2007年10月16日

「パリの恋人」1966年リバイバル ピンク版パンフレット

 「パリの恋人」日本公開50周年記念紹介記事です!

「パリの恋人」1966年リバイバル ピンク版パンフレット これは1966年リバイバル時の「パリの恋人」パンフレットです。おそらくこれが本命タイプだと思われるのですが、館名入りは存在していません。

 ちなみに1966年リバイバルの銀座地区での公開は松竹セントラル劇場。昔は「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」で劇場オリジナルのパンフも作っていましたが、1966年にはもうやめていたんですね。

 とても美しい表紙ですよね!さすが60年代後半のものだけのことはあります!「パリの恋人」パンフとしては最高の絵柄じゃないでしょうか!66年リバイバルはこの絵柄でポスターも作られました。

 「パリの恋人」のロゴも躍動的で、初公開時のスカラ座のを見ていただくとわかるのですが、こちらの方が「パリの恋人」にふさわしいです!(現在発売中のDVDのタイトルは、初公開時のロゴを使用)
 今度50周年アニバーサリーエディションのDVDが出る時は、この66年リバイバルのロゴがいいなあ…。

「パリの恋人」1966年リバイバル ピンク版パンフレット 大阪映実版と区別するため、ここではこのパンフを便宜上ピンク版と呼ばせていただきます。(→裏表紙もピンク!)

 ちなみに「パリの恋人」の66年リバイバルのパンフではこのピンク版、大阪映実版以外にもう1種類あると言われていますが、それは実際には66年の発行ではないので、66年に売られたのはこのピンク版と大阪映実版だけ、ということになります。

 真ん中には4ページのカラーページもありますが、もう1966年、しかもせっかくのカラー作品だというのに残念ながら一発でそれとわかるお粗末な着色カラー。せめてもの救いは他の一色刷りの部分は黒ではなく、ピンク・ブルー・パープルと特色のポップな色付けになっていること。

 受ける印象は大阪映実版よりもすっきりと洗練されていますが、特に読むべき解説はありません。
 包装紙だけ豪華で中身の無いプレゼントみたい(笑)。

 66年リバイバルの「パリの恋人」はそんなにヒットしなかったんでしょうかね、このパンフも同時期のほかのパンフと比べて入手は少し難しいです。

レア度:★★★





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Posted by みつお at 15:00│Comments(0)パリの恋人
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