2017年10月17日
BS12 トゥエルビにて「マイヤーリング」無料放送!
オードリーに関する情報です!
今BS12トゥエルビでオードリー・ヘプバーン特集をやっているのですが、その中で10/21(土)19:00から「マイヤーリング」を放送します!
以前WOWOWで「マイヤーリング」はテレビ初放映されましたが、無料で見れるのは今回が初めて!
2014年の劇場公開で観た方も見逃した方も、要チェックですね!
57年に公開される「パリの恋人」と「昼下りの情事」の撮影を1956年に終わったオードリーが、1957年2月にテレビドラマ出演した57年唯一の作品です。
「マイヤーリング」放送後は58年1月から「尼僧物語」の撮影に入るまで約1年休息します。
本放送はカラーでしたが当時の技術ではカラーで残す方法が無く、モノクロでかろうじて残っていました。
画質はとても悪いですが、残っていた事に感謝!
たった90分枠(実質75分)のテレビのために50万ドルをかけて制作されました。当時の日本円で1億8000万円。
当時の大卒の初任給が1万円程度ですから、現在の価値に直すと約36億円!
いかにお金がかかっているかわかりますよね。
豪華な衣装はオードリーとも縁が深いドロシー・ジーキンズがデザインしました。オードリーとは「緑の館」「許されざる者」「噂の二人」で組んでいます。
地味な作品担当になってますが、「噂の二人」など質素に見せないといけないのに、オードリーは “何を着せても美しいから困るわけ” と言ってくれています。
1954年に結婚したばかりのメル・ファーラーとの共演がオードリーには嬉しかったことでしょう!
ただオードリーとメル・ファーラーの共演作品は「オンディーヌ」「戦争と平和」「マイヤーリング」と全て悲恋なのが後の2人を暗示しているかのようですね。
この「マイヤーリング」はなんと生放送だったためオードリーの後ろの壁にマイクの影が写っているシーンもありますが、失敗無しでやり遂げたのは凄いことですよね!
BS12の公式サイトはこちら
なお「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」はもう放送は終わっていますが、28日には1964年公開の「パリで一緒に」も放送します。
こちらはオードリーが最も私生活が充実していた1962年夏の撮影で、オードリーが最高に美しかった作品です。
相手役は「麗しのサブリナ」でも共演したウィリアム・ホールデンですが、彼は生涯オードリーを愛し続けていたそうで、そのためこの作品の撮影前には日本でオードリーのためのプレゼントを選んでいた事が映画評論家の淀川長治さんによって語られていました。
ホールデンはもう既に他の人の妻であり母になった幸せオーラ全開のオードリーを見て、苦しんでアルコールに逃げてしまい撮影が遅れる原因を作ってしまいましたが、オードリーはこの作品での撮影を “とても楽しかった!” と後に息子ショーンに語っています。
作品はちょっとドタバタコメディですが、この作品は珍しくオーバーアクションなオードリーや、画面からも滲み出るオードリーの活き活きした幸せオーラや美しさを楽しんでください!この作品を気に入ったなら、あなたもれっきとしたオードリーファンなこと請け合いです!
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今BS12トゥエルビでオードリー・ヘプバーン特集をやっているのですが、その中で10/21(土)19:00から「マイヤーリング」を放送します!
以前WOWOWで「マイヤーリング」はテレビ初放映されましたが、無料で見れるのは今回が初めて!
2014年の劇場公開で観た方も見逃した方も、要チェックですね!
57年に公開される「パリの恋人」と「昼下りの情事」の撮影を1956年に終わったオードリーが、1957年2月にテレビドラマ出演した57年唯一の作品です。
「マイヤーリング」放送後は58年1月から「尼僧物語」の撮影に入るまで約1年休息します。
本放送はカラーでしたが当時の技術ではカラーで残す方法が無く、モノクロでかろうじて残っていました。
画質はとても悪いですが、残っていた事に感謝!
たった90分枠(実質75分)のテレビのために50万ドルをかけて制作されました。当時の日本円で1億8000万円。
当時の大卒の初任給が1万円程度ですから、現在の価値に直すと約36億円!
いかにお金がかかっているかわかりますよね。
豪華な衣装はオードリーとも縁が深いドロシー・ジーキンズがデザインしました。オードリーとは「緑の館」「許されざる者」「噂の二人」で組んでいます。
地味な作品担当になってますが、「噂の二人」など質素に見せないといけないのに、オードリーは “何を着せても美しいから困るわけ” と言ってくれています。
1954年に結婚したばかりのメル・ファーラーとの共演がオードリーには嬉しかったことでしょう!
ただオードリーとメル・ファーラーの共演作品は「オンディーヌ」「戦争と平和」「マイヤーリング」と全て悲恋なのが後の2人を暗示しているかのようですね。
この「マイヤーリング」はなんと生放送だったためオードリーの後ろの壁にマイクの影が写っているシーンもありますが、失敗無しでやり遂げたのは凄いことですよね!
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なお「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」はもう放送は終わっていますが、28日には1964年公開の「パリで一緒に」も放送します。
こちらはオードリーが最も私生活が充実していた1962年夏の撮影で、オードリーが最高に美しかった作品です。
相手役は「麗しのサブリナ」でも共演したウィリアム・ホールデンですが、彼は生涯オードリーを愛し続けていたそうで、そのためこの作品の撮影前には日本でオードリーのためのプレゼントを選んでいた事が映画評論家の淀川長治さんによって語られていました。
ホールデンはもう既に他の人の妻であり母になった幸せオーラ全開のオードリーを見て、苦しんでアルコールに逃げてしまい撮影が遅れる原因を作ってしまいましたが、オードリーはこの作品での撮影を “とても楽しかった!” と後に息子ショーンに語っています。
作品はちょっとドタバタコメディですが、この作品は珍しくオーバーアクションなオードリーや、画面からも滲み出るオードリーの活き活きした幸せオーラや美しさを楽しんでください!この作品を気に入ったなら、あなたもれっきとしたオードリーファンなこと請け合いです!
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この記事へのコメント
おひさしぶりです。
トゥエルビ、特集で「マイヤーリング」を選ぶなんて渋いですね~。
しかも最後が「パリで一緒に」にするなんてお目が高い(笑?)
カラーはどんな感じなんだろうなぁ。
何年か前のイマジカBSの懐吹特集で、他の名作に混じってなぜか
「華麗なる相続人」を放映したのに比べたら、はるかに違和感はありませんが。
そのイマジカもシネフィルWOWOWに名称が変わり、
記念の特集で、「ローマの休日」をやっていますし、
WOWOWでは、ショーン・コネリー特集とはいえ、「ロビンとマリアン」をやります。
決して作品数は多くないオードリー作品なのに、断続的にどこかで放映してくれるのは嬉しいですね。
僕はそろそろ「緑の館」を期待しています。
HDで鑑賞していない唯一の主演作なので。
トゥエルビ、特集で「マイヤーリング」を選ぶなんて渋いですね~。
しかも最後が「パリで一緒に」にするなんてお目が高い(笑?)
カラーはどんな感じなんだろうなぁ。
何年か前のイマジカBSの懐吹特集で、他の名作に混じってなぜか
「華麗なる相続人」を放映したのに比べたら、はるかに違和感はありませんが。
そのイマジカもシネフィルWOWOWに名称が変わり、
記念の特集で、「ローマの休日」をやっていますし、
WOWOWでは、ショーン・コネリー特集とはいえ、「ロビンとマリアン」をやります。
決して作品数は多くないオードリー作品なのに、断続的にどこかで放映してくれるのは嬉しいですね。
僕はそろそろ「緑の館」を期待しています。
HDで鑑賞していない唯一の主演作なので。
Posted by まる at 2017年10月19日 21:38
まるさん、こんばんは!
「マイヤーリング」がこうして当たり前にテレビのプログラムに載るなんて、2013年までは考えられない事でしたよねー。
本当に日本で公開してくれたブロードメディアさんには感謝してもしきれないです。
最後「パリで一緒に」もいいプログラムですよね(⌒-⌒)
なんかいかにも60年代のオードリー!な作品だし、本当のオードリーファンかどうか試される、みたいな…(あれ?)
「華麗なる相続人」はおそらく吹替が手に入れやすかったのだと思います。この作品はわりと後期の物なので、ビデオで残していた人が多かったのでしょうね。
その後の第2弾が続いてないのがもったいないです。
「いつも2人で」「パリで一緒に」とか見てみたいです!
「緑の館」「初恋」なんかは池田昌子さんの新録音で欲しいですね。
「緑の館」は現在HD素材はあるんでしょうかね?
未だに各国ではインスタントDVDしか出てないし、この作品をあえてHDリマスターとかしてくれるのかなーみたいな。
この辺りはオードリーの威力に期待するしかないですね。
「マイヤーリング」がこうして当たり前にテレビのプログラムに載るなんて、2013年までは考えられない事でしたよねー。
本当に日本で公開してくれたブロードメディアさんには感謝してもしきれないです。
最後「パリで一緒に」もいいプログラムですよね(⌒-⌒)
なんかいかにも60年代のオードリー!な作品だし、本当のオードリーファンかどうか試される、みたいな…(あれ?)
「華麗なる相続人」はおそらく吹替が手に入れやすかったのだと思います。この作品はわりと後期の物なので、ビデオで残していた人が多かったのでしょうね。
その後の第2弾が続いてないのがもったいないです。
「いつも2人で」「パリで一緒に」とか見てみたいです!
「緑の館」「初恋」なんかは池田昌子さんの新録音で欲しいですね。
「緑の館」は現在HD素材はあるんでしょうかね?
未だに各国ではインスタントDVDしか出てないし、この作品をあえてHDリマスターとかしてくれるのかなーみたいな。
この辺りはオードリーの威力に期待するしかないですね。
Posted by みつお at 2017年10月21日 01:38