2020年04月17日

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号

 今月、入院・手術するはずだった予定が延期になりました。
 神戸は3つの大きい病院が新型コロナで新規外来などがストップしてしまったので、ちょっと医療が大混乱になっているようです。
 そのため、割と軽い状況の場合は延期などになったようです。僕の場合も6月以降(いつになるかわからない)という状況でしばらくは通院となりました。

 また大阪の外科医の友人からも、大阪も良性の場合の手術はだいたい延期になっている、と教えてもらいました。
 もう医療崩壊は始まっていますね。皆さんもくれぐれもお気をつけください。

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号 はい、今回は廃刊になった「ロードショー」の増刊号である、「ロードショーJoy」の1974年1月新年号。発売は1973年11月か12月でしょうね。
 これは「ロードショー」の増刊号なのですが、その創刊号でもあります。

 サイズはB4で450円。この頃は昔の記事でも書きましたが、「ロードショー」と「スクリーン」が増刊号でムダにデカさで競い合っていました。

 B4なんてデカすぎて収納に困ります。買う人はめっちゃ迷惑です。
 この当時は本誌サイズは両誌ともA4。今の「SCREEN」はそのA4より横が少しデカいサイズ。
 B4なんて普通は本棚に入らないんじゃないかなー。

 1990年ごろの大作・期待作の映画のパンフレットもB4になってたことがありましたが、あれも困りましたねー。

 で、大きくなって画像が美しければいいんですが、この「ロードショーJoy」は無理に引き伸ばして掲載しているような写真は粒子が荒れてます。その上この当時の印刷技術ですからねー…。

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号

 「マイ・フェア・レディ」の千日前スバル座独自のパンフレットでもわかりますが、あんまり大きいのは保存に困るんですよねー。なので捨てられたりして現存数も少なかったり。

 後ろに編集後記があるのですが、“スターのポートレートだけを楽しみたい”という読者の声がいっぱいあったそうです。
 今でもそういう需要ってあると思うんですが、今の「SCREEN」はスターのポートレートは無きに等しいですからねー…。 
 そうしてスターをデッカく載せないと、スターの支持も無くなって、新しいスターも生まれずで売り上げもジリ貧に…。

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号 この「ロードショーJoy」は後ろの目次を見ると表紙周りを入れて数えてるみたいで、そうすると全68p。めっちゃ少ないですね。ペラペラ。

 でもね、目次があるのはいいけど、本文に一切ノンブル(ページ数の表記)が無いんです。そうしたら読者はお目当てページをいったいどうやって探せと!?

 それとアラン・ドロンの表紙の最上段に“オールカラー特大版”と書いてますけど、オードリーのページ、モノクロあるやーん!
 と思いましたが、この当時よくあった緑一色のグラビアをカラーとして数えてるんですかね?
 こんなのモノクロ扱いですがな!

 オードリーは表紙にもありますが、3大スター特報としてアラン・ドロン、ジュリアーノ・ジェンマと共に「A・ヘップバーンきょうこのごろ」というのと、特別付録として「A・ヘップバーン74年Joyカレンダー」というのがあるのがわかります。

 後年、オードリーを全く鼻にも引っ掛けなかった「ロードショー」ですけど、このころはアラン・ドロンの次にウリにするほど大きな扱いでした。
 僕なんかがリアルで「スクリーン」とか買ってた時代にもこれくらい載せて欲しかった…そしたらきっと買ってたのに!

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号 緑一色のグラビアでは、オードリーはパパラッチされたであろう、夫のアンドレア・ドッティと一緒の写真が4点載っています。

 そのアップの写真でわかるんですが、1973年・74年のオードリーの左の目の横にはホクロがあります。ゴミのようにも見えますが、ファッション誌の依頼で撮った写真でもあったりするのでホクロなんでしょう。

 写真集「オードリーのローマ」でもよく見るとやっぱりホクロがあるんですけど、僕はこれがかなり気になるんですよね。以前はなかったはずですが、少しずつ大きくなっていったようです。

 オードリーが撮られるのが好きな左側にあるので自身も気になったのか、1975年に「ロビンとマリアン」撮影で復活したときには綺麗さっぱり無くなっていました。
 当時はレーザーとかは無いので、どうやって取ったんでしょうね。

 そのグリーンのモノクログラビアが終わると、最後に「マイ・フェア・レディ」の今となってはレアな写真が載っています。
 でも鼻を見ればわかるんですが、裏焼き。あちゃちゃー。

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号 本文では全4pでそれだけなんですが、表紙の裏は草鹿宏氏著の「オードリー・ヘプバーン物語 白鳥よ!永遠に気高く」の本の宣伝。
 この本は箱入りで、中には珍しいカラー画像とモノクロの「エクスラン・ヴァリーエ」の写真とかがあって、なかなか貴重になっています。

 定価は800円。当時としてはちょっとお高め。内容は当時わかる範囲でのオードリーの伝記風なんですが、今見るとかなり事実とは違います。

 そして後に文庫化もされましたが、その時には貴重な写真は全部省かれて、平凡な画像に変わっていました。
 僕がファンになった頃出たのは文庫版の方。当時でもかなり薄味やなーと思ったものです。

 この宣伝で使われている写真は元のポジが無かったのか、印刷物から印刷すると出てくるモアレがハッキリ見えています。
 裏表紙の裏は「カトリーヌ・ドヌーブ物語」の宣伝ですが、そちらもモアレ出まくり。

 「ロードショー」の集英社の発行なのに、元が「non-no」掲載だったからか、「ヘップバーン」表記ではなく、「ヘプバーン」表記。
 これは文庫化の際には「ヘップバーン」表記に改められました。

「ロードショーJOY」1974年1月新年増刊号 さて、僕はこれを中古で買ったんですが、幸運にもポスターがきちんと付いていました!
 でも表紙にも書いてあるんですが、サイズが73cm×106cm。B1サイズ( 72.8×103cm)よりもデカイやーん!

 なんや、ちょっとの差やん、って思います?でもB1よりもデカイんで、折り畳んでもB4の本誌の「ロードショーJoy」よりもデカイんです!
 いったいどうやって本屋で売ってたんでしょうね。

 写真はまあよく見るもの(の割りには写真集には載ってないけど)。「ティファニーで朝食を」の頃の宣伝写真(ポートレート)ですね。

 にしても、このころって本当に50年代のオードリーって載ってないことが多いですね。無理にモノクロの世界に押し込めようともしてないし。
 ここでも載っていたのは60年代、70年代のオードリーだけ。僕は珍しい画像を見せてもらえるこの時代の方が圧倒的に好きだなー。

 でもなんといってもこの号で一番よく出てくるのはアラン・ドロン。なんと68p中、20p+付録ポスターで登場。
 いかにこのころ日本で人気があったのかわかります。



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Posted by みつお at 21:00│Comments(4)ロードショー
この記事へのコメント
こんにちは。
入院が延てしまって大変ですね。
こちらも仕事もテレワークになってしまい、困惑の日々です。

オードリィのこの時期のホクロ(らしきもの)、僕も気になっていました。
てっきりつけボクロだと思ってました。
ではなぜ?色っぽくみせたいから?でも主婦なのに?
ついている場所が目元で絶妙なんですよね~
マリリンやエリザベスのように口元や下頬ではないけど、
オードリィのも負けずに艶を感じさせます。
一方僕にも最近急にできてきたのですが、たぶんシミでしょう。
醜い~(涙)
皮膚科へ行って取りに行きたいけど、このご時勢では当分無理でしょうね。
Posted by まる at 2020年04月18日 08:17
そーなんです!以前は早く手術受けたほうがいいと言われていたので、今更延ばしますと言われると大丈夫かなぁ…と不安になりますが、お医者さんや看護師さんは本当に今もっと大変だと思うので、頭が下がりますよね。

オードリーのホクロ、パパラッチに撮られてもついてるのでやっぱり本物なんでしょうね。
「ロビンとマリアン」の時に取っているところを見ると、本人はあんまり気に入ってなかったんでしょうね〜。

まるさん、シミの場合はやがて消えていくこともあるみたいですよ。
友人が目の横に大きなシミができてましたが、いまは綺麗さっぱり消えています。どうやったのかは知りませんが、レーザーとかは使ってないようです。

でも今は病院行くのは怖いですよね。内科・外科・歯科はもちろんのこと、眼科など粘膜の部分は怖いです。新型コロナの初期症状で結膜炎というのもあるみたいですし、うっかり行くと前の人とかが新型コロナだと思うと…。病院じゃなく、美容院なんかも実は怖いですよね。
Posted by みつおみつお at 2020年04月18日 16:41
手術の順延、さぞ落ち着かないお気持ちでしょうね。三年前の当方は、救急搬送されたその深夜から直ちに前後三回の手術を受ける羽目だったので、あれよあれよの2ヶ月弱でしたが。

また七年前にはその年中高年に蔓延した風疹にやられたのですが、常日頃から介護をしている関係で丁寧に手洗いなどしていたのに何故?という思いでした。まあ高熱が数日続きましたが免疫のあったらしい母にうつすこともなく、ただしエレベーターで一緒になったよその親子連れなどには気を使いましたが。今回のコロナウィルスは風疹よりも感染力は弱いはずですから、結局はそれぞれの自覚なのでしょうが。

ところでアラン・ドロンの人気の息の長さも今更ながら驚きですね。「太陽がいっぱい」の頃からだと'60年前後からで。先日他界した大林宣彦監督の手がけたチャールズ・ブロンソンの「ウ~ン、マンダム!」を嚆矢にドロンの「ダーバン」カトリーヌ・ドヌーヴのやはりウィッグにオードリーの「ヴァリーエ」とビッグネームが立て続けでしたから、良き時代だったのかも。

ところで数年前フランスのTV番組で、ゲストのドロンが日本のファンを小馬鹿にするような発言をし、司会者に
「しかしその日本での人気もあって貴方は大スターになったのでは?」
とつっこまれ黙りこくったとの記事を読み快哉を叫びました。アンチ・カラヤンと同様アンチ・ドロンなもので(笑)。
Posted by Edipo Re at 2020年04月18日 17:50
Edipo Reさん、お気遣いありがとうございます。
確かに不安なんですけど、どうしようもないですよね。
今入院すると、それこそうつってしまう可能性大ですからね。
他に疾患があると重症化しやすいですし、それも恐怖です。

風疹もまた怖いですよね。妊娠中の方には絶対にうつしてはいけないですし。

アラン・ドロンの人気ですけど、実は60年代は意外と1位じゃないことも多いんですよね。わりと浮き沈みしてる感じです。
むしろ「ダーバン」の出た70年代前半の方が安定していた感じです。

それとドヌーブのは「フォンテーヌ」ですね。「ヴァリーエ」と違って、今も名称が生き残ってますね。

それとドロンはフランスのインタビューでそんなことを!?
わざわざ日本の興行収入を自分のものにするという契約まで結んでいたドロンなのに…。
老害だと思いたいですね。若い頃はそんな風には思ってなかった、としておきたいです。

Edipo Reさんはアンチドロンですか!
と言っても僕も暗い話や闘争の話は好きじゃないので、ドロンの作品は初期の以外は全くご縁がないのですけれども…。
Posted by みつおみつお at 2020年04月18日 20:57
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