2007年08月22日

ゴールデン洋画劇場パンフ、「いつも2人で」1975年

 8/25に20世紀フォックスさんから発売される「昼下りの情事」ですが、ジャケットの画像が裏焼きになってます。これ、ゲーリー・クーパーのポケットの位置が逆なので、日本の20世紀FOXさんの担当の方もおかしいなーと思ってたそうです。
 でもこれは本国アメリカのMGMが押し付けてきたジャケットだそうで、変更は不可!らしいです。
 なので裏焼きですけど、仕方ないですね。(^^;

 でも自由に日本でジャケットを決めることが出来たビデオの時代に比べて、DVDはジャケットの縛りがキツイですね。しかもアメリカのがそんなにいいのか、っていうと全然そんなことはなくって、日本ジャケの方が遥かに出来がいいのがイタイところです…(「パリで一緒に」とか「シャレード」とか)。

ゴールデン洋画劇場パンフ、「いつも2人で」1975年 これはフジテレビのゴールデン洋画劇場のパンフレットです。

 1975年の10月~1976年1月2日までの放映作品の紹介が載っています。

 オードリー以外の作品ではスティーブ・マックィーンの「大脱走」、アラン・ドロンの「危険がいっぱい」、ショーン・コネリーの「盗聴作戦」などが放送予定なんですが、なんといってもここでのメインは「いつも2人で」!

ゴールデン洋画劇場パンフ、「いつも2人で」1975年 





 他が2色刷りで1~2ページなのに、「いつも2人で」だけ、真ん中でカラーで2ページ!プラス表紙をめくってすぐの2ページに「いつも2人で」画像と高島忠夫さんの解説も載ってます。

 高島忠夫さんは、そこで「じつはボクも結婚12年目なんです。」って書いてます。

 なお、今後の放送予定作品として、オードリーでは「ローマの休日」「パリで一緒に」「シャレード」が待機していることが書いてあります。





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Posted by みつお at 15:00│Comments(6)いつも2人で
この記事へのコメント
こんなのがあったのですね。
でも思いっきり裏焼き~(*_*;

ところで「いつも2人で」の日本語吹き替え版ってどうでした?
僕は初めて観たのが、名画座でスタンダード16ミリ版でしたので、
TVで吹き替え版を観たのはだいぶ後になってから。
正直、これを最初に観なくてよかったなぁ~とひどさにびっくりしました。
倦怠期の夫婦の愚痴のこぼしあいにユーモアやエスプリが感じられなくて、
もし原語版を見てなかったら、ひょとしたら一生見なかったかも・・・

吹き替え版で印象に残っているのは、何といっても「暗くなるまで待って」
それに「シャレード」です。
今思うとそう出来がいいとも思えませんが、何度も放映しましたしね。
でもマンシーニものは、なぜか音楽がすり替えられる傾向にあり、
オリジナルを見直してびっくりしました。

僕は意外と「マイフェアレディ」のTV放映版を気に入ってるんですよ。

でもとにかく、オードリィは池田昌子さんがいいです。
Posted by まる at 2007年08月26日 22:14
そうなんですよー!こんな「いつも2人で」パンフ。
やっぱ「いつも2人で」大ファンの僕としては素通りできませんよね(笑)。

それで、海岸で抱き合う2人と、朝っぱらから夫婦げんかをしている
カフェの老夫婦を見る2人が裏焼きってますよね。
さすがまるさん!お気づきになったんですね。

で、「いつも2人で」吹き替え版、残念ながらビデオで持ってないので、
わかんないんですよ~。
なんせ最初に見たのが小学生の時に深夜映画で。
しかもオードリーを意識して観た最初の作品!
その時は確かに吹き替えだったんですが、
さすがに覚えてないですねー。(^^;;;
そんなにヒドかったですか?
「おしゃれ泥棒」なんかは逆に主演2人の飄々とした感じが
吹き替えの口語調の方により良く出ていましたが…。

「シャレード」はやっぱり訳が硬い字幕よりも、
くだけた口語調の吹き替えが合っていた様に思います。
73年リバイバルのフィルムで観たことの無い僕は、
ビデオ・LD版、86年リバイバルの訳のマズさに愕然としたものです。
これじゃあ「シャレード」の面白さbは伝わらないよな!って。

「暗くなるまで待って」は印象に薄いんですが(音楽がとんでもないのは別として)、
「マイ・フェア・レディ」の吹き替えは良かったですよね!
これは確かノーカット版を深夜にしたんですよね?
当時母の知り合いに頼んで録画してもらいました。
ビデオ・LD・DVDと、訛りを無視した全然面白く無い訳よりも、
映画館と吹き替えの方が遥かに「マイ・フェア・レディ」の本質に近かったと思います。

で、やっぱり吹き替えは池田昌子さんですよね!
でも池田昌子さんもお年なので、
全作品吹き替えを録音しておくなら急いだ方がいいと思うんですよね。
もちっとパラマウントさんやワーナーさんも考えて欲しいです。
Posted by みつお at 2007年08月26日 23:21
そうそう、「マイフェアレディ」深夜ノーカット版!
確か’83年だったと記憶してます。
画期的でした。
レックス・ハリソンが中村正で、洒脱な感じが、ハリソン本人よりいいなぁと。
ケイリー・グラントもこの中村氏が断然いいと思います。

NHKのなんかの番組で、ハイファイセットがゲストで出演していて、
“この吹き替えがひどかった、英語の話なんで、
方言なまりの表現に無理があった” 
とかなんとか言ってたことがあって、かなりむかつきました。(>_<)
吹き替えのひどいのって、もっと他にあったよ~。

「おしゃれ泥棒」の吹き替えはよかったなぁ。
オトゥールの飄々とした感じ、よく出てましたね。誰でしたっけ?

でも昔観たTV放映版の声優さん、うまかったですよね。
マスターが残ってないのも多いし、残念です。
Posted by まる at 2007年08月26日 23:45
83年でしたかーっ!オードリーが来日した年ですね!
で、ハリソンの中村正氏、めっちゃよかったですよね~。
なんかヒギンズ教授の嫌味な感じが、中村正さんのおかげで
うまく取れてましたよね。
そのおかげで最後、イライザが戻ってくるのも納得!みたいな。
「シャレード」のケーリー・グラントも中村正さんなんですか??

ちなみに「おしゃれ泥棒」のピーター・オトゥールも中村正さんでした。
レックス・ハリスンほどおっちゃんじゃないのに、
うまくピーター・オトゥールの飄々とした感じを出していて絶品でした!

でも僕も「マイ・フェア・レディ」は吹き替えの最高傑作の1つだと思ってます!
Posted by みつお at 2007年08月27日 12:30
あ、ピーター・オトゥールもそうだったんですね。
中村正さんて、偉大だな~。
デイヴィド・ニーヴンの声や「奥さまは魔女」のナレーションでお馴染みだったけど。
「シャレード」のケイリーは、なんか放映の度に違ってたように思います。

「マイフェアレディ」の吹き替えがいいのは、
池田昌子さんや中村氏の魅力も勿論、
情報量の多い会話の掛け合いのようなやり取りが、
字幕だと制限があるので、かなりはしょられるからだとも思います。
ピッカリング大佐にたしなめられるヒギンズが、すかさず
「でもこれほどひどいとは思わなかったヨ」と合いの手を入れて、
(ここの中村氏の声の調子が最高!)
すぐさま次の会話に入っていくところなんか、
字幕だと、その合いの手部分はばっさり省略されましたからね。
イライザの訛りをさりげなく訂正する会話の妙もはしょられました。
こういう違いは「シャレード」でも同じ。

一方、DVDは英語字幕を出せるから、別の面白さもあるわけで、
「いつも2人で」なんか、ああ原語ではこう言ってるのか~って感動がありますよね。
Posted by まる at 2007年08月27日 23:36
そうですよねー。普通、レックス・ハリスンとピーター・オトゥールだったら、
同じ声だと違和感ありまくりっぽいんですが、全然大丈夫でした!
そういえば「奥様は魔女」のナレーター!ホントに中村正さんですね!

「マイ・フェア・レディ」のレックス・ハリスン、「おしゃれ泥棒」のピーター・オトゥール、
「シャレード」のケーリー・グラント。
さらりと流さなければいけない役で、絶妙な味を出せる声優さんなんですね!

「マイ・フェア・レディ」も「シャレード」も会話の妙が素晴らしい作品なんで、
これが字幕の場合、絶対弱いですよね。
特に「シャレード」の86年リバイバルは、ビデオとおんなじヘタな訳で、
笑いが起こるべき所で、シーンとしてました。

「マイ・フェア・レディ」は映画館での訳はよかったのに
(だから笑いが巻き起こっていた)、ビデオ・DVDではヒドイですねー。
「マイ・フェア・レディ」の面白さがどこにあるか、
全然わかってない人の訳ですねー。
これじゃ本来なら「ローマの休日」に並ぶ傑作の「マイ・フェア・レディ」が
正当に評価されないのも無理ないです。

「いつも2人で」のDVD、早く新しいスクイーズ仕様のを出してくれ!
って「昼下りの情事」の問い合わせのついでに、
また20世紀フォックスに電話しました。(^^;
Posted by みつお at 2007年08月28日 17:18
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