2018年01月17日

一周忌の月刊BSfan 1994年2月号

写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” に神戸大丸の予定が加わりました!

大丸京都店 <ファッション編120点のみ>(終了)
大丸心斎橋店 <映画編120点のみ>(終了)
松坂屋名古屋店 <240点の中から抜粋>(終了)
・日本橋三越本店 <240点が一挙に展示>(開催中)
 期間:2018年1月10日(水)~1月22日(月)
 場所:新館7階催物会場
・大丸札幌店 <240点の中から抜粋>
 期間:2018年3月7日(水)~ 3月19日(月)
 場所:7階ホール
・大丸神戸店<約150点>←NEW!
 期間:2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)
 場所:9階大丸ミュージアム


一周忌の月刊BSfan 1994年2月号 今回もオードリーの没後25年ということでオードリー追悼特集の載った雑誌を紹介。
 ちなみに今日は阪神淡路大震災の追悼の日でもあります。

 これは2007年に廃刊になった月刊BSfanの1994年2月号(オードリーの一周忌の時)です。

 BSfanはBSで放送される洋画を中心に、邦画・アニメ・音楽などを録画前提で紹介していく雑誌。

 ビデオテープのVHSテープを使うことを前提に、それに貼るための帯やシールなども準備されていました。

 VHSって昔は当たり前のものだったのですが、今の若い方には “は?何それ?”状態でしょうね〜。

 今や販売では主流になりつつある4Kが3840×2160の解像度。フルハイビジョンやブルーレイで1920×1080。
 対してこの時代のブラウン管テレビは元々640×480しかない解像度で、さらにビデオテープと言えば解像度が240くらいしかないというもの。

一周忌の月刊BSfan 1994年2月号 さらにそのわずかな240本をインターレースと言って120本ずつ交互に表示して240本に見せるという方式。いかに画質が低かったかわかりますよね。

 それをビデオテープ節約のために3倍とか5倍モードというもっともっと粗くする方法で録画したりもしていました。

 録画では色目もなぜか黄色っぽくなることが多くて汚かったですねー。

 この時の放送はWOWOWで「ロビンとマリアン」「華麗なる相続人」「想い出のオードリー・ヘプバーン」の3本。ちょっと華やかさに欠けるかなぁ…。

一周忌の月刊BSfan 1994年2月号 オードリーの追悼特集記事はいきなり巻頭からカラーで6ページ分。

 表紙裏のFUJIFILMのビデオテープの宣伝が時代を感じます。あったあった!このテープ!

 文章は映画評論家の岡田光由さんが書いてくださってます。特記することはない文章ですが、愛情はたっぷりで読んでて気持ちのいいもの。

 ビデオで見るオードリー・ヘプバーン出演映画のコーナーではその当時に発売されていたビデオのパッケージと共に紹介。

一周忌の月刊BSfan 1994年2月号 この当時「おしゃれ泥棒2」だけが廃盤のままで、ずっと待ってたけどその後復活することもLDで発売されることもありませんでしたねー。
 今はツタヤでDVD-Rですが買うことが可能。

 でも「おしゃれ泥棒2」を “オードリー初のTVムービー”って書いてますけど、もちろんそれは間違い。

 でもまあこの当時「マイヤーリング」のことを知っているのは筋金入りのオードリーファンだけでしたからねー。ここでは影も形もありません。

一周忌の月刊BSfan 1994年2月号一周忌の月刊BSfan 1994年2月号 後にビデオになる「モンテカルロへ行こう」とかDVDで初めて発売された「素晴らしき遺産」「ラベンダー・ヒル・モブ」「若妻物語」なんかは小さくまとめられています。

 後ろのページには切り取ればビデオテープの上面に貼ることの出来る「ロビンとマリアン」と「華麗なる相続人」の短い解説もあります。


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