2008年04月11日

「マイ・フェア・レディ」1981年リバイバル パンフレット

「マイ・フェア・レディ」1981年リバイバル パンフレット 今回は、「マイ・フェア・レディ」のパンフレットで最後の紹介になる、1981年リバイバル公開時のパンフレットです。

 えっ?でも1974・77年のとどこが違うの?…って、実は一緒なんですけどね。(^^;

 1977年のリバイバルが、奥付が1974年のままで刷ったのに比べて、1981年リバイバルはきちんと奥付を1981年に変えて印刷してます。

 それだけで、中身は全く一緒。オードリーの紹介も別に「ロビンとマリアン」や「華麗なる相続人」が追加されることもなく、引退状態であるという記述のまま…。

 と、たぶん普通はそう思ってしまうんですが、そうでもないんです!

 これ、1974年リバイバルの時のと一緒の表紙ですけど、このオードリーの画像は新しくポジフィルムから起こされなおしたものだそうです。

 そういえば、1977年リバイバルのスカラ座のもオードリーの顔が綺麗だった…。

 並べてみれば歴然なんですが、74年→77年→81年と表紙のオードリーの画像がどんどんきれいになっていくのがわかります。
 74年のパンフのオードリーは粒子もガサガサだし、色は青紫っぽいんですが、この81年のは肌も綺麗だし、発色も一番自然!
 いや~、実は見えないところで徐々に美しくなっていってたんですね!

 って喜んでばかりもいられないんですけどね。(^^;
 表紙は丁寧に作っているのに、中身の印刷は74年の版の使い回し。
 なのでもうアスコットでのオードリーの顔の階調なんてブッ飛んでしまって、残ってやしねえ!って感じで…。 
 逆に中身の印刷はどんどん質が落ちてます。

 さて、この1981年のリバイバルは東京はテアトル東京、大阪はOS劇場で上映されました。
 この2つの劇場は今はもう日本に現存しない、3台のカメラで上映するシネラマが上映できる映画館だったんですよね。

 僕もOS劇場には行った事がありますけど、スクリーンがめっちゃデカかったですよ~~~!!
 なんせ内側に弧を描いて、大きく湾曲してましたからねー。“大阪の劇場はスゴイなーっ!”って子供の時に思いました。
 そんな東京と大阪の超巨大スクリーンで「マイ・フェア・レディ」が観れたなんて、今考えたら、もの凄い幸運なことですよね~。行った人、自慢できますよー。

 さてさて、話は急に変わりますが、2003年に「ローマの休日」が公開されて以降、オードリー作品のリバイバルが続いてないですよね。

 僕なんかはこの「マイ・フェア・レディ」がリバイバルされたら結構イケルんじゃないかと思ってるんですけどね。「ローマの休日」に続いてリバイバルされてたら、またオードリーのブームが起こったかも…なんて。

 それで一時期、この映画の権利を持っているワーナー・ブラザーズさんに電話して、“「マイ・フェア・レディ」をリバイバルしてください!”なんて直訴したこともあったんですけどね、
 でもワーナーさんは今のところリバイバルの予定はないんだそうで…。(T T

 でもそこでワーナーさんがおっしゃるには、最近は映画館の会社が独自で権利を買い付けたりするんですよ、とのこと。
 そういえば「ローマの休日」もパラマウントとテアトル東京さんの会社、東京テアトルが共同で配給したような感じだったし、東京テアトルさんは確かに「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」を独自でリバイバルしてる!

 それになんといってもテアトル東京で「マイ・フェア・レディ」はリバイバルしたじゃないか!ってんで、早速電話。
 で、担当者に伺ったら、確かに「マイ・フェア・レディ」もリバイバルの候補に挙がったそう。
 でもですねー、“理由は言えないのですが、「マイ・フェア・レディ」はリバイバルしないと決定されました。”との無情のお言葉。(T T

 どーもねー、1981年という時代がいけなかったんじゃないかと。そこって、オードリーの暗黒時代真っ只中じゃないですかー。日本で一番オードリーの人気が冷え込んでた時期。
 そこでのリバイバルはファンにとってはオアシスのようなものだったけど、興行的にはかなり成績が悪かったんじゃないかと。

 それで、“以前公開したときにコケたんですか?”とほぼヒットしてない確信を持って尋ねたんですけど、“いえ、理由は言えないんです。”の一点張り。でも前後の話の感じでは、主な理由はそれっぽかった…。

 これが過去に「マイ・フェア・レディ」を公開したほかの東京の劇場…64年の有楽座・69年の丸の内ピカデリー・74年と77年の日比谷スカラ座だったら大ヒットだったでしょうけどねー。

 それらは東宝や松竹の劇場だったので、現存してても独自の配給ってことはないでしょうが、もし!独自にリバイバルしてくれてるなら、過去の成績から、きっと喜んでリバイバルしてくれたでしょうにねー。

 ちょっと残念なんですけど…でも東京テアトルさん!今後ぜひぜひ「マイ・フェア・レディ」をリバイバルしてください!!

 ちなみに、この81年版の入手はちょっと困難になってます(ヒットしてないから?)。

レア度:★★★





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この記事へのコメント
みつおさんはじめまして。
いつもロムってばかりですが楽しく拝見させていただいています。

東京に在住して20年ですが、それまでは神戸に住んでいました。
ちなみに「昼下がりの情事」生まれです。

「マイ・フェア・レディ」は大スクリーンで70ミリプリント上映して欲しいですね。
昔、大劇場で観た時の印象が強い分、TVでのDVD鑑賞では迫力がいまいち伝わらないのは少し残念です(もちろんイライザオードリーをいつでも観られるのは嬉しいのですが)

74年のリバイバルは毎週土日、劇場に通っていました。
入替制ではなかったので1日に2回観て(長い映画なので3回観るのは無理でした)、上映最終日には「今度はいつ観られるのか」と切ない気持ちでスクリーンを眺めていたっけ。

何か親父の戯言になってしまいました。すみません。

これからも「オードリー・ヘプバーンといつも2人で」の更新を楽しみにしてます。

追伸:目の黒いうちに「マイヤーリンク」観てみたいものです。
Posted by 時雄 at 2008年04月11日 23:01
時雄さん、初めまして!

お返事が遅くなって申し訳ありません。m(_ _;)m
そして、コメントを書いていただいてありがとうございます!

最近は毎日アップする(休みの日に書き溜めておくんですけど)のが
だんだんおっくうになってきてるところなので、
時雄さんのようなコメントが一番の励みになります!

神戸に住んでいらしたこともあるということで、
なんだか親しみをおぼえてしまいます~。(^^
ええと、じゃあ「マイ・フェア・レディ」の74年リバイバルは
神戸でごらんになったのでしょうか?

劇場はどこだったんでしょうか?
今は無き懐かしの劇場、だったんでしょうねー。
神戸ももう昔ながらの映画館は壊滅状態です。
まあ確かにシネコンの方が椅子は広いしお尻は痛くならないし観やすいしで
確かにいいんですけどね。
でもオードリーの映画は全然来ませんので…。

70mmももはや日本で上映できる劇場はほぼ全滅なのではないでしょうか。
本当に大スクリーンで「マイ・フェア・レディ」を観てみたいですよね!
DVDは一部訳されて無い部分があって、
これじゃあ「マイ・フェア・レディ」の面白さはわかんないよね!って思ってます。
劇場で盛大に笑う観客達と一緒に観る「マイ・フェア・レディ」が恋しいです。

親父の戯言?いえいえとんでもない!
当時の貴重なお話を伺えるなんて、本当に光栄です!
そういうお話、どんどん聞かせていただきたいです!
タイムワープして、時雄さんになった気分で
読ませていただきましたよー。(^-^

でも本当に「マイヤーリング」は死ぬまでに観たいですよねーっ!
若かりし日のオードリーなのに、
全く観れないってのがなんとももどかしいです。
あと「エクスラン・ヴァリーエ」も!

たまにはまたこうしてコメントいただけると嬉しいです!
どうかまた書き込んでくださいです。
嬉しいお言葉をいっぱいいっぱい、ありがとうございます!
Posted by みつおみつお at 2008年04月12日 23:30
「マイフェアレディ」を初めて映画館で観たのは1981年大阪のOS劇場でした。同じ年の1か月前ぐらいにやはり「メリーポピンズ」をOS劇場でリバイバルしており、「メリーポピンズ」の方は毎週日曜日に朝一番から3回見続けました。「マイフェアレディ」と比較すると「メリーポピンズ」の方が、たくさん人が入っておりました。雨が降ると映画を見る人が増えるそうですが、雨の日の午後の上映などははぼ満席状態だったです。東京地区でも「メリーポピンズ」はテアトル東京で「マイフェアレディ」の1か月前ぐらいにリバイバルされましたが、シネアルバムによると「メリーポピンズ」は約10万人の観客動員に対し、「マイフェアレディ」は約3万人ぐらいだったようです。もっとも、「マイフェアレディ」は1969年、1974年にも全国的にリバイバルして1東京だけでも15万~18万の観客動員をしており、1981年以前にすでにTV放映も1度されているので、1981年リバイバルの時には往年の動員力はなかったと思われます。一方、「メリーポピンズ」のTV放映は1985年ということも有って、1974年リバイバルのような動員力はなくても、リバイバルとしてはかなりの観客を動員できたのでしょう。今度「メリーポピンズ」を上映するのはテアトルシネマ
の可能性が強いですが、個人的にはもっと大きな映画館で上映して欲しいです。「メリーポピンズ」はお好きですか?
Posted by Julie Poppins at 2008年11月04日 15:08
Julie Poppinsさん、初めまして。

貴重な情報をありがとうございます!
ではやっぱり81年リバイバルの「マイ・フェア・レディ」はもうひとつだったのですね…。
「マイ・フェア・レディ」には、74年以降、もう1回、77年にもリバイバルしています。
なので81年にはそりゃ~ますますパワーがなくなってますよね。
77年、81年のリバイバルは74年リバイバル時のフィルムの
使いまわしだったと思っています。
しかもその時期はオードリーの一番人気の落ちた暗黒時代…。
リバイバルにはあまりにも時期が悪かったかもしれませんね。

Julie Poppinsさんは、お名前からしてジュリー・アンドリュースのファンだと
思うのですが…そうですよね?
僕もジュリーは好きなのですが、残念ながら映画は
「サウンド・オブ・ミュージック」しか見たことないんです。(^^;A

でもジュリーとオードリーは「マイ・フェア・レディ」以外にもかなり接点がありますよね。
「サウンド・オブ・ミュージック」は最初オードリーにオファーが行ったみたいだし、
「ハワイ」もオードリーに最初にオファーがあったそうですよね。
僕はジュリーの映画としては、以前から気にはなっているものとして、
「モダン・ミリー」と「スター!」があるんです。
どちらも評価が割れている作品のようですけど、あの双葉さんが
「サウンド・オブ・ミュージック」よりも高得点を付けている作品ですし、
なんかジュリーの雰囲気が好きなんですよね。
…って先にやっぱり「メリー・ポピンズ」ですかね。(^^;
Posted by みつおみつお at 2008年11月06日 02:13
早々にお返事、ありがとうございます。はやり、「メリーポピンズ」でしょうね。
私が初めて見たのは1974年のリバイバルでした。大感激でした。「モダンミリー」はドタバタ調の喜劇みたいになってしまって、ミュージカル作品としての評価は今ひとつ。「スター!」はジュリーアンドリュースが出ずっぱりで15,6曲も歌っていますが、ジュリーが映画スターとしての地位を脅かす作品になってしまったという・・・日本でもファンが激減してしてしまった作品でした。
ところで、1977年のリバイバルは全国的なリバイバルだったのでしょうか・・・この年に劇場公開されたのは知っていましたが、正規のリバイバルだとは思いませんでした。「マイフェアレディ」は1986年頃にオードリー熱再燃の頃に、さほど大きくは無い銀座文化?という映画館で見ましたが、私も70MMで見てみたいです。今後、リバイバルの可能性が有るとしたら、東京ではテアトルシネマという客席150の小さな映画館かも知れません。音響が素晴らしくても、大画面じゃないから、あまり楽しめませんね!東京では先日、新宿プラザが閉館するので「さよならフェスティバル」を1週間行い、「サウンドオブミュージック」を大画面で見てき来ました。退職していましたが、音響が素晴らしかったです。でも、70MMではなかったようです。
新宿ミラノ座がいつか閉館する時にも「さよならフェスティバル」をするかと思いますが、「マイフェアレディ」を上映することはちょっと考えられないです・・・ヘップバーンはアンドリュースと違って、本格的な歌は難しかったようですが、吹き替えを担当したマーニ・ニクソンとは声の質があまりにも違いすぎて、違和感がとても大きいですね!!!あんな吹き替えをした製作者側の気持ちが理解できかねています。オードリーの生の声でよかったのに・・・と思っています。時々、オードリーのような声で「素敵じゃない?」を歌ったりして、一人演技しています。
Posted by Julie Poppins at 2008年11月10日 18:18
そうですかー、やっぱり「メリー・ポピンズ」なんですね。
ジュリーの作品のことを評して、普通の俳優なら
一生に一度出会えるか出会えないかという作品に、
1年の間に2本も出会ってしまった、とかって書いてあるのを見たことがあります。
でもあんまり決定版を先に見ると、後がツラくなりませんかね?(^^;

「モダン・ミリー」と「スター!」の評価に関しては、貴重な情報をありがとうございます!
なかなかそういう率直なことは載ってないですもんね。

「マイ・フェア・レディ」の77年リバイバルは、おそらく全国規模だったと思われます。
館名の入ったパンフのある東京のスカラ座はもちろん、
神戸でも新聞会館大劇場という1200人以上の規模の劇場で公開されていました。
神戸でもあるってことは、当然横浜、大阪、京都、福岡などもあったでしょうし、
フィルムとパンフが74年の使いまわしで影に隠れてますけど
実際には81年リバイバルよりも規模ははるかに大きかったと思われます。

70mmは本当に夢ですよねー。でももう日本では上映できる劇場が
ほとんどないのでは?というか全滅じゃなかったでしたっけ。
確かに86年リバイバルの「マイ・フェア・レディ」は大阪でも小さな劇場だったので、
キズの多いフィルムと相まって、ちょっとわびしくなったものです。

新宿ミラノ座の「マイ・フェア・レディ」は…ないでしょうねー。
過去に一度も上映してませんもんねー。
ミラノ座と縁のあるオードリー作品は「許されざる者」ですけど…。
これはリバイバルが1度もないですし、
現代では“これは人種差別だ!”って意見もあるので(僕はそうは思いませんが)、
上映は難しいでしょうねー。

マーニ・ニクソンは、以前は声も綺麗だし、
オードリーの声とは違うにせよ気に入ってたんですが、
「マイ・フェア・レディ」のDVDの特典ディスクでめっちゃ意地の悪い
オードリーへの悪口を言っているのを聞いて大っキライになりました(笑)。
オードリーとは声だけじゃなく、人間性も違うようです。
「サウンド・オブ・ミュージック」での尼僧役は中身と全然合ってないですね。

ちなみに、ジュリーの心痛は大きいでしょうが、
もしジュリー・アンドリュースがオードリーの吹き替えをしていたら…
どうだったと思いますか?

あと、「マイ・フェア・レディ」はジュリーで、
「サウンド・オブ・ミュージック」がオードリーだったらどうだったでしょうねー。
Julie Poppinsさん始め、ジュリー・アンドリュースのファンの方には悪いのですが、
やっぱり「マイ・フェア・レディ」も「サウンド・オブ・ミュージック」も配役は
それぞれ必然だったのではないか…と思ってるんです。
ちなみに、「メリー・ポピンズ」がなくて(さらには「サウンド・オブ・ミュージック」もなくて?)
「マイ・フェア・レディ」のあるジュリーと、
「マイ・フェア・レディ」はなくても、「メリー・ポピンズ」があるジュリーだったら、
どちらがよかったですか?
Posted by みつおみつお at 2008年11月11日 11:06
前回のメールで誤字が3ケ所も有って恥ずかしい・・・・・・・。
今晩は!
そうなんですね、ジュリーは1年に2本も世界的な大ヒット作品に出演してしまったために、随分、苦労したんですよね!!!
しかも、2本ともジュリーのキャラクターや実力に負うところが大きかった為に。以降、映画作品としてはビクタービクトリアまで、決定打に出会うことは有りませんでした。10年に1本巡り合えるかどうかの作品に1年で2本も出演してしまった可哀相なジュリーなのです。

決定打といえば、ジュリーの決定打は映画ではなくて舞台やTVショーなのですね。映画作品だけ考えると寂しいですが、過去に日本でも放映され批評家達から評判の良かった「ジュリーアンドリュースアワー」などはジュリーの個性が出ていて、ゲストとのやりとりを見ているだけでもジュリーファンは楽しいです。本格的なタップダンスやチャールストンなんかも披露してジュリー節満開です。

 それに引き替え、オードリーヘップバーンは1953年の「ローマの休日」出演以降、1968年の「暗くなるまで待って」まで、作品や監督に恵まれて、良い作品に出演し続けたのではないでしょうか。アカデミー賞主演賞に5回もノミネートされていますからね。

ジュリーがオードリーの吹き替えをやっていたとしたら、やはり声質が全然違うので、違和感が真っ先に来るのではないかと思います。オードリーが突然裏声で歌い始めたではないか、と何も知らない人は感じるかも知れませんね。それと、ジュリーだったら、ニクソンと違って、半歩ずらしたレックスハリソン風のプロを感じさせる歌唱になると思います。CDロンドン盤が証明済み!
ジュリーは12歳頃にスクリーンテストを受けて落ちた経験も有って、「マイフェアレディ」映画化に際しては大ショックではなかったようです。

次に。「マイフェアレディ」がジュリーアンドリュースだったら、もし、オードリーヘップバーンのような衣装やヘアスタイルだったら、滑稽かも知れませんね。
ジュリーアンドリュースにヒラヒラの付いたドレスやロングヘアは全く似合わないと個人的には感じています。女性っぽくすればするほど似合わないのではと思います。ジュリーが似合うのはボーイッシュな雰囲気でしょうね。

「サウンドオブミュージック」がオードリーヘップバーンだったら、やはり歌が致命傷となって吹き替えられ、アカデミー賞にもノミネートされず、オードリー自身悔しい思いをしたのでは・・・と察します。、オードリー自身、当時、修道女役を演じるには「マイフェアレディ」と同じようにおばさん化しており、おばさんを感じさせるマリアになっていたのでは・・・。「ティファニーで朝食を」の頃だったら、最高でしたでしょうね!!!
以前、たけしのSPで「オードリー対ジュリー」を放映していて、オードリーの恐ろしい怒った顔を初めて見てびっくりしました

ジュリーアンドリュースは当時映画界に於ける実績はゼロでしたので、世界的な人気を考えてオードリーヘップバーンを選んだようですが、ジュリーよりもオードリーの方が視覚的に楽しめるので、そういう意味でも必然だったかも知れませんね。

最後に、「メリー・ポピンズ」「サウンド・オブ・ミュージック」がなくて「マイ・フェア・レディ」のあるジュリーと、「マイ・フェア・レディ」はなくても、「メリー・ポピンズ」があるジュリーだったら、個人的には、迷うことなく、後者になりますね。
「マイフェアレディ」はダンスがない静的なシーンが多いと解釈しておりますが、ジュリーに静的なシーンは似合わないのですね!歌って踊って走り回って茶化して・・・という役柄がピッタリだと思います。そういう意味では「モダンミリー」はブロードウェーの「ボーイフレンド」はぴったりで「マイフェアレディ」よりもジュリーの魅力が発揮されていると思います。

今回はこれ位で。次回は「マイフェアレディ」「メリーポピンズ」等の初公開時の事情について数字の面から考察したいと思っています。
Posted by Julie Poppins at 2008年11月12日 00:04
色々なジュリー・アンドリュースの情報をありがとうございます!

まわりはワイワイ言っていたようですが、オードリーとジュリーには
別に確執なんかはなかったようですし、
「ジュリーアンドリュースアワー」にオードリーが出てくれるとよかったんですけどね~。

それと、「マイ・フェア・レディ」出演に関して、
ジュリー自身は大ショックでもなかったんですか?
何かに「メリー・ポピンズ」の契約でも「マイ・フェア・レディ」への出演が決まったら、
そちらに出演する、みたいな項目があったと読んだ気がするので。
出典が思い出せず、メイチックとかの嘘伝記かもしれないのですが…。(^^;

女性っぽくすればするほど似合わない…確かにそんな気も…(すみません!)。
舞台版「マイ・フェア・レディ」のジュリーの大使館シーンでの画像や、
「スター!」や「ハワイ」での長い髪よりも、
やっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」の方がはるかに似合ってますよね。

それと、「マイ・フェア・レディ」のオードリーの花売り娘はオバさんですか?
いや、今見ると僕もそう思わないでもないんですが(苦笑)、初めて見た中学生の頃は全然オバさんには見えなかったので。
オファーがあった作品で、もし出演していたら年齢的にきつかっただろうと思われるのは、
「ウエスト・サイド物語」のマリアですかねー。
「ティファニーで朝食を」の容貌でジョージ・チャキリスの妹はムリがあっただろうと…。

オードリーの怒った顔、僕もいくつか見てますが、
パパラッチに写されている物に多いですねー。
確かにプライベートを無視して撮ってくるパパラッチには、いい顔なんてできませんよね。

「マイ・フェア・レディ」はそれと確かにあんまり踊りまくりませんよね。
小さい頃、ミュージカルのキライだった僕にも違和感なく見れました。
「パリの恋人」なんかは抵抗ありまくりでしたけど(笑)。
でもそんな時でも「サウンド・オブ・ミュージック」はすんなり見れましたから、
やっぱり作品がスゴイんでしょうねー。

それと「マイ・フェア・レディ」と「メリー・ポピンズ」の選択もありがとうございました!
冷静なジュリー・アンドリュースのファンの方に、どっちがよかったか
伺ってみたかったんです。
ジュリーは「マイ・フェア・レディ」に出なかったことによって2本の代表作に出会えたんじゃないか、と。

今回はありがとうございます!またぜひぜひお越しください。(^-^
Posted by みつおみつお at 2008年11月13日 09:43
みつお様へ
今晩は!今回は日本国内に於いて「メリーポピンズ」と「マイフェアレディ」が初公開された際の数字の面から振り返って見ましょう。

         <マイフェアレディ>     <メリーポピンズ>
国内宣伝費:5,000万円     国内宣伝費:4,000万円
有楽座  :684,139人     有楽座    :479,935人  
梅田スカラ座:256,100人    梅田スカラ座:190,512人    
スバル座   :154,351人    スバル座   :145,493人
毎日ホール大劇:125,699人  毎日ホール大劇:105,357人
札幌松竹座   : 66,089人  札幌帝国座 :59,273人       
京都パレス映劇 :66,089人   京都東宝パレス:57,348人 
神戸阪急会館  :93,247人   神戸新聞会館大劇:68,798人
福岡スカラ座  :71,514人   福岡スカラ座:47,205人 

                <一般公開?>
                      丸の内松竹 :25,818人
                      新宿東急   :43,049人
                      川崎グランド劇場:25,147人
                      横浜ピカデリー:35,756人
 大阪近映大劇場:15,128人  上六映劇    :12,363人

上記の観客動員数からも分かるように「メリーポピンズ」は日本国内のあらゆる大都市での観客動員数は「マイフェアレディ」に負けています。ただ、「メリーポピンズ」は有楽座での先行ロードショーが終了した後、都内、川崎や横浜といった大都市で一般公開され、観客動員に成功しているようですが、「マイフェアレディ」の都内や川崎や横浜での一般公開の情報が掲載されていないのはどういうことでしょうか?これだけの作品ですので、当時、先行ロードショー終了後の一般公開が無かったとは考えられません。大阪での近映大劇場での観客動員数が載っているだけです。ただ、私の知る情報として、「マイフェレディ」の一般公開はコケタと記事に掲載されてスクラップした覚えが有りますが、コケタ情報を載せても意味がないということでしょうか・・・・。

 「マイフェアレディ」が初めてリバイバルされたのは1970年の正月映画として1969年の12月だったようで、都内各スカラ座での観客動員数は確か、
20万人位だったと記憶していたと思います。一方「メリーポピンズ」が初めてリバイバルされたのは1974年12月で、1975年の正月映画としてでした。
この時は銀座の東宝シネマ1のみでの公開で約17万の動員でした。
「メリーポピンズ」のリバイバルが日本での初公開から約10年も経てやっと実現したのは、ちょっと不可解な感じですね。ディズニー映画は版権?が厳しく約7年毎にリバイバルするという記事をスクリーンかロードショーで読んだ記憶が有ります。1981年は共にシネラマ劇場でリバイバルされファンを喜ばしてくれましたが、「メリーポピンズ」はビスタサイズですので、逆に、スクリーンが小さく感じたものです。「マイフェアレディ」は70MM上映されたと思いますが、劣化したフイルムでの上映だったかは記憶に有りません。
70MM上映はおそらくもう2度と無いでしょうから、せめて50周年リバイバルの時は500人ぐらい収容できる銀座での劇場での公開が実現すれば必ず見に行くでしょうね。「メリーポピンズ」も1987年&1995年では、大阪での小さな映画館でのロードショーだったでしょう。だから、なんとなく寂しく感じたものです。共に、銀座が似合う作品だと思います。
「メリーポピンズ」を1度も見た事がない小学生や中学生が溢れ返った500人ぐらいの大劇場?で幸せな笑いを感じたいものです。
あ、そうそう、「メリーポピンズ」を初めて観た時、クラスメートと、もし、「メリーポピンズ」をオードリーがやっていたらどうだっただろう・・・とプログラムに書いたある記事を読みながら、話し合った事を思い出しました。
今、同じ時期に、リバイバルしたら、どちらの方が観客動員を多くできるでしょうかね・・・。





            
       
Posted by Julie Poppins at 2008年12月11日 00:26
1969年ハルリバイバルでは丸の内ピカデリーでの上映だったのですね。
みつお様の記事を読んで判明しました。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月11日 00:29
Julie Poppinsさん、こんばんは!

またまた詳細なデータをありがとうございます!
こういうのは知りたいけれど、どこで調べたらいいのかわからないので
とってもうれしいです!

でも、「マイ・フェア・レディ」と「メリー・ポピンズ」って結構競ってるじゃないですか!
一見「マイ・フェア・レディ」の完全勝ちのようですけど、
「マイ・フェア・レディ」は有楽座では1年近くも上映してたので、
逆に「メリー・ポピンズ」が短期間でこれだけ稼いだのなら、
「マイ・フェア・レディ」負けてるかも!って思っちゃいました。

「マイ・フェア・レディ」はそれと、有楽座で1年ほどの上映だったので、
横浜・川崎で上映されたにせよ、新鮮味が薄いでしょうねー。
だいたいそのあたりに住んでる人は、とっくに有楽座で観たかも…って思っちゃいますし。
コケたのは当然かもしれませんねー。
逆にロードショー館ではもひとつだった「緑の館」なんかは、
一般館での上映はよかったみたいですし。

神戸の東宝系の劇場は、阪急会館が1番手の映画、新聞会館大劇場が2番手の映画が来る、
となっていたみたいなので、Julie Poppinsさんの資料が興味深かったです。
収容人数は当時は100人くらいしか変わらなかったんですけどね。
(阪急会館が1300人ちょっと、新聞会館大劇場が1200人ちょっと)

で、「マイ・フェア・レディ」69年リバイバルは20万人も動員したんですかっ!
これも頑張ったんですね!
僕みたいなオードリーファンでも、80年代後半からのオードリーリバイバルでは
あまりに頻繁に来るので、“これはおととし何度も見たしなー”なーんて
行かないこともありましたし、有楽座の上映終了からはわずか4年しか経ってないのに
この成績は上出来だと思います。

で、僕もリバイバルを大劇場で観たいですね!
やっぱり他の観客との一体感!これは家庭では味わえないですよね!
ビデオやDVDの時代になって、いつでも自由に観たい映画が観れるのは嬉しいんですけど、
そのため映画館でリバイバルされる、ということはほとんどなくなりましたよね。
今若い人たちって、クラシック映画を映画館で観たいとは思わないんでしょうかね?
まあ映画会社の人たちからはそう思われてるのは間違いないんでしょうけど…。
映画館はどんどん小規模になっていって、家庭のテレビはどんどん大型化、&5.1ch化、
では差が無くなっているのでわざわざ映画館に行こうと思わないかもしれませんけどね。

それと「メリー・ポピンズ」をオードリーで!?
そのような記事がパンフにあったんですか?あるいはそういう話が実際にあったとか??
ちなみに「メリー・ポピンズ」の歌曲は「パリの恋人」程度の実力でも唄える曲なのでしょうか?

それと、もしわかるのでしたら、めっちゃ気になる他のオードリー映画の動員数や、
ジュリー・アンドリュースの映画の動員数(「スター!」や「モダン・ミリー」など)
も教えていただきたいです。(^^;
Posted by みつおみつお at 2008年12月11日 03:56
今晩は!
観客動員数については、キネマ旬報が一年を振り返る時期、3月頃でしょうか、作品ごとの動員数や興行収入を掲載したりしていますが、40年前、50年前と比べると、詳細性に乏しくなって来ているようです。飽くまでも推測ですが。

あと、「映画年間」という厚さが5CMも有るような本も昔は出ていたようです。私は学生の時に、梅田のかっぱ古書街で偶然1965~6年頃の物を見かけたことがありました。

前回と今回お送りした観客動員数は東京の京橋フィルムセンターの図書館でコピーしてきたものです。みつお様は神戸にお住いのようですので、大きな図書館に行らっしゃれば、少なくとも、キネマ旬報のバックナンバーは置いていて有る筈です。確か、1967年頃のキネマ旬報に日本で公開されたオードリーの興行収入の特集を数ページに渡ってしていたと思います。
 また、オードリーが亡くなった時に発売されたオードリー特集号でもオードリー作品の日本国内における興収についた記述したページが有りました。

オードリーの作品は50~60代、日本ではほとんどが1億を超えるという記録を作っています。一方、ジュリーの作品で全国的に大成功を収めたのは、「メリー~「サウンド~」の2本ぐらいです。キネマ旬報でも「ハワイ」「モダンミリー」は失敗、「暁の出撃」は大コケ、「スター!」は初日や2日目は新記録を作ったが、予想外にヒットしなかった、「引き裂かれたカーテン」はまあまあ? 等、オードリーとは比較にならないぐらいです。オードリー作品でヒットしなかったのは「緑の館」「噂の二人」「パリで一緒に」ぐらい?でしょうか。「パリの恋人」どうだったのでしょうか・・・。ヒットしなかったといっても、都内だけでも¥5,000万ぐらいは稼いでいたようです。羨ましい!!!「ハワイ」「引き裂かれたカーテン」「モダンミリー」が約10万人の動員、興集は約5,000万、
「スター!」は約20万人、9,200万、これが都内での実績です。

ちなみに、丸の内ピカデリーで公開された「スター!」は「暗くなるまで待って」より、観客動員数で数百人凌いでいたと思います。でも、全国レベルでの結果を見ると「暗くなるまで~」には遠く及ばない結果となっているようです。

従って、ミュージカルでない作品で唯一リバイバルされたのは、1985年の「引き裂かれたカーテン」です。これは、ヒッチコックに焦点を当てて、リバイバルしたみたいなところが有って、ジュリーファンとしてはいまひとつ物足りないリバイバルでした。でも若い頃のジュリーを大きな画面で見ることができて、良かったです。歌舞伎町のシネマ2という小さな映画館でした。

もし、「メリーポピンズ」をオードリーでやっていたら・・・というクラスメートとの会話は二人だけで成立していた会話というのでしょうか、プログラムには「メリーポピンズ」をもし、オードリーがやっていたら・・・というような記事は何ひとつありませんし。アカデミー賞で2作品が競い合い、「マイフェアレディ」の舞台をジュリーがやっていた、という記事などをミックスして、好き勝手に話を盛り上げていたというところでしょうかね!!!

 「メリーポピンズ」&「マイフェアレディ」の2本立をどこかの名画座がやったことがありましたね。40年も前のキネマ旬報の情報ですけど。

「マイフェアレディ」有楽座に於ける週別成績

1週目:24,110人
2週目:23,690人
3週目:24,108人
4週目:24,179人
5週目:25,466人
6週目:24,766人
7週目:24,978人
8週目:22,986人
9週目:22,168人
10週目:19,358人

11週目:20,158人
12週目:19,498人
13週目:18,604人
14週目:16,899人
15週目:17,839人
16周目:17,018人
17周目:17,021人
18周目:16,761人
19周目:14,405人
20週目:12,782人

21週目:12,689人
22週目:12,366人
23週目:12,090人
24週目:8,629人
25週目:7,754人
26週目:9,355人
27周目:11,148人
28周目:11,861人
29周目:12,779人
30周目:13,756人

31週目:11,833人
32週目:10,765人
33週目:13,501人
34週目:13,981人
35週目:12,726人
36週目:12,651人
37週目:13,673人
38周目:13,400人
39周目:19,237人
40周目:13,531人
41周目:12,802人
42週目:12,868人
合計:684,139人 興行収入:405、334千円。
週平均:16,290人          9,651千円

私の入力ミスタイプ可能性あり。

前金制、有楽座:1億8千万、大阪スバル座&梅田スカラ座2館で1億800万、毎日大劇3,600万を採用。平日2回、土日祝日3回上映。

「メリーポピンズ」の公開条件は、興行期間は原則として26週間、映画料金は興行収入に準じて70%~60%の段階制をとる。1週間興収1、000万を
割った場合、両者間の折衝で打ち切りについて話し合うなど。

ところで、大阪道頓堀の千日前スバル座では、過去にスバル座でロードショー公開された作品の看板がロビーに白黒写真で飾られていたのをご存じでしたか?「ローマの休日」と「メリーポピンズ」も有りました。無くなる前に、この劇場で「プリティ・プリンセス」を見に行った時に見つけて写真に撮ってありますが、まだ、プリントアウトしてないのです。

2009年は「メリーポピンズ」と「マイフェアレディ」の45周年ですので、CDショップにそれなりに飾られたDVD45周年の宣伝コーナーが有れば、店員の目を盗んで、写真に撮るのがお楽しみです。「サウンド~「の時は店員に注意されました。でも、また、やりたい!!!

「サウンド~」の40周年は秋葉原のDVD売り場でも結構派手に宣伝したいました。「ローマの休日」も50周年はかなり派手に宣伝していたのでしょうね。

映画年間に有楽座でロードショーされた時の「マイフェアレディ」の劇場看板の写真もコピーにとって有ります。丸の内ピカデリーでの「サウンド~」の劇場看板もコピーしてあります。「メリーポピンズ」の劇場看板の写真、どこかにきっと載っていると思うんだが・・・スポーツ新聞にはジュリーの顔だけがUPされた有楽座の看板のコピーは持っているのですが・・・

今回はこの辺で。では、おやすみなさい。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月15日 00:50
変なに日本語がいくつか・・・お恥ずかしい!TVを観ながらの入力作業でした。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月15日 00:58
上記の文章、冒頭に変な日本語が・・・。
「確認せずに書き込み」欄にチェックが入っておりました。
今、気が付き、チェックを外したところです。

失礼いたしました。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月15日 01:22
Julie Poppinsさん、こんばんは!

お礼が遅くなって申し訳ありません!m(_ _;)m
またまた詳細なデータをありがとうございます!
オードリーの映画の興行収入がキネマ旬報に載ってるのがあるんですね!?

オードリーの作品が東京の1館だけで1億円以上稼いでいるのが多いのは
「暗くなるまで待って」のパンフに書いていたんですけど、
ジュリー・アンドリュースのは初めて知りました!
そうですか~、そんなに良くなかったんですかー。
人気もあって話題作も多いのに、配給会社は頭をかかえたでしょうねー。

「スター!」は日本ではヒットした、と思ってたんですが、丸の内ピカデリーのみで、
全国的にはさほどでもなかったんですね~。
なんか「スター!」と「モダンミリー」にはワクワクさせる雰囲気があるので、残念です。(^^;

それと、この「マイ・フェア・レディ」の週別動員数!
24~26週目がものすごい落ち込んでるのに、
その後持ち直しているのが不思議ですねー。ていうか、
26週目ってもう半年経ってるんですね!や@っぱ超ロングラン!
39週目にまたどっとお客さんが来てるのは、
きっと“間もなく上映終了します。ご鑑賞はお早めに!”みたいな広告を打ったんでしょうね。

それと来年は45周年ですね!(^^
でも何かやってくれるかなー。今年は「ローマの休日」製作55周年でしたけど、
特に何もなかったですしね(でも55周年でなんかする、という案はあったようです)。
やっぱり製作50周年の2014年じゃないですか!?
ここは大々的にやって欲しいですよね!!!
超豪華限定高級パンフレットなんか作って、映画館で上映して欲しい!
出来ればタイアップでどこかで展示会とかね!(^-^

千日前スバル座の看板写真は知らないのですが、
「マイ・フェア・レディ」パンフの千日前スバル座版の件を伺いに行った時に、
ロビーに「過去の作品を上映中の千日前スバル座」の写真が飾ってありました!
印象に残っているのは「尼僧物語」のです!
ドーンとオードリーのでっかい看板が飾ってあって、並んでいるお客さんの写真だったと思います。
欲しかったけど、“ください!”と言えませんでした(笑)。
でもその後閉館してしまったので、やっぱり言っておくべきだったかな?と。
そういえば千日前スバル座って、ミナミではオードリーととても縁があった劇場なんですよね。
ジュリー・アンドリュースとも数多く縁がありましたか?

Julie Poppinsさん、本当にこういう資料的な事柄をありがとうございます!
こういうの伺うのめっちゃ好きなんですよー!
なんかオードリーがどれだけ人気が高かったか、
数字から実感できる気がしますよね!(^-^
Posted by みつおみつお at 2008年12月18日 01:46
今晩は!
 来年1月「シェルブールの雨傘」が45周年記念としてリバイバルされますね。前売券には何とミニポスターが付いているようです。

 45周年・・・・「メリーポピンズ」&「マイフェアレディ」の45周年リバイバル、一応、期待しちゃいます。

 ご存じのように、テアトル東京?が往年の名作&大作を今のところ年に1度?のペースでリバイバル上映しておりますが、2004年「サウンド~」を見に行った時は今後の希望作品としてアンケートを実施しておりました。テアトル東京側が提案している候補作品から数作品選択する方法だったと思いますが、「メリーポピンズ」&「マイフェアレディ」も候補作品の中に有りました。

でも、テアトル銀座という150席しかない小さな劇場は遠慮して欲しいですね。

 こちら、東京の銀座地区でも、日比谷(スカラ座)で公開されるのと京橋(テアトル東京)で公開されるのとでは、観客動員に大きく差が出るものなのでしょうかね・・・・共に、正月映画としてリバイバルされるのが相応しい気がします。

スクリーン誌で、オードリーの特集をしていますね。

では、よいお年を過ごし下さい。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月27日 23:27
そうなんです!「シェルブールの雨傘」は「ロシュフォールの恋人たち」と共に
リバイバルされるみたいですねー!
え~っ!いいな~!って思ってしまいました。
当然「マイ・フェア・レディ」のことも頭をよぎったんですけど、
「ロシュフォール」のようにコアなファンが付いてる作品でもいいんだったら、
「いつも2人で」なんかもいいな~って思ってしまいました。(^^;;;

でも、来年45周年でリバイバルするんだったら、
もう今年のうちには選ばれてるでしょうから、どうなんでしょうねー。
「マイ・フェア・レディ」はまだ一度もデジタル・リマスターされたフィルムで
日本で上映されてませんから、ぜひお願いしたいところなんですけどねー。

それとJulie Poppinsさんは東京にお住まいなんですよね。
スカラ座って調べたらまだ650席ほどあるんですね。
対する銀座テアトルシネマは150席。
でも「アラビアのロレンス」は新宿のテアトルタイムズスクエアみたいですね。
こちらだと340席。
銀座が1番!というしきたりみたいなのは、もう廃れたんでしょうかね?

しかし、正月映画としてリバイバル…なんか豪華ですね!想像してホァ~ン(笑)。

スクリーン誌の特集はホンと豪華でした!記事にもしてますよ!(^-^

ちなみにJulie Poppinsさんは、「サウンド~」と「メリー・ポピンズ」以外で
ジュリー・アンドリュース映画のリバイバルがあるとすれば、
何が一番劇場で見てみたいですか?
Posted by みつおみつお at 2008年12月28日 01:41
やはり、「スター!」「モダンミリー」「ビクタービクトリア」「暁の出撃」
でしょうかね。

「ビクタービクトリア」は一応、学生当時、ニューOS・南街シネマ・戎橋劇場で見ましたので、見たい作品となると、映画館で見た事がないミュージカルということになるでしょうか。

でも、「ビクタービクトリア」以外は、あまり楽しめないんですよね~。

「スター!」も「暁の出撃」もヒステリックな女性を演じていますので、見ていてあまり良い気分になれないのです。ジュリーが面白くないんですね。本人としては、メリーおばさんやマリア先生のイメージを払拭しようとして一生懸命演じているのでしょうが・・・

双葉先生の高得点が私的には理解できないというのが本音ですね~。「サウンド~」「メリー~」ファンにとっては、ちょっときついかも知れません。

「モダンミリー」はジュリーらしい映画だと言えますが、後半はドタバタ喜劇みたいになってしまって、残念な結果になってしまいましたね。でも、アメリカでは、ジュリーアンドリュースの成功したミュージカルとして評価されているようです。そもそも、3大人気女優の共演といっても、日本では、ジュリー以外有名では有りませんでしたので、作品の出来の悪さも影響して、日本でのロードショーは失敗に終わってしまいましたね。

今後、映画館でのリバイバルの可能性が有るのは、「引き裂かれたカーテン」ぐらいでしょうか!?映画館でやれば、迷うことなく見に行くでしょうね!
 「引き裂かれたカーテン」は1985年にヒッチコック・フェスティバルでリバイバルされ2回ほど見に行ったでしょうか。

 それと、1980年に公開予定されていたウオルター・マッソーと共演の「可愛いマーカちゃん」のジュリーはとっても良いんですよね。作品が地味で、折角日本語字幕まで出来たのに、オクラになってしまいましたが。

それに比べて、オードリーファンは羨ましいです。いろいろな作品がいろいろな映画館に掛かって。でも、私も実はオードリーの作品は見ていないのが結構あるんですね!「戦争と平和」「噂の二人」「緑の館」「シャレード」「ロビンとマリアン」「許されざる者」。オードリーの映画を映画館で観たのは「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「マイフェアレディ」「ティファニーで朝食を」「オールウェイズ」のみで、「昼下がりの情事」&「パリの恋人」「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」はレンタルビデオやTV放映でした。

 私が空想しているのは、ジュリーアンドリュース・ミュージカル・シアターというような冠名が付いた銀座の映画館でジュリーアンドリュースアワーやTVショーが長年にわたって、日替わりで上映される映画館、そんな映画館が有ったら良いな~なんて・・・ことなんです。
Posted by Julie Poppins at 2008年12月28日 21:27
Julie Poppinsさん、お答えいただきありがとうございます!(^^
やっぱり劇場で観たことない作品が上位に来てしまいますよね。
「暁の出撃」は双葉さんが邦題が悪い!と書いていらっしゃいましたが、
題名がそのままのアメリカでもコケたんでしょうか?
「スター!」はともかく、「暁の出撃」もヒステリックな女性なんですか~…。

それと、字幕まで出来ていたのにお蔵入りとは!!
もったいないですよねー。
今の時代だと、逆にシネコンでキャパの小さい劇場もあるので、
地味ながらも公開されたかも…。

Julie Poppinsがご覧になってないオードリー作品では、
「シャレード」が一番“えっ!!!”って感じでしょうか。
これが一番ご覧になっていただきたいですね~。
オードリーをうまく活かした作品だと思いますよ。
「いつも2人で」はご覧になったのかどうかがわからないですが…。

僕もオードリー関連の常設館(博物館的な物)が欲しいと思ってますが、
これが実現しないんですよねー。
そういう博物館があれば、オードリー映画も常時上映されてそうなんですけどね。
そういえば、オードリーがテレビで演じた「マイヤーリング」が
いまだに日本では一度も観る機会がないのも残念!です。
ファンの希望って尽きませんね(笑)。

そういえば、Julie Poppinsのお話には「ハワイ」が全く出てきませんね。
この作品にはなにかあるのでしょうか?
「ハワイ」が「サウンド~」のすぐ次の作品になるんですか?
Posted by みつおみつお at 2008年12月30日 23:36
みつお様へ
明けまして、おめでとうございます。

今年は「マイフェアレディ」&「メリーポピンス」の45周年ですね!
リバイバルされることを祈りましよう。
そして、50周年までもう5年ですね。ワクワク・ドキドキ。

早速ですが、「暁の出撃」は「スター!」ほどではなくても、中学生、高校生の男の子が見たら、ちょっと厭になっちゃうんじゃないかな~と思います。
ストリップシーンなんかも有って、予告でストリップシーンが流れて、「暁の
出撃」を見に行く気がしなくなってしまった当時の高校生のJulieファンが知人にいるのですよね・・・。Julieは一生懸命なのですが、チグハグな感じですね。
でも、映画評論家の人たちに結構好きな人たちがいる見たいです。双葉氏もその一人なのですが。私の点数は60点ですね。私的にあまり好きじゃない
Julieの部分が出ているので・・・・

みつおさんはオードリーの受け入れられない演技とか有りますか?

この「暁の出撃」は、アイルランドでの悪天候に影響されて、製作費が
2,200万ドル~2,500万ドルに跳ね上がってしまったのですが、アメリカ&カナダでの興行収入はわずか500万ドルでした。「スター!」と共に、デザスター映画とも言われている見たいです。日本では、1970年夏休みにテアトル東京と梅田OSシネラマでシネラマ上映されましたが、当時、アメリカ国内で、制作会社パラマウント社の内紛が有って、十分な宣伝もしないで公開されたらしく、その影響が日本でのロードショーに悪影響したとも言われております。本来、下記程度の数字で終わる作品ではないとも。テアトル東京での観客動員数はたったの4万5千人でした。一方、同じ時期にリバイバルされた「サウンドオブミュージック」は都内スカラ座3館のみで32万人の動員記録を作っています。

ということで、「スター!」と「暁の出撃」の興行的失敗で、ドル箱スターとしてのJulieの人気もあっという間になくなってしまいました。Julieは当時、ドル箱スターでしたので、大作が次から次へと作られて行きました。「ハワイ」もその作品で、製作費は1、200万ドル。アメリカ&カナダに於ける、1966年のNO.1のヒットになっているようです。でも、日本では失敗との評価がキネマ旬報に出ていました。大作・長編できついんですよね。盛り上がりも無く、Julieが突然死んじゃうんですから・・・。衣装や役柄はぴったりなのに、脚本がつまらなく、俳優陣も魅力がなく、空しい大作でした。ちなみに、この作品では、
あのベッド・ミドラーが女優としてデビューしているとのことですが、探し出せていないところです。

1980年8月頃に、東京の大塚名画座でジョージ・ロイ・ヒル監督の特集を2本立てでやったそうですが、同時上映の「スティング」が終わったら、一人を除いて、全員席を立ったそうです。

「ハワイ」は「サウンドオブミュージック」の次に作られた作品ですが、世界的には大ヒットしたようです。聖書の話ですし、原作も大ベストセラーですからね。キネマ旬報では、文学作品から映画化した作品についての、データが掲載されていますが、なんと「マイフェアレディ」よりもヒットしているんですね、世界的には。キネ旬の情報がどのくらい正確かは別として、文学作品から映画化された作品としては大成功したようです。

「ハワイ」では初めの方で、Julieが少し歌っているのですが、少ししか歌っていないのに、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされているのが不思議ですよね。ちなみに、アカデミー賞には7部門ぐらいでノミネートを受けているので、
やっぱり、それなりに評価されているのでしょうかね・・・。

「ハワイ」を劇場で上映したら、もちろん、カメラ抱えて見に行きますよ、1回目から。でも、もし、上映の可能性があるとしたら、前記のように、ジョージ・ロイ・ヒル監督特集の時ぐらいでしょうか・・・。

「いつも二人で」も見ていなかったですね。「華麗なる相続人」も見ていないですし、「ローマの休日」以前の作品もみていません。Julieファンが「いつも二人で」は全然面白くなかったと最近口にしていますが、オードリーファンの間では、どのような評価なのでしょうか。
Posted by Julie Poppins at 2009年01月01日 17:51
Julie Poppinsさん、あけましておめでとうございます!&申し訳ありませんっ!!

なんと、前回のコメント、2回も呼び捨てよばわりでしたね!
わー!めっちゃ失礼ですね!!ホンとスミマセンっ!!m(_ _;)m

「暁の出撃」もいっぱいのコメント、ありがとうございます!
この作品もシネラマのテアトル東京&OS劇場ですかーっ!
やっぱり大作の扱いですねー。
でも、ジュリーの良さが引き出されていないんですか?
ファンってやっぱり自分の中でのイメージを作品に求めちゃうので、
「メリー・ポピンズ」と「サウンド・オブ・ミュージック」で一世を風靡したジュリーには
キツかったのかもしれませんねー。

「ハワイ」のお話もありがとうございました!
これまたJulie Poppinsさんのお話で観たくなりましたねー(笑)。
一流のジョージ・ロイ・ヒル監督なのに、むなしい大作とは…。
どんな風に空虚なのか、確認したくなりました!
なんといっても最初はオードリーにオファーが来た作品でもありますしね。

でも、物価調整後の興行収入では「ハワイ」は入ってなかったですね。
「メリー・ポピンズ」も「マイ・フェア・レディ」も入ってましたけど…。
やっぱり最初はともかく、評価が定まってからは、アメリカやカナダでも
リバイバルされなかったんでしょうか…。

「いつも2人で」、ダメだとおっしゃってる方がいましたかー(笑)。
僕は最高の評価をしてるんですけどね。(^^;
これ、正直、初公開時から、
ダメな人は全然ダメ、ハマッた人は最高の評価、という対極の印象を持つようです。
複雑な構成、でも描いているのは当たり前の夫婦の関係、みたいなのが
真実を突いている、と捉えるか、平凡、と捉えるかのようです。
でも最近では高く評価されることが多いです。
時代が「いつも2人で」にやっと追いついた!のかもしれません。
特に、“夫婦”である人には受けがいいようです。
ぜひJulie Poppinsさんも一度観てみてください!

「華麗なる相続人」は駄作、との評価が多いですが、
そこまでではないと思ってます。
ま、駄作、と思って観ていただくと、“それほどでもないやん!”って感じですかね。
僕はキライじゃないですけど、音楽以外は、あんまりオススメできないかも…。

オードリーの演技で受け入れられない、と言えば、
「ニューヨークの恋人たち」という劇場未公開、ビデオ発売の作品が
ちょっと抵抗ありますかねー。
オードリーが不倫!それと、恋愛したならしたでいいけど、
別の女性が同じ男を好きになってるのを知ってて、
その女性と一緒に笑いながら、まるで応援するかのような会話をする
(しかもその彼とベッドを共にした翌朝!)、
なんてところがオードリーファンとしては違和感感じまくりでした。
作品に問題がある、というよりオードリーのキャラに問題がある、って感じですかね。

Julie Poppinsさんのお話で、ジュリーのどの映画も観たくなっちゃって困るなー(笑)。
でも「S.O.B」って作品は決して観ない方がよさそうですね!
ジュリーのトップレスなんて見たくない!
これはジュリーの演じてる性格が…なんてことじゃなく、
なんかもうジュリーのイメージじゃないです!
ジュリー、それはしたらアカンやろー!って感じですかね。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2009年01月01日 22:09
横入りごめんなさい。
とっても面白く拝読させていただきました。
そういえば、『ロッシュホールの恋人たち』も当初オードリィで企画されてたようですね。
オードリィー&ブリジット・バルドーで話が進んでいて、
ブリジットは乗り気だったけど、オードリィが断ったのであっさり意向を翻したとか、
監督のジャック・ドゥミーが述べていました。
う~ん、あの役はツライだろ~。

ところで、みつおさん、
以前、『マイ・フェア・レディ』ってヒットはしたけど、興行収益はよくなかった、
むしろ赤字だったんじゃないかって僕が書いたことがあって、
否定なさったことがありましたよね。
’70年代終わり頃のアメリカ映画大百科(日本ブックライブラリー)を
久々に押入れから見つけて読んでたんですが、
アメリカ映画史上興行収入ベスト50の記事がありました。
で、そこには『サウンド・オブ・ミュージック』(第5位:7,866万$)
『メリー・ポピンズ』(第18位:4,225万$)はランクインしてるのですが、
『マイ・フェア・レディ』は載っていないんですよ。
たぶん、僕はこの記憶があって書いたんだと思うんですが、
『マイ・フェア・レディ』は現在までの各リバイバル等の蓄積で
相当の収益を得たのであって、本公開時や70年代までではそうでもなかったのでしょうか?
確か時価換算しなくてもかなりのいち
Posted by まる at 2009年01月02日 01:25
すみません、途中でupしてしまいましたm(__)m
(続き)
かなりの位置にありましたよね。
再確認したくなりました。

それにしてもジュリーの人気は凄かったんですね。
最初の2作品(正確には間に別の作品が入りますが・・・)で頂点を極めて・・・
当然マネーメイキングスターのしかもトップ!
オードリィは米国では一度も選ばれたことがなかったのに・・・
あまりにも固定化されたイメージを払拭しようと、路線の試行錯誤の時代が始まって、
確かに《映画ファンとしては》戸惑ったのかもれませんね。
ちなみに僕は『スター!』で彼女が歌った“ジェニー”というのが好きでサントラ持ってます。

timeless audrey展で、交友関係のブースに
ジュリーから送られた彼女の著作「偉大なるワンドゥードルさいごの一ぴき」
がジュリーのサイン入りで置かれていたのには、大感激でした。
このジュリーの書いた童話大好きで昔愛読していたので、
なんか二人とつながったような気がして嬉しかったです。
やはり二人は世間の思惑とは違い、良好な関係を築いていたんですね。
Posted by まる at 2009年01月02日 01:45
まるさん、こんばんは!

「ロシュフォールの恋人たち」、そうでしたねーっ!
でも67年製作の映画だったら、「いつも2人で」の頃ですよね!?
ちょっと共演者の顔ぶれを見ると、当時のオードリーではきつかったかな?(^^;
というか、やっぱり「マイ・フェア・レディ」のバッシングの後では
ミュージカルは出来なかったかもしれませんね。
吹き替えなしで、オードリーでも唄えそうな歌なんでしょうかね?
ちなみにオードリーがオファーされていたのは
カトリーヌ・ドヌーブの方ですか?それともフランソワーズ・ドルレアック?

それと、70年代後半の資料だと、
もう「マイ・フェア・レディ」は入ってないと思いますよー(笑)。
「スター・ウォーズ」や「ジョーズ」「エクソシスト」などの大ヒットが続々出たあとですからねー。
「マイ・フェア・レディ」が時価換算しなくても入っていたのは、
60年代までだったんじゃなかったでしたかねー。
それに、アメリカではともかく、
全世界では初公開時に7200万ドルの興行収入を上げてますから、
当時のワーナーの記録を塗り替えたらしいのは間違いないところです。
(確かそれまでは「尼僧物語」でしたよね。)
アメリカでオードリーが再評価されたのはやっと80年代ですし…。

オードリーもジュリーも、「執念深い」という要素は持ち合わせてなさそうなので、
きっと気持ちよい交流だったんでしょうねー。
(マーニ・ニクソンに見習わせたい!)
Posted by みつおみつお at 2009年01月02日 22:20
丑三つ時を過ぎました。

日本公開外国映画配給収入トップ100を見ています。
私は、この手のデータを100%信じる気にはなれないのですよね。

今見ているのは、たぶん、1985年頃に集計されたものですね。1984年までの作品しか載っておりませんから・・・。

70年代以前の作品でべスト5を決めると、「ベン・ハー」が約15億3千万で第1位、「サウンドオブミュージック」が約14億1千万で第2位、第3位が「風と共に去りぬ」の約13億9千万、「ウエストサイド物語」が約13億で第4位、「十戒」が約11億3千万で第5位となっています。ちなみに第8位で「マイフェアレディ」は約9億6千万です。

このトップ100には「ローマの休日」が入っていないのはおかしいですよね。
だって「ローマの休日」は東京都内のロードショーでは「風と共に去りぬ」の記録を破って、戦後最大の興行収入を上げている筈。逆に、「風と共に去りぬ」は東京では大ヒットでも、大阪では自滅したとキネマ旬報に載っておりました。でも、「ローマの休日」は横浜や神戸、大阪、京都でも大ヒットしていた筈ですね。
「メリーポピンズ」も100には入っておりません。あれだけ大ヒットしているにも関わらず・・・。

 次に、「名作文学映画化作品配収20傑」です。1985年頃の集計のようです。
第1位が「風と共に去りぬ」で約7、600万ドル、第10位が「ハワイ」で約1、500万ドル、「マイフェアレディ」は第17位で約1、200万ドルです。

 続いて、「これがアメリカ史上配収実力トップ50」。
1985年頃の集計のようです。時価換算で、
第1位が「風と共に去りぬ」の約3億2千万ドル、第4位が「サウンドオブミュージック」の約2億8千万ドル、第19位が「メリーポピンズ」の1億1千万ドルで、「マイフェアレディ」は載っておりません。

この時価換算って奴が、実は白物なのかも・・・
「風と共に去りぬ」は約7千6百万ドルは1984年頃までの数度のリバイバル
の合計金額なのですよね。1939年製作当時に約7千6百万ドル稼いだ訳ではないので、そこのところの時価をどう処理しているかということですよね・・・。そこのところを考慮しないで、1985年では1939年当時の何倍って計算しても正確性に欠けますよね・・・。

 ちなみに、私が1976年の秋に購入した「サウンドオブミュージック」のサントラには、1970年の時点で「メリーポピンズ」が第7位で3,100万ドル、
「マイフェアレディ」は第8位で3,000万ドルと記載されています。
第1位は「サウンドオブミュージック」で7,200万ドル。
「サウンドオブミュージック」は1973年に全米でリバイバルされ、約1,100万ドル稼いで年間のベスト10に入っていますが、「マイフェアレデイ」の全米
でのリバイバルはいつごろ行われ、そして、ヒットしたのでしょうか・・・

では、おやすみなさい。
Posted by Julie Poppins at 2009年01月03日 03:35
こんにちは。

『ロッシュフォールの恋人たち』でのオファーされた役は、ドルレアックの方です。
この映画での歌声は、ひとり(D・ダリュー)を除いて全員吹き替えなので、
余計に引き受けづらかったのかもしれませんね。
そもそも、オードリィとブリジットの姉妹なんて珍妙なんですがね。

『ハワイ』って脚本がダルトン・トランボなんですね!!
超一流のスタッフが揃っても傑作になるとは限らないし、
見た限りではいずれも評判が悪いですが興味は沸いてきます。

『マイ・フェア・レディ』は初公開時に全世界で7,200万ドルですか~。
これじゃぁ赤字であるわけないですよね。(苦笑)
しかし僕が紹介したアメリカ映画史上興収ベスト50は、
1978年1月初旬時点のものらしく、50位作品は2,300万ドルでした。
ということは、全米およびカナダでの集計で『マイ・フェア・レディ』がランクインしていないことからも、
本国では少なくとも全世界の1/3に満たなかったことになるんでしょうかね?
とするとワーナーとしては微妙だったんでは・・・
ただし全米のBOX-OFFICEベストテンを集めた本によると、
『マイ・フェア・レディ』は’63から’64の二年間にかけてその年のベストテンにランクインしており、
ただしその興行収入は“undatable”としか記載されていないんですよ。
どーなってんでしょうねッ?
『マイ・フェア・レディ』はメガヒットの『サウンド・オブ・ミュージック』には当然及ばないけど、
ライバル視された『メリー・ポピンズ』にも興収で差をつけられているののでしょうか?
信憑性のある事実としてはどの程度なんだろうかなぁというのが、
昔から漠然とした疑問でした。

とにかく今も愛される伝説的な作品であることに変わりないことは、
莫大は費用と手間をかけてrestoreされる作品に選ばれるなど
いろんな出来事がそれを実証していますけどね。

で興味深いのは、そのアメリカ映画大百科('79年刊行)では、
見事なほどにオードリィって軽視されてるんですよ。
勿論カラー・グラビアや紹介記事なんかは破格の扱いですが、
各執筆者の記事がな~んか全体的にあまり好意的ではないというかね。
“この頃(60年代)は相変わらず女優ではオードリィが人気トップだった、日本では”
“あるスターはもう引退同然なのに今でも注目され続けている。
それに対してこのひと(別の女優)はコンスタントに出演を続け
印象に残る作品を残しながらもいまひとつ人気が出ない不条理さ”
“僕の青春時代にはもう既に大スターだったので、どうってことはなかったですね”

もう50年以上もの間、人気を保ち続けているとはいえ、
こういう扱いだった時代もあったんだなぁとある意味貴重です。
今月号の“スクリーン”のベストテンをみると、
オードリィがランクインしているので感嘆しますね。
男優では追悼効果もあってP・ニューマンがいますが、
女優では彼女ひとり。
これだけ世代交代しているのにスゴイことだと思います。
Posted by まる at 2009年01月03日 14:44
>Julie Poppinsさん

確かに、100%は信じがたいですよね。
全映画作品に対して時価換算を行っているとも思えませんしね。
オードリー作品だと、公開当時ワーナー史上最も稼いだと言われる
「尼僧物語」とかも入ってないですし。
ワーナーってそんなに儲かってなかった会社なのか、みたいな(笑)。

ただ、「日本公開外国映画配給収入トップ100」で
「ローマの休日」が入ってないのは、そうかも…と思ってます。(^^;
その根拠は、映画公開時期の上映の形態にあるんですが、
今だったら大ヒットだと何ヶ月も、ヘタしたら1年とかもロングランし続けるでしょうけど、
1954年当時の「ローマの休日」だと、大ヒットでも1ヶ月ちょい(6週間、だったかな?)。
(これでも、当時週替わりくらいで公開していたほかの映画に比べれば
超ロングランですけど)
それに比べて1年近くも公開していた「マイ・フェア・レディ」に追いつけないのは
当然といえば、当然かも…と。(^^;;;
「風と共に去りぬ」の場合、61年や67年のリバイバル時にも長蛇の列で、
その年の公開映画でもベスト10に入るくらいだったそうなので、
まあ上位に来るのは納得かな、と思ってます。
確か、70年代後半の集計では「ローマの休日」が入ってましたし、
「おしゃれ泥棒」もオードリー作品では3番目に入っていたと記憶しています。

「名作文学映画化作品配収20傑」は配収(ほぼ利益)というのがミソですねー。
これは「マイ・フェア・レディ」に限って言うと、
アメリカ国内の、しかも初公開当時だけの数値のようですね。
でも、ワーナーで最高の興行収入だったという「マイ・フェア・レディ」でこれですから、
20世紀フォックスの「クレオパトラ」の制作費は
本当に回収不能に思えるくらいですよねー。

「マイ・フェア・レディ」のリバイバルって、本当にアメリカではいつリバイバル
したんでしょうねー。
94年に行っているのは間違い無さそうですけど…
オードリーは70年代、アメリカでは人気なかったですしねー。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2009年01月07日 21:44
>まるさん

ドルレアックの方ですかー。まあオードリーの髪の色からしたらそうですよね。
なんか「ロシュフォールの恋人たち」って、カトリーヌ・ドヌーブの映画のような
気がするもんで、それだとバルドーの影に隠れそう…ってなイメージ。(^^;
しかしBBとオードリーが双子、って設定はムリあるやろー!って思いますよね(笑)。

でもドヌーブって、「シェルブールの雨傘」に続いて、「ロシュフォールの恋人たち」
も吹き替えですかー。
代表作2本で吹き替えられても平気とは、フランス人はおおらかなんですね!
オードリーが吹き替えだから、と鬼の首を取ったように騒ぐ
当時のアメリカ人(と最近の一部日本人)とはえらい違い。

「マイ・フェア・レディ」の初公開時のアメリカでの興行収入は、
Julie Poppinsさんの書き込みからも、2900万ドルはあると思われるんですけどねー。
2年にまたがって大ヒット、しかもワーナー史上最高の興行収入の作品が、
制作費の1700万ドルすら稼げてない、ってのはちょっと考えられないですよねー。
配給収入とかではなかったですか?(^^;
もしかしたら、「マイ・フェア・レディ」は70年はじめ頃に歴代トップ10から
落ちてますから、それこそきちんと調べてないのかもしれません。
当時アメリカではオードリー人気は冷え込んでましたしね。

でも70年代末のオードリー評ってヒドイですねー(笑)。
まあそんなものかなーとは思いますけど。
今見たら、今も続くオードリーの不滅の魅力に気付かないなんて、
その評論家の審美眼にも疑問を持ってしまいますよね。
しかし評論家って、不思議な生き物ですよねー。
通俗的なものを褒めると自分の価値が下がると思うのか、
娯楽作品には評価が厳しいですよね。
映画は芸術的作品だけが価値があるわけじゃないと思うんですけどね。

今年の“スクリーン”のベスト10でもオードリーは入るでしょうかね。(^^
Posted by みつおみつお at 2009年01月07日 22:09
オードリー旋風 2億3千万円!
「ローマの休日」空前の記録を作る。

・先行ロードショー
<日比谷映画劇場の記録>
第1週:73,182名  第2週:64,185名  第3週:58、285名
第4週:60,960名  第5週:51,484名  第6週:34,255名
合計:325,615名  興行収入:44,808,000円
コメント:配給会社のパラマウントでは4週間で興行収入2千3百万と言っていたが、なんと4千万を超える大当たり・・。

<都内のTY系>一般公開
477,141名 50,175,000円

<名古屋ミリオン座>
第1週:32,160名  第2週:30,057名  第3週:17、138名
第4週:17,865名  
合計:97,220名   興行収入:10,119,314円
コメント:名古屋地区洋画興行開始以来の輝かしい記録を樹立した。

横浜国際劇場:46,975名    大阪梅田劇場:110,011名
千日前スバル座:108,775名     京都京宝:98,031名
阪急会館:99,331名        古屋ミリオン:97,220名
福岡東宝:70,697名          札幌松竹:40,884名

・上記は封切り後4ヶ月間に於ける動員数(1954年4月~7月)

「ローマの休日」は全国11都市のRS、封切、2番興行で約2百20万人を動員し、「風と共に去りぬ」以来の高記録を樹立した。

初公開以降にも、確か「ローマの休日」は1963年頃にリバイバルされて
都内ではベスト10の第10位ぐらいの動員記録を作っている筈ですよね・・・。

ちなみに1968年に発売されたキネマ旬報に記載されている戦後の外国
映画配収記録には「ローマの休日」はベスト10以内にぎりぎり入っていたと思うのですが・・・。1968年時点での王座は「風と共に去りぬ」
だったと思います。「風と共に去りぬ」って本当にどうなっちゃってるんでしょうかね・・・。

私が初めて「ローマの休日」の存在を知ったのは1974年のTV初放送でした。でも、その時に、オードリーという女優を知っていたかは覚えていないのですよね・・・。1975年、同級生で映画好きの友達がいて、その友達がよく
「大道りで屁をプッとこいだらバーンと爆発した」と冗談をかましていたことが
あったのですね・・・。外国の女優の名前を知ったのは、ジュリーアンドリュースかも知れないな~・・・。

「ローマの休日」は映画館では、何回か見ましたね。京都の映画館でオールナイト3本立ての一本として、大阪梅田に有る大毎劇場の2本立てとして。あれっ、たったの2回だけかな??? ああ~、思い出せない、もしかしたら、2回だけかも知れませんね~。オールナイトで陸上部仲間と見た時は映画館の
雰囲気は良かったですね~。観客が一斉に盛り上がるんですからね・・・。
2003年にデジタルマスターでリバイバルされた時に見に行った人の話によると、笑い声は一切なかったそうです。「サウンド~」の時も、なんかクラシックコンサートに来ているようで精神的に窮屈でしたね。昔は、いろんな場面でド~ッと
観客が反応していたのに・・・。

では、お休みなさい。
Posted by Julie Poppins at 2009年01月08日 01:49
発見!
なんとオードリィ自身が唄う“一晩中踊れたら”
http://jp.youtube.com/watch?v=GeQGvkJiJ9I&NR=1
へぇ~、こうなるんだ。
やっぱりちょっと迫力不足だけど、思っていたよりしっくりくるなぁ。
どう感じます。なかなかカワユイんでは?
danced、dannced、daaaanced・・・のとこは無理があるけど・・・

特典映像で“素敵じゃない?”“ショウ・ミー!”は観たこと聴いたことあったけど、
こういうのも残っていたんですね。
“ショウ・ミー!”はかなりキツかったけど、
“素敵じゃない?”のラヴリーラヴリーのほうはなかなか合ってたんじゃないですか?
(最後らへんは声が伸びないんでややキツイけど)

“いまにみてろ”はご存知のようにほとんど地声で、
間の曲調が変わる部分だけマーニーの吹き替えだけど、
この曲に関しては、とても上手に不自然なく仕上がっていましたよね。
ラヴリーもオードリィ部分と吹き替え部分MIXでやってくれてたらいいのに・・・
最初の2曲まで(“いまにみてろ”まで)は彼女MIXでよかったんじゃないかと感じました。

で、問題は次の“スペインの雨”なんですが、
初めて原語で観た時、ちょっとのけぞってしまいました。
今見直すと、曲に乗り出すタイミングでソプラノなんだなと
強引に納得させてます。
マーニー→デボラ・カーとかN・ウッドってほとんど違和感ないのに、
オードリィの声って基本的にはハスキーなんで不利ですよね。
吹き替え適任者他にいなかったのかなァ。

『マイ・フェア・レディ』の吹き替えって、
ここはもっとこうすればよっかたのにって考えたことありません?

あ、ちなみにジュリーの歌声を、
オードリィの映画版映像に合わせているのもあったりして、
世の中色んな技術を持ったファンがいるもんだなぁと
ある意味感心します。
Posted by まる at 2009年01月10日 00:39
>Julie Poppinsさん

(一度最後まで書いたのに、誤って消してしまい、ヘコんでます…。)
こっ、これは!!!
詳細な情報をありがとうございます!
「ローマの休日」初公開時の各地の記録!
日比谷映劇よりも早く公開された名古屋ミリオン座はじめ、
大阪・京都・福岡といった地方の劇場の記録まで!!
神戸の阪急会館のもめっちゃ嬉しいのですが、これは僕の資料とは違うようです。
僕のでは、5月1日~20日までの20日間上映で、動員数10万4000人、
興行収入805万円の大ヒット!ってことなんですけど…。(^^;A
どっちの資料が正しいのか、こんどOSにでも問い合わせしときますね!

「風と共に去りぬ」の方はですね、きっとリバイバルの数の多さと、
その時のメガヒットの度合いで1位になってるんじゃないでしょうか。
61年・67年・72年のリバイバルでは、並みいる新作映画を押しのけて
それぞれ洋画の年間配給収入の6位・4位・4位に入ってるようですし。
67年なんて、大ヒットの「おしゃれ泥棒」よりも上位なんです!
これだけでも初公開時と合わせて超大ヒット3~4本分くらいになってるでしょうし、
他にも53年・55年・60年・62年・68年・69年と、名画座ではなく、
東京の一流封切館でリバイバル&アンコール上映されてるようです。
そんな毎年のように1500席以上の劇場で上映されるってことは、
きっともの凄い集客力があったんだと思いますし、
1位も納得かなーと。(^^;A

それと、Julie Poppinsさんのお知り合いの方は、
2003年リバイバルの「ローマの休日」の劇場で盛り上がってなかったんですかー!
なんか一緒に観た人の運がなかったんでしょうかねー。
僕の時(テアトル梅田)は、かなり笑い声とかで盛り上がってて、
“やっぱ劇場って、この共有感がいいな!”って思ったものでした。
せっかく劇場で観たのに、残念でしたですね。

でも確かに、昔に比べて、最近の映画館では笑い声とかって
あんまり聞きませんよね。
うーん、みんなの見方も変わってきた、ということでしょうか。
Posted by みつおみつお at 2009年01月12日 04:47
>まるさん

おおおっ!!
オードリー版「踊り明かそう」があったとは!!!
これは涙ちょちょ切れものですね!!(T-T
よくぞ残っていた!と思いますし、どこから出してきたんでしょうね!
で、僕も思ってたよりも合う!とかって思ってました。
実は一番ムリがあるのがこの曲なんじゃないかと思ってたので、意外!
ぜひぜひ次のブルーレイ発売の時は、
池田昌子さんの日本語吹き替え版共々、特典で収録して欲しいものです。
というか、DVDの時も思いましたけど、
全編見るときでも、マーニ・ニクソン版とオードリー版が選べるようにして欲しいな、と。
こうなると「スペインの雨」もオードリー版のが聞きたいですよね!
でも確かに伸びのないオードリーの声では、
ラストののばしはかな~り苦しそう…。(^^;

でもこの録音も、オードリー自身はまだまだ改善していこうと思ってたんでしょうね。
「パリの恋人」で聴くかぎりでは、最終的にはもっと声も出たでしょうし、
ずっとずっと上手になってたことと思います。
ただ、唄わせてもらえる機会がもう訪れなかった、というだけで(かわいそう…)。

>『マイ・フェア・レディ』の吹き替えって、
>ここはもっとこうすればよっかたのにって考えたことありません?

うーん、あんまり考えたことはなかったんですが、(^^;
今回教えていただいたオードリー&ジュリー・アンドリュースの映像を見て、
この組み合わせでも良かったんじゃないか、とか思ったりします。
Posted by みつおみつお at 2009年01月12日 05:25
でしょう?意外といけますよね、若干心もとないとはいえ。
一番大変だとおもっていただけにちょっと安心しました。

よく聴いてると、ピアノ伴奏つきで、
唄い終わった後なにやらしゃべってますね。
たぶん練習か何かのときの録音なのかもしれません。
よくぞ画面にシンクロさせました、すごいファンもいるもんですね。
そもそもどっから手に入れたのでしょう?

先に発見された2曲と違って、全編裏声(へぇこうなるんだと発見)
なのがご愛嬌ですが、
僕はなかなか好きですね、ニュアンスをつかんだ唄い方なのでは?
こうなりゃぁ、“without you”も聴いてみたい!
Posted by まる at 2009年01月13日 23:38
そうそう!このオードリー、なんて喋ってるんでしょうねー!
英語が出来ない自分が恨めしいっ!(><。

で、確かに入手先が気になりますよね!
結局映画で採用されなかった歌だし、まだ未完成だろうと想像できるので、
“友達”にはあげないだろうと思いますよね。
身内にだって聴かせないと思うし。
やっぱりワーナーの倉庫とか、
当時録音や伴奏を担当した、「マイ・フェア・レディ」での音楽関連の人
でないと、この音源は入手不可ですよね!

あとは「スペインの雨」「あなたなしでも」と「今に見てろ!」の全曲版ですね!
これらもオードリーの練習録音版が残ってないでしょうかねー。
まるさんに教えていただいたこの音源のせいで、高まる期待!(^^
Posted by みつおみつお at 2009年01月15日 20:55
まるさん、UPありがとうございます。

初めて聴きましたが、予想外にいけましたね!
このまま使ってしまえば良かったのに・・・と思いました。

録音後のオードリーの発言ですが、ネガティブな発言をしている
見たいですね!? ネイティブの外国人との交流がないですからね・・・。
いつか欧米人に質問してみたいと思います。

映画「マイフェアレディ」については、前半の汚い花売り娘をジュリーアンドリュースが演じて、後半のレディ役をオードリーヘップバーンが演じれば良かったのでは・・・と言う発言をどこかで聞いたことがあります。

映画「ウエストサイド物語」では、アカデミー助演女優賞を獲得したミタ・モレノ
も吹き替えだったみたいですよね。それを考えると、オードリーも主演女優に
ノミネートされてもおかしくない演技だったと思うのですが・・・・。

それと、オードリーが1980年代に入ってやっと認められた・・・ということも。
日本とではずいぶん認識が違うのですね。スクリーンの100年記念号では
また第1位を獲得するんじゃありませんかね・・・。

オードリーを超える人気を獲得できる俳優はもう出てこないでしょうね・・・。
1976年頃から、テータム・オニールが確か第1位を5年連続ぐらい記録
していますが、テイタムの人気が理解できかねていました。
Posted by Julie Poppins at 2009年01月16日 23:40
おおっ!
ジュリー・アンドリュースのファンのJulie Poppinsさんでも
なかなかオードリーバージョン、いけましたか!?
もちろんジュリーの上手さには全然負けますけど、
そう言っていただけると嬉しいです。(^^

上手いヘタ、ではなく、なんか雰囲気が合ってて、びっくりしました。
とりあえず技術はなくても、精神は掴んでいたのかなー、なんて。

それと、テータム・オニールの5年連続は、僕もよくわかりませんでした。
「ロードショー」でのトレーシー・ハイドの人気共々、
僕には“????”が飛びまくりでした(笑)。
Posted by みつおみつお at 2009年01月17日 23:46
今晩は!お久しぶりです!

久しぶりに京橋にあるフイルムセンターの図書室に行って来ました。
昔の情報をコピーして来ました。

 <メリーポピンズ>                <マイフェアレディ>
                             1969年12月初リバイバル
                             丸の内ピカデリー:70日間
 ********                動員:168、119人 


1974年12月初リバイバル           1974年8月頃リバイバル
シネマ1にて70日間                スカラ座にて
動員:147,402人                 動員:141、185人

1981年3月リバイバル              1981年7月リバイバル
テアトル東京&新宿ロマンにて35日間     テアトル東京にて35日間
動員:91,302人                  動員:35,226人

*ちなみに1981年には「ウエストサイド物語」も東劇他計3館で
  21日間リバイバルされているが、往年の力はなく、動員は21,477人。

1987年12月リバイバル             1986年リバイバル
銀座文化2?                     銀座文化2?
動員記録なし                     動員記録なし

1995年4月リバイバル
スバル座
動員記録なし

 1981年頃までは、大きな映画館でリバイバルされていたのに、5~6年後
のリバイバルでは小さな映画館で上映。寂しい!!!。
 「メリーポピンズ」も「マイフェアレディ」も10年以上もの間、正式リバイバルされていないのですね~。

 ところで、「マイフェアレディ」のTV初放送は1978年のゴールデン洋画劇場だったと思いますが、視聴率はあまり良くなかったのでしょうか?私はこの時に初めて「マイフェアレディ」という伝説の映画を見たのですが。
 
 同じように、「メリーポピンズ」が日本で初めてTV放送されたのは、1985年の秋頃でしたが、視聴率も期待していたほど良くは有りませんでした。私の記憶では15%前後だったと思いますが・・・。吹き替えも最悪でした。
 共に、初公開時の大ヒット、そして、TV放送されるまでのリバイバル時での観客動員数からすると、20%を超えても不思議ではない筈。しかしながら、
20%を超えたのは、私の知る限り「ウエストサイド物語」&「サウンドオブミュージック」のみなのです。

では、今日はこの辺で。
Posted by Julie Poppins at 2009年03月10日 20:52
Julie Poppinsさん、またまた詳細なデータをありがとうございます!
確かに数字上では「マイ・フェア・レディ」も「メリー・ポピンズ」も
どんどん集客が落ちてきてるようですねー。
あ、でも日本ヘラルド公開の、“クラシック・シリーズ”でのその2作の
86年や87年の公開では、逆にお客さんは増えたと思います。
「マイ・フェア・レディ」は、ちょうどオードリーブームが起きてからの公開でしたし、
「カサブランカ」や「哀愁」など、世はクラシック映画花盛りでしたしね!
やっぱワリを食ったのは、オードリー人気の冷え込んでいた時の公開の
テアトル東京だったかと…。(^^;

それと、「メリー・ポピンズ」のテレビ放映って遅かったんですね!!
70年代にはとっくに放映してたと思ってました!
きっとディズニーの力で押さえ込まれてたんでしょうねー。
でも視聴率は、85年って時期で15%なら悪くないのでは?
テレビや劇場でしか見る機会のない70年代はともかく、
ビデオやLDの普及してきた80年代では、なかなか稼げないでしょうし。

「マイ・フェア・レディ」は78年のサヨナラおじさんの日曜洋画劇場が初放映みたいです。
視聴率は、その当時の「スクリーン」とかには載ってるでしょうが、
僕も残念ながら資料を持ってません。(^^;
で、テレビ会社も「マイ・フェア・レディ」には期待をかけてたようですけど、
77年に劇場公開した直後のテレビ放送ですもんねー。
もひとつだったんじゃないでしょうか。

ちなみに、ジュリー・アンドリュースの吹き替えって、
いっつも武藤礼子さんなんでしょうか?
「サウンド・オブ・ミュージック」ではそうでしたよね?
この方の声、上品だし綺麗だし、女性らしいお色気もあるしで、
とっても好きなんですけど。
もし武藤礼子さんなら、吹き替えででも全部見たいかもです。(^^
Posted by みつおみつお at 2009年03月12日 18:35
みつおさん、今晩は!

昨日、神保町の古本屋街に行って来ました。1年振りですね、古本屋街で
時間を過ごすのは!

新しく?できた映画関連のショップで「いつも二人で」が何と15,000円で売っていましたよ。中身は、良くは確認していないのですが、映画館のロビーに飾る、カラーの大判のロビー写真8枚位&オードリーのミニポスターのセット?でした。

同じショップに状態の悪いジュリーの「スター!」が何と100円で売っていましたね。

後、オードリーのパンフだけが20CMぐらいの高さで山積みされていました。僕もオードリーのパンフレットは20冊ぐらい持っていますけで、ホント、ヘップバーンは多彩ですね!!!時代が時代だけに1965年に日本登場のジュリーには考えられないことです。

ジュリー作品では「引き裂かれたカーテン」が東京地区で2種類&関西地区で1種類の3種類ですもんね?!

ジュリーが日本に紹介された1965年はオードリーが日本に紹介された1954年の映画人口の約半分ということで、TVの台頭で映画人口が一年ごとに
減少して行く時期でした。パンフレットが多彩で無くなっていくのも当然?
あるいはジュリー作品の特徴かも・・・。

吹き替えについては、ジュリーの吹き替えはいつも武藤礼子さんではないようですね。「引き裂かれたカーテン」「メリーポピンズ」の吹き替えは、確か、私の知らない声優だったと思います。また、個人的には、武藤さんの吹き替えはジュリーにあまり合っていないような気がしますね。

オードリーはいつもあの人ですか?ちょっと前に真夜中に「ローマの休日」がTV放送されましたが、いつものあの方!でも、声がなんだかいつものあの人には思えませんでした。若作りをしていた声だったからでしょうか・・・。最後の字幕でようやく実感した状態でした。

あっ、そうそう、「ローマの休日」は1987年、中国の北京でロードショーを2回ほど見に行きましたよ。かなり、大きな映画館で!場内はとても盛り上がっていましたね。中国でもオードリーは大変人気があるようです。
Posted by Julie Poppins at 2009年05月28日 22:22
おお~~っ!
すごいですね、その古本屋さん!
「いつも2人で」に、20cmのパンフですか!!
僕も見てみたいな~~~!(^^
そういうのはやっぱり東京・神田ですよねー!
羨ましいっ!

それと、ジュリーのパンフは、あんまり種類がないんですか?
うーん、確かに60年代後半だと、
本命版・大阪映実版・裏表紙青白縦割り版、くらいしか
ないかもしれませんねー。
リバイバルがあれば、またパンフは変わるでしょうが、
「ハワイ」「モダン・ミリー」「スター!」なんかは
リバイバルあったんでしょうか?ビミョーですねー。(^^;

それと、ジュリーは武藤礼子さんじゃあないときもあるんですか!
なんか、吹替って、この俳優さんにはこの人!
ってのがあるので、作品のたびに変わられると、
いつまでたっても馴染めないんですけどねー。
そういえば、武藤礼子さんって、エリザベス・テイラーがメインでしょうか?
メルモちゃんのイメージも強いですが…。(^^;
ちょっと色気もある声なのが、
Julie Poppins さん的には合わない感じなんですか?
うーん、僕は武藤礼子さんの声は上品で綺麗で、好きなんですけどねー。

オードリーといえば、やっぱり池田昌子さんなんですが、
「ローマの休日」は他にも何人かがテレビでやっているようですね。
なんか、池田昌子さんは、もう「ローマの休日」の吹替えはしない、
とおしゃってたので、何年も前の収録かもしれません。
それと、若い声のオードリーしかイメージがなかったので、
「華麗なる相続人」をテレビでやったときに、
わざと年を取ったような声であてられてたのが、
なんか逆に違和感ありました。(^^;
なにも、そこまでせんでも、いつものオードリーの声でええのに…って。

それとJulie Poppins さんは中国にもいらっしゃったことがあるんですか!?
でも中国は著作権無視グッズやDVDがいっぱいなのは、
あんまりよろしくないですよね~。
オードリーの人気があるのは嬉しいんですが、
そこに付け込んだ金儲けはやめて欲しいなーとホンと思います。
Posted by みつおみつお at 2009年05月30日 12:46
みつおさん、今晩は!

 オードリーの作品はいろいろリバイバルされるのに、ジュリーの「ハワイ」
「モダンミリー」「スター!」はリバイバルされたことは一度も有りません。
悲しい~!

せめて銀座の映画館で一日だけでも良いので上映して欲しい!

 とにかく、これら3作品に限らず、ジュリーの作品は脚本が悪いのが基本みたいで、ジュリーファンから「ジュリーの作品ってどうしてこんなに面白くないのかな~!」って声が出るほど。ジュリー自身もいろいろ作品に出演した
けれど、どれも評判があまり良くなかったと残念がっていた発言をしていた
ことが有りました。

 しかしながら、当時、ジュリーはドル箱スターでしたので、アメリカやカナダやイギリスではこれらの作品は大ヒットしています。祖国イギリスでは何と5年連続、マネーメーキングスター第1位を獲得しているんですよ~。

 「ハワイ」は1992年頃、新宿紀伊国屋書店の洋書映画コーナーに置いてあった洋画雑誌の各年の年間ベスト10では「ハワイ」は1966年度の第1位のヒットぶりでした。ところが、この「ハワイ」、通常の集計ではベスト10にさえ入っていないのは・・・。私が1980年、ジュリーの東京公演を見るために、
神保町の三省堂書店に立ち寄った際、映画コーナーに置いてあった当時のキネマ旬報社の映画記録集のベスト100に「ハワイ」「モダンミリー」も入っていました。ジュリーがサウンドオブミュージックによって大人気だった頃の撮影でしたので、公開されるとニューヨークでは半年先の切符が売り切れているみたいなニュースも当時の新聞に載っています。でも、「ハワイ」はオードリーが演じたらもっと楽しめたと思いますね、作品がおもしろくなくても。ジュリーは歌って踊らないと魅力が十分ではないようですが、オードリーは見ているだけでも、目の保養になるといった感じです。

 ということで、日本では東京地区でのロードショーは3作品とも約十万人の動員でしたので、ロードショー後の名画座に降りることは有っても、5年後、
10年後のリバイバルは一度も有りませんでした。

 ジュリーの吹き替えが武藤礼子さんの声質では何となく合わないと感じたのは、1976年に「サウンドオブミュージック」が初めてTV放映された時でした。ジュリーの歌う時の声がソプラノだからでしょうかね??? 自分でも
不思議の一つとなっています。

 それと、武藤礼子さんを私は一度も見た事がないのですよね!?
数年前に残念ながらお亡くなりになりましたが・・・。

 中国で「ローマの休日」をロードショーで見たことについてですが、実は
1987年4月~1988年8月まで北京に語学留学していたんですよ~っ。
帰国してNECの子会社で約3年、通訳とかしていました。

また、今週の水曜日に神保町に行きますので、オードリー情報をお伝え
できるかも知れません。

それでは、おやすみなさい。
Posted by Julie Poppins at 2009年05月31日 21:55
うまく、文章が配列されないのは1行あたりの文字数が
多いからでしょうか?
Posted by Julie Poppins at 2009年06月01日 00:01
おお~、そうですかー、リバイバルが無いのは残念ですねー。
「卑怯者の勲章」もキツイんでしょうねー…。
でもファンとしては、ぜひ一度は大画面で見てみたいですよね!
僕も「緑の館」「尼僧物語」「許されざる者」は
一度でいいので、劇場で見たいものです。

本国アメリカではそれらの作品はリバイバルされたんでしょうか?
リバイバルがないのが、ボックス・オフィスの上位に
入ってこない原因なんでしょうかねー。

もっとも、歴代100みたいなのは、全作品に関して
調査してないような気もするので、
入ってなくても、実際はベスト100には入ってるのが
あるのかもしれません。

監督も、ジョージ・ロイ・ヒルとか、ロバート・ワイズとかせっかく一流なのに、
結果が芳しくないっていうのは、不運ですね。

でも、僕は「メリー・ポピンズ」と「サウンド・オブ・ミュージック」の陰に隠れてしまった
それらの作品って、なんか気の毒で、僕はいとおしいんですけどねー。
(ただ、「ハワイ」だけは退屈そうなイメージがあります)
ちなみに、「暁の出撃」までが、ジュリーの映画での全盛時代になるんでしょうか?

武藤礼子さん、お亡くなりになってたんですねー。
池田昌子さん、武藤礼子さん、増山江威子さんが
僕にとっての3大女性声優さんだったんですけど…。

それと、通訳ですか!
ほんとスゴイですね!!
原語でで映画がご覧になれるってのは、
字幕や吹替とはまた違った楽しみ方ができるんでしょうねー!
同じ映画で3回楽しめる!ってことですよね!?
羨ましい~!!

今回も、また楽しいジュリー・アンドリュースのお話を
ありがとうございました!(^-^
文字数は、ここに書き込める左右の文字プラス、あと数文字で1行なんです。
僕も変なところで改行されたくないので、
文章の適当なところで改行してしまってます。(^^;
Posted by みつおみつお at 2009年06月01日 21:55
みつおさん、今晩は!

 神保町の古書店街に行って来ました。実は2週間ぶりでした、
神保町に行くのは!神保町って、やっぱり楽しいですね!
インターネットのお陰で神保町に行く機会が少なくなって来ましたが、
古本に囲まれるって、とっても時間が経つのが早いんですよね~。

 さて、2週間前に行った古書店に今回も行って来ました。
みつおさんが大好きな「いつも二人で」の例の¥15,000もする
カラーロビーカードA3サイズ8枚、しっかりと置いて在りました。
 オードリー物では、他にも「ティファニーで朝食を」のプレスシート等
いろいろ目にしました。さすが、オードリー!
価格は、安い物で¥2,000位からだったと思います。

 ちなみにジュリーものでは、「サウンドオブミュージック」初公開の
カラーポスターが¥10,000という高額で壁に飾って有ります。
あと、プレスシートが2種¥1,000位で有りました。
持ってるから買わないけどね!

 今日買ったのは、安いものばかり合計4点¥600.-。
「禁じられた遊び」S30のパンフ、「サウンドオブミュージック」1985年
リバイバル時のチラシ等。

 オードリー物で気になったのは「映画ストーリー」でオードリーの特集
をしていとこと。中身は自由に見れなくて、¥3,000位したのでは・・・。

 また、スバル座で公開された「ローマの休日」のパンフも実物を初めて
目にしました。でも、オークションで見たことが有るかも・・・・

 ジュリーの全盛期って「暁の出撃」までなんですよね~!
それも、もともとは1969年に日本でもロードショー公開されることになって
いたんです、題名も当時の映画雑誌には「愛しのリリー」で。この作品は、
「ローマの休日」と同じパラマウントですね。同じ会社なのに、日本では
大コケしてしまいました。ジュリーもアメリカでのコンサートで「暁の出撃」
のことを皮肉っぽく語っている時期が有りました。「暁の出撃」の編集段階でブレーク監督はパラマウント側と揉めてしまったんですね。その映画界の
内側を暴露したのが実は「SOB」だったという訳です。何年か前に、
ブレークがアカデミー賞特別賞を受賞した時のスピーチでは、映画界に
対して相当なうらみが有ったことを匂わせるスピーチが有りましたね。
ブレーク監督はその後、ピンクパンサーシリーズの世界的大ヒット→10→
ビクター・ビクトリア→スイッチのヒットで再びヒット監督として復活するところが、私の尊敬するところであります。

 最後に、シネラマの大画面でジュリーの作品を見ることはもう出来ませんが、日本でもせめてDVD発売されて欲しいです。「ハワイ」「卑怯者の勲章」もDVDになっていませんからね~!ホント、日本の映像業界もジュリーを
差別していると思わせるほどです。

では、今回はこれにて。
お休みなさい!
Posted by Julie Poppins at 2009年06月11日 00:59
Julie Poppinsさん、こんばんは!(^-^

やっぱり東京は色々あって、いいですよねー。
そのオードリーのものも、自分で見て、買いたいです~。
「いつも2人で」、どんな画像なんですかねー。
「ティファニーで朝食を」はリバイバルのプレスだったら
めっちゃ欲しいんですけどねー。

「映画ストーリー」は「麗しのサブリナ」の表紙でしょうか?
それでしたら、持っているんですが、
他のなら知りたいところですね。

スバル座の「ローマの休日」というのは、
73年リバイバルのでしょうか?
それとも大阪の千日前スバル座のですかね?

それと、やっぱりジュリーの全盛期は「暁の出撃」までなんですね。
確か双葉さんは「暁の出撃」をほめていたような…。
ただ、題名の付け方が悪い!ってやっぱり言ってますよね。
「SOB」は、ジュリーがトップレス!!などというのを知ったときは
ビックリしました。
トップレスなどというものと、世の中で一番縁遠い人だと思ってたので…。

それと、ネットで調べましたけど、確かにジュリーのDVDは少ないですねー!
アメリカでは色々出てるようですが、日本ではさっぱりですね!
確かにジュリーの知名度からすると、寂しいですね。
「メリー・ポピンズ」と「サウンド・オブ・ミュージック」は
いろんなバージョンのがあるのに…。
オードリーは「緑の館」だけが未発売ですけど、
比べると、オードリーファンはやはり恵まれているのかもしれませんね。
Posted by みつおみつお at 2009年06月13日 00:33
みつお様へ

 今晩は!
 ここのところ、毎週のように神保町に行っています。
でも、映画関連のお店にはご無沙汰な状態です。

 ご質問のへップバーン関連の情報ですが、すべて、透明のビニール
に入っており、中身が確認できないようになっています。中身を見たい
のであれば、怖い店員に頼まなければいけないのですよ~。

 「ティファニーで朝食を」のプレスシートは¥15,000でした。この
値段で有れば、たぶん初公開の時でしょうか・・・。
 スバル座のパンフも有楽町スバル座なのか、千日前スバル座のもの
なのかも判りません。外観上の出来栄えの悪さ(個人的判断)からして、
有楽町スバル座でのアンコール上映のものかも知れませんね。
確か、横長で、アン王女の顔がド~ンと・・・。
 映画ストーリーは「麗しのサブリナ」の写真ではなかったような気が・・・。

 無くなった日劇の特集をしているアサヒグラフを一度、封印した
セロテープを剥がして見せてもらいましたが、この後に目にした
女店員の女性客に対する、冷たい視線に脅えてしまい、以降、
お店の外に陳列した映画パンフ等だけを見ています。

 今年も半分が過ぎ、「メリーポピンズ」「マイフェアレディ」の
リバイバルも予定が見えませんね。
 「メリーポピンズ」と「マイフェアレディ」がお正月映画としてリバイバル
されることを願いたいです。

 では、この辺で、失礼致します。

 
Posted by Julie Poppins at 2009年07月13日 23:30
Julie Poppinsさん、こんばんは!

確かにいますよね、とっても頼みにくい店員さん(笑)。
でも高い買い物だと、中身を見ないで…ってのはツライですよね。

でも最近、店舗とオークションでの値段の差が
大きくなってますよね。
もしかしたら「ティファニーで朝食を」もリバイバルのかも…。

スバル座の「ローマの休日」ですが、僕の持っているのは以下の2点です。

http://audreyhepburn.ko-co.jp/e10230.html
http://audreyhepburn.ko-co.jp/e7746.html

横長で、アン王女の顔が…だったら、下のOSチェーンのかもしれません。

それと、「メリー・ポピンズ」と「マイ・フェア・レディ」が正月映画でリバイバル…。
いいですね~!僕は絶対どっちも観に行きます!!(^-^
シネコンで、1日1回だけでもいいので、やって欲しいな~。
Posted by みつおみつお at 2009年07月15日 18:43
みつお様へ
今晩は!
スバル座のパンフですが、2種類とも違っておりました。
「ローマの休日」のシーンで、ティアラをしたアン王女が右ななめ下
を見ているヘップバーンの画像が使われていたと思うのですが。

「ローマの休日」のパンフは何種類か持っていますが、
表紙ではスカラ座でリバイバルされたパンフが一番
気に行っています。

東京テアトル主催でリバイバルされた時のパンフは持って
おりませんが、きっと、中身の濃いパンフになっているので
しょうね!?この時は大ヒットしたんですよね!

「サウンドオブミュージック」も2004年の正月映画(なんで、
正月映画なんだ!?)として、リバイバルされた時の東京
での人気は凄かったですよ、でも、映画館が小さいのが
残念でした。

 今週また、神保町に行きますので、久しぶりに怖い?女店員
が居る古書店に行って来ます。もっと、詳しいヘップバーン情報
をお届けできるかも知れません。

では、これにて失礼致します。
Posted by Julie Poppins at 2009年07月15日 21:03
Julie Poppinsさん、

スバル座のではないのですが、

http://audreyhepburn.ko-co.jp/e16641.html

これでしょうか?横長でティアラというと、
これかなー?と。

スカラ座でのリバイバルは、63年と77年とあるんですが、
Julie Poppinsさんのおっしゃってるのは、
どっちでしょうかねー。(^^;
僕は77年のが気に入ってますけど。

テアトルのリバイバルは2003年ですね。
あのパンフはかなり評判がいいみたいです。
当時テアトルタイムズスクエア始まって以来の大ヒットだったとか…。
今でも第2位くらいですかね。

「サウンド・オブ・ミュージック」は、家族連れで行くには
ピッタリの映画ですよね!(^-^
僕も姪っ子に見せてあげたいですけど、
5才じゃあ、まだ早いですかね?

ではでは、また神保町のレポート、お待ちしております!(^^
Posted by みつおみつお at 2009年07月18日 15:09
みつお様へ

今日は!

昨日、勇気を出して例のお店に行って、50歳ぐらいの女性店員
に「ヘップバーンのパンフについてなんですけど・・・」と声をかけて
みました。

 結論から言うと、気さくに対応いただきました。カギがかかっている
ケースの上に置いているヘップバーンのパンフとガラスケースに
入っているヘップバーンのパンフも30冊ぐらい見せていただきました。
本当に、ヘップバーンのパンフは改めて多種多彩だと感じた次第です!

 さて、横長の「ローマの休日」パンフは何年度版か確認はしなかった
のですが、女性店員の説明によると外映版ということでした。
 みつおさんの話によると内容の出来が相当ひどいようですが、
それにしてもオークションの出品価格はひどいですね!!!
 
 ジュリーのパンフレットはオードリーのパンフのように吊り上らない
ので、そういう意味では安心して入札することができます。
 一番高いのが「引き裂かれたカーテン」パンフが¥3,000ぐらいです。
チラシで過去に¥50,000を超える値段で落札されたことを知って
びっくりしたことが有りますが・・・。

 この作品は、ヒッチコック50本目の作品ということで、鳴り入り物で
日本公開されましたが、配収9,200万円の中ヒットに終わりました。
同じ時期に公開された「おしゃれ泥棒」は配収3億数千万位だったで
しょうか、大きく水を開けられました。「おしゃれ泥棒」は今から30年
ほど前に、TVの吹き替えを見ておもしろかった印象が残っています。
一方、「引き裂かれたカーテン」は今一つだった印象が残っています。
ハラハラするシーンや印象が強いシーンも何か所か有って見ごたえは
それなりにあるのですが、なにせ、歌わないジュリーの印象が薄いと
いったところでしょうか。ジュリーでなくても良いのでは、みたいな。

 前述の例のお店は「虔十書林」という名前で、通信販売は行っていない
そうです。
TEL:03-5282-3963 FAX:03-5282-3964

 この前まで売っていた「いつも二人で」のプレスシートは売れてしまった
そうです。あと、¥15,000のプレスシートは初公開時の物で、これは、
まだ、置いて有りました。リバイバル時の物は初公開時の物よりも小さくて
短冊タイプだとおっしゃっておりました。そういえば、オードリーが表紙の
「映画ストーリー」も見かけませんでしたが、売れたのかも知れませんね。

 ところで、YOU TUBEでオードリーの「踊り明かそう」が見れなく
なりましたね、残念です。規制が厳しくなって行ってるみたいですね。

 今度、リバイバルされる時は、是非、オードリーの地声でリバイバル
なんて無理でしょうか?

 あの双葉さんもオードリーの声でやるべきだった、と書いていますよね。
吹き替えは現実感が無くなってしまうという理由からみたいです。

 あっ、例のお店で日本版の「いつも二人で」の特集?雑誌が¥12,000で
売っていましたよ、中身は見せていただいておりませんが。

 では、これにて失礼いたします。
Posted by Julie Poppins at 2009年07月18日 16:47
Julie Poppinsさん、こんばんは!!

いや~、意外と気さくだなんて、話してみないとわからないもんですね。(^^;

Julie Poppinsさんのお話を伺ってると、僕も横に付いていて、
一緒にオードリーのを見せてもらってる気分になります!
問題は、一緒にいる気分でも、絵柄がわからないことですね。

それと、外映版と伺ってスッキリしました!
あれは中身はヒドイですよ~。
お金を取るのが信じられないくらいのヒドさです!
それでオークションでのあの値段…。
あんなとんでも価格で買わなくてよかったー!と思いました。

ジュリーの映画のパンフやポスターは、
「サウンド・オブ・ミュージック」や「メリー・ポピンズ」は大ヒットで数が多く、
「スター!」や「モダン・ミリー」他は需要が少なくて安いんでしょうか?
でも、出来はおいといて、ジュリーの美しさではどの作品も
ファンからしたらいとおしいですよね?

それと、「引き裂かれたカーテン」はそれくらいのヒットでしたか。
確かに「おしゃれ泥棒」と同時期でしたよね。
アメリカでは大ヒットだったのに、日本の宣伝係の人はガッカリだったでしょうねー。
でもJulie Poppinsさんのお話から推察すると、
日本のヒットの方が妥当なのかも…。

それと、オードリー版「踊り明かそう」がなくなりましたか…。
あれは貴重だったんですけどね~。
次回ブルーレイのときは、吹替えとオードリーの声版も
選べるようにして欲しいものです。

それと、「いつも2人で」特集ってどんなんでしょうか?
めっちゃ気になります~~!!
Posted by みつおみつお at 2009年07月23日 22:44
今日は!
「いつも2人で」の特集号というのは、ちらっと表紙だけを
見せてもらっただけですので、具体的には???

オードリーのパンフをまとめて見せてもらった時に「いつも
2人で」の特集号が出て来たんですね!
ミニ週刊誌みたいな印象を受けました。
100ページ以上も有るド~ンとしたもので
はなくて、どちらかというと、薄めのタイプの特集号だったのでは・・・。

ところで、みつおさんは集めてきたオードリーの物を意図的に捨てたりすることは有りますか?
 私はジュリーのレコードを同じものを予備の為に何枚も持っていたりする人間なんですが、少しずつ処分したりすることも考えています。でも、レコードなんか今時買い取ってくれる中古レコード店なんかあるのかな???なんて。

それでは、失礼致します。
Posted by Julie Poppins at 2009年08月11日 12:13
んん?もしかしてそれは「週刊いつも2人で」ではないでしょうか?

http://audreyhepburn.ko-co.jp/e10379.html

こちらで紹介していますが、どうでしょうか?

オードリーの物は捨てたことはないですねー。(^^;
でも高校生のときに、一度オードリーの物は一斉に手放したことがあります。
今でも後悔している物もありますよ~。
「尼僧物語」のポスターとか、「噂の二人」の立看とか、今は手に入りませんからねー。

レコードはもちろん引き取ってくれるところもあると思いますよ。
ネットで調べてはいかがでしょうか?
また、ヤフオクで売る、とかっていう手もありますね。

未CD化とかの物だったら、それなりに売れるんじゃないでしょうか?
大判のジャケットも魅力がありますよね。
特に日本独自のジュリーのジャケットだったりすると、
今でも高額になるかも?

オードリーのだったら、「おしゃれ泥棒」の初公開時盤は
日本独自ジャケット+オードリー+ジョン・ウィリアムズ
ということで、かなりの高額(万単位)です。
「昼下りの情事」も初公開時にEPしか出なかったので、
それもウン万円の高額です。
Posted by みつおみつお at 2009年08月17日 06:17
今晩は!
「いつも二人で」¥12,000
の特集号はUPしていただいと物と違うような・・・。

また、機会が有りましたら、もう一度見せてもらおうと思います。
この書店には、もう一人年配のおじさんが居るのですよね!!

書店で見たのは、UPして頂いたようなオードリーの顔のドアップ
ではなかったような・・・。緊張しながら見せてもらっていたので、
恐らく、頭の中が真っ白?だったのでしょう!!!確固たる記憶が
ないのは、私の特技かも知れません。なにせ、すぐ、ドギマギしたり
するタイプですので!!

オードリー処分商品についても、参考意見をありがとうございます。
青春時代にジュリーに夢中になった私としては、たとえ同じ物だったとしても、手放しにくいのが現実です。予備として今は持っておきたいと思います。
オードリー物えは「カタログ オードリー」や「オードリーヘップバーン物語」といった本も持っていますが、処分しがたいので、まだ、
大切に手元に置いておこうと思っています。

では、今回はこれにて失礼いたします。
Posted by Julie Poppins at 2009年08月17日 21:40
もし「週刊 いつも2人で」じゃない「いつも2人で」特集なら、
ぜひぜひ欲しいですね!!(*^-^*)
なんといっても「いつも2人で」は、僕のベスト1ムービーですから!

そういえば、ほぼジュリーの作品だけの特集号っていうのは、
過去に販売されたんでしょうか?
たとえば、「ハワイ」特集号とか、「スター!」特集号とか。
今だったら、大作公開の時にはそういう特集号が出るので、
ちょっと羨ましいな~と思うことがあります。
過去のオードリーの人気だったら、
今なら多分、新作公開ごとに特集号が出るだろうと。

それと、「カタログ オードリー・ヘプバーン」とかもお持ちですか!
あれは、オードリーの最高の写真集の1つだと僕は思ってます。(^^
ぜひぜひジュリーの次に大事にしてあげてくださいです。
Posted by みつおみつお at 2009年08月19日 18:49
たぶん、「週刊 いつも2人で」だったと思います。
「週刊」というのが印象的でしたので・・・。
だとすると、既にお持ちの特集号と同じ物の
可能性が強いですね。
いつか、現物で再確認できればいいのですが。

次に、過去に、ジュリーの作品だけの特集号というのは日本では発売されたことは一度もありません、トホホ・・・。

「ハワイ」や「スター!」も超大作だったですが、作品だけの特集号というのは日本では出た事がありません。
でも、一番の超大作は「暁の出撃」だった
んですよ!製作費の莫大さから判断すると。

「ハワイ」についてはシネ・ストーリーという映画雑誌で、ジュリーが表紙、モノクロ写真&記事7~8ページ程度の特集が組まれたぐらいでは無いでょうか?キネマ旬報での特集も
有りませんでしたし。オードリーが出演して
いたら特集号が出ていたかも知れませんね?
あっ、でも「マイフェアレディ」でさえ特集号が出ていないのですから、やはり、オードリー人気でも、出ていなかったかも知れませんね・・。なにせ、地味過ぎて面白くもなかったので。オードリーが出演していても、ヒットしたでしょうが、退屈感は拭えないのではないでしょうか。ジュリーが着用していた衣装はシンプルでとても良かったのですがね~。オードリーにもお似合いだったと思います。

「スター!」はある映画評論家がドブネズミのような作品とまで言っていた映画で、何となく納得できたものでした。

みつおさんはマーニ・ニクソンが大嫌いになったと以前おっしゃっていましたが、「マイフェアレディ」のおまけに付いていた、性格の悪そうなあのマーニ・ニクソンを3時間に渡って見せられ続けている気分とでも言うのでしょうかね・・・・・。私的には100点満点で50点。しかし、この「スター!」でのジュリーの芸人としての優等生ぶりは映画評論家たちも認めていました。アメリカでも、1993年に「スター!」製作25周年としてリバイバルされ、熱狂的なジュリーファンが映画館に押し掛けて再認識されていたみたいです。

キネマ旬報では映画評論家5人が「スター!」の感想文が掲載されていたぐらいですね。それも悪評ばかりでした。

あと、オードリーが死去した時に出た特集号を持っているのですが、オードリーが「マイフェアレディ」に出演したことで、アメリカ人から嫌われることになってしまったと記事が載っていましたが、あの記事にはちょっとびっくりしてしまい、何度も読み返していました。ジュリーも言っているように、オードリーはオファーされた役を受けただけなのにね!
Posted by Julie Poppins at 2009年08月31日 20:22
Julie Poppinsさん!お話したいなーと思ってたんですよ!

実は「マイ・フェア・レディ」の権利がワーナーから消えました。
DVD店頭から回収されているようで、権利の移譲先は不明です。

やっと古巣のワーナーに戻った権利だったのに、
またどこかへ行ってしまったようです。
でも、ちょっと期待しているんです。
もしやハピネット・ピクチャーズや東京テアトルが買い取って、
リバイバルの準備を始めているのでは…(ワクワク)?とか。(^^;

それと、やはり「週刊 いつも2人で」だったんですかねー。
なんか20世紀フォックスのFOXスクリーンフレンドという友の会の
入会特典で、「いつも2人で」カラーフォトブックってのがあったようなので、
それだったらいいな~とかって思ったんですが…。

ジュリーの特集号は、当時なかったんですかー。
ジュリーファンには残念ですよねー。
「暁の出撃」の頃は、もう日本ではジュリーよりも
確かオリビア・ハッセーに人気が移ってましたもんね…。

「マイ・フェア・レディ」は、1964年年末発売の、
“別冊スクリーン オードリー・ヘプバーン特集号”が
実質「マイ・フェア・レディ」特集号でした。
そういえば、その後に公開になった、
「サウンド・オブ・ミュージック」での特集号もなかったんでしょうか?
全米での恐ろしいくらいのヒットは、すでに聞こえていたでしょうに…。
やっぱり時代なんでしょうねー。

「ハワイ」をオードリーが断った理由はわかりませんが、
台本も面白くなかったのかもしれませんね。(^^;
そうそう、以前の書き込みの件で追加ですが、
「ハワイ」は、1966年の全米のボックス・オフィスの第1位でしたけど、
どうも他の年だったら、5位くらいの、1500万ドルくらいだったようです。
それで歴代のベスト100に入ってこないんじゃないでしょうか。

「スター!」は、あの根性悪のマーニ・ニクソンを
3時間見せられているようですと!?
うっぎゃー、キツそうですねー(笑)。
よくまあジュリーのファンは、ジュリーを嫌いにならなかったですね~。
冷静なファンならともかく、アイドル的に捉えてたファンには
こたえる内容じゃないかと思うのですけど…。(^ ^;A

そういえば、ジュリーとオードリーって、あんまりプライベートでは
接点がなさそうですけど、
間接的には「マイ・フェア・レディ」のイライザとか、
「サウンド・オブ・ミュージック」や「ハワイ」のオファーとか、
「ティファニーで朝食を」の監督がジュリーの後の旦那さんとか、
冠絶的には色々接点がありますよね~。
この「スター!」のガートルード・ローレンスも、
オードリーが「ジジ」上演中に、ローレンス本人が
楽屋に来て、本人をモデルにした映画に出て欲しい!と言った、と
ハイアムの伝記に書いていました。
でもそんなヤなキャラの映画なら、
オードリーが出なくてよかった~!と思います。(^^;;;

そういえば、いくつかの伝記で、オードリーは最初、
イライザを演じたかったけれども出演を辞退した、と書いてありました。
でも、ジャック・ワーナーはジュリーに出演を依頼するつもりはなく、
次の候補はエリザベス・テイラーだったとか。
リズはイライザをやりたかったらしく、
オードリーは自分が断っても、結局他の人のところに役がいくなら…
と結局イライザを受けたとか…。
リズ・テイラーのイライザ…当時のリズは「クレオパトラ」以降ですよね…。
あまりにも凄いボリュームのイライザで、
想像すると、ちょっとコワイです…。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2009年08月31日 23:59
横入りすみません。
オードリィが「マイ・フェア・レディ」を引き受けたいきさつって今でもしっくりこないんですよ。
子供の頃読んだ記事やハイアム伝記では、積極的に望んでいたと記されていて鵜呑みにしていました。
でもよく書かれていた、<イライザ役が決まってオードリィは狂喜した>って本当なんでしょうか?
何よりも演じたいのはイライザです、イライザをやらなきゃならないんです。
って力説していたというのも、まぁある意味事実なんでしょうけど。

オードリィは最初乗り気ではなかった。
なぜなら舞台を見て、ジュリーが完全にイライザをものにしていた素晴らしさを
目の当たりにしていたから・・・というほうが信憑性があります。
でもこれって90年代以降の伝記や記事で紹介されていたことですよね。
あるTV番組では、リズに対する対抗意識を挙げられていたし・・・

あれほど聡明で出演作品に勘と分析が働く(たまに失敗もあったけど)
オードリィなら逆風を百も承知だったはずだし、
彼女が最も嫌う<マスコミへの露出>が避けられないことは間違いないであろうに・・・

なんか今でもよくわからないです。

他にも矛盾はありますよね。
例えばオードリィは果たして水恐怖症だったのかどうかとか・・・
勿論、人間は矛盾に満ちたものだし、
むしろ彼女ほど一本筋の通ったひともいない、ブレない人だとは思いますが。
Posted by まる at 2009年09月03日 00:03
まるさん、こんばんは!

僕も以前はイライザをやりたがっていた、と思ってましたけど、
最近様相が変わってきましたよね。
“イライザをやらなきゃならないんです!”というのも、
そう自分に言い聞かせてたのかもしれないですよね。

オードリーも、こんなにバッシングされると知っていたら、
きっと引き受けなかったんじゃないでしょうか。
舞台と映画で配役が違うのはわりと当たり前のことなので、
こんなにおおごとになって、繊細なオードリーにはショックも大きかったでしょうねー。

でも、その少し前に打診があったであろうクレオパトラと、このイライザを考えた時、
明らかにオードリーの資質に合っているのはイライザですよね。
それで、“イライザをやりたかった!”発言が出たんじゃないでしょうか。
オードリーにとっては「戦争と平和」以来の大作ですしね。

水恐怖症はどうなんでしょうねー。
特技:水泳とおもいっきり相反してますけど…。
でも、「いつも2人で」で、あまり水に入ってないオードリーを見ると、
特技:水泳よりも、水恐怖症の方に真実味を感じるのは確かですが…。
Posted by みつおみつお at 2009年09月04日 23:04
そうそう、かつて<特技:水泳>って記事よく目にしましたよね。
どうも違うような気がします。
あと・・・交通事故を起こして以来決して車の運転はしなくなったとか、
ニンニクアレルギーなため、「昼下りの情事」ではチキンの替わりに洋梨をつまんだとか・・・
だって、オードリィってパスタ大好き人間ですよ、有り得へ~ん。
レシピには思いっきりニンニク使ってましたもんね。
あ、赤が大嫌いっていうのもありました。
僕はそれも信じられません。
だってねぇ、赤い服さんざん着てますやん。
Posted by まる at 2009年09月07日 00:35
特技:水泳は「いつも2人で」を見る限りちょっとうさんくさいですよね(笑)。
でもそういえば、映画の友オードリイ・ヘップバーン全集では
ブルゲンシュトックの自宅にいるオードリーとメル・ファーラーが
でっかいプールのところにいますよね(水は張ってないけど)。
多少泳げる、程度だった気がします。

車の運転の件はどうなんでしょうねー。
確かに映画でも「いつも2人で」と「華麗なる相続人」だけでしたっけ?
運転してたの。(「華麗なる相続人」は怪しいけど…)
まあ好き好んで運転してたようには見えないですよね。

ニンニクの件は、そうなのか~って思っていたくらいですけど、
確かにおかしいですよね。
だって「昼下りの情事」は大写しになったとき、
明らかにチキンそのものを食べてますもんね。

“赤い服さんざん着てますやん。”(笑)。
そうですよねー、僕も2000年のオードリー展で、赤い服が多いのにビックリ!
えっ、オードリーって赤が嫌いなんじゃあ…って
頭にいっぱい疑問符が付きましたし。
確かに年をとってからのが多かったので、
年齢とともに嗜好が変わったのかな?なんて思ってましたが…。
でも“嫌い”から“好き”になるのってちょっと難しいですよね。
もともと赤が大キライはちょっと言い過ぎだったんでしょうねー。
Posted by みつおみつお at 2009年09月08日 09:27
「昼下りの情事」ピクニックシーン、やっぱり気づきましたよね。
ハイアム伝記読んだ後で、しかもあの時点で全盛期作品の最後に観た作品だったし、
も~う目を皿にしてチェックしてましたもん。
ただ、もしオードリィが口で引き裂いた肉が、実は洋梨だったとしたら・・・
すんごいVFXですけれどね(そんなわけがない)
やっぱりね、自分の目で確認せんとあきませんわ。

「華麗なる相続人」はスクリーンプロセスでしたからね、怪しいかも・・・
「おしゃれ泥棒」もたいていは背景がスクリーンでしたから、こちらもどうかな。
そう考えると「いつも2人で」のすべて実景の車中撮影って
あの時代ではなかなか画期的だったんですね。
で、確実に自分で運転しているから、二度と運転しなかったというのはやはりガセ。
やっぱりやっぱりね、自分の目で確認せんとあきませんわ。

真っ赤な服も、「いつも2人で」の重要なコスチュームでしたからね。
ヒッチハイクのセーター、スクール水着なんて特に印象に残るものでしたし、
マンチェスター夫妻道連れ旅行でのVネックセーターもありました。
「シャレード」のコート、ツーピーススーツ
それに「パリの恋人」の“テイカ・ピクチャー”のドレス・・・
ドーネン監督って実は・・・
水嫌いを克服させたり運転させたり赤い服着させたり・・・と
オードリィ・タブーに挑む人だったのかもしれませんね。
Posted by まる at 2009年09月11日 00:48
そのシーン以外にも、あのチキンはオードリーが振り回しているので、
裏面とかが見えますけど、
洋梨を仕込んでいるようにはみえませんでしたよね。

それと、「おしゃれ泥棒」、ありましたね!運転シーン!
でもあれは確かに運転してなかった感じですね。

そういえば、赤の服って、
「昼下りの情事」のチキンシーンのパンツも赤と紺の縞でしたね。
結構昔から着ている、ってことは、
やっぱり嫌いってのはないでしょうねー。

スタンリー・ドーネンは、オードリーにタブーを挑んだ…!
さすがまるさん!面白い考えですよね!
確かにそうかもしれません!
オードリーもスタンリー・ドーネン監督なら…
とあえてチャレンジしたのかも!
オードリーも、恩はウィリアム・ワイラー監督や
ビリー・ワイルダー監督に感じていても、
自分の魅力を一番引き出すのはスタンリー・ドーネン監督だ!
とわかっていたのでしょうねー。
Posted by みつおみつお at 2009年09月13日 13:42
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