2010年12月30日
オードリー・ヘプバーン オートグラフコレクション Vol.2
これは12月始めに「SCREEN」の近代映画社から発行されたばかりの新しい写真集、「オードリー・ヘプバーン オートグラフコレクション Vol.2」です。
Vol.1は2008年に発行されていますね。サイズも同じA5サイズ。
前回はそれなりに珍しい画像も多かったのですが、今回は少なめかな。
実は、僕はオードリーのサインなるものに、あんまり興味がなくって…。(^^;
もちろん、オードリーが僕の為にサインしてくれたのなら話は全然別ですが、他の人にサインしたものって、あんまりどうとも思わなくって、いただけるものなら欲しいですが、そうではないので、サインを見ても“ほー”としか言いようがないというか…。
ましてや、サインの形や場所や構図がいいとかってことになると、もう完全サインコレクターやマニアさんの世界なので、かなり置いてきぼりって感じですかね。
なので、僕は写真集としては、オードリーの画像の珍しさに重点を置いてしまうので、この写真集の意図とはまるっきり違うものになってしまうんですよね。
初めて見る画像もあるんですよ!でも、ほとんどが普通の画像。
文章もちょっとサイン中心のマニアックなことがあったりするんですが、面白いのはオードリーが自分の写真の黒い部分にサインがかかりそうになって、別の白い場所に書き直したりしてるものがあるということ。
そんな書き損じがあるものって、サインマニア的には価値が低いんでしょうが、僕はそんなオードリーの“しまった!”的な心の動きが見えて、そういうものの方が欲しいかも。(^^;
あと、イミテーションのサインのことも実際の画像入りで載っていて、ホンとに似ても似つかぬニセモノがあったりするので、サインって怖いよな~って思います。
以前、よくオークションで、そういう明らかにニセモノのサインが安価なスタート価格で売られていて、でもそれにすら保証書が付いていたりして、もう全然保証書自体が信用できないってこともよくわかりました。
もう5年以上前に、あんまり行かない某映画グッズのお店でもオードリーのサインなるものを売ってたのを見たことがあるんですが、オードリーの生前には見たことも無かった「許されざる者」のカラー画像。オードリーの死後10年くらい経ってから、海外のブロマイド屋が出して出回るようになった写真にサインがしてありました。
そしてそれにも当たり前のように保証書が付いてるんですよ!
店の人に勧められましたけど、もちろんそんなもの信用するほどウブでもバカでもないので、きっぱりお断りしました。
あと、この本に、ロバート・ウォルダーズに宛てたオードリーの手紙も掲載されてたんですが、ちょっと心が痛いというか、ウォルダーズにがっかりというか…。
これはウォルダーズがオードリー子供基金の為に提供したものかもしれないし、それがわかっていれば死んだオードリーも大賛成したのかもしれないですが、そういう愛する人の手紙を売りに出すって感覚がちょっとわからなくって…。
そういうのはもらった人の気持ちも考えて、きちんと取っておきたいんですよね、僕は。
以前もオードリーの息子のルカが通っていた校長へ宛てた手紙とか、オードリーの義母(父の後妻)へあてた手紙とかがオークションで売りに出されたりとかして、オードリーの心のこもった物を自分の利益の為に売り飛ばすことが出来る感覚というのがちょっと理解不能だったりしたもんで、“ロバート・ウォルダーズ、お前もか”って思ってしまったんですよねー。
ってなわけで、僕にはこの本をあんまりきちんと判断できる見方が出来てないので申し訳ないとは思うんですが、決して高く評価は出来ないですね。ごめんなさい。
オススメ度:★★
Vol.1は2008年に発行されていますね。サイズも同じA5サイズ。
前回はそれなりに珍しい画像も多かったのですが、今回は少なめかな。
実は、僕はオードリーのサインなるものに、あんまり興味がなくって…。(^^;
もちろん、オードリーが僕の為にサインしてくれたのなら話は全然別ですが、他の人にサインしたものって、あんまりどうとも思わなくって、いただけるものなら欲しいですが、そうではないので、サインを見ても“ほー”としか言いようがないというか…。
ましてや、サインの形や場所や構図がいいとかってことになると、もう完全サインコレクターやマニアさんの世界なので、かなり置いてきぼりって感じですかね。
なので、僕は写真集としては、オードリーの画像の珍しさに重点を置いてしまうので、この写真集の意図とはまるっきり違うものになってしまうんですよね。
初めて見る画像もあるんですよ!でも、ほとんどが普通の画像。
文章もちょっとサイン中心のマニアックなことがあったりするんですが、面白いのはオードリーが自分の写真の黒い部分にサインがかかりそうになって、別の白い場所に書き直したりしてるものがあるということ。
そんな書き損じがあるものって、サインマニア的には価値が低いんでしょうが、僕はそんなオードリーの“しまった!”的な心の動きが見えて、そういうものの方が欲しいかも。(^^;
あと、イミテーションのサインのことも実際の画像入りで載っていて、ホンとに似ても似つかぬニセモノがあったりするので、サインって怖いよな~って思います。
以前、よくオークションで、そういう明らかにニセモノのサインが安価なスタート価格で売られていて、でもそれにすら保証書が付いていたりして、もう全然保証書自体が信用できないってこともよくわかりました。
もう5年以上前に、あんまり行かない某映画グッズのお店でもオードリーのサインなるものを売ってたのを見たことがあるんですが、オードリーの生前には見たことも無かった「許されざる者」のカラー画像。オードリーの死後10年くらい経ってから、海外のブロマイド屋が出して出回るようになった写真にサインがしてありました。
そしてそれにも当たり前のように保証書が付いてるんですよ!
店の人に勧められましたけど、もちろんそんなもの信用するほどウブでもバカでもないので、きっぱりお断りしました。
あと、この本に、ロバート・ウォルダーズに宛てたオードリーの手紙も掲載されてたんですが、ちょっと心が痛いというか、ウォルダーズにがっかりというか…。
これはウォルダーズがオードリー子供基金の為に提供したものかもしれないし、それがわかっていれば死んだオードリーも大賛成したのかもしれないですが、そういう愛する人の手紙を売りに出すって感覚がちょっとわからなくって…。
そういうのはもらった人の気持ちも考えて、きちんと取っておきたいんですよね、僕は。
以前もオードリーの息子のルカが通っていた校長へ宛てた手紙とか、オードリーの義母(父の後妻)へあてた手紙とかがオークションで売りに出されたりとかして、オードリーの心のこもった物を自分の利益の為に売り飛ばすことが出来る感覚というのがちょっと理解不能だったりしたもんで、“ロバート・ウォルダーズ、お前もか”って思ってしまったんですよねー。
ってなわけで、僕にはこの本をあんまりきちんと判断できる見方が出来てないので申し訳ないとは思うんですが、決して高く評価は出来ないですね。ごめんなさい。
オススメ度:★★