2022年04月16日

オードリー・ヘプバーン映画祭 2022

 BS10スター・チャンネルが、2019年に続いて「オードリー・ヘプバーン映画祭 2022」をするそうです。
 詳しくはこちらこちらこちらなど。

 また二子玉川エクセルホテル東急でティーサロンなるものをするようですので、今回も映画は109シネマズ二子玉川だけなのかなー…。

 しかも今回は「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」「マイ・フェア・レディ」「シャレード」「パリの恋人」の5本のようなので、過去に「午前十時の映画祭」で上映されたものばかり。前回のようなあっと驚く作品の上映がないのが、わざわざ東京に行ってまでは見ないかなーと。

 もし「尼僧物語」「許されざる者」「噂の二人」「緑の館」「ニューヨークの恋人たち」辺りだと、おわっ!!と思うんですけど、今回は明らかに集客を狙ったセレクトですよね。さらに「オランダの7つの教訓」とかだと絶対に行くんですけど、セレクトがちょっと残念。まあ一般的にはこれでいいんでしょうけどね。

 あと、前に『オードリー・ヘプバーン』公開記念!名作特集:麗しのオードリー2022ってのをスター・チャンネルさんで放映するみたいなので、そのサイトに行ったところ、4点画像が裏向きだったんですよね。

 「シャレード」「マイ・フェア・レディ」「いつも2人で」「おしゃれ泥棒」。
 ここを見ると、最初はどうなってたかとか画像の権利元もわかります。

 「シャレード」は左手でケーリー・グラントはピストル持ってるわ、グラントのジャケットのボタンが逆についてるわ、オードリーの向きが本人が嫌がる右側からになってしまってるわ(実際は左側で撮られているので、オードリーの鼻も綺麗ですけどね)。

 「マイ・フェア・レディ」は映画を見ればわかるんですが、登ってくる階段が逆だし、男性二人の正装のポケットの位置が逆。

 「いつも2人で」もアルバート・フィニーのシャツの合わせが逆。

 「おしゃれ泥棒」はオードリー、オトゥールの髪型も逆だし、何よりチェリーニのヴィーナスの向きが逆。

 ということでお節介ながら電話して逆になってますよーって言ったら、「シャレード」と「マイ・フェア・レディ」を直していただきました!

 ところが「いつも2人で」と「おしゃれ泥棒」は逆向きのまま…。
 これは20世紀フォックスの作品ですねー。ということは現在の権利元はディズニー…。

 ディズニーが変更はまかりならん!と言ったのでしょうか。融通の利かないディズニーの傘下に入った20世紀スタジオらしい気も…。
 間違ってるとかどうでもよくて、とにかく変えるな、と。

 映画を見ればそれぞれ逆向きということはわかるでしょうに、映画の仕事をしていながら、肝心の映画を粗末にしている証拠じゃないですか?

 あるいは単に20世紀スタジオさんから返事が来てないだけとか?にしては日数かかりすぎですよね。

 20世紀フォックスさんは今まで色々意見を聞いてもらったりと、むしろ柔軟な会社だったんですけどねー。
 (過去に「いつも2人で」の翻訳を変えてもらったり、「おしゃれ泥棒」のDVDジャケットを鉄兜のに変えてもらったり、「昼下りの情事」の過去の吹替が見当たらないと言うので、ファンは池田昌子さんで聴きたい!と新録をしてもらったり。)

 でもすぐに対応していただいたスター・チャンネルさんには感謝!です。


タグ :展示会

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