2014年08月20日

買って失敗した!と思ったもの その2


★いよいよ今週末からです!「シャレード」 第二回・新午前十時の映画祭
 GROUP Aにて8/23(土)~9/05(金)

★こちらも来週の月曜から始まります!上映期間が短いので、お見逃し無く!!
 「いつも2人で」 イオンシネマ“シネパス”
 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
 グループ3 8/25(月)~8/29(金)
 千葉  イオンシネマユーカリが丘・イオンシネマ市川妙典・イオンシネマ千葉ニュータウン・イオンシネマ幕張新都心
 神奈川 イオンシネマ海老名・イオンシネマみなとみらい・イオンシネマつきみ野・イオンシネマ港北ニュータウン
 愛知  イオンシネマ豊川・イオンシネマ大高・イオンシネマ名古屋茶屋・イオンシネマワンダー・イオンシネマ岡崎

買って失敗した!と思ったもの その2 今日も引き続き、買って失敗した本の紹介。
 それは“AUDREY HEPBURN : A Bio-Bibliography”というもの。
 「オードリー・ヘプバーンの略伝と作品」って感じでしょうか。

 これ、表紙からしてオードリーの写真は全く無さそうな、いかにもハードカバーの本!って感じですよね。
 だいぶ前から知ってはいたものの、全然買う気が起きず、かなり長期間買わずに放置してました。

 しかもなんでだかこれが高いんです!2010年5月に買ってたんですけど、当時の円高の時でも5000円越えしてました!
 今アメリカのアマゾンに見に行ったら、新品はもっと値上がりしてた!今の円安水準だと、送料込みで最安でも8000円くらいする!

 きっと刷った部数が極端に少ないんでしょうね。
 ま、いいか、と思って結局買ったんですけど、届いたら案の定思ってた通りの文字だらけの本でした。
 写真は全部で7点ほど。うち珍しいのは2点だけでした。

 期待もしてなかったので、ガッカリもしませんでしたが、“買わなきゃ良かった!”とは思いました(笑)。

買って失敗した!と思ったもの その2 伝記の後、オードリーがやり遂げて来た作品欄では“舞台”“映画”“テレビ”“ディスコグラフィー”などと章が分けられているのですが、価値があるのはテレビの欄でしょうか。

 初期のオードリーのテレビ出演って、あんまり知られてないですよね。まあ1957年の「マイヤーリング」でさえ保存はキネコでしたから、それ以前のテレビ黎明期なんて現存すらしてなさそうなので、全容を知るのはほぼ不可能かと…。

 そんな中、数行の短文でもオードリーがどのような事をしていたのかがわかるって言うのはほんのちょっと嬉しいです。
 たとえば、エド・サリヴァンの1時間番組“Toast of the Town”では1回目の出演では「九日間の女王」のジェーン・グレイを演じたそうですし、2回目の出演でレックス・ハリスンと「1000日のアン」でアン・ブーリンを演じたそうです。

 どちらも若くして斬首される役ですね…。(^^;A
 初期のオードリーはまだ“ジジ”での舞台俳優だと見なされていたでしょうから、役柄の方向も決まっていなくて、オードリーらしいロマンティック・コメディではなく、こういうドラマティックな役があてがわれてたりしてたんですね。

 ちなみにレックス・ハリスンはブロードウェイで1948年に「1000日のアン」を既に演じてるんですね!それでキャスティングされたのかと。今回調べていて初めて知りました。

 このレックス・ハリスンは、もちろん「マイ・フェア・レディ」(今年製作50周年!)で後にオードリーともう一度共演する事になります。
 主演俳優で、他に2回オードリーと共演したのは、「麗しのサブリナ」「パリで一緒に」のウィリアム・ホールデンと「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」のベン・ギャザラだけですよね。

買って失敗した!と思ったもの その2 そういえば、もうすぐオードリーとホールデンの恋愛のことを書いたらしき洋書が出版されるみたいです。
 ほんわかした内容だといいんですが、ゴシップ的な、本当かどうかわからないあんまり赤裸々なのだと困りますよね。ま、と言っても「パリで一緒に」の時はもうオードリーはホールデンの事はアウトオブ眼中でしたでしょうけど。

 それと、30分番組「Rainy Day in paradise Junction」ではCarmen Matthews と Paul Langton と並んでのスター扱いだったそう。
 2人を知らなかったので一応調べましたが、Carmen Matthews はおばさま女優、 Paul Langton はバート・ランカスターとフレッド・アステアを混ぜて、フランク・シナトラとウィリアム・ホールデンを振りかけた感じでした。

 この「Rainy Day in paradise Junction」は未だ見れないオードリーの演じた作品ですけど…きっと残ってないのでしょうね。

 オードリーのテレビドラマ出演ってのは、ごく最初期と「マイヤーリング」「おしゃれ泥棒2」に限られているので、後半はアカデミー賞に出席したとか、ユニセフのインタビューを受けた、とかのテレビ番組しか載ってないんですよね。あとユニセフの「愛の世界」とかビリー・ワイルダーを讃える「ビリー・ワイルダーに乾杯!」(これは日本でも放送されました)などの、他の人の何かの記念パーティーの様子とか。

 「エクスラン・ヴァリーエ」に関しても載っているのですが、「銀座リザ」のことは全然無し。
 「銀座リザ」って本当に海外では知られてないですよね。
 
 他にも英国時代にテレビ出演したというBBCの「The Silent Village」のこととかもないので、装丁はしっかりしていますが、必ずしも完璧ではなさそうです。

オススメ度:無し




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この記事へのコメント
みつおさん、おはよう。
あなたはビバリーヒルズ、カリフォルニアの”Museum of Television and Radio”(テレビ&ラジオ博物館)から無料でテレビ番組「Rainy Day in paradise Junction」を見ることができます。
Posted by Meng at 2014年08月21日 12:24
mengさん、こんばんは。

えっ、「Rainy Day in paradise Junction」が無料で見れる!?
ってめっちゃ喜びましたが、これは情報だけのサイトなんですね。(^^;;;
映像は無いのでしょうか?

ちなみにmengさんはこの本を持っていますか?
内容はどうでしたか?良い内容のことは書いてありましたか?
Posted by みつおみつお at 2014年08月22日 00:21
みつおさん、おはよう。
はい、それは博物館で、このテレビ番組を放送するための料金の完全に無料です。
(Yes, you can watch this TV show「Rainy Day in paradise Junction」for free of charge in the museum.)

2009年に、私はこの伝記を買った、価格も高い。
しかし、私はすでに2008年に公共図書館でこの本を読んだ。
伝記の書く非常の普通!
オードリーのフィルモグラフィーの参照を除いて(映画、演劇、テレビなど)、
書籍コンテンツは、特別なものではありません。
Posted by meng at 2014年08月22日 06:43
んん?

mengさん、少しわからないのですが、ここのサイトですぐに「Rainy Day in paradise Junction」の動画は見れますか?
それとも、そうではなくて、この博物館に実際に行かないと動画は見れない(アメリカに旅行をする必要がある)のですか?

それと、内容は、やっぱる伝記部分は普通なんですね。(^^;
やっぱりちょっと高い買物ですよね〜。

mengさん、教えていただいて、ありがとうございます!(^-^
Posted by みつおみつお at 2014年08月24日 22:18
おお〜、やっぱり実際にアメリカに行かないといけないんですね…。
でも残っていることがわかって、良かったです!
あとはいつか放送されることを祈るばかりですね。
Posted by みつおみつお at 2014年09月17日 07:17
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