2007年03月19日

「麗しのサブリナ」オリジナル・サウンド・スコア

「麗しのサブリナ」オリジナル・サウンド・スコア またハンフリー・ボガードの画像!?(笑)

 「麗しのサブリナ」は僕の知っている限りでは、1度もオリジナル・サウンドトラックは発売されていません。マンシーニが集めようとした時も音源が見つからなかったようなので、今となっては絶望状態なのか…とも思いますが。

 これは「カサブランカ ハンフリー・ボガードの世界」というCDで、国内版もかつて発売されていましたが、僕がやっと買う気になった時には既に廃盤。持っているのも輸入盤です。輸入盤の名前は「Casablanca: Classic Film Scores for Humphrey Bogart 」。
 中身はハンフリー・ボガード主演映画の曲集になっています。
 そしてここには「麗しのサブリナ」のメイン・タイトルのオリジナル・サウンド・スコア盤が収められているんです!

 オリジナル・サウンド・スコアとは、映画で使った演奏ではないけれども、映画で使った時の譜面(スコア)そのままの音で演奏したもののことです。
 だから、多少強弱や楽器の音色が違うかもしれませんが、一番原音に忠実な演奏、ということになります。ありがちなイージー・リスニングとは一線を画す演奏。

 このチャールズ・ゲルハルトという指揮者は、こういうオリジナル・サウンド・スコアの録音が多くて、僕は過去に「風と共に去りぬ」のオリジナル・サウンド・スコア盤レコードを持ってました。他にもスコア盤じゃないけど、親が持っていた「シャレード」や「アラビアのロレンス」とかの入った映画音楽全集のレコードとかもあったので、僕にはお馴染みさんでした。

 このCDも録音は1970年代なんですけど、レコードからCDになってさらに音が良くなったんじゃないかと思います。今聞いてもとっても音がクリア!

 それにゲルハルトさんはフル・オーケストラを使用しているようで、映画音楽にしては非常に音が厚いです。なのでこういう「麗しのサブリナ」のメイン・タイトルみたいなゴージャスな曲はぴったり!
(「昼下りの情事」のメイン・タイトルなんかも向いてそうですけどね)

 で、「麗しのサブリナ」メインタイトルなんですけど、映画の冒頭でも豪華で好きでしたけど、こうして綺麗なステレオ状態で聴くと、さらに音楽の華麗さが引き立ちます!

 「ラ・ビアン・ローズ」とかは無いんですが、たった一曲だけでも、しかもゲルハルトさんの指揮でこうしてオリジナル・サウンド・スコアのままで聴けて、音楽好きな僕にはとても嬉しいです!(^-^

曲のオススメ度:★★★★





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