2009年06月01日

「パリの恋人」オリジナル・サウンドトラック新盤

「パリの恋人」オリジナル・サウンドトラック新盤 いまだ前のサントラが現役なのに、なぜか突然出てきたのがこの「パリの恋人」オリジナル・サウンドトラックの新盤。

 別に収録曲が増えてるようでもないし、どうせ“Think Pink!”のコーラス部が増えてもないだろうし、最初は買う気はなかったんですけど、わざわざ出てきたのには意味があるのかな?と思って取り寄せてみました。なぜだかえらく安いですしね。

 ジャケット表紙はイタリア版ポスターをベースに英語で文字を入れたもの。
 今までのと違って新鮮味はあったんですけど、届いてみたらアマゾンで見れるような上品なオレンジ色じゃなく、にごった山吹色って感じ。まあどっちにしても「パリの恋人」ではオレンジ色ってあんまり目立ちませんし、この映画の持つイメージカラーでもないですよね。

 やっぱり「パリの恋人」と言えば、ちょっとサーモン入ったパステルピンクって感じでしょ!そう!映画の中で“Think Pink!”を歌いながら塗られている編集部員のいるドアの色みたいな!
 他にも同じ色がジョーがいも虫から極楽鳥になるシーンでのドレスとか、魚釣りをするシーンで着ているサッシュやリボンの色でも使われていましたよね。
 (そういえば、あの編集部員のドアの配置だと、中の部屋はどう区分けされているのか知りたいところです。)

 で、ライナーノートには何が?と思ってみたら、なんにも書いてない!このサントラを出した会社の宣伝だけ。げげっ!

 でもまあ、音が良くなってるのかな?と思って聴きましたが、そうでもない。
 しかも恐ろしいことに、“Think Pink!”(やっぱりコーラス部は未収録)と“Funny Face”の曲は一部が欠落しているという有様!

 まったく、何のために新たに出したのか、理解に苦しむサントラだったのでした。
 皆さんも「パリの恋人」のサントラを買うなら、今までのピンク盤の方がいいですよ!と強く推しておきます。

オススメ度:★(曲の評価ではありません。このサントラの出来に対して。)




同じカテゴリー(パリの恋人)の記事
 1989年「パリ名画ウィーク」チラシ (2024-09-12 18:00)
 NICOSカード AUDREY HEPBURN 2004年版申込書 (2024-08-11 18:00)
 1982年〜84年 神戸名画サロン (2024-07-28 18:00)
 1986年 “オードリー・フェスティバル”時 B2ポスター (2023-10-09 18:00)
 2000年の販促用オードリーカレンダー (2023-10-01 14:00)
 1975年5月21日放映「パリの恋人」紹介記事、雑誌“ロードショー” (2022-10-04 21:00)

この記事へのコメント
初めまして。
僕もこのサントラ気になってました。
せめてピクチャーディスクなら
ポイントも高いんですが…。
失礼しました。
Posted by auto-V at 2009年06月01日 22:51
auto-V さん、初めまして。(^^

>せめてピクチャーディスクなら

いえいえ、全然!
この会社のメインカラーらしい濃いブルー一色に
文字が書いてあるというだけの、お粗末仕様。

ジャケットが山吹色で、ディスクはブルー。
あまりにも色が合わないので、ビックリします。
おしゃれ度の高い「パリの恋人」なのに、
レベルの低~いデザインのサントラです。
Posted by みつおみつお at 2009年06月02日 00:21
ひどいですね。
読んでて憤りすら覚えました。
最近のDVD事件といい、なんか「パリの恋人」って不遇な目に遭わされているような。
でも予感ですが、ブルーレイだと真っ先に選べれそうな気がします。
Posted by まる at 2009年06月03日 22:44
そうなんですよ~!
サントラで欠落したら論外ですよねー。
聴き慣れた一部の曲がブチッ!
って飛んだのでびっくり!
初めて聴く人にはわからないかもしれませんが、
これってレコードを音源に使ったので、
こんなことになったんでしょうか?って感じです。
早々に棚にしまいこんでしまいました。
もう聴くことは無いかも…ってモノでした。
Posted by みつおみつお at 2009年06月04日 14:12
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。