2007年01月28日

ティファニー仕様の「麗しのサブリナ」65R大阪映実版

ティファニー仕様の「麗しのサブリナ」65R大阪映実版 これ、「ティファニーで朝食を」のパンフレットちゃいますよ。「麗しのサブリナ」65年リバイバルのパンフなんです。(^^;;

 オードリー作品だけのパンフで、その作品じゃない画像が使われたのは、これ以外には「戦争と平和」と「パリの恋人」にあるんですけど…なんなんだろ。別作品のオードリーを出して、なんか意味があるんかな~。

 とまあ、表紙のことはさておいて、中身は半分は豪華カラーページ!カラーったって、本物ちゃいますけどね。あの大阪映実独特の着色。でも大阪映実のやる気あるパンフで、お金かかってるのがわかります。

 中身も、東京の本命、ニュー東宝版にもない小森のおばちゃまと淀川長治さんの豪華執筆陣による長文解説、それとファッション解説があって、読み応えは満点!東京ものに負けへんで!っていう意気込みの感じられる出来。これだけで評価ぐーんとアップ。パンフ買った人が家に帰っても、じっくり読むことができるようになってる。さすが大阪!ソンはさせまへん、というわけですね。東京の一般用のパンフの出来は軽~く越えてます。ページ数も本命版と同じ20p。ボリュームあります。

 僕も昔はこの大阪映実版の着色がイヤでしたけど、今見るとものすごい手間とお金をかけてる!今みたいに簡単にパソコンで着色できる時代じゃないし、当時の技術でカラーにするって大変やったやろなーってわかります。東京の1色刷りなんてメじゃない、豪華4色刷り!
 単なるパンフコレクターなんかは、着色のエグさだけを見て大阪映実版の評価を下げてますけど、中を全然読まないのかなー…。読んだら、いかに内容が濃いかわかるんですけどね。それプラス大阪映実のやる気を考えたら、大阪映実って凄いよねー!って思います。(レイアウトはヘタだけど)

レア度:★★(僕の評価は非常に高いパンフ)





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この記事へのコメント
僕は割と大阪版は好きなほうでした。
作品によっては、大阪版の表紙のほうが
センス良かったのもありましたよ~~
ちょっと毒々しい色彩も今の時代ではない
色彩なので、意外と惹かれました(*^_^*)
Posted by ゴマちゃん at 2007年01月28日 20:14
確かに毒々しいかも。(^^;

なんかお金はかけてるのにかもし出されるチープな香り…(笑)。
そんな可哀想な大阪映実版がとても好きです。(^^
Posted by みつお at 2007年01月29日 11:09
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