2016年12月24日

記事アクセス数ランキング ベスト100 (総合)その9:11〜20位

 はい、今日もアクセス数の多い記事の11〜20位まで。

↓劇場の舞台裏のオードリーとメル・ファーラー。
このオードリー、1954年〜55年前半ですね。「オンディーヌ」の劇場かな?とも思いましたが、違うようです。


 まずは20位。PV(ページビュー)1019
 2007/03/01の “ボンパズル オードリーのカラージグソーパズル3種”

 これ、アクセス数が消えてしまった2008/08/10までの記事ではトップです。総合でも20位にランクイン!

 この記事はいまだにアクセス数が延び続けているので、もっと上位に入って行くでしょうね。

 これは今まで出た全世界のオードリーのジグゾーパズルの中で、最も美しく、出来がいいもの。
 当時のボンパズルの方、本当に良い物をありがとうございました!

 これはやはり当時の日本だから出来た、

 ・1980年代前半、オードリーの画像は今と違って保存がよく、向きも正しい向きで印刷されている。
 ・オリジナルに近いポジを使っている
 ・日本で印刷されている

ということに勝因があると思います。

 最近海外で出ているオードリーのパズルは、「ティファニーで朝食を」US版ポスターの “絵” のオードリーはオードリーじゃないし、22位で紹介した「ティファニーで朝食を」のパズルは画像の粒子が粗い。

 1980年代後半や2000年代に日本で出たパズルはモノクロで平凡な画像ばっかり。

 などと、あまりよろしい物ではないので、このボンパズルが世界最高峰です。

 もっとも同じボンパズルさんで出た「ローマの休日」は着色カラーで綺麗じゃなかったし(当時はPhotoshopなどはない)、90年代前半に出てカリンさんはお持ちの「麗しのサブリナ」の犬の手綱を引く美しいカラー画像の物などの例外もあります。

 2000年代でもブーゲンビリア前に立つオードリーのカラージグソーパズルもありましたが、これは持ってないので、写真の粒子がきめ細かい画像かどうかがわかりません。

 今はスマホアプリなどで自分の好きな画像でジグソーパズルに出来る物があります。僕も「いつも2人で」や「おしゃれ泥棒」の画像を使って楽しんでました。

↓ボンパズルさんにあったのは、これの別ショット。発色はもっと綺麗です。
相手役がヘンリー・フォンダでもメル・ファーラーでもないのがなんとも…。(^^;


 19位はPV1031
 2009/01/24の “2枚組「おしゃれ泥棒」オリジナル・サウンドトラック新盤!”

 これは嬉しい驚きでした!
 「おしゃれ泥棒」の本当のフィルムバージョンでの音楽が聴けるなんて!

 INTRADAからの発売でしたが、今は入手困難ですね。
 日本のサントラ専門店だった“すみや”さんが閉店の際、楽天で破格値でこのCDを売っていたのを覚えています。

 でもジョン・ウィリアムズもサントラレコード用に録音し直していたとはビックリです。
 「パリで一緒に」も最近2枚組が出て、やはり録音し直してた物が今までのサントラだったと知りましたので、この時期の映画音楽の作曲者はみんなそうだったのかもしれませんね。

 「ティファニーで朝食を」などのヘンリー・マンシーニは、サントラという名目であまりにも映画と違う編曲をするので、バレバレだっただけなのでしょう。

 今や「ハリー・ポッター」シリーズや「E.T.」「スター・ウォーズ」「ジョーズ」など、映画音楽史に残る傑作を書いているジョン・ウィリアムズの初期の代表作です。

↓映画には全く無い、「おしゃれ泥棒」のホテル・リッツの待ち合わせの黒の衣装で美術館にいるオードリー。
向かって左にはウィリアム・ワイラー監督、右にはピーター・オトゥールと誰かさん。


 18位はPV1042
 2009/09/26の “LIVIN錦糸町店にてオードリー・ヘップバーン展開催”

 これもようわからんなー(笑)。
 小規模な展示会で、しかもとっくに終わっているのにいつまでもアクセス数を稼ぎ続けています。

 LIVIN錦糸町店ではもうオードリー展はやってませんよー。

↓日本では開かれなかったですけど、2015年11月1日からサンタモニカで開催したフランク・シナトラとオードリー・ヘプバーン展」の会場。
こうして見ると、最近はあちこちでいろんなオードリー展が開催されてるんですね!
日本でもそろそろ大々的なのをやってほしいなー…。


 17位はPV1056
 2009/12/10の “「オードリー玉手箱」 オードリーの宣伝材料が一堂に!”

 おお〜〜、これは優秀な写真集でしたね。
 「Charmed by Audrey」と2009年のオードリー大賞を争いました。

 日本における映画の宣伝材料をたっぷり見せていただきました。
 僕も欲しいなあ〜と思う物がいっぱいありますが、まず先立つ物(お金)、そして運が無いと買えませんね。(^^;

 作った方が男性2人だからか、全体にイメージが暗い昭和なデザインですが、眺めているだけでもワクワクする優秀な写真集です。

↓今年公開60周年になる「戦争と平和」を監督したキング・ヴィダーとともに。
これは1979年の51回アカデミー賞でヴィダーが名誉賞を獲得した時のもの。キング・ヴィダーの最もお気に入りの女優はオードリー。


 16位は一挙に飛んでPV1170。ここから1100台
 2015/11/01の “「マイ・フェア・レディ」2015年リバイバル上映チラシ”

 「マイ・フェア・レディ」のリバイバルはずっと待ってましたから、これは本当に嬉しかった!

 もちろんこの時のリバイバルは同じくオードリー好きな友人を誘って見に行ってきました!
 50周年で4Kリマスターした映像が素晴らしかったです!

 このチラシは製作50周年のデザインを踏襲したものですが、素人さんがデザインしたのが丸わかりだったのがちょっと残念!な出来でした。

↓「マイ・フェア・レディ」ニューヨークプレミアでインタビューを受ける主演2人。


 15位はPV1182
 2008/12/03の “オードリー・ヘプバーン オートグラフ・コレクション”

 これ、発売予告の記事が63位でしたけど、本ちゃんの記事が15位。

 オードリーのサインが欲しい、と思ってる人がいっぱいいるのかな?

 でも出回っているサインのほとんどは偽物ですから簡単に手を出しちゃダメですよ。
 付いてる証明書は何の証明にもなってませんからね。

 本当のオードリーのサインは海外の高級なオークションで取引されるようなものです。
 数千円などでは絶対に買えません!

 この「オートグラフ・コレクション」や、後で出た「オートグラフ・コレクション2」を見ているだけの方がいいと思いますよ。

↓1962年のタオルミナ映画祭に向かう空港で、ファンにサインをねだられるオードリーとアンソニー・パーキンス。


 14位はPV1269。もう1200台に乗せてきました。
 2012/06/07の “写真集「perfect style of Audrey」”

 これは僕も気付かないうちにボツンと出てた写真集。
 で、何の期待もしてなかったのに、驚いてしまうほど上出来な写真集でした。

 おそらく出版社もコアなオードリーファンまで唸らそうとは思ってもなかったと思うんですが、初心者向けに出したつもりが、コアなファンまで大満足の出来でした。

 文字が読みづらいのと、紙の質が流行りの上質系でよろしくないのが玉にきず。

 でも一般の会社でもこのレベルが作れちゃうのに、オードリーに優しくて本職の近代映画社「スクリーン」がこのレベルの写真集を出せないのはなんで?って感じですかね。

↓そんなパーフェクトなオードリーのスタイルを作り上げて来たのがジバンシィ。
そのメゾンオープンから40周年のパーティー(1991/10/21)で会ったオードリーとイヴ・サンローラン。
オードリーの左にはロバート・ウォルダーズも。


 13位はPV1275
 2010/03/23の “「ティファニーで朝食を」69年リバイバルポスター キセル版”

 これがここまでPVを稼いでいるのは「ティファニーで朝食を」のポスターの話で2chで紹介されていたから。
 リンクを貼っていただいた方、ありがとうございました。

 「ティファニーで朝食を」、初公開当時は高級娼婦みたいな、オードリーとしては異質な役…と一般には受け取られて大ヒットしなかったようです。
 でも今となってはむしろロマンティック・オードリーの王道だと捉えられていますよね。

 今年の午前十時の映画祭でも新記録を作ってニュースになったほど、お客さんを集めていました。
 オードリー自身も気に入ってた役です。

↓「ティファニーで朝食を」の撮影に入る前にはショーンを出産していたオードリー。
これはオードリーがまだ妊娠中のスナップ写真。


 12位はPV1296
 2010/06/04の “「マイヤーリング」原作「うたかたの恋」 クロード・アネ:著”

 これは「マイヤーリング」が公開されることになった時に、いろんな方が情報を求めてアクセスを急激に稼いだ記事の1つ。
 なのでアクセス数を伸ばしたのは2013年10月〜2014年頭にかけて。

 当時は「マイヤーリング」とオードリーの事を書いてあったサイトは日本ではほぼ皆無だったので検索しても上位に来るし、それで僕のブログに来ていただいたのでしょうね。

↓「マイヤーリング」のあとの1957年のオードリー。
髪型が56年撮影の「昼下りの情事」から崩した感じになっているのは、1957年のオードリーの特徴。
それと、オードリーがちょっとふっくらしてきてますね。


 11位はPV1304。もう1300台に乗せました。
 2011/12/03の “オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を”

 僕のブログ名 “オードリー・ヘプバーンといつも2人で” みたいな題名の本ですね。(^^;

 これは「ティファニーで朝食を」の製作裏話などをぎゅっと濃縮して載せたもの。
 当時のいきさつなどがわかって、とても興味深い本です。

 トルーマン・カポーティの2枚舌、監督と脚本家との不仲、ジョージ・ペパードが浮いていた、「ムーン・リバー」をカットさせなかったのは誰か、なども凄い話ばかりです。

 でも一番目からウロコなのは、「ティファニーで朝食を」という映画がアメリカに与えた影響力の大きさです!
 まさかこの映画がそれほどまでに多大な影響を60年代に及ぼしていたとは思いもしませんでした。

 「ティファニーで朝食を」はオードリーにとってもターニングポイントとなった作品でしたが、アメリカそのものに対してもエポックメイキングな作品だった訳ですね!

 アメリカ人には「ティファニーで朝食を」のオードリーが1番人気ですが、それはこういうところにも理由があったわけですね。

 さて、今回はこれで終わりです。間もなく大詰めですので、よろしくお願いします!

↓1961年になってますけど、「ティファニーで朝食を」撮影頃のオードリーなので、正確には1960年じゃないかなあ。まだ髪のメッシュも残ってるみたいだしね。抱いているのは愛犬フェイマス。



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