2007年05月16日

CinemaTeen93年4月号ヘップバーンメモリアルブック

CinemaTeen93年4月号ヘップバーンメモリアルブック 今回はオードリーが亡くなった直後の1993年2月22日に発売された「CinemaTeen 1993年4月号」をご紹介。
 この号では「オードリー・ヘップバーン Audrey Hepburn メモリアルブック」として、16pの綴じ込みオードリー特集があります。付録ポスターもオードリー!

 この月刊シネマティーンは学習研究社、略して学研がローティーン向けに発売していた映画雑誌でしたが、現在は廃刊。

 で、ローティーン向けだったこともあってか、ここでのオードリー特集は文章が口語調。「~なんだね」「~なんだ」って語尾。

 内容はローティーン向けだから…と手を抜くこともなく、かなりしっかり作られています。

CinemaTeen93年4月号ヘップバーンメモリアルブック 選んでる画像も素晴らしいし、オードリーのバイオ・グラフィーとこぼれ話なども愛情あふれる文章です。

 映画に関しても各作品ごとにちゃんとコメントあります。
 そして、まだあんまりオードリーの映画を見ていないであろう低年齢の読者に対しても、「この作品は出来が悪い」なんて見る前から先入観を与えてしまうような言葉もいっさい無し!どの作品も対等の扱いが読んでてとても気持ちいいです!

CinemaTeen93年4月号ヘップバーンメモリアルブック そして最後のページには、大人向けの雑誌や写真集でもなかなか載せてくれないような、晩年のとっても美しいオードリーをドーンと1ページのっけてくれているのが嬉しい!(左の画像)

 若いオードリーはたくさん載せるのに、晩年のオードリーは文章で済ませたり、載せてもユニセフでの苦悩するオードリー、って方針の特集が多いんです。

 そんな中、こうした素に近い、大好きな花と共におだやか~~~な顔したオードリーを見れるってのは、とても貴重!じっさいこの本以外でこの画像見たことないし。

 この写真は「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」でのオードリーだとは思うんですが、この時期の家庭でのオードリーってきっとこんな感じだったんだね、なんて垣間見えるのが嬉しい!

 なんだかこの画像を見てるだけで癒されてしまうのです。

 …とまあ、単なる低年齢層向け雑誌、で済ますにはもったいない、出色の出来なのでした。


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この記事へのコメント
美しい!!
え~、見たこと無いです、この晩年の写真!!
素敵じゃないですかっ!素晴らしい写真ですね。

ホント、こっちまで癒される一枚です(≧ω≦)
Posted by カリン at 2007年05月16日 00:55
カリンさんなら、そう言ってくださると思ってました!(^-^

パーティで着飾ったオードリーでもなく、
ユニセフの厳しい表情のオードリーでもなく、
なんか開放されたような素に近いオードリーって
本当に嬉しいですよね~。

でもよく考えたら、この癒しパワーって、
晩年になって出てきた新しいオードリーの魅力なんでしょうか?
Posted by みつお at 2007年05月16日 15:20
おお~!!
これは知らなかった。
ローティーン向けといえど、あなどれませんね。
庭園の彼女、すっごく素敵!やさしい!美しい!まさにオードリィ!
こんないい晩年の写真があったなんて。
ぜひ他のにも載せて欲しかった。

彼女の晩年の写真では、
オードリースタイルに掲載されている、
京都・苔寺でたたずむ姿のが大好きです。
ドイツ版のフルサイズ、しかもカラーの頁、が特にお気に入りです。
あと、みつおさんのあまり好きでない「Adeiu Audrey」の終わりら辺にある、
晩年のアップも好きです。
しわ深い顔が、自然で深みがあって間近にいるみたいで、
顔が語る味わい深いスナップだと思います。
口紅がマゼンタ・どピンクなのがちょい違和感なんですけどね。
Posted by まる at 2007年05月18日 00:41
まるさんもご存知なかったですか!
この写真、本当はもっと周りが写ってるんです。
でも全体でここに載せるとオードリーの表情がわからなくなるので、
ちょっとトリミングしたんですよ。

苔寺と「Adeiu Audrey」のその画像、僕も大好きです!
なんか本当に穏やかで。
「華麗なる相続人」の頃は、ちょっと顔がきつくて、
僕でも“ちょっと薹が立ってるな~”って思いましたが、
晩年は本当に丸くなったというか、とにかくステキですよね。
Posted by みつお at 2007年05月18日 12:06
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