2019年10月08日

オードリー・ヘプバーン 2020年カレンダー

 来年のオードリーのカレンダーを紹介しておきます。

 世界的な紙媒体の衰退により、今年は探しても海外のオードリーカレンダーは8種しか見つけられませんでした。
 2013年のカレンダー(2012年)が “20種以上ある”って書いていたので、7年で半分以下になってしまったんですね。

 既に無くなった中には毎年珍しい画像を使って作っていた所もあったりして、残念です(毎年★★★★クラスの出来だったのに…)。

 さて、今年は水準以下のカレンダーばかりですね。どれも欲しくないというレベル。
 これじゃあますます衰退するなーという。ファンでも欲しくないものを作ってどうするんでしょうね。



↑まずはこちら。3月と12月が珍しい画像。あとはよく見るもの。せっかく表紙がカラーなのに、中身は本来カラーなのをモノクロ化してるのが1月・5月・7月・9月・10月と5つのある!去年のものはカラーはカラーだったのに…。
というわけで

オススメ度:★★(サイズがA3と小さくて、迫力がないのが日本版より点数低くなる所以)



↑これは一見、カラーはカラーのようですが、11月と表紙は着色カラー。12月の「ティファニーで朝食を」もバックが加工されてます。7月・9月あたりの画像は珍しいですけど、日本のカレンダーで過去に使われてましたね。

 若い頃でキレイなのが10月のオードリー。バックの山々と俯いたオードリーがキレイです。

オススメ度:★(星1つ半)



↑これは10月の「マイ・フェア・レディ」が嬉しい程度。モノクロ化が2月・3月・4月・6月・10月・11月。あれ?7月もそうなのかな?

オススメ度:★

オードリー・ヘプバーン 2020年カレンダー ←これは日本のアマゾンでは取り扱いがありません。なので、画像をクリックしても見れません。画像はアメリカのアマゾンからお借りしたもの。
 リンクはこちら

 4月の「ティファニーで朝食を」宣伝写真が珍しいですけど、あとはあんまり…。6月・9月は裏焼きです。
 わざわざアメリカから輸入してまで欲しいレベルではないです。

オススメ度:★



↑上記2つはパッと見、全くの別物ですが、中身の画像は実は同じもの。日本のアマゾンでは中身がわかりませんので、Amazonフランスのリンクを貼っておきますね。
こちらこちら

 しかもこれ、去年のカレンダーと中身同じ。「尼僧物語」の写真を、今回表紙になってるピンクバックの「パリの恋人」に変えただけで、他の画像は全部同じ!

 作る方はお手軽でいいですよね、表紙だけ変えて中身同じ、みたいな。こんなのやる気も見えないし、欲しくもない。

オススメ度:なし



↑これは、なんでこれが2020年カレンダーになっているのかわかりませんが、世界各国でこれが表紙になってます。
 でもこれ、表紙の右下を見ると、「2017」って書いてます。2017年版の表紙ですね。

 なんでこんなことになってるのかわかりませんが、同じ会社が出しているので、↓こっちが本当の表紙だと思います。



 でも、2017年表紙のものと同じ画像がある、ということは?と思って各年のを調べたら、ここも去年の画像を(というかもっと昔から)使い回し。

 数点入れ替わっていますが、とてもオススメレベルではないです。
 こんな安易な制作態度じゃそりゃカレンダー売れないし、ますます衰退するで。

オススメ度:なし



↑ここも、毎年毎年同じ画像でA5・A4・A3・A2とサイズ違いを出している所。
 こんなの買う人いるのかなー…。

オススメ度:なし

 以上がオードリーだけのカレンダーになります。
 でも後半の4種くらいはやる気も全然見れないし、ファンもちっとも欲しくないっていうシロモノ。

 これじゃあ本当にますますカレンダーは少なくなっていくでしょうね。

 あと一つだけ、オードリーが表紙のカレンダーもささっと紹介。



↑これは「ファッションの秘密」という題名なので、オードリーは表紙だけ。中身はこちらで一部見れます。

 しかもこれ、最初は「麗しのサブリナ」の表紙で行くみたいだったようなのですよね。ショーンとルカ、あるいはジバンシィから許可が下りなかったのでしょうか?着色カラーだから?
 最初の表紙らしきのはこちらこちらで見ることができます。

 でもこれ、「麗しのサブリナ」の表紙を期待して買ったら、「パリの恋人」だったとしたら、ちょっとお客さんと揉めるかも。


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Posted by みつお at 21:00│Comments(2)その他グッズ
この記事へのコメント
お久しぶりです。

突然『ローマの休日』ネタになってしまいますが、本作で一瞬名前が登場していた蒋介石夫人・宋美齢は1952年8月『ローマの休日』撮影と前後して台湾からアメリカを訪れていました。(アイゼンハワー新大統領と会見・翌53年春まで滞在)

英パテ社のニュース映像
https://youtu.be/fL3FlhyZro0
Posted by take at 2019年10月09日 19:35
takeさん、こんばんは!(^-^

もしかして「ローマの休日」にその名前が出てくるのは、ちょうど撮影中にその話題があったからかもしれませんね!1952年8月というと「ローマの休日」撮影真っ只中ですからね!
なんで蒋介石夫人が出てくるのかと思っていたのですが、そういうことだったのですね!
takeさん、教えていただいてありがとうございました!
それってもしかしてWikipediaとかのエピソードで使えないですか?
Posted by みつおみつお at 2019年10月10日 21:25
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