2022年08月03日

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ はい、引き続き「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」関連で。

 最後はこの映画祭全般のチラシですね。2022年6月10日(金)〜12日(日)まで二子玉川での開催。

 正直、“またか!”と思いましたよね。映画祭自体がじゃ無くて、また東京だけ、二子玉川だけなんかい!という。

 しかも期間も短いので、関西にいたら行けませんもんね。

 まあ東京だけ、というのは東京以外では収益を上げられないから、と予測してるのかもしれませんし、スター・チャンネルさんの考えなのでこちらはどうともできないんですけど、ちょっとヒドイな、とは思います。全国横断、とはいかなくても、関西くらいは出来そうやのに…とは思いますね、

 事前にスター・チャンネルさんに問い合わせはしなかったんですけれども、友達に二子玉川まで行ってもらったんですが、前回はあった無料の映画パンフレットみたいなのは今回は無かったようで、2019年に行われたものよりかはお金の掛け方がちょっと縮小されたような気がします。
 やっぱりこれもコロナの影響でしょうか?

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ さて、パンフレットがないとすると、このチラシが唯一の今年のオードリー映画祭での記念品となるのでしょうか?

 2019年の映画祭では「若妻物語」とか「ラベンダー・ヒル・モブ」とかレアなものも含めて10作品上映してましたけど、今回は「ローマの休日」「パリの恋人」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」「おしゃれ泥棒」とメジャーどころを揃えて5本だけになってます。これも規模の縮小でしょうか?

 チラシ裏面の上半分を使って今回の上映作品を紹介してますけど、上映スケジュールを見ると、10日が「ローマの休日」「シャレード」「パリの恋人」、11日が「パリの恋人」「おしゃれ泥棒」「ローマの休日」「マイ・フェア・レディ」、12日が「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」「シャレード」「おしゃれ泥棒」。

 「ローマの休日」のみ毎日で3回、ほかの作品は2回の上映になっています。

 その次はイベントの情報。トークショーが毎日あったみたいで、清藤秀人さんがナビゲーター、10日には加藤タキさんも出演されてらしたようです。

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ 11日と12日にはオードリーの映画音楽のアンサンブルの演奏もあったようです。
 僕も1996年にJAL主催のオードリーのイベントが大阪のロイヤル・ホテル(オードリーが83年来日時に宿泊したホテル)で有った際は、音大の先生にオードリー作品の編曲を依頼して、弦楽四重奏でオードリー作品を演奏したのを思い出します。

 自分たちで演奏した時には「許されざる者」はプロローグ(実際はメインタイトル)とエンドタイトルをくっつけてもらったり、「パリで一緒に」の“That Face”も演奏しましたねー。

 「華麗なる相続人」からは“過去の回想”を演奏したかったけど、僕らの演奏には声が入らないので、同じメインタイトルの旋律を使う“別荘への到着”を演奏しました。

 「シャレード」からは“オレンジ・タムレ”(でもこの曲は“オレンジ・タムレ”のシーンでは使われていない)も演奏しましたよー。

 “オレンジ・タムレ”は演奏してくれた仲間にも大好評で、弾いてる方も聴いてる方も楽しいという、稀有な曲です。

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ その音大の先生も、その弦楽四重奏に編曲する際にピアノ版を作って、大阪のヒルトン・ホテルでオードリー作品のピアノ演奏をされたんですよ!僕も見にいきました。仕事が終わってからだったので、全部は見れなかった(特に「おしゃれ泥棒」を見逃した!)のが今でも心残りです。

 大きく脱線しましたけど、次は写真パネル展のことが載っています。今回は映画祭で上映される5作品をメインに飾ってあったようです。

 それと次は二子玉川エクセルホテル東急30階でのグルメ案内。6月中はオードリーが大好きだった「スパゲッティ・アル・ポモドーロ」がメニューに加えられていたことと、12日にはアフタヌーン・ティー・サロンとして清藤秀人さんのトークとともにお昼をいただけたことがわかりますね。

 最下段には5月6日から公開されている映画「オードリー・ヘプバーン」のことが載っています。まあ映画もスター・チャンネルの提供だったから当然ですね。

「オードリー・ヘプバーン映画祭2022」チラシ さて、チラシ全体を見ておおっ!と思うのは、「おしゃれ泥棒」の画像が全てレアもの、だということでしょうか。
 他のは、うーんよく見るよね、っていうものですが、「おしゃれ泥棒」だけはなぜか非常にレアものばっかり!これは嬉しいですね!
 このチラシは「おしゃれ泥棒」で価値が上がっていますね。どれも写真集未収録のものばかり!

 それと、「ローマの休日」の写真には表の写真にも裏の写真にも著作権マークがないんですよね。「ローマの休日」って画像の許可もいらないのかなーと思いました。
 いや、「パリの恋人」にはパラマウントの著作権が書いてありますし、パラマウントもわかってるんでしょうけどね。


タグ :チラシ

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この記事へのコメント
テレビ朝日版「マイ・フェア・レディ」放送されます。
https://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=31444
https://www.star-ch.jp/feature/detail.php?special_id=20220913
たった127分。「Why Can't the English?」の字幕が楽しみです。

夏前に従来の吹き替えが「名作洋画ノーカット10週版」と表記されるようになったので、他の吹き替えを期待していました。
既出の情報だったらゴメンなさい。
Posted by wimpole at 2022年08月03日 22:13
wimpoleさん、こんばんは!

「マイ・フェア・レディ」、他にも機内上映版も放映しますね。
他にも珍しい「シャレード」金曜ロードショー版も放映するんでそちらも楽しみです!
「パリの恋人」の機内上映版もあるみたいですけど、そちらは池田昌子さんじゃないみたいなので…。
Posted by みつおみつお at 2022年08月03日 22:46
>みつおさま
前回の記事に出ていましたね。確認しませんでした。
4月頃から期待して、チョコチョコ見ていたのですが、みつおさんには敵いません。私は加入して録画するつもりです。スカパー未登録のレコーダーなら「お試し」加入も出来ます。
Posted by wimpole at 2022年08月04日 09:52
スター・チャンネルは過去に加入してないかどうかですよね。
なんかどっちだったか覚えてないんです。

でも出来れば「緑の館」「ニューヨークの恋人たち」とかも池田昌子さんの新録音が欲しいところですよね!
「いつも2人で」とか「パリで一緒に」も追加録音してほしいです。
Posted by みつおみつお at 2022年08月04日 17:39
「聴き比べ吹替バトル」はまだ続きそうなので、期待しています。
ご参考までにメッセージをお送りしました。
Posted by wimpole at 2022年08月05日 20:54
本当にこれからも色々と発掘して欲しいですよね。
「ティファニーで朝食を」のゴールデン洋画劇場版とか、見てみたいです!
Posted by みつおみつお at 2022年08月07日 00:44
『シャレード』日本語吹替にも参加されていた小林清志さんが7月30日に亡くなられました。(89歳でした)
Posted by take at 2022年08月09日 11:11
小林清志さんの訃報はテレビで知りました。
ええっ!て声をだしてしまいました。やっぱり僕の世代だと、次元の声ですよね。
やはり色々と馴染んでた方がお亡くなりになっていくのは仕方ないのでしょうが、寂しいですよね。
「シャレード」のジェームズ・コバーンもピッタリでした。
Posted by みつおみつお at 2022年08月09日 18:22
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