2007年10月01日

スクリーン・スター・ミュージック・ライブラリー1 オードリー

スクリーン・スター・ミュージック・ライブラリー1 オードリー 収録曲

1.ローマの休日
2.麗しのサブリナ~バラ色の人生
3.戦争と平和
4.パリの恋人~ス・ワンダフル
5.昼下りの情事~魅惑のワルツ
6.許されざる者
7.ティファニーで朝食を~ムーン・リヴァー
8.シャレード
9.マイ・フェア・レディ~一晩中踊れたら
10.おしゃれ泥棒

 これは1991年にキングレコードから発売された「スクリーン・スター・ミュージック・ライブラリー1 オードリー・ヘプバーン」というCD。

 CDだというのに、収録曲はたった10曲。その気になったら、倍は入れれると思うんですけどねー。レコード時代よりも収録曲が減ってます。

 しかもオードリーの出演順に曲が入ってるんですけど、「いつも2人で」すら無いという選曲にも“?”

 このシリーズでは他にクリント・イーストウッドやスティーブ・マックィーン、アラン・ドロン、ショーン・コネリー、シャーリー・マクレーンなんかがあったようです。

 サントラは1曲もないのですが、かろうじて3曲目の「戦争と平和」がニーノ・ロータの演奏なので、サントラに近い、組曲的な演奏になっています。(なのでこの曲だけ重厚に仕上がってて、他の曲から浮いている!)
 キングレコードだったら、「許されざる者」はサントラの権利持っているはずなんですけどねー。

 全体では70年代に出ていた、たとえば「ロビンとマリアン オードリー・ヘプバーンのすべて」などよりも、もっと音が薄いイージー・リスニング。

 かったるくて、音がペラペラで、勝手なアレンジで、正直聴くにはつらい&ヒドイ演奏。オードリーの映画も浮かばないし、僕もほとんど聴くことがありません。
 オードリーの生前にはこんな出来の演奏しかなかったんですよ、っていう悪い見本。

 オードリーの死後に「ムーン・リバー~オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト(Music From The Films Of Audrey Hepburn)」というオール・オリジナル・サウンド・トラックだけの凄い決定盤が出て、このCDは存在価値を失い駆逐されてしまうんですけどもね。

曲のオススメ度:なし(「戦争と平和」だけ聴く価値あり。)




タグ :レコード

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