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2007年05月31日

「いつも2人で」ヘンリー・マンシーニ オリジナル・サントラ

 昨日は、陣内智則さんと藤原紀香さんの披露宴が神戸元町のメリケンパークにあるホテルオークラ神戸でありましたねーっ!

 普段こういうのは興味ないんですが、神戸、ということで嬉しくてついついテレビを見てしまいました。(^^;;;

 兵庫で結婚式(生田神社)も披露宴もやってくれたお二人に感謝!この地元を大事にしてくれる気持ちのおかげで、印象がググーンとアップしましたよねー。

 というわけで(?)、今日は結婚後の幸せと困難を描く、オードリー作品のCDです!

「いつも2人で」ヘンリー・マンシーニ オリジナル・サントラ これは僕の映画音楽でのベスト1でもあり、作曲者ヘンリー・マンシーニ自身の選んだベスト1でもあり、他にも多くの人がこの曲をベスト1に推すという「いつも2人で」のオリジナル・サウンド・トラックをご紹介。

 左が今でも現役の24bit高音質の紙ジャケット盤、下のが93年に出た盤です。

 先に言っておきましょう。僕的には全体では「シャレード」に負けてると思います。
 なんだかもうひとつ?って曲も多いです。
 しかもマンシーニお決まりの、本当のサントラではない、録音しなおした物です。

 それでも、「いつも2人で」メイン・タイトルとインストゥルメンタル(エンド・タイトル)の出来があまりに他を超越してて、やっぱり僕のベスト1!
 100点満点で、それぞれ400点と500点というところでしょうか(笑:いったいどんだけ反則ワザ使うねん!って感じ)。

 もし映画音楽(オードリー以外の映画も含む)で1曲しか生涯聴くことが許されないなら、間違いなくこの「いつも2人で」のインストゥルメンタルにします!

 他にも「オードリーのために」という曲も入ってますが、これはオードリーをイメージできる曲、というよりは、オードリーに献上した豪華なお供え物、という感じの曲。
 オードリーをイメージするのはむしろ「いつも2人で」メイン・タイトルやインストゥルメンタルの方なんじゃないかと!

 「ティファニーで朝食を」の「ムーン・リヴァー」が外から見たオードリーを作り上げた物だとすると、「いつも2人で」は「いつも2人で」の時期のオードリーを内側から作り上げた!っていう感じ。

「いつも2人で」ヘンリー・マンシーニ オリジナル・サントラ 特に「いつも2人で」インストゥルメンタル(エンド・タイトル)は、甘いのに哀しい、つらいのに昇っていく…ってものすごい複雑な感情を呼び起こします。
 曲は途中で何度も盛り上がるんですが、盛り上がれば盛り上がるほど胸が苦しくなるのはなんで???

 「いつも2人で」って、オードリーはどの作品よりもやつれてるように見えますし、「マイ・フェア・レディ」で華のある女優としてのピークに立った後です。ところがこの作品で見せる演技力はどうでしょう!おそらく最高のオードリーがここにいます!

 スタンリー・ドーネン監督も自身最大のヒット「シャレード」が終わって、これまたピークの後。マンシーニ自身もこの後も「ひまわり」などの傑作は作るのですが、61~64年あたりのヒット連発は終わってます。
 ということで、一見みんな下り坂に思えますが、そんな中でそれぞれの最高の部分を出し合って作られた映画、それが「いつも2人で」だと思ってます。

 それにしても、以前は「いつも2人で」って批評家による作品の評価は高かったものの、オードリー作品の中では日本ではマイナーだったのに(海外ではもとから代表作のひとつ)、最近どんどん一般の人の評価が上がっていってるように思うのは僕だけでしょうか?

 「いつも2人で」って見れば見るほど、そして年齢とともにますます味の出てくる、まるでスルメのような映画なんですね。

 この「いつも2人で」も「ティファニーで朝食を」のような本物のサントラが欲しいです。「いつも2人で」メインタイトルでは映画でのウッドブロックの音が欲しいし、“シャンティリ”でのちゃかちゃか音楽も聴きたい。どこかで出して欲しいな~~。

 そうそう、この作品も「おしゃれ泥棒」のように日本独自のジャケットが存在します。その話はまた別の機会に。

曲のオススメ度:★★★★★(僕の最高のオードリー音楽を含むアルバム!)





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この記事へのコメント
読んでて頷きましたよ。
あの曲が今また頭の中に流れだして、陶酔状態です。
甘いのに哀しい、つらいのに昇っていくってわかります。
切ないような、でも思い出しても決してほろ苦いだけでなく、
なんだか笑みがこみあげてくるような郷愁・・・・
名曲ですよね。
まさしく、オードリィのテーマ曲はコレだと強く思っています。
Posted by まる at 2007年05月31日 00:07
まるさん、コメントありがとうございます!(^-^
僕の表現がヘタで本当に申し訳ないのですが、
本当にこれは名曲ですよね!
オードリーのテーマ曲…本当に僕もそう思います。
世間では「ムーン・リヴァー」の影に隠れてしまってますけど、
それ以上じゃないですか?
ネットで調べていても、この曲が好き!って人が
結構見つかるのでびっくりします。
Posted by みつお at 2007年05月31日 17:58
僕もマンシーニの“アルバム”としては、
「シャレード」が一番の傑作だと思います。
それに比べるとこの「いつも2人で」は、ジャケットデザインもイマイチだし、
ちょっと負けてるかなぁと認めざるを得ません。
裏ジャケのスナップは「暗くなるまで待って」のものだしね。
一方で、「シャレード」は映画本編を観ると、結構渋いですよね。
昔TV放映で観ていたときのものは、何種類か観てるんですが、
ほぼ全編音楽を入れ替えてありました。

ただマンシーニの知られざる側面・・・“セクシーさ”ということでは、
「いつも2人で」は、その魅力を発揮している一面もあるし、
マークがパスポートを紛失したり、チキンポックス(水疱瘡)騒動などの
コミカルシーンで流れる“愉快なはだしの少年”はもうひとつの聴き所。
“チャイサー”もかっこいい。

テーマ曲のなかのヴァイオリンは、
ステファン・グラペッリ演奏というのは本当なのでしょうか?
そういう記述を何度か見かけたことがありますが、
アルバムにも映画のタイトルにもどこにもフィーチャーされてません。

でもとにかく傑作であることには変わりありませんね。
マンシーニが自作で最も気に入っていた会心の作であるというのも納得です。
Posted by まる at 2007年05月31日 23:48
更に追記です。
たまたまドーネン監督の伝記を読んでいたら、
前書きにオードリィの寄稿が載せられていました。
僕の乏しい英語力でなんとか翻訳してみると・・・

―「いつも2人で」は、私の全作品のなかでも最もお気に入りのシーンが
いくつかあります。
例えば、車のなかで着替えるシーン。
これって私が実生活でやってることそのものなのよ。
それにホテルで宿泊料が高すぎるんで、こっそり買い込んだ食料を
ベッドで食べるシーンも好き。
ろくに泳ぎ方も知らないのに、プールに投げ込まれたり、
ろくに運転もできないのに、運転中に立ち上がって助手席に滑り込むなんて、そんな危ないことやるのは、まったくもう、スタンリーのためだからよ!―

オードリィのお気に入りは、息子ショーンの証言により、
「パリの恋人」であることは今では知られている事実ですし、
「尼僧物語」にも思い入れが強いみたいですね。
あと、追悼番組での過去に行われた本人へのインタビューでは、
彼女自身がはっきりと「ティファニーで朝食を」が気に入っていると述べてますし、
来日したときには、やっぱり最初の「ローマの休日」ですねと答えていました。

でもこの記事を読むと、やっぱりオードリィ自身にとっても、
「いつも2人で」って特別だったんだなって判りました。
実際、「尼僧物語」や「いつも2人で」における彼女の演技って、
一際ボルテージ高いですもんね。
それはより自分のこととしてリアルに表現できる役だったこともあるでしょう。
そういう意味では、器用ではないけど、誠実な俳優だったんだなぁと・・・
今更ながら感慨深いです。
Posted by まる at 2007年06月01日 00:05
まるさん、オードリーの文章を翻訳していただいてありがとうございます!

ちょうど3日前にオードリーが一番好きな自作…
の話で7月分の写真集の話を書いていたので、あまりのタイミングにびっくり!

「パリの恋人」や「尼僧物語」は実はショーンが“思う”というだけで、
「いつも2人で」撮影後には“「いつも2人で」を気に入ってます”とか、
“「暗くなるまで待って」よりも「いつも2人で」でアカデミーで
ノミネートされたかった”とオードリーが言ったという話も書いてあったり、
僕はやっぱりどれがお気に入りかはわからないんです。(^^;

ステファン・グラペッリ演奏というのは、僕は全く知らなくって…
ホント不勉強ですみません…。m(_ _;)m
でもそんな凄い方なら、きっとクレジットされていると
思うんですが…。“ステファン・グラペッリ風”というだけじゃないでしょうか。

それと、「シャレード」と「いつも2人で」の対比、
まるさんもそう思ってくださってたんですね!
「シャレード」、たしか吹き替えのテレビってそうでしたっけ。
そういえばオープニングは「シャレード」のサントラからのものをはめて、
それ以外は適当だったような…。
でも翻訳はお上手だったような気がします。

「愉快なはだしの少年」は「いつも2人でサントラEPの
カップリングでしたよね、たしか。(^^
Posted by みつお at 2007年06月01日 21:44
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