2010年09月15日
「エクスラン・ヴァリーエ」宣伝ポスター お下げバージョン
まず、前回「マイ・フェア・レディ」の幻のオードリーの声をYou Tubeでお伝えしたので、今回もYou Tubeから、こんなのをお伝えしておきます。
「パリで一緒に」で音楽がそのまま使用された、テレビ番組でのフレッド・アステアの
「That Face」
映画では最後ブチッ!って切られちゃいますが、ここでは最後まで聴く事ができます。
でも、ここで踊っているダンサーさん?モデルさん?には悪いですが、オードリーの方がはるかにこの曲に合っていると思います!まるでオードリーのために作られたかのような曲ですもんね!
でもこの時代にカラーでテレビ映像が残っているのは素晴らしい!きっとこの番組が高視聴率でエミー賞の対象になっていたからでしょうね。
今回は「エクスラン・ヴァリーエ」のおさげバージョンのポスターの紹介です。
このおさげバージョンのオードリーのビジュアルは、僕の中ではかなり好感度高いです。
でも、なんかこの写真のオードリーはいまいち。オードリー本人も気にしてたように、かなり顔が四角く写ってますし、あんまり若くも見えません。
なんでこれがポスターになるんだろう…。このおさげバージョンには数々のかわいい若く見えるオードリーがあって、とても好きなのに…。
きっとたいしてオードリーファンじゃない人が画像を選んだんだろうなー。
それにこの画像の大きな欠陥は、オードリーだからかなりマシにはなってるものの、いかにも“カツラ”!ってわかってしまうこと。
当時のカタログを見ると、ヴァリーエもそうですが、カトリーヌ・ドヌーヴで宣伝してたライバルのフォンテーヌも、かなり不自然な女性用ウィッグが多く、傍からみたら、即行“あ、ヅラだ!”ってわかってしまうものばかりです。
ヴァリーエもフォンテーヌも当時大人気の2大スター女優を起用してお金もかけたでしょうに、いまいちおしゃれウィッグというのが根付かなかったのは、この不自然さのためじゃないでしょうか。それにかなりムレたでしょうしね。
今の自然なウィッグを見ると、かなり技術が進歩したのがわかりますよね。
でもそれより前、オードリーは映画でロングヘアにする際にカツラを使用して映画に何度も登場していますよね。「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「緑の館」「許されざる者」「いつも2人で」などなど。
それらがごくごく自然だったのに比べると、この雲泥の差はなんなんでしょうねー。
さて由紀さおりさんの歌うこのウィッグの宣伝ソングである「ヴァリーエ」では♪マイ・フェア・ヴァリーエ回るの~♪って明らかにオードリーの「マイ・フェア・レディ」を意識した歌詞があります。
ですが、ブラックドレス・バージョン(唯一2004年にテレビ東京で復活放送されたバージョン)では“マイ・ヘア・ヴァリエ~”とナレーションが入ります(“ヴァリエ~”の部分だけオードリーが喋ってます。ので商品名のヴァリーエでなく、ヴァリエーって発音)。
確かに、カツラの宣伝なんですから、マイ・ヘアでも良いわけで、ブラックドレスバージョンでは由紀さおりさんの「ヴァリーエ」は使われてなかったんですが、「ヴァリーエ」が使われた他のバージョンでも、テレビでは♪マイ・ヘア・ヴァリーエ♪って別バージョンだったかもしれませんね。
撮影日は詳しくはわからないのですが、1971年5月12日か、13~17日のどこかか(資料の誤植ではっきりしない)、最終日の21日だったようです。
このおさげのカツラのビジュアルには、この赤いシャツに黒のミニのタイプ以外に、赤い帽子と赤いパンタロンに白を基調に赤と黒の入った長いノースリーブのパターンもあります(→)。
そちらは帽子がある分、髪が自然に見えて、めっちゃオードリー若返ってます。「いつも2人で」や「暗くなるまで待って」よりも若いです。(^-^
撮影当時オードリーは42才になりたてで、“もうオードリーも中年だし、どうなってるんだろう…。”と不安に思ってた人も、このCMで変わらぬ若さのオードリーの登場を見て安心&びっくりしたようです。
この4年後、1975年に「ロビンとマリアン」で撮影開始したときは、年齢を感じるようになっていたので、この「エクスラン・ヴァリーエ」は最後の若く見える貴重なオードリーになります。
でも、オードリーが映画から離れていた時期に、こうして人気No.1のオードリーを!というアイデアを出して、実際重い腰を上げさせた日本エクスラン工業さん、博報堂さん、青山音楽事務所(現・青山ミュージックアソシエイツ)さんには大感謝!です。そしてもちろん、“日本のファンのために。”と出演してくれたオードリー本人にも!!m(_ _)m
今見れないのが本当にほんとーに残念ですね。
ちなみに、ヴァリーエのことを書いている伝記や記事やサイトで、日本のカツラメーカーって書かれてますけど、そういうわけではなくって、日本エクスラン工業さんは繊維や化学薬品や印刷材料の会社ですよ~。
他に、ブラック・ドレスバージョンもポスターがあるそうなんですが、僕は持ってないんですよ~!ぜひいつか欲しいですね。
お気に入り度:★★★★(おさげバージョンは好きだけど、この写真はちょっと…)
「パリで一緒に」で音楽がそのまま使用された、テレビ番組でのフレッド・アステアの
「That Face」
映画では最後ブチッ!って切られちゃいますが、ここでは最後まで聴く事ができます。
でも、ここで踊っているダンサーさん?モデルさん?には悪いですが、オードリーの方がはるかにこの曲に合っていると思います!まるでオードリーのために作られたかのような曲ですもんね!
でもこの時代にカラーでテレビ映像が残っているのは素晴らしい!きっとこの番組が高視聴率でエミー賞の対象になっていたからでしょうね。
今回は「エクスラン・ヴァリーエ」のおさげバージョンのポスターの紹介です。
このおさげバージョンのオードリーのビジュアルは、僕の中ではかなり好感度高いです。
でも、なんかこの写真のオードリーはいまいち。オードリー本人も気にしてたように、かなり顔が四角く写ってますし、あんまり若くも見えません。
なんでこれがポスターになるんだろう…。このおさげバージョンには数々のかわいい若く見えるオードリーがあって、とても好きなのに…。
きっとたいしてオードリーファンじゃない人が画像を選んだんだろうなー。
それにこの画像の大きな欠陥は、オードリーだからかなりマシにはなってるものの、いかにも“カツラ”!ってわかってしまうこと。
当時のカタログを見ると、ヴァリーエもそうですが、カトリーヌ・ドヌーヴで宣伝してたライバルのフォンテーヌも、かなり不自然な女性用ウィッグが多く、傍からみたら、即行“あ、ヅラだ!”ってわかってしまうものばかりです。
ヴァリーエもフォンテーヌも当時大人気の2大スター女優を起用してお金もかけたでしょうに、いまいちおしゃれウィッグというのが根付かなかったのは、この不自然さのためじゃないでしょうか。それにかなりムレたでしょうしね。
今の自然なウィッグを見ると、かなり技術が進歩したのがわかりますよね。
でもそれより前、オードリーは映画でロングヘアにする際にカツラを使用して映画に何度も登場していますよね。「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「緑の館」「許されざる者」「いつも2人で」などなど。
それらがごくごく自然だったのに比べると、この雲泥の差はなんなんでしょうねー。
さて由紀さおりさんの歌うこのウィッグの宣伝ソングである「ヴァリーエ」では♪マイ・フェア・ヴァリーエ回るの~♪って明らかにオードリーの「マイ・フェア・レディ」を意識した歌詞があります。
ですが、ブラックドレス・バージョン(唯一2004年にテレビ東京で復活放送されたバージョン)では“マイ・ヘア・ヴァリエ~”とナレーションが入ります(“ヴァリエ~”の部分だけオードリーが喋ってます。ので商品名のヴァリーエでなく、ヴァリエーって発音)。
確かに、カツラの宣伝なんですから、マイ・ヘアでも良いわけで、ブラックドレスバージョンでは由紀さおりさんの「ヴァリーエ」は使われてなかったんですが、「ヴァリーエ」が使われた他のバージョンでも、テレビでは♪マイ・ヘア・ヴァリーエ♪って別バージョンだったかもしれませんね。
撮影日は詳しくはわからないのですが、1971年5月12日か、13~17日のどこかか(資料の誤植ではっきりしない)、最終日の21日だったようです。
このおさげのカツラのビジュアルには、この赤いシャツに黒のミニのタイプ以外に、赤い帽子と赤いパンタロンに白を基調に赤と黒の入った長いノースリーブのパターンもあります(→)。
そちらは帽子がある分、髪が自然に見えて、めっちゃオードリー若返ってます。「いつも2人で」や「暗くなるまで待って」よりも若いです。(^-^
撮影当時オードリーは42才になりたてで、“もうオードリーも中年だし、どうなってるんだろう…。”と不安に思ってた人も、このCMで変わらぬ若さのオードリーの登場を見て安心&びっくりしたようです。
この4年後、1975年に「ロビンとマリアン」で撮影開始したときは、年齢を感じるようになっていたので、この「エクスラン・ヴァリーエ」は最後の若く見える貴重なオードリーになります。
でも、オードリーが映画から離れていた時期に、こうして人気No.1のオードリーを!というアイデアを出して、実際重い腰を上げさせた日本エクスラン工業さん、博報堂さん、青山音楽事務所(現・青山ミュージックアソシエイツ)さんには大感謝!です。そしてもちろん、“日本のファンのために。”と出演してくれたオードリー本人にも!!m(_ _)m
今見れないのが本当にほんとーに残念ですね。
ちなみに、ヴァリーエのことを書いている伝記や記事やサイトで、日本のカツラメーカーって書かれてますけど、そういうわけではなくって、日本エクスラン工業さんは繊維や化学薬品や印刷材料の会社ですよ~。
他に、ブラック・ドレスバージョンもポスターがあるそうなんですが、僕は持ってないんですよ~!ぜひいつか欲しいですね。
お気に入り度:★★★★(おさげバージョンは好きだけど、この写真はちょっと…)
Posted by みつお at 19:00│Comments(3)
│エクスラン・ヴァリーエ
この記事へのコメント
YOU TUBE での“THAT FACE”
お伝えしようかなと思ってたけど、オードリィ出てないもんで遠慮してました。
フルバージョンは嬉しいですね。
この曲や“緑の館”“華麗なる相続人”“ナターシャのワルツ”
を含めた『オードリー映画テーマ曲集』なるアルバムを発売してほしいです。
でももうCDでは無理かもしれないですね。
で、このカツラ・シリーズですが、当時も今考えてみても画期的な企画を実現していたのに、ほとんど無視されてしまっているのが残念ですね。
写真の権利関係もあるのでしょうか。
“マイ・フェア”→“マイ・ヘア”
ああ、なるほど~(笑)
ところで、ついに「シャレード」ブルーレイ発売ですね。
これを期にどんどん高画質ソフト化されていくと嬉しいです。
お伝えしようかなと思ってたけど、オードリィ出てないもんで遠慮してました。
フルバージョンは嬉しいですね。
この曲や“緑の館”“華麗なる相続人”“ナターシャのワルツ”
を含めた『オードリー映画テーマ曲集』なるアルバムを発売してほしいです。
でももうCDでは無理かもしれないですね。
で、このカツラ・シリーズですが、当時も今考えてみても画期的な企画を実現していたのに、ほとんど無視されてしまっているのが残念ですね。
写真の権利関係もあるのでしょうか。
“マイ・フェア”→“マイ・ヘア”
ああ、なるほど~(笑)
ところで、ついに「シャレード」ブルーレイ発売ですね。
これを期にどんどん高画質ソフト化されていくと嬉しいです。
Posted by まる at 2010年09月15日 23:37
ご覧ください。
http://www.hometheaterloft.com/?p=3967
なんとオーディオが最高点つけられてます。
http://www.dvdbeaver.com/film/dvdcompare/charade.htm
http://www.hometheaterloft.com/?p=3967
なんとオーディオが最高点つけられてます。
http://www.dvdbeaver.com/film/dvdcompare/charade.htm
Posted by まる at 2010年09月15日 23:47
まるさん
僕もだいぶ前に見つけてたのに、やっぱりオードリー出てないもんで、
ここで紹介していいものやら悩んでました。(^^;;;
一番お伝えしたかったのがまるさんだったんですけどね。
でも本当にオードリーに合う曲ですよね!(^-^
で、オードリーサントラ集第2弾!
これも以前話で出ましたよね~。
まだまだいい曲で落ちているのがいっぱいあります!
オードリー作品って、名曲の宝庫ですよね。
マイナーな曲でも、実は凄い作曲家だったり、
その上それが隠れ名曲だったりするもんで、
もったいないなーって思います。
そういえば、「華麗なる相続人」って、完全全曲のCDがなかなか出ませんねー。
で、ヴァリーエですが、確かに忘れられてますよねー。
あの天下のオードリーが直に出演したCMなのに、
午後の紅茶だとかの印象が大きいなんて…!
ネットで調べると、(株)ワールドのある訴訟の件で、
判決文で“「銀座リザ」で日本で始めてオードリーをCMに起用し”
てなことが書いてあって、苦笑しました。
それと「シャレード」ブルーレイ!
めっちゃ期待しましたが、海外版なんですね…。
日本でもこんpクライテリオン版仕様のが出るんでしょうか…。
僕もだいぶ前に見つけてたのに、やっぱりオードリー出てないもんで、
ここで紹介していいものやら悩んでました。(^^;;;
一番お伝えしたかったのがまるさんだったんですけどね。
でも本当にオードリーに合う曲ですよね!(^-^
で、オードリーサントラ集第2弾!
これも以前話で出ましたよね~。
まだまだいい曲で落ちているのがいっぱいあります!
オードリー作品って、名曲の宝庫ですよね。
マイナーな曲でも、実は凄い作曲家だったり、
その上それが隠れ名曲だったりするもんで、
もったいないなーって思います。
そういえば、「華麗なる相続人」って、完全全曲のCDがなかなか出ませんねー。
で、ヴァリーエですが、確かに忘れられてますよねー。
あの天下のオードリーが直に出演したCMなのに、
午後の紅茶だとかの印象が大きいなんて…!
ネットで調べると、(株)ワールドのある訴訟の件で、
判決文で“「銀座リザ」で日本で始めてオードリーをCMに起用し”
てなことが書いてあって、苦笑しました。
それと「シャレード」ブルーレイ!
めっちゃ期待しましたが、海外版なんですね…。
日本でもこんpクライテリオン版仕様のが出るんでしょうか…。
Posted by みつお at 2010年09月18日 00:29