2007年07月23日
写真集 オードリー・ファッション物語 原由美子著
著者の原由美子さんは「anan」創刊に携わった方で、「ELLE JAPON」のファッションディレクターでもあります。
この写真集は2003年に発行され、僕もその時に買ったんですが、2004年に例の「timeless audrey」展がやってきまして、その時にこの原由美子さんの講演がある!ということで、申し込んでその講演日に合わせて東京に行き、「timeless audrey」展と原さんの講演を聞いてきました。
講演ではジュース(あるいはコーヒー・紅茶など)とケーキが出るという豪華版の中で、原さんが講演してくださいました。
原さんはまるで「パリの恋人」のようなシックなイメージで登場。さすがですねー!すでに「timeless audrey」展は見終わった後だそうで、それについて講演してくださいました。
で、講演が終わった後、原さんの文章で気になっていた、「いつも2人で」の衣装が、“時代をハッキリ表すプレタポルテで普遍性は少ない”って部分が気になったので、“そうなのですか?”って尋ねました。
だってですね、「いつも2人で」のパンタロン、今見るとローライズパンツなんですよ!今はまたモデルのマリエとかがハイカットのパンツをはいているようで、そろそろローライズも終わりかな?とは思うんですが、2004年当時はローライズ全盛!十分普遍性は持ちえてると思ったんです。
原さんは、僕の要領を得ない質問にもなんとか答えてくださって、それはおそらく私が60年代に青春を生きて、その時代の物をどっぷり身に着けていたから、それで抵抗があるんだと思う、みたいなことをおっしゃってくださいました。
たしかに!70年代が青春だと、パンタロンと長髪は二度と見たくないほど恥ずかしいだろうし、80年代前半だと聖子ちゃんカットとぶりっ子、バブル時代に青春だと、あのワンレン・ボディコン・太い眉に肩パットは封印したいに違いない!
それがだから原さんの「いつも2人で」なのかなーって思います。僕は十分普遍性は持ちえてると思ってるんですけどね。60年代のファッションって、今おしゃれだし。
なお、初版を持っているにもかかわらず、サインをしてくださるというので、その場で売っていた同じものの第2刷も買ってしまって、サインを頂きました。(右の画像)
その時に、講演に出てこなかった名前“バレンティノの衣装はどうですか?”ってお尋ねしたら、“あれはダメよ!”と一刀両断だったので、“やっぱり!”って言ってしまいました。
いや、バレンティノの衣装もいいのですが、オードリーが着ずに、衣装だけの展示だといかにもケバイ感じで、オードリーには不向きに見えるからでしょう。
内容は、「緑の館」や「いつも2人で」に珍しい画像もあり、原さんの文章と共に、気に入っています。
オススメ度:★★★
この写真集は2003年に発行され、僕もその時に買ったんですが、2004年に例の「timeless audrey」展がやってきまして、その時にこの原由美子さんの講演がある!ということで、申し込んでその講演日に合わせて東京に行き、「timeless audrey」展と原さんの講演を聞いてきました。
講演ではジュース(あるいはコーヒー・紅茶など)とケーキが出るという豪華版の中で、原さんが講演してくださいました。
原さんはまるで「パリの恋人」のようなシックなイメージで登場。さすがですねー!すでに「timeless audrey」展は見終わった後だそうで、それについて講演してくださいました。
で、講演が終わった後、原さんの文章で気になっていた、「いつも2人で」の衣装が、“時代をハッキリ表すプレタポルテで普遍性は少ない”って部分が気になったので、“そうなのですか?”って尋ねました。
だってですね、「いつも2人で」のパンタロン、今見るとローライズパンツなんですよ!今はまたモデルのマリエとかがハイカットのパンツをはいているようで、そろそろローライズも終わりかな?とは思うんですが、2004年当時はローライズ全盛!十分普遍性は持ちえてると思ったんです。
原さんは、僕の要領を得ない質問にもなんとか答えてくださって、それはおそらく私が60年代に青春を生きて、その時代の物をどっぷり身に着けていたから、それで抵抗があるんだと思う、みたいなことをおっしゃってくださいました。
たしかに!70年代が青春だと、パンタロンと長髪は二度と見たくないほど恥ずかしいだろうし、80年代前半だと聖子ちゃんカットとぶりっ子、バブル時代に青春だと、あのワンレン・ボディコン・太い眉に肩パットは封印したいに違いない!
それがだから原さんの「いつも2人で」なのかなーって思います。僕は十分普遍性は持ちえてると思ってるんですけどね。60年代のファッションって、今おしゃれだし。
なお、初版を持っているにもかかわらず、サインをしてくださるというので、その場で売っていた同じものの第2刷も買ってしまって、サインを頂きました。(右の画像)
その時に、講演に出てこなかった名前“バレンティノの衣装はどうですか?”ってお尋ねしたら、“あれはダメよ!”と一刀両断だったので、“やっぱり!”って言ってしまいました。
いや、バレンティノの衣装もいいのですが、オードリーが着ずに、衣装だけの展示だといかにもケバイ感じで、オードリーには不向きに見えるからでしょう。
内容は、「緑の館」や「いつも2人で」に珍しい画像もあり、原さんの文章と共に、気に入っています。
オススメ度:★★★
Posted by みつお at 15:00│Comments(0)
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