2007年06月07日
「戦争と平和」1987年リバイバル版ポスター
今日は1955年(オードリー26才)撮影、「戦争と平和」です。
「華麗に、優雅に、ヘプバーン。
生と死、愛と苦悩__
いま、甦える激動のロマン!」
はい、こちらは「戦争と平和」の1987年リバイバル時のポスターです。
キャッチコピーが全然違っているのと、右下の配給会社がCICからUIPに変わっている以外は、1973年リバイバルのポスターとおんなじ。
ちなみにコピーの“甦える”の送り仮名の“え”はいりませんけどね。
あとは、紙が全然違いますね。73年のはその当時の基本のマット紙ですけど、もうこの87年はコート紙系のもの。
そのため、発色がちょっと73年のとは違ってて、こっちの方全体的に濃い目。
さて、この「戦争と平和」が公開された87年当時は、日本ヘラルドが84年に始めたオードリー作品のリバイバルがものすごくって、ここまでに「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「緑の館」「ティファニーで朝食を」「噂の二人」「パリで一緒に」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」の9本を公開済み(「パリで一緒に」だけは本当に86年に公開されているかは不明だけど)。
そのため、70年代後半~80年代前半まで冷え込んでたオードリー人気は、伝説の女優として大復活!!女性誌は“オードリーを取り上げたら売れる!”って言われるくらい。CMでもハウスのIt'sっていう清涼飲料水に「ローマの休日」のオードリーが使われたのを皮切りに、このあと続々登場!まさに世はオードリーブーム!
映画も、東京と関西で公開されなかった「緑の館」以外はビックリするくらいの大ヒット!当時、大阪でも土日のオードリー映画は次の回が始まる1時間くらい前から映画館に行っておかないと、いい席は取れない!って状態でした。だって行列は出来てるし、ロビーは人でいっぱいでしたよ!
出口も入口と違うところから出さされたりして、ごった返す人の整理で、映画館の人がおおわらわでしたです。
そんな状態ですから、独自で買い付けに行っている日本ヘラルドだけにみすみすおいしい汁を吸わせるわけにはいかない!ってんで、87年にまだヘラルドに取られてなかった作品から、本家のワーナーは「暗くなるまで待って」、そしてパラマウントの権利を持っているUIPはこの「戦争と平和」をって、乗り遅れてなるもんかっ!って感じで大々的にリバイバルされました。
本当の裏事情は知りませんが、UIPが「戦争と平和」、ワーナーが「暗くなるまで待って」をリバイバルしたのは、ほとんどこういう感じだったと思いますよ。
でもよく考えると、オードリー人気が冷え込んでいたときに独自に買い付けて、次々とリバイバル公開してブームを再燃させた日本ヘラルドと、再燃後の人気に便乗して公開しただけのUIPとワーナー。
オードリー映画の本来の権利をたくさん持っているのに、それまでほったらかしていたUIPとワーナーって…。先見の明がないのか、大会社ゆえの動きにくさか…。
まあオードリーファンにしたら、どんな理由ででも、とにかくリバイバルしてくれりゃあ、それでいいですけど。(^-^
それと、なんと!「戦争と平和」はこのあと1989年にも今度は日本ヘラルドが権利を取って、たった2年でさらにリバイバルされました!
絵柄のお気に入り度:★★★(73年版と同じ)
「華麗に、優雅に、ヘプバーン。
生と死、愛と苦悩__
いま、甦える激動のロマン!」
はい、こちらは「戦争と平和」の1987年リバイバル時のポスターです。
キャッチコピーが全然違っているのと、右下の配給会社がCICからUIPに変わっている以外は、1973年リバイバルのポスターとおんなじ。
ちなみにコピーの“甦える”の送り仮名の“え”はいりませんけどね。
あとは、紙が全然違いますね。73年のはその当時の基本のマット紙ですけど、もうこの87年はコート紙系のもの。
そのため、発色がちょっと73年のとは違ってて、こっちの方全体的に濃い目。
さて、この「戦争と平和」が公開された87年当時は、日本ヘラルドが84年に始めたオードリー作品のリバイバルがものすごくって、ここまでに「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「緑の館」「ティファニーで朝食を」「噂の二人」「パリで一緒に」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」の9本を公開済み(「パリで一緒に」だけは本当に86年に公開されているかは不明だけど)。
そのため、70年代後半~80年代前半まで冷え込んでたオードリー人気は、伝説の女優として大復活!!女性誌は“オードリーを取り上げたら売れる!”って言われるくらい。CMでもハウスのIt'sっていう清涼飲料水に「ローマの休日」のオードリーが使われたのを皮切りに、このあと続々登場!まさに世はオードリーブーム!
映画も、東京と関西で公開されなかった「緑の館」以外はビックリするくらいの大ヒット!当時、大阪でも土日のオードリー映画は次の回が始まる1時間くらい前から映画館に行っておかないと、いい席は取れない!って状態でした。だって行列は出来てるし、ロビーは人でいっぱいでしたよ!
出口も入口と違うところから出さされたりして、ごった返す人の整理で、映画館の人がおおわらわでしたです。
そんな状態ですから、独自で買い付けに行っている日本ヘラルドだけにみすみすおいしい汁を吸わせるわけにはいかない!ってんで、87年にまだヘラルドに取られてなかった作品から、本家のワーナーは「暗くなるまで待って」、そしてパラマウントの権利を持っているUIPはこの「戦争と平和」をって、乗り遅れてなるもんかっ!って感じで大々的にリバイバルされました。
本当の裏事情は知りませんが、UIPが「戦争と平和」、ワーナーが「暗くなるまで待って」をリバイバルしたのは、ほとんどこういう感じだったと思いますよ。
でもよく考えると、オードリー人気が冷え込んでいたときに独自に買い付けて、次々とリバイバル公開してブームを再燃させた日本ヘラルドと、再燃後の人気に便乗して公開しただけのUIPとワーナー。
オードリー映画の本来の権利をたくさん持っているのに、それまでほったらかしていたUIPとワーナーって…。先見の明がないのか、大会社ゆえの動きにくさか…。
まあオードリーファンにしたら、どんな理由ででも、とにかくリバイバルしてくれりゃあ、それでいいですけど。(^-^
それと、なんと!「戦争と平和」はこのあと1989年にも今度は日本ヘラルドが権利を取って、たった2年でさらにリバイバルされました!
絵柄のお気に入り度:★★★(73年版と同じ)
Posted by みつお at 00:00│Comments(0)
│戦争と平和