始まってしまってます。
 「シャレード」「麗しのサブリナ」:MOVIX伊勢崎 群馬 です。

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集 こちらは、このブログにいらっしゃって頂いている、寝ても覚めても。さんからおしえていただいた、雑誌「婦人画報」の2013年3月号(現在本屋で発売中!)です。

 表紙左下にも “日本初公開写真でたどる オードリー・ヘップバーン” と書いてますね。
 本文で18pのオードリー特集を組んでます。本文では、“ローマの街で出会う オードリー・ヘップバーンの素顔” となってます。

 ここで載っている画像は、イタリアで2011年に出た写真集、“AUDREY A ROMA(ローマのオードリー)” からのものです。
 同じ名前の、規模の大きな展示会がローマの博物館で開かれていましたよね。この展示会、日本でもやってほしいと願っているのですが…。
 今年4月には、英語版 “AUDREY IN ROME” も出ます。

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集 この写真集は、僕のブログの記事でも紹介しましたが、ここまで全部が素のオードリーの物は初めて!しかも数点を除いて、ほとんど写真集初収録のものばかり!という贅沢さでした。

 もちろんオードリーの全世界の写真集の中でも最高位にランクされるうちの1冊!!…なんですが、こんな超優秀な写真集なのに、日本版は未発売。

 なのでそこに目を向けて、没後20年の今年に組んでくれたのが、この「婦人画報」の嬉しい特集というわけですね。

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集 画像のレイアウトデザインは、“AUDREY A ROMA” と全く同じ。写真集での見開きがそのままで掲載されています。
 これって原版から印刷したのかな?画質の悪い画像はそのままです。
 でも、「婦人画報」のサイズが元の写真集よりも大きいので、この特集に迫力があります。

 嬉しいことに、この特集にはオードリーの次男、ルカ・ドッティ氏への単独インタビューが載っています。
 そこで、オードリーに関する伝記でありオードリーの料理本である本がイタリアで “来年冬” に発売されるのがわかりました。

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集 ここで言う “来年冬” は、2月発売のこの雑誌でのインタビューの時期がわからないので、今年2013年の冬なのか、2014年の冬なのかはっきりしないんですけれども…。
 まずイタリアでっていうのが、今でもオードリーがイタリアでは絶大な人気を保っている、というのがわかって興味深いですね。

 さらに “AUDREY A ROMA” ではイタリア語で書いてあって、何が書いてあるのか全然わからなかったルカの長い序文が、ここで翻訳されているのも嬉しい!
 そこには、写真集にも載っていない、ルカとオードリーのカラー写真も掲載されています。

「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集 ちなみにルカ・ドッティ氏って、昔から変わらず幼い顔なのに、最近はヒゲとか生やしていて、大人っぽくしようとしてるのが、“ムリしなくていいよ~!” と言ってあげたくなります。(^^;
 ま、これは余計なお世話で、ルカ自身は全然大人っぽくしようとしてるのではないのかもしれませんが…。

  “AUDREY A ROMA” を持っていない人は、初めての写真ばかりでびっくりするでしょうね。(^-^
 既に持っている人にも、ルカの序文の翻訳が載っていて、メリットがあります。

オススメ度:★★★★

 ちなみに、寝ても覚めても。さんからはさらにオードリー関連の情報を教えていただきました!
 WOWOWで2月8日に、「ヘプバーンが本当に伝えたかったこと ~妖精はなぜ銀幕を去ったのか~」という晩年の特集番組が放送されます。15日、18日にも再放送がありますよ。

 WOWOW未加入の方にはもちろん加入料が発生しますので、そこは自己責任でお願いしますね。




タグ :雑誌

同じカテゴリー(その他日本の雑誌)の記事
 「ローマの休日」上映直前 月刊「パラマウント」1954年4月号 (2024-04-04 21:00)
 「ローマの休日」公開前夜 月刊「パラマウント」1954年3月号 (2024-02-09 18:00)
 「マイヤーリング」紹介 キネマ旬報2013年12月下旬号 (2024-01-30 18:00)
 日本で最初のオードリーの表紙!「パラマウント」1953年12月号 (2023-11-02 20:00)
 「ローマの休日」リバイバル直前「サンデー毎日」1954年7月4日号“ヘップバーン旋風” (2023-08-14 21:00)
 「パラマウント友の会」1953年会報No.3「ローマの休日から」 (2023-07-24 21:00)

この記事へのコメント
みつおさん、こんにちは。
スタンド棚で並ぶ雑誌は婦人画報の上の部分しか見えないから、報告がなかったら見過ごしてました。私は英語版を予定しました。ご指摘の所が改善されてると良いけれど、不安半分、楽しみ半分。早く春が来ないかな(^-^)/

パリマッチは先にデジタル版を買ってチェックしたら、目新しい写真はなかったので購入は見送りました。フランスの雑誌だから、『マイ・フェア・レディ』でレックス・ハリソンとインタビューを受けている映像が付いてます。彼が話す英語をオードリーがフランス語に通訳してました。
Posted by hiro at 2013年02月07日 12:36
hiroさん、こんばんは!(^-^

hiroさんは英語版をお買いになるんですね。
この写真集は、ほんっとうに素晴らしいので、めっちゃ期待しててくださいねー。
で、届いて、ご覧になったら、ぜひぜひ感想をお聞かせください!

でも、紙の種類とか、モノクロとかは、直らないような気がします…。
せっかくの写真集なのに、わざと品質を落とすなんて、ちょっともったいないですよね。

ところで“Paris MATCH”ってデジタルで買えるんですか!?
すごーーーい!ぜひ買う方法を教えてください!!
レックス・ハリスンとのインタビューなどという動画が付いてるんですか!?
それだけでも買う価値があるような気がします。

ではでは、またぜひお越しくださいです。
Posted by みつお at 2013年02月07日 20:26
こんばんはー^^

婦人画報での特集ですか!これは欲しいっ。
また見逃して買いそびれてしまうところでした。
ちょっと書店に行って探してみますー!!

ありがとうございます(*´▽`*)
Posted by カリン at 2013年02月09日 20:40
うん、確かに"AUDREY A ROMA"の紙面・レイアウトを再現していますね。
で、サイズが大きくなって紙質はよくなっているのでなんか嬉しいです。
"AUDREY A ROMA"を苦心してイタリアから取り寄せたときの喜びと
実際の写真集の中味の素晴らしさ・新鮮さは特筆ものでしたものねぇ~。
でも前にも書いたように画像の大小に難があって、
これこそ大きく載せて欲しかったというものも結構ありました。
今回の婦人画報にも転載されていますが、128頁右下なんかまさにその代表格です。
髪型がレアで、とってもフェミニンな感じなのと、ツイードもステキなのに・・・う~ん残念。

ルーカのインタヴューは出版当時のものらしいから、
料理本出版予定の冬はとっくに過ぎているのでは?と思います。
どうなっているのか、どんな内容なのか興味津々ですね。
ショーンが愛情に満ちた本を出したし、ルーカも別の視点で発表したいのでしょう。
ルーカによるとオードリィの特にお気に入りカメラマンがピエルルイジという人らしいので、
この人の写真集が出ないかな~と夢みます。きっと素晴らしいでしょうね。

今回の特集記事が"AUDREY A ROMA"が日本でも注目されるきっかけになって、
日本語版が出版される・・・紙質アップ・カラー化・画像サイズの変更・・・
という運びになればいいですね、・・・ちょっと無理かなぁ。

この雑誌、なかなか豪華だけど1200円
"AUDREY A ROMA"を買ったときの日本円換算額を思うと、高!
Posted by まる at 2013年02月09日 22:06
「ヘプバーンが本当に伝えたかったこと」録画して見ました。「エクスラン・ヴァリーエ」と「銀座リザ」のCMクリップも確認できました。加藤タキ氏との交友はこれらのCM製作がきっかけでしたよね。
Posted by take at 2013年02月09日 23:20
>カリンさん

そうなんです。思わぬところからオードリー没後20年の特集が出てきましたね。
僕も教えていただけなければ、うっかり見逃すところでした。(^^;
“AUDREY A ROMA”の凄さを、ちょっと見てみてくださいねー。
Posted by みつお at 2013年02月10日 12:00
>まるさん

そうなんですよねー。大きさと紙質はこれで行って欲しいくらいです。
雑誌のコート紙なんで、かなり薄いんですけど、
それでもやっぱりコート紙は綺麗に印刷できますよねー。
本物はなんで上質紙みたいな、文字用の紙に印刷するかなーって感じでした。

でも中身の画像は本当に凄かったですよね!
僕も2007年のコナンくんの写真集以来の巨大な衝撃でした。

あの、ロングヘアをなびかせているシリーズは、
昔の雑誌に真正面を向いた画像が大きく載っていて、それで感激しましたが、
確かに“AUDREY A ROMA”でも横向きばっかり大きくて、
斜め向きが小さいのは残念ですよね。
今回の婦人画報で選ばれるのはわかるんですが、
レイアウトの変更は許されなかったんでしょうかね。

それと、ルーカのインタビュー、出版当時になってました?
婦人画報編集部のインタビューなので、最近だと思ったのですが…。
最近はWOWOWの特集も含めて、今までショーンの陰に隠れていたルーカが
表に出るようになりましたね。

ピエールルイジって、いっつもオードリーが賞を受けたり、の瞬間に居て、
奇跡のカメラマンって呼ばれてるんでしたっけ?
「尼僧物語」での受賞のときもそばに居たみたいですもんね。
昔は全然知らないし、興味もなかったオードリーを撮ったカメラマンに関して、
少しずつ詳しくなってきました。

“AUDREY A ROMA”の日本版が出るとすれば、
オードリーの大好きな人が交渉に当たってくれるかどうかで
日本版がどうなるか決まりそうですよね。
展示会の博物館でのHPでカラーだった画像とかは、
明らかにカラーの方がいいですもんね。
それに紙質も。
そういうことがわかった人が交渉してくれるのと、
そのまま出しましょう、って人では大きく結果が変わってしまいそうですよね。
めったに掲載されない写真だからこそ、載るときはオリジナルの形で出て欲しいです。
僕の希望は、ハードカバー(上製本)じゃなくて、ソフトカバー(並製本)でもいいので、
A4(ちょっとサイズアップ)で、カラーページありのコート紙がベストです。
カラーありだと、アマゾンとかで海外からも注文入りそうですもんね。

それと、そう考えると、婦人画報、ちょっと高めですね(笑)。
でも、こないだ、2000円でオードリーの特集番組が見れる権利を買うことにして、
WOWOWと契約したら、2000円分以上の価値があって、びっくりしました!
Posted by みつお at 2013年02月10日 12:47
>takeさん

そうなんです!僕も昨日録画しておいたのを見て、舞い上がってしまいました!!
大慌てで夕べ記事を書いたんですよー。(^^;;;
まさかこんな展開だとは…契約してよかった~~~~!!です。
Posted by みつお at 2013年02月10日 12:51
ルーカへのインタヴューは、今回のためのものでしたね。
失礼いたしやした。
で、みつおさんに見倣って行動を起こしました。
婦人画報の編集部へ電話で確認とってみました。
インタヴューは昨年末(クリマスマス前)に行ったとのことです。

ルーカの髭面はあんまり似合っていませんね。
オードリィは男性の髭に関しては構わなかったようですね。
ロビーももしゃもしゃでしたしね。
それにどうも欧米の男って男性味を意識し過ぎのような気もします。
すっきりしているほうがよっぽど似合うほうの人物をよく見かけますもんね。
この前、ショーンの最近の姿を見て、あまりの変わりようにびっくりしました。
もう本当にオッサンオッサンしてまして・・・でも20年も経ってるわけだから当然か。
50際超えてるわけだし、ルーカだって40代。
今、オードリィに孫がたくさん(合わせて6人でしたっけ?)いることを考えると、
生前に抱かせてあげられたらどんなに喜んでいたことでしょう。

あ、僕もこれを機会にwowwow加入しました。
今って放映される映画の映像の鮮明さスゴイですよね。
オードリィ・ドキュメンタリーや映画特集、楽しみです。(^_^.)
Posted by まる at 2013年02月14日 00:03
おおお、まるさん、やりましたね!
ということは、オードリーの本は今年の冬ですね!
11~12月くらいにイタリア版が出るんでしょうか。

ルーカのヒゲ面はやっぱりまるさんも似合ってないと思ってらっしゃいましたか!
そうですよね。ムリしておっさんくさくしなくてもいいですよね!
ルーカは内気なので、“男っぽく” って意識してないかと思ってましたが、
最近は違うみたいですね。
2004年に来日したときはまだまだ若かったんですけどね~。
というか、いまでもヒゲを剃ったらきっと童顔なんでしょうね。

ショーンも20歳前後の頃はオードリーに似てるや~ん!
とイケメンさんになってましたが、その後は違う方向に行ってしまいましたね…。

でもオードリーには孫が6人もいたんですか!
新しい情報をありがとうございます!

オードリーって、本当は母性の強い女性だったのに、
映画ではほとんどそういう役はなかったですよね。
「いつも2人で」や「ニューヨークの恋人たち」には子供はいましたけど、
子供への愛が特別目立つ役でもなかったですしね。
たった1作でもいいので、そういう役を演じていたらよかったのに…とも思います。

WOWOW、いよいよ明日ですよね!
めっちゃ期待しててくださいねー!
Posted by みつお at 2013年02月14日 20:50
いつも情報提供を頂きありがとうございます。

大変突然で恐縮ですが、今晩、BSイレブン(無料放送)にて、
下記のテレビ番組がありますので、
放送局HP(http://www.bs11.jp/special/2141/)からその番組案内をコピペ致します。



「華麗なる名女優の軌跡」

4月6日(土) よる8時00分~10時00分

第1部「想い出のオードリー・ヘップバーン」
2013年は、万人に愛された名女優オードリー・ヘップバーンが1993年に亡くなって20周年にあたる年です。
このドキュメンタリーはオードリーの亡くなった年に制作された記念すべき映画です。
オードリーが由緒ある家庭に生まれ、バレエダンサーとして出発し映画スターになるまでと、その後の彼女の栄光物語です。
ロジャー・ムーアがホスト役として登場します。
アカデミー賞を受賞し、さらに5回にのぼるアカデミー賞候補に選ばれるなど大女優としての輝かしい黄金時代、
晩年ユニセフの親善大使としての活躍、そして一生を終えるまでのオードリーについて、多くの映画の名シーン、
アーカイブフィルム、ニュース・フィルム、エピソードなどを交えて彼女の不滅の人間像を垣間見ることが出来ます。
また映画監督のビリー・ワイルダー、映画音楽家のヘンリー・マンシニー、俳優のグレゴリー・ペックなど、
彼女とゆかりのある有名人が映画の随所で彼女について語るなど、見ごたえのあるドキュメンタリーです。


以上です。
尚、この番組は、第一部(20時~21時)がオードリーで、第二部(21時~22時)は「永遠のマドンナ マリリン・モンロー」です。
Posted by 寝ても覚めても。 at 2013年04月06日 12:40
寝ても覚めても。さん、こんばんは!

情報をありがとうございます!
でも、残念ながら寝ても覚めても。さんのコメントを見たのは、
放送が終わってからでしたが…。
でも、うちのブルーレイのおまかせ録画で撮れてました!

今日見てみたんですが、これって「想い出のオードリー・ヘプバーン」ですね。
それの日本語ナレーション付き、というものでした。
でも、オードリーが池田昌子さんじゃないので、
ちょっと違和感がありまくりでしたけど…。(^^;
Posted by みつお at 2013年04月07日 23:51
おまかせ録画の設定をされているんですね、よかったです!

僕もその設定のお陰で、ようやく当日になって、
番組の存在に気付いたんです。

ほんと、そうなんですよ~、池田昌子さんじゃなかったですよね~。(>_<)

ところで、放送局の「BS11」に、再放送の予定の有無について、
お尋ねしましたところ、下記の回答がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『華麗なる名女優の軌跡』第1部「想い出のオードリー・ヘップバーン」は、
現状5月4日(土)21:00から再放送予定でございますが、
弊社放送番組・番組の放送スケジュール等の情報につきましては、
確定次第弊社ホームページを随時更新してまいりますので、
お手数ですが、こちらを併せてご参照の程お願い申し上げます。
http://www.bs11.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もし可能でしたら、何かのコラムの折りに付け足して頂ければ幸いです。
BS11の番宣のお手伝いじゃないんですけどね~(^O^)
Posted by 寝ても覚めても。 at 2013年04月09日 11:24
寝ても覚めても。さん、こんばんは!

本当におまかせ録画ってありがたいですよね!
ちょっとだけ出る番組でもしっかり録画してくれてるので、
おかげでいろいろ助かりました!

でも、池田昌子さんでないと、どうも内容に入り込めなくて、
これなら字幕のままでいいかも…とかって思ってました。

次の記事で午前十時の映画祭と合わせて、
BS11の番組も紹介させていただきますね。(^-^

これからも嬉しいコメントよろしくお願いします!m(_ _)m
Posted by みつおみつお at 2013年04月09日 20:24
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。