2019年04月25日
雑誌「SCREEN」2000年10月号 オードリー・ヘプバーン大特集
最近、オードリーと時代を共にしてきた外国の方が亡くなっていますが、このあいだネットで日本の橋本治さんと小藤田千栄子さんが亡くなっているのがわかりました。
橋本治さんは今年(2019年)1月29日、小藤田千栄子さんは昨年9月11日にお亡くなりになっています。
橋本治さんは作家として、「虹のヲルゴオル」では「いつも2人で」から紐解いたオードリーで物凄い観察眼を発揮してらしたし、「桃尻娘」シリーズも好きでした。
小藤田千栄子さんは僕がオードリーのファンになった時代に、“オードリー映画評論家”の1人として身近な存在でした。「ローマの休日 My Fair Audrey」という小藤田さんの本でも、素敵な文章で楽しく読めました。
お二方のご冥福をお祈りいたします。
本当に往年のオードリー映画評論家の方がいなくなりましたね…。林冬子さん、南俊子さん、小森のおばちゃま。他にも双葉十三郎さんも亡くなっていますし、皆川正明さんはオードリーの博物館を作りたかったそうですが間に合わなかったようですね…。
渡辺祥子さんはご存命ですが、ちょっとオードリーに対しては当たりがキツイ。
ひと世代下の清藤秀人さんくらいしか今は“オードリー評論家”という方はいらっしゃらないですね。
さてまもなく元号が変わりますが、よく考えたら昭和から平成へ、1999年から2000年へのミレニアム、そして21世紀になる2000年から2001年へ、さらにまもなく平成から令和へと大きな節目を4回も体験させてもらえてるわけですよね。
今回は今と同じ、21世紀を目前に節目の20世紀総決算号として発売された雑誌「SCREEN」2000年10月号(発売は2000年8月21日)の紹介。
この号では“今世紀世界中でもっとも愛されたスター”ということで、オードリーの大特集になっています。応募者全員プレゼントでオードリーのテレフォン・カードもプレゼントとのこと。
この号、表紙はジュード・ロウ。折り込みポスターはキアヌー・リーブスだし、グラビアの女優にはナタリー・ポートマン、キャメロン・ディアズ、メグ・ライアン、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ。男優では若くて超イケメンなブラッド・ピットに華奢な感じの頃のマット・デーモン、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でブレイクする前のジョニー・デップ。
あれ?この時期の映画スター、めっちゃ印象強いなあ〜…(^_^;)
もしかして洋画が強かった最後の頃なのかなあ。今は邦高洋低と言われていますもんね。
さてオードリーの特集ですが、その最初の右のページに「昼下りの情事」がリバイバル映画紹介で載っています。
え?そんな時期にリバイバルなんてした?と思った方は正解です!
2000年頃というと、日本ヘラルド(現: KADOKAWA)が85年からリバイバルしていたオードリー映画の権利が次々と切れていた頃。
そしてオードリーの大ブームも落ち着いて、雑誌「SCREEN」での人気投票も1996年からは9〜10位の低位置をうろうろしていた頃(98年には16位というのも!)。
僕もこの「昼下りの情事」の紹介を見て、ホンマに全国でまたリバイバルすんの?と思ったので、「SCREEN」に電話して尋ねたんですよね。
そしたら権利切れの前に東京の名画座みたいなとこ1館だけで上映するだけとのこと…。
はあ?それって“リバイバル”って言わないんじゃ…というのはグッと飲み込んで、お礼だけしました。
でも本職の「SCREEN」編集部なら、そういうのはきっちり分けて欲しいなー。
映画の公開って、意味の問題ではなく映画界での使い方として、最初の公開が初公開、そのフィルムの上映の権利が一度切れた後にもう一度配給会社が権利を取り直して再度全国の映画館で上映するのがリバイバル、まだ権利が切れてないうちに再度封切館で上映するのが再映。
という使い分けがなされているようなんですよね。これは東宝のサイトで過去の上映作品を調べるとその使い分けがわかります。
ましてや権利切れの前に名画座で上映するのなんて絶対にリバイバルとは言わない。再映でもない。
それをこんなリバイバルとして載せて、期待させてガッカリ、みたいなのは本職の映画雑誌としてどうなん?と思ってしまったことを告白しておきます。
今でもこれを根拠にしたのか、誰かがIMDbで「昼下りの情事」を日本で2000年にリバイバルしたと書いてますけど、リバイバルやってませんからね!
そんで本当にリバイバルした1965年とか1989年とかは載ってない。
過去には「パリが恋するとき」がオードリーのフィルモグラフィーに入ってたり、たまにIMDbもやらかしますね。
それにこんなリバイバルでもない「昼下りの情事」を載せているのに、80年代半ば〜90年代はじめにオードリーブームを作った最初の本当のリバイバルだった85年の「噂の二人」の紹介は84年年末〜85年の「SCREEN」には載ってないんですよ!
公開後数ヶ月して巻末に載る “◯月の公開作品”ってページでも紹介は1962年◯月号とかって書いてるんですよ!そんなの1985年に普通に見れるかい!って。
ちょっとこの「昼下りの情事」紹介問題は“「SCREEN」大丈夫か?”と思ったのでした。
さて特集ページですが、最初のカラーは「緑の館」撮影時の1958年夏のオードリー。
次のページでは「戦争と平和」「パリの恋人」のカラーと共に、オードリーが表紙の歴代の「スクリーン」が全部載っています。しょっちゅう見掛ける若い頃のものより、60年代に入ってからの方が貴重だし嬉しい。
そういえばまだ持ってない表紙のもあるなあ…。一番欲しいのは1967年8月号の籐椅子に座る「いつも2人で」のですけどね。
このページには「スクリーン」での人気投票での順位も載ってるんですけど、11位以下は載せないという変な編集方針になっており、全部の年はわからなくなってます。
次のページでは各映画の写真が載っています。「ティファニーで朝食を」の写真の鼻の形が悪い…と思ったら裏焼きでした。
「ティファニーで朝食を」の時期には珍しく右からの写真も残されていますが、左を見せているので正しいかと思ったら、やっぱり鼻と髪の毛で裏焼きだとわかりました。
その次のページは清藤秀人さん、大地真央さん、田中麗奈さんなどのオードリーに関する文章。
清藤さんの文章では2度の来日時のことが載っています。大地真央さんの舞台「ローマの休日」での写真も載っていますが、ここでもスカートはブルーになってますね。午後の紅茶でのカラーライズとかの印象がいかに大衆に影響を与えていたか、ということですね。本当のオードリーのスカートはフレンチ・ベージュです。
次のページは過去の「スクリーン」で1位を獲った人の画像。男優・女優合わせてもオードリーの1位の獲得数が圧倒的なのがわかります。
連続1位回数では後年ジョニー・デップに抜かされますが、1位総獲得数ではやっぱりオードリーが1位。
次のページにもまたがる男優では、この時期はブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの争いだったんだなーと良くわかります。今はちょっと男優のスターが不在かなあと思いますね。
そして左のページからはファッション・アイコンとしてのオードリーの紹介。ユベール・ド・ジバンシィ、イーディス・ヘッド、それ以外、私生活と紹介されていきます。
が、ファッションのページでカラー印刷なのにモノクロ写真ばかりなのがもったいない!
「麗しのサブリナ」の蛾のドレス、「パリの恋人」や「ティファニーで朝食を」、アンドレア・ドッティとの結婚式、来日時などの写真はカラーがあったでしょうに!
次のページは近代映画社が発行するオードリーの本の紹介。どれも水準点よりも上の本が並びます。
しばらくオードリーとは関係のない映画の20世紀のお話が続きますが、それが終わると新しいオードリーが表紙の出版の案内。それとオードリーの絵葉書セットの案内が載っています。
この絵葉書は若い頃に偏っているので、僕は買ってないですね〜。「いつも2人で」や「パリで一緒に」のがあれば買ってたと思いますが。
他にも近代映画社の映画本の紹介が乗ってましたが、実に13冊でオードリーが表紙に使われています。
次は“スターのボランティア活動”ということでオードリーをトップに紹介。
それでオードリーの出番はほぼ終わりです。
そこから先にはのちに「ブロークバック・マウンテン」でブレイクするヒース・レッジャーやアンジェリーナ・ジョリーがまだ新人として紹介されており、月日の流れを感じます。
さらに後ろには新発売ビデオの紹介が載っており、まだビデオが発売されているのがわかりますが、その次にはDVDの紹介。プレイステーション2が出た2000年はまさに世紀の変わり目と共にビデオ→DVDへの変換期でもあったわけですね。
ちなみにレーザーディスクはもうどこにも紹介されていません。
DVDと共に時代の流れを感じるのがテレビの洋画の紹介欄。
かつては地上波のみで放送だったため、有力な作品には1作品1ページを割いていた案内も、この時期にはNHKやWOWOWなどのBS(当時の呼び方は衛星放送)が出てきて本数が多くなったためか、1ページに5作品以上の紹介になっています。
読者投稿のある上質紙(ザラザラとした紙)のページでは懐かしい映画のショップの広告が載っています。
オードリーが主力だったチネアルテ、やたらなんでも高かった映通社、オードリーのポスターパンフレットを制作してくれていたシネマ・ブティック鷹、「ローマの休日」の名古屋ミリオン座パンフレットを買わせていただいた赤坂シネマテイク、中学の頃お世話になったこともあるバート・ビー・リビングストン、そしてFOXスクリーンフレンドの後継であろうFOXS フレンドなどの広告が並びます。
ネットやヤフオクのない時代ではこういうシネマショップで買うしか方法がなかったのですが、わずか数年前のパンフレットなどでもバカ高かったのはこういうお店が独占していたからなんだろなーと功罪交えて色々思いますね。
さて、最後の方でのページにオードリーのテレカプレゼントの方法が載っていますが、僕のは応募用紙が残ったままで、応募していませんでした。
まあ画像が普通であんまり食指が動かなかったんだろうなーと思います。
それともう携帯電話もそこそこ普及してきた頃。テレフォン・カード自体の魅力も薄くなってきてたんでしょうね、とあれこれ時代の境い目を感じる「SCREEN」なのでした。
橋本治さんは今年(2019年)1月29日、小藤田千栄子さんは昨年9月11日にお亡くなりになっています。
橋本治さんは作家として、「虹のヲルゴオル」では「いつも2人で」から紐解いたオードリーで物凄い観察眼を発揮してらしたし、「桃尻娘」シリーズも好きでした。
小藤田千栄子さんは僕がオードリーのファンになった時代に、“オードリー映画評論家”の1人として身近な存在でした。「ローマの休日 My Fair Audrey」という小藤田さんの本でも、素敵な文章で楽しく読めました。
お二方のご冥福をお祈りいたします。
本当に往年のオードリー映画評論家の方がいなくなりましたね…。林冬子さん、南俊子さん、小森のおばちゃま。他にも双葉十三郎さんも亡くなっていますし、皆川正明さんはオードリーの博物館を作りたかったそうですが間に合わなかったようですね…。
渡辺祥子さんはご存命ですが、ちょっとオードリーに対しては当たりがキツイ。
ひと世代下の清藤秀人さんくらいしか今は“オードリー評論家”という方はいらっしゃらないですね。
さてまもなく元号が変わりますが、よく考えたら昭和から平成へ、1999年から2000年へのミレニアム、そして21世紀になる2000年から2001年へ、さらにまもなく平成から令和へと大きな節目を4回も体験させてもらえてるわけですよね。
今回は今と同じ、21世紀を目前に節目の20世紀総決算号として発売された雑誌「SCREEN」2000年10月号(発売は2000年8月21日)の紹介。
この号では“今世紀世界中でもっとも愛されたスター”ということで、オードリーの大特集になっています。応募者全員プレゼントでオードリーのテレフォン・カードもプレゼントとのこと。
この号、表紙はジュード・ロウ。折り込みポスターはキアヌー・リーブスだし、グラビアの女優にはナタリー・ポートマン、キャメロン・ディアズ、メグ・ライアン、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ。男優では若くて超イケメンなブラッド・ピットに華奢な感じの頃のマット・デーモン、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でブレイクする前のジョニー・デップ。
あれ?この時期の映画スター、めっちゃ印象強いなあ〜…(^_^;)
もしかして洋画が強かった最後の頃なのかなあ。今は邦高洋低と言われていますもんね。
さてオードリーの特集ですが、その最初の右のページに「昼下りの情事」がリバイバル映画紹介で載っています。
え?そんな時期にリバイバルなんてした?と思った方は正解です!
2000年頃というと、日本ヘラルド(現: KADOKAWA)が85年からリバイバルしていたオードリー映画の権利が次々と切れていた頃。
そしてオードリーの大ブームも落ち着いて、雑誌「SCREEN」での人気投票も1996年からは9〜10位の低位置をうろうろしていた頃(98年には16位というのも!)。
僕もこの「昼下りの情事」の紹介を見て、ホンマに全国でまたリバイバルすんの?と思ったので、「SCREEN」に電話して尋ねたんですよね。
そしたら権利切れの前に東京の名画座みたいなとこ1館だけで上映するだけとのこと…。
はあ?それって“リバイバル”って言わないんじゃ…というのはグッと飲み込んで、お礼だけしました。
でも本職の「SCREEN」編集部なら、そういうのはきっちり分けて欲しいなー。
映画の公開って、意味の問題ではなく映画界での使い方として、最初の公開が初公開、そのフィルムの上映の権利が一度切れた後にもう一度配給会社が権利を取り直して再度全国の映画館で上映するのがリバイバル、まだ権利が切れてないうちに再度封切館で上映するのが再映。
という使い分けがなされているようなんですよね。これは東宝のサイトで過去の上映作品を調べるとその使い分けがわかります。
ましてや権利切れの前に名画座で上映するのなんて絶対にリバイバルとは言わない。再映でもない。
それをこんなリバイバルとして載せて、期待させてガッカリ、みたいなのは本職の映画雑誌としてどうなん?と思ってしまったことを告白しておきます。
今でもこれを根拠にしたのか、誰かがIMDbで「昼下りの情事」を日本で2000年にリバイバルしたと書いてますけど、リバイバルやってませんからね!
そんで本当にリバイバルした1965年とか1989年とかは載ってない。
過去には「パリが恋するとき」がオードリーのフィルモグラフィーに入ってたり、たまにIMDbもやらかしますね。
それにこんなリバイバルでもない「昼下りの情事」を載せているのに、80年代半ば〜90年代はじめにオードリーブームを作った最初の本当のリバイバルだった85年の「噂の二人」の紹介は84年年末〜85年の「SCREEN」には載ってないんですよ!
公開後数ヶ月して巻末に載る “◯月の公開作品”ってページでも紹介は1962年◯月号とかって書いてるんですよ!そんなの1985年に普通に見れるかい!って。
ちょっとこの「昼下りの情事」紹介問題は“「SCREEN」大丈夫か?”と思ったのでした。
さて特集ページですが、最初のカラーは「緑の館」撮影時の1958年夏のオードリー。
次のページでは「戦争と平和」「パリの恋人」のカラーと共に、オードリーが表紙の歴代の「スクリーン」が全部載っています。しょっちゅう見掛ける若い頃のものより、60年代に入ってからの方が貴重だし嬉しい。
そういえばまだ持ってない表紙のもあるなあ…。一番欲しいのは1967年8月号の籐椅子に座る「いつも2人で」のですけどね。
このページには「スクリーン」での人気投票での順位も載ってるんですけど、11位以下は載せないという変な編集方針になっており、全部の年はわからなくなってます。
次のページでは各映画の写真が載っています。「ティファニーで朝食を」の写真の鼻の形が悪い…と思ったら裏焼きでした。
「ティファニーで朝食を」の時期には珍しく右からの写真も残されていますが、左を見せているので正しいかと思ったら、やっぱり鼻と髪の毛で裏焼きだとわかりました。
その次のページは清藤秀人さん、大地真央さん、田中麗奈さんなどのオードリーに関する文章。
清藤さんの文章では2度の来日時のことが載っています。大地真央さんの舞台「ローマの休日」での写真も載っていますが、ここでもスカートはブルーになってますね。午後の紅茶でのカラーライズとかの印象がいかに大衆に影響を与えていたか、ということですね。本当のオードリーのスカートはフレンチ・ベージュです。
次のページは過去の「スクリーン」で1位を獲った人の画像。男優・女優合わせてもオードリーの1位の獲得数が圧倒的なのがわかります。
連続1位回数では後年ジョニー・デップに抜かされますが、1位総獲得数ではやっぱりオードリーが1位。
次のページにもまたがる男優では、この時期はブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの争いだったんだなーと良くわかります。今はちょっと男優のスターが不在かなあと思いますね。
そして左のページからはファッション・アイコンとしてのオードリーの紹介。ユベール・ド・ジバンシィ、イーディス・ヘッド、それ以外、私生活と紹介されていきます。
が、ファッションのページでカラー印刷なのにモノクロ写真ばかりなのがもったいない!
「麗しのサブリナ」の蛾のドレス、「パリの恋人」や「ティファニーで朝食を」、アンドレア・ドッティとの結婚式、来日時などの写真はカラーがあったでしょうに!
次のページは近代映画社が発行するオードリーの本の紹介。どれも水準点よりも上の本が並びます。
しばらくオードリーとは関係のない映画の20世紀のお話が続きますが、それが終わると新しいオードリーが表紙の出版の案内。それとオードリーの絵葉書セットの案内が載っています。
この絵葉書は若い頃に偏っているので、僕は買ってないですね〜。「いつも2人で」や「パリで一緒に」のがあれば買ってたと思いますが。
他にも近代映画社の映画本の紹介が乗ってましたが、実に13冊でオードリーが表紙に使われています。
次は“スターのボランティア活動”ということでオードリーをトップに紹介。
それでオードリーの出番はほぼ終わりです。
そこから先にはのちに「ブロークバック・マウンテン」でブレイクするヒース・レッジャーやアンジェリーナ・ジョリーがまだ新人として紹介されており、月日の流れを感じます。
さらに後ろには新発売ビデオの紹介が載っており、まだビデオが発売されているのがわかりますが、その次にはDVDの紹介。プレイステーション2が出た2000年はまさに世紀の変わり目と共にビデオ→DVDへの変換期でもあったわけですね。
ちなみにレーザーディスクはもうどこにも紹介されていません。
DVDと共に時代の流れを感じるのがテレビの洋画の紹介欄。
かつては地上波のみで放送だったため、有力な作品には1作品1ページを割いていた案内も、この時期にはNHKやWOWOWなどのBS(当時の呼び方は衛星放送)が出てきて本数が多くなったためか、1ページに5作品以上の紹介になっています。
読者投稿のある上質紙(ザラザラとした紙)のページでは懐かしい映画のショップの広告が載っています。
オードリーが主力だったチネアルテ、やたらなんでも高かった映通社、オードリーのポスターパンフレットを制作してくれていたシネマ・ブティック鷹、「ローマの休日」の名古屋ミリオン座パンフレットを買わせていただいた赤坂シネマテイク、中学の頃お世話になったこともあるバート・ビー・リビングストン、そしてFOXスクリーンフレンドの後継であろうFOXS フレンドなどの広告が並びます。
ネットやヤフオクのない時代ではこういうシネマショップで買うしか方法がなかったのですが、わずか数年前のパンフレットなどでもバカ高かったのはこういうお店が独占していたからなんだろなーと功罪交えて色々思いますね。
さて、最後の方でのページにオードリーのテレカプレゼントの方法が載っていますが、僕のは応募用紙が残ったままで、応募していませんでした。
まあ画像が普通であんまり食指が動かなかったんだろうなーと思います。
それともう携帯電話もそこそこ普及してきた頃。テレフォン・カード自体の魅力も薄くなってきてたんでしょうね、とあれこれ時代の境い目を感じる「SCREEN」なのでした。
Posted by みつお at 19:00│Comments(3)
│スクリーン
この記事へのコメント
オードリーヘップバーンを心から親愛している、皆川正明様はご健在です。
地域の皆様にオードリーヘップバーンの魅力をお伝えするため、日々、努められております。
地域の皆様にオードリーヘップバーンの魅力をお伝えするため、日々、努められております。
Posted by kamakura at 2021年09月28日 10:35
オードリーヘップバーンを心から親愛しているフリーライターの方は、
地域の皆様にオードリーヘップバーンの魅力をお伝えするため、日々、努められております。
地域の皆様にオードリーヘップバーンの魅力をお伝えするため、日々、努められております。
Posted by kanagawa at 2021年09月28日 10:39
名前を変えてますが、IPアドレスが同じなので同じ人ですね。
ここで言う皆川正明さんは、オードリー・ヘプバーンの息子さんとも親しい、往年の映画評論家の皆川正明さんであり、フリーライターの方とは違うと思いますが。
ここで言う皆川正明さんは、オードリー・ヘプバーンの息子さんとも親しい、往年の映画評論家の皆川正明さんであり、フリーライターの方とは違うと思いますが。
Posted by みつお at 2021年09月28日 19:50