2021年11月25日
「AUDREY MORE THAN AN ICON」ブルーレイ
さて前回は「ハリウッド列伝」という内容も映像もヒドいDVDを紹介しましたが、今日は「AUDREY MORE THAN AN ICON」という海外で最新のオードリー・ドキュメンタリーのBlu-rayを紹介。
以前、このようなドキュメンタリーがあることはトレーラーと共に紹介していましたが、手に入れて見てみると、出来の良さにビックリ!!
英語がわからなくても、これは「想い出のオードリー・ヘップバーン」の後を継ぐドキュメンタリーだと思います。
まあ日本語訳が付くと、もしかしたらとんでもないことを喋っている可能性は少しはあるでしょうが、この丁寧な作り方から見ても、息子のショーンが出演していることからしてもそのようなことはないと思います。
映像も許可を取らなくていいような予告編で進んでいくというやっすい作りではなく、きちんと権利金を払って本編から使われています。
というか、この「AUDREY MORE THAN AN ICON」のウリはそんなところではありません。
ここで価値があるのは、本当に本当に貴重な、日本では手に入れられない過去のニュース映像や、おそらくショーンから貸し出してもらったであろう貴重なプライベート映像!
54年のメル・ファーラーとの結婚式の動く映像や、50年代半ばのカラーのプライベート映像など、見たことない!という貴重な映像がボロボロ出てきます!
しかもそれが丁寧にどれもリマスターされているようなんです!
「マイ・フェア・レディ」を1994年にデジタル・リマスターした時は莫大な金額がかかっていましたが、今はめっちゃ安くなったのでしょうね。その恩恵をめっちゃ受けていますね。
今までだと古い粗い映像でしか見ることが出来なかったニュースの映像も、今の高精細・大画面のテレビでも充分耐えられるくらいになっているのはスゴイです!
そして息子ショーンや孫のエマ・ファーラー、「愛と哀しみの果て」の主演をオードリーに熱烈オファーしていたアンナ・カタルディ、「ニューヨークの恋人たち」の監督ピーター・ボグダノヴィッチなどがオードリーとの思い出を語っていて、これまた見応えがあるものになっています。
再現VTRと言えるほどのものでもありませんが、子供のバレリーナ、若い女性のバレリーナ、年配の女性のバレリーナと3人を使って、雰囲気も出しています。最後には3人で踊るシーンもありますね。
そして日本だと多分オードリーの出生地やロケ地とかにロケして紹介するのでしょうが、そういうのはありません(ラ・ペジブルだけあったけど)。
そこが残念だなーとは思います。
その代わりと言ってはなんですが、オードリー自身が喋る映像や音声が入るのですから、ここはさすが欧米!だと思ってしまいますね。持ってるオードリーの映像や画像や音声のストックが日本では考えられないくらいあります。
もし日本でこれに対抗する映像を持ってくるなら、「エクスラン・ヴァリーエ」と「銀座リザ」、そして3回の来日時の動くオードリーの映像が必要になってきますよね。
それでも女優として全盛期だった50年代60年代の映像を持っているというのは日本では到底真似できません。
ただ、オードリーのことを喋っているのが、既にオードリーと一緒の世代の人がもういないのが「想い出のオードリー・ヘップバーン」よりインタビュー部分では少し劣るでしょうか。
もちろんこれは「想い出のオードリー・ヘップバーン」から30年近く後に作られているので、もうどうしようもないことです。
「想い出のオードリー・ヘップバーン」ではまだ存命の共演者や監督が喋っていましたもんね。
ここではオードリーの人生と一部重なっている人でも、ショーンやアンナ・カタルディやピーター・ボグダノヴィッチといった女優全盛期は知らない人ばかりになっています。
他にはオードリーの親友の一人であったコニー・ウォルドの息子(既に白髪)やオードリーの家で働いてたお手伝いさんの息子など、世代的には完全に交代しているのですよね。
他にはオードリーとは全く重なっていない人たちがオードリーのファッションや映画について話したりしていますので、それらの人の発言は日本語訳が出ないと正しくは評価できませんね。
そうそう、孫のエマもオードリーとは全く被っていませんよね。
この喋っている人たちの世代が違うのが残念なところでしょうか。
それとショーンの顔を立てたのか、次男のルカのインタビューがないのがこの兄弟の関係を考えた時に影を落としています。
まあそういう年月の経過でどうしようもない部分を補うのが超レアなオードリーの映像である、ということですよね。
日本のWOWOWとかが翻訳して放映してくれたらいいのになーと思ってしまいます。
そしたら絶対加入するのになー!というほどの内容。
海外のドキュメンタリーでは最も出来の良いものの1つです!日本語訳がつけばいいのにな〜。
あと、全然内容には関係ないんですけど、ブルーレイの円盤本体に印刷されているオードリーの髪の毛が加工で消されていて、タラちゃんというかこけしというかのまるで剃ったみたいな変な髪型になっているのはいただけませんね〜。
オススメ度:★★★★(オードリーの貴重な映像が満載!喋っている内容は今回はポイントに入れていませんので、日本語訳がついたら改めて評価します。)
以前、このようなドキュメンタリーがあることはトレーラーと共に紹介していましたが、手に入れて見てみると、出来の良さにビックリ!!
英語がわからなくても、これは「想い出のオードリー・ヘップバーン」の後を継ぐドキュメンタリーだと思います。
まあ日本語訳が付くと、もしかしたらとんでもないことを喋っている可能性は少しはあるでしょうが、この丁寧な作り方から見ても、息子のショーンが出演していることからしてもそのようなことはないと思います。
映像も許可を取らなくていいような予告編で進んでいくというやっすい作りではなく、きちんと権利金を払って本編から使われています。
というか、この「AUDREY MORE THAN AN ICON」のウリはそんなところではありません。
ここで価値があるのは、本当に本当に貴重な、日本では手に入れられない過去のニュース映像や、おそらくショーンから貸し出してもらったであろう貴重なプライベート映像!
54年のメル・ファーラーとの結婚式の動く映像や、50年代半ばのカラーのプライベート映像など、見たことない!という貴重な映像がボロボロ出てきます!
しかもそれが丁寧にどれもリマスターされているようなんです!
「マイ・フェア・レディ」を1994年にデジタル・リマスターした時は莫大な金額がかかっていましたが、今はめっちゃ安くなったのでしょうね。その恩恵をめっちゃ受けていますね。
今までだと古い粗い映像でしか見ることが出来なかったニュースの映像も、今の高精細・大画面のテレビでも充分耐えられるくらいになっているのはスゴイです!
そして息子ショーンや孫のエマ・ファーラー、「愛と哀しみの果て」の主演をオードリーに熱烈オファーしていたアンナ・カタルディ、「ニューヨークの恋人たち」の監督ピーター・ボグダノヴィッチなどがオードリーとの思い出を語っていて、これまた見応えがあるものになっています。
再現VTRと言えるほどのものでもありませんが、子供のバレリーナ、若い女性のバレリーナ、年配の女性のバレリーナと3人を使って、雰囲気も出しています。最後には3人で踊るシーンもありますね。
そして日本だと多分オードリーの出生地やロケ地とかにロケして紹介するのでしょうが、そういうのはありません(ラ・ペジブルだけあったけど)。
そこが残念だなーとは思います。
その代わりと言ってはなんですが、オードリー自身が喋る映像や音声が入るのですから、ここはさすが欧米!だと思ってしまいますね。持ってるオードリーの映像や画像や音声のストックが日本では考えられないくらいあります。
もし日本でこれに対抗する映像を持ってくるなら、「エクスラン・ヴァリーエ」と「銀座リザ」、そして3回の来日時の動くオードリーの映像が必要になってきますよね。
それでも女優として全盛期だった50年代60年代の映像を持っているというのは日本では到底真似できません。
ただ、オードリーのことを喋っているのが、既にオードリーと一緒の世代の人がもういないのが「想い出のオードリー・ヘップバーン」よりインタビュー部分では少し劣るでしょうか。
もちろんこれは「想い出のオードリー・ヘップバーン」から30年近く後に作られているので、もうどうしようもないことです。
「想い出のオードリー・ヘップバーン」ではまだ存命の共演者や監督が喋っていましたもんね。
ここではオードリーの人生と一部重なっている人でも、ショーンやアンナ・カタルディやピーター・ボグダノヴィッチといった女優全盛期は知らない人ばかりになっています。
他にはオードリーの親友の一人であったコニー・ウォルドの息子(既に白髪)やオードリーの家で働いてたお手伝いさんの息子など、世代的には完全に交代しているのですよね。
他にはオードリーとは全く重なっていない人たちがオードリーのファッションや映画について話したりしていますので、それらの人の発言は日本語訳が出ないと正しくは評価できませんね。
そうそう、孫のエマもオードリーとは全く被っていませんよね。
この喋っている人たちの世代が違うのが残念なところでしょうか。
それとショーンの顔を立てたのか、次男のルカのインタビューがないのがこの兄弟の関係を考えた時に影を落としています。
まあそういう年月の経過でどうしようもない部分を補うのが超レアなオードリーの映像である、ということですよね。
日本のWOWOWとかが翻訳して放映してくれたらいいのになーと思ってしまいます。
そしたら絶対加入するのになー!というほどの内容。
海外のドキュメンタリーでは最も出来の良いものの1つです!日本語訳がつけばいいのにな〜。
あと、全然内容には関係ないんですけど、ブルーレイの円盤本体に印刷されているオードリーの髪の毛が加工で消されていて、タラちゃんというかこけしというかのまるで剃ったみたいな変な髪型になっているのはいただけませんね〜。
オススメ度:★★★★(オードリーの貴重な映像が満載!喋っている内容は今回はポイントに入れていませんので、日本語訳がついたら改めて評価します。)
Posted by みつお at 21:00│Comments(3)
│ブルーレイ・DVD・LD・ビデオ
この記事へのコメント
お久しぶりです。(何とか生きてます)
残念なことにアンナ・カタルディさんは今年9月に亡くなられていました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Anna_Cataldi
20代のオードリーに扮したフランチェスカ・ヘイワードは映画版『キャッツ』に出演しています。(晩年のオードリーに扮したアレッサンドラ・フェリもバレエの世界では実績のある方です)
残念なことにアンナ・カタルディさんは今年9月に亡くなられていました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Anna_Cataldi
20代のオードリーに扮したフランチェスカ・ヘイワードは映画版『キャッツ』に出演しています。(晩年のオードリーに扮したアレッサンドラ・フェリもバレエの世界では実績のある方です)
Posted by take at 2021年11月26日 00:08
Netflixでも配信されているということですが、日本版では観られないようです……
Posted by take at 2021年11月26日 00:18
takeさん!!!こんにちは!!
アンナ・カタルディさんまで亡くなっていたとは!泣
このインタビューは本当にギリギリだったのですね!
そういえば「思い出のオードリー・ヘップバーン」でもジョージ・ペパードとかヘンリー・マンシーニとかも翌年に亡くなってましたよね。
ますますオードリーを直接知る人がいなくなってしまってますね。
それとバレエダンサーの情報までありがとうございます!
僕だけだったら、絶対に知り得ない情報でした!
あれ、でも映画版「キャッツ」って出来が散々言われてましたから、キャリアの名誉にはならないような気も…。
Netflix、確かにこの作品の日本版が無いですね。
これ、翻訳して出して欲しいですね〜。
アンナ・カタルディさんまで亡くなっていたとは!泣
このインタビューは本当にギリギリだったのですね!
そういえば「思い出のオードリー・ヘップバーン」でもジョージ・ペパードとかヘンリー・マンシーニとかも翌年に亡くなってましたよね。
ますますオードリーを直接知る人がいなくなってしまってますね。
それとバレエダンサーの情報までありがとうございます!
僕だけだったら、絶対に知り得ない情報でした!
あれ、でも映画版「キャッツ」って出来が散々言われてましたから、キャリアの名誉にはならないような気も…。
Netflix、確かにこの作品の日本版が無いですね。
これ、翻訳して出して欲しいですね〜。
Posted by みつお at 2021年11月26日 12:45