2008年01月26日
「オードリーの魅力を探る」 レイチェル・モーズリー著
これは東京書籍から発行された「オードリーの魅力を探る 真の女性らしさとは」という本です。著者はレイチェル・モーズリー、原著は2002年発行ですが、日本版の奥付は2005年1月5日になっています。
内容はイギリスの女性から見たオードリー・ヘプバーン論の研究、というもの。原著はマンチェスター大学出版社から発行というだけあってもっと学術的だったようですが、日本版では一般的に読みやすいように著者によるスタイルの変更が行われているそうです。
今でもオードリーの人気の高いイギリスの女性を、“オードリーとリアルタイムで人生を過ごした人”“80年代後半からのオードリーブーム再燃後にオードリーファンになった人”に分けて話を聞いて分析しています。
帯で謳っているように“オードリー映画の見方が変わる!ファン必携の一冊”とまでは正直全然思いませんが、特にオードリーと一緒に人生を過ごした人の話はなかなか面白かったです。
中でも“今の女優にエレガントな役ができるでしょうか?オードリーがやったように「マイ・フェア・レディ」や「シャレード」や「ティファニーで朝食を」を演じられると思いませんね。”というのと、“オードリーには気品がありました。彼女の写真で、顔を隠し、服装や立ち姿だけを見ても「オードリー・ヘップバーンだ」ってわかりますよね。”っていうのはなるほど!そうそう、そうだよね!って思いました。
確かに「マイ・フェア・レディ」や「ティファニーで朝食を」はオードリーじゃない候補もいましたが、オードリーだからこそ“エレガント”という要素が付け加えられたんでしょうし、一見オードリーじゃなくてもいいような「シャレード」はオードリーだからあれだけ素敵で軽快な大傑作・代表作に仕上がったんですよね!
それに「ティファニーで朝食を」などで顔の見えない画像って何点かありますけど、やっぱりオードリー!ってわかりますもんね。
一時期(5年前くらい)、アメリカのIMDBのサイトのオードリーの欄でポール・ニューマン主演の「パリが恋するとき」(A New Kind of Love)にオードリーがカメオ出演している、というデマが書かれていたことがありました。
一応“未確認”ということでしたが、特別出演でモデル役で出ている、と。
実際に「パリが恋するとき」の輸入ビデオをお借りして観てみましたが、もう全くのデマだってわかりました。遠目に見えるモデルさんの役の人は歩く姿・プロポーション・オーラ、ぜんっぜんオードリーと違う!やっぱオードリーならすぐわかります。
他のシーンでも後姿がオードリーに似ている人がカフェのシーンで出ていましたが、それも違うと判明。
きっとオードリーをよく知らない人が“これオードリーじゃないか?”ってだけでオードリーの出演作品に追加したんでしょうね。
その後、アメリカでもこの映画を観た人が“オードリーなんて出てないやんけ!” ってことで削除されたんでしょう、今はもう載ってませんから。
IMDBとかでも間違いは起こるので、書いてあることをなんでもかんでも信用しない方がいいですね。やっぱり自分で確認しないと!(^-^
オススメ度:★
内容はイギリスの女性から見たオードリー・ヘプバーン論の研究、というもの。原著はマンチェスター大学出版社から発行というだけあってもっと学術的だったようですが、日本版では一般的に読みやすいように著者によるスタイルの変更が行われているそうです。
今でもオードリーの人気の高いイギリスの女性を、“オードリーとリアルタイムで人生を過ごした人”“80年代後半からのオードリーブーム再燃後にオードリーファンになった人”に分けて話を聞いて分析しています。
帯で謳っているように“オードリー映画の見方が変わる!ファン必携の一冊”とまでは正直全然思いませんが、特にオードリーと一緒に人生を過ごした人の話はなかなか面白かったです。
中でも“今の女優にエレガントな役ができるでしょうか?オードリーがやったように「マイ・フェア・レディ」や「シャレード」や「ティファニーで朝食を」を演じられると思いませんね。”というのと、“オードリーには気品がありました。彼女の写真で、顔を隠し、服装や立ち姿だけを見ても「オードリー・ヘップバーンだ」ってわかりますよね。”っていうのはなるほど!そうそう、そうだよね!って思いました。
確かに「マイ・フェア・レディ」や「ティファニーで朝食を」はオードリーじゃない候補もいましたが、オードリーだからこそ“エレガント”という要素が付け加えられたんでしょうし、一見オードリーじゃなくてもいいような「シャレード」はオードリーだからあれだけ素敵で軽快な大傑作・代表作に仕上がったんですよね!
それに「ティファニーで朝食を」などで顔の見えない画像って何点かありますけど、やっぱりオードリー!ってわかりますもんね。
一時期(5年前くらい)、アメリカのIMDBのサイトのオードリーの欄でポール・ニューマン主演の「パリが恋するとき」(A New Kind of Love)にオードリーがカメオ出演している、というデマが書かれていたことがありました。
一応“未確認”ということでしたが、特別出演でモデル役で出ている、と。
実際に「パリが恋するとき」の輸入ビデオをお借りして観てみましたが、もう全くのデマだってわかりました。遠目に見えるモデルさんの役の人は歩く姿・プロポーション・オーラ、ぜんっぜんオードリーと違う!やっぱオードリーならすぐわかります。
他のシーンでも後姿がオードリーに似ている人がカフェのシーンで出ていましたが、それも違うと判明。
きっとオードリーをよく知らない人が“これオードリーじゃないか?”ってだけでオードリーの出演作品に追加したんでしょうね。
その後、アメリカでもこの映画を観た人が“オードリーなんて出てないやんけ!” ってことで削除されたんでしょう、今はもう載ってませんから。
IMDBとかでも間違いは起こるので、書いてあることをなんでもかんでも信用しない方がいいですね。やっぱり自分で確認しないと!(^-^
オススメ度:★
Posted by みつお at 15:00│Comments(2)
│批評・評論など
この記事へのコメント
「パリが恋するとき」カメオ出演のデマには、僕も一時期翻弄されましたわい。
だいたいそんな事実があったら、どっかの伝記で紹介されているハズなのに・・・
でも、もしオードリィがカメオ出演してる映画があったらなぁと、夢想します。
すっごく意外な登場でも嬉しかったりしてね。
だいたいそんな事実があったら、どっかの伝記で紹介されているハズなのに・・・
でも、もしオードリィがカメオ出演してる映画があったらなぁと、夢想します。
すっごく意外な登場でも嬉しかったりしてね。
Posted by まる at 2008年02月20日 01:03
確かに「パリが恋するとき」の情報が出た時は
新たなオードリー作品発見か??
と思いましたけど、とんだデマでしたね。
この映画を見たとき、オードリーなんて全然出てないやんけ!
って怒りすらおぼえました。
オードリーをよく知らないくせに、
いいかげんなこと書くな!って思いましたよ。
でも確かに特別出演作品があったらよかったですよね~。
「ティファニーで朝食を」か「シャレード」のキャラだったら
面白いだろうなーって思います。
でも、オードリーが主演でありながらまぼろし化している
「マイヤーリング」の方がもっと見たいですけどね。(^^
新たなオードリー作品発見か??
と思いましたけど、とんだデマでしたね。
この映画を見たとき、オードリーなんて全然出てないやんけ!
って怒りすらおぼえました。
オードリーをよく知らないくせに、
いいかげんなこと書くな!って思いましたよ。
でも確かに特別出演作品があったらよかったですよね~。
「ティファニーで朝食を」か「シャレード」のキャラだったら
面白いだろうなーって思います。
でも、オードリーが主演でありながらまぼろし化している
「マイヤーリング」の方がもっと見たいですけどね。(^^
Posted by みつお at 2008年02月22日 23:33