2011年01月14日
「許されざる者」オリジナル・サウンドトラック 2010年新盤
“午前十時の映画祭”、いよいよ2月から始まりますよ!2月の予定は
★青の50本 「シャレード」「麗しのサブリナ」
MOVIXさいたま、TOHOシネマズ市川コルトンプラザ
★赤の50本 「ローマの休日」「昼下りの情事」
TOHOシネマズ ひたちなか、MOVIX伊勢崎
です。お近くの方はぜひ劇場でオードリーを観てくださいね~!(^-^
これは、2010年に発売になったばかりの「許されざる者」のオリジナル・サウンドトラックCDです。
カーク・ダグラス主演の「大西部への道」とカップリング。世界限定1000枚。
作曲者はもちろんディミトリ・ティオムキン。
発売元はサントラとしては不満がいっぱいの出来だった「噂の二人」と同じKRITZERLAND。
「許されざる者」新盤と言えば、2007年に他の西部劇4作と一緒に3枚組みで発売されたFSM発売のサントラCDもありますよね。って、そっちはまだ紹介してなかったですね。(^^;;;
これで「許されざる者」は94年ごろにTSUNAMI社から出たCDと併せて3種類もサントラが出たことになります。
で、3回もCDで出て、そのたびに新しい何物かが付け加えられているのかというと、全然そんなことはなくて、映画公開当時発売されていたサントラLPと内容は全く一緒。全部14曲。
この10年くらいで発売されている「尼僧物語」「緑の館」「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」といったサントラCDが、映画で使用した曲を完全網羅してたりボツバージョンなんかを収録して、CDならではの収録時間の多さを最大限に活かしているのとはえらい違い!
「許されざる者」だけだと31分くらいしかないので、最近の2枚は他作品とのカップリングにされてます。
この作品って、ティオムキンの音楽素材が残ってないんでしょうかね…。
さて音ですが、TSUNAMI社のに比べるとかなり改善。カサカサしていた音に、深みと広がりが加わっています。
細かい音や動きまで聞こえるので、今まで“ター・ター・ラー・ター・ターン”だと思っていた所が、“タタ・ラタ・タタ・ラタ・ターン”だったというのもわかりました。
ライナーノートは12p。ページ数では6ページずつで分け合っているのですが、表紙とビデオジャケットでも使われたありきたりの画像がカラーなだけで、あとはモノクロ。そのモノクロもありふれたもの。
「許されざる者」ってよっぽど画像がないんでしょうか…。
「大西部への道」がオールカラー画像なのに比べて、なんか負けてる感が…。(^^;
それに、ライナーノートの表紙は「許されざる者」ですけど、ケースの裏側もCDを収める部分の中から見える部分も「大西部への道」に取られてます…。
ということで、なんか画像的にはガッカリなんですが、FSM盤が既に入手が難しいので、新盤は未入手の人には嬉しいお知らせですね。(^-^
ジャケットの写真はLPと同じ構図ですが、画像は新たにポジから印刷したみたいで、画質は綺麗です。
入手はタワーレコードや、アメリカのアマゾンで可能です。
★青の50本 「シャレード」「麗しのサブリナ」
MOVIXさいたま、TOHOシネマズ市川コルトンプラザ
★赤の50本 「ローマの休日」「昼下りの情事」
TOHOシネマズ ひたちなか、MOVIX伊勢崎
です。お近くの方はぜひ劇場でオードリーを観てくださいね~!(^-^
これは、2010年に発売になったばかりの「許されざる者」のオリジナル・サウンドトラックCDです。
カーク・ダグラス主演の「大西部への道」とカップリング。世界限定1000枚。
作曲者はもちろんディミトリ・ティオムキン。
発売元はサントラとしては不満がいっぱいの出来だった「噂の二人」と同じKRITZERLAND。
「許されざる者」新盤と言えば、2007年に他の西部劇4作と一緒に3枚組みで発売されたFSM発売のサントラCDもありますよね。って、そっちはまだ紹介してなかったですね。(^^;;;
これで「許されざる者」は94年ごろにTSUNAMI社から出たCDと併せて3種類もサントラが出たことになります。
で、3回もCDで出て、そのたびに新しい何物かが付け加えられているのかというと、全然そんなことはなくて、映画公開当時発売されていたサントラLPと内容は全く一緒。全部14曲。
この10年くらいで発売されている「尼僧物語」「緑の館」「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」といったサントラCDが、映画で使用した曲を完全網羅してたりボツバージョンなんかを収録して、CDならではの収録時間の多さを最大限に活かしているのとはえらい違い!
「許されざる者」だけだと31分くらいしかないので、最近の2枚は他作品とのカップリングにされてます。
この作品って、ティオムキンの音楽素材が残ってないんでしょうかね…。
さて音ですが、TSUNAMI社のに比べるとかなり改善。カサカサしていた音に、深みと広がりが加わっています。
細かい音や動きまで聞こえるので、今まで“ター・ター・ラー・ター・ターン”だと思っていた所が、“タタ・ラタ・タタ・ラタ・ターン”だったというのもわかりました。
ライナーノートは12p。ページ数では6ページずつで分け合っているのですが、表紙とビデオジャケットでも使われたありきたりの画像がカラーなだけで、あとはモノクロ。そのモノクロもありふれたもの。
「許されざる者」ってよっぽど画像がないんでしょうか…。
「大西部への道」がオールカラー画像なのに比べて、なんか負けてる感が…。(^^;
それに、ライナーノートの表紙は「許されざる者」ですけど、ケースの裏側もCDを収める部分の中から見える部分も「大西部への道」に取られてます…。
ということで、なんか画像的にはガッカリなんですが、FSM盤が既に入手が難しいので、新盤は未入手の人には嬉しいお知らせですね。(^-^
ジャケットの写真はLPと同じ構図ですが、画像は新たにポジから印刷したみたいで、画質は綺麗です。
入手はタワーレコードや、アメリカのアマゾンで可能です。
この記事へのコメント
「許されざる者」の主題歌バージョンを発見しましたので共有します。
(既に知っていたらゴメンナサイですが)
マクガイヤ-・シスターズという女性コーラスによるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=9SF88TqdkUk
https://www.youtube.com/watch?v=FwFCXBezKbs
本編不使用の主題歌は、「おしゃれ泥棒」の二人は恋人
「いつも2人で」がありますが、これらがサントラアルバム収録に対し、
これはなんでしょうか・・・イメージソングかなにかなんでしょうかね?
「許されざる者」のサントラは音質が随分改善されてますね。
以前はこもったモノラルだったような記憶がありますが、ステレオ化されてるんですね。
世間的にも50年代終わりごろあたりから、音質が良くなってきている傾向のような気がします。
でメイン・タイトルという名で収録されているのが、実際は愛のテーマでこの歌と同じメロディです。
実際のメイン・タイトルは、サントラではプロローグという名称の曲にあたります。で、愛のテーマは美しいんだけれども、本編未使用でしたね。ところどころにフレーズを耳にすることはあっても、じっくりしっとり流れることはなかったなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=XOlwDI-EUl8
https://www.youtube.com/watch?v=r1NHWn-YvPQ
でもさすがはティオムキンです。
(既に知っていたらゴメンナサイですが)
マクガイヤ-・シスターズという女性コーラスによるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=9SF88TqdkUk
https://www.youtube.com/watch?v=FwFCXBezKbs
本編不使用の主題歌は、「おしゃれ泥棒」の二人は恋人
「いつも2人で」がありますが、これらがサントラアルバム収録に対し、
これはなんでしょうか・・・イメージソングかなにかなんでしょうかね?
「許されざる者」のサントラは音質が随分改善されてますね。
以前はこもったモノラルだったような記憶がありますが、ステレオ化されてるんですね。
世間的にも50年代終わりごろあたりから、音質が良くなってきている傾向のような気がします。
でメイン・タイトルという名で収録されているのが、実際は愛のテーマでこの歌と同じメロディです。
実際のメイン・タイトルは、サントラではプロローグという名称の曲にあたります。で、愛のテーマは美しいんだけれども、本編未使用でしたね。ところどころにフレーズを耳にすることはあっても、じっくりしっとり流れることはなかったなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=XOlwDI-EUl8
https://www.youtube.com/watch?v=r1NHWn-YvPQ
でもさすがはティオムキンです。
Posted by まる at 2022年06月13日 22:49
「許されざる者」の歌入りなんて知りませんでした!
でもこれって「おしゃれ泥棒」や「いつも2人で」の作曲者本人のものでは無さそうですよね。
高田みづえの「潮騒のメロディー」的な感じですかね。
「許されざる者」、元々サントラはステレオとモノラルの両方のレコードが売ってたようなんです。
https://audreyhepburn.ko-co.jp/e18531.html
この当時、モノラルとステレオの端境期だったみたいで、両方売ってることもあったみたいなんです。
当時のモノラルの機械では、ステレオレコードってかけられなかったんでしょうかね?
僕が昔持っていた「パリで一緒に」の海外盤サントラも、買う時に輸入レコード屋さんが「見つかったのはモノラルのですけど、よろしいですか?」って訊いてきたのをめっちゃ覚えてます。
わざわざ訊いてきたってことはステレオもあるんやろなーと思ってました。
でも当時は「パリで一緒に」のサントラを聞いたことがなかったので、「今回はモノラルでいいので、またステレオのが見つかったらお願いします」って言ってモノラルのを買いました。
でも「許されざる者」は同じステレオにしても、このCDでは確かにめちゃめちゃ音が改善されてますよね。
「許されざる者」とか「緑の館」とか、本当にリマスターで音が良くなってますけど、「戦争と平和」はヒドイままなので、なんとかしてほしいですね。
あ、「パリの恋人」とかも特に良くなった感は無いですよね。原盤次第なんでしょうかね?
でもこれって「おしゃれ泥棒」や「いつも2人で」の作曲者本人のものでは無さそうですよね。
高田みづえの「潮騒のメロディー」的な感じですかね。
「許されざる者」、元々サントラはステレオとモノラルの両方のレコードが売ってたようなんです。
https://audreyhepburn.ko-co.jp/e18531.html
この当時、モノラルとステレオの端境期だったみたいで、両方売ってることもあったみたいなんです。
当時のモノラルの機械では、ステレオレコードってかけられなかったんでしょうかね?
僕が昔持っていた「パリで一緒に」の海外盤サントラも、買う時に輸入レコード屋さんが「見つかったのはモノラルのですけど、よろしいですか?」って訊いてきたのをめっちゃ覚えてます。
わざわざ訊いてきたってことはステレオもあるんやろなーと思ってました。
でも当時は「パリで一緒に」のサントラを聞いたことがなかったので、「今回はモノラルでいいので、またステレオのが見つかったらお願いします」って言ってモノラルのを買いました。
でも「許されざる者」は同じステレオにしても、このCDでは確かにめちゃめちゃ音が改善されてますよね。
「許されざる者」とか「緑の館」とか、本当にリマスターで音が良くなってますけど、「戦争と平和」はヒドイままなので、なんとかしてほしいですね。
あ、「パリの恋人」とかも特に良くなった感は無いですよね。原盤次第なんでしょうかね?
Posted by みつお at 2022年06月15日 12:40