2024年01月16日
(今更?)2022年度のオードリー・ヘプバーン大賞
みなさま、遅れましたがあけましておめでとうございます。
今年は年始はずっと忙しく、その後はその疲れからか熱を出して寝込んでしまい、発熱外来でコロナもインフルエンザも陰性だったので、それからまた動き出していました。でもまた今調子悪いんですけどね。
今年は年初から今年の年間トップニュースになろうという災害や事件が起こり、驚いていました。
能登半島には親戚もおりますので、心配して見守っております。
さて2022年末、毎年やっていたオードリー・ヘプバーン大賞をやっていなかったことを実は去年の途中で気づいていました。
まあでも最近は紙ものの発売は少ないし、2022年は該当なしでもいいか。などとも思っていましたが、2023年の大賞を考えていると、2022年も「いつも2人で」の上映とかあったじゃん!ってことで、2023年度の大賞発表の前座的な扱いとして、2022年度の大賞をサクッとやっちゃいます。(今さら?)
1位は“午前十時の映画祭12”「いつも2人で」上映に!
(今回も、ゲッティイメージズ さんの無料で埋め込める画像を使用。土管で地中海に着いたシーンの撮影の合間のオードリーとドーネン 監督ですね。貴重な写真!)
“午前十時の映画祭”で「いつも2人で」を取り上げてくれるとは!!
実は「いつも2人で」自体のリバイバルは、2014年にも“シネパス”で来てたのですが、全国といえどもイオンシネマだけの上映で存在感が薄かったので、こうしてTOHOシネマズなどの有力劇場チェーンで全国展開されたのは嬉しかったですね!
ネットでも(Xとかブログとかで)一気に「いつも2人で」のことを書いてくださってる方が増えて、嬉しく読んでいました!
まあ「いつも2人で」なので、刺さる人にはめっちゃ刺さるし、刺さらない人には全くというのは昔からなのですが、見る度に感想が変わる作品なので、刺さらなかった人にもまたいつか見てもらいたいですね!
2位は映画「オードリー・ヘプバーン」に。
ブルーレイは2021年の大賞でしたが、それは内容がわからない上での珍しいオードリーの動画のアーカイブに対して。
2022年に劇場公開されたことで内容がわかりましたが、内容は薄味。
母としてのオードリー・ヘプバーンと比べて、女優オードリー・ヘプバーンに対してはあまり知らない息子ショーンが製作に関わったこと、インタビューされた人も、オードリーを実際にはもう知らないとか関わりが薄い世代が多かったことで、ちょっと隔靴掻痒的なもどかしさがありました。
実際に製作・撮影されたのは2019年あたりだと思うのですが、「ティファニーで朝食を」の“ムーン・リバー”がパラマウントの製作部長にカットされそうになり、オードリーが激怒した、という昔ながらの言い伝えででショーンが話していましたが、2021年に出た「ティファニーで朝食を」製作60周年のブルーレイではプロデューサーであるリチャード・シェファードが「自分が言った」と音声解説で語っていましたしね。
それ以前に2011年のサム・ワッソンの「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」という本でもオードリーではなくシェファードだったということは語られていたのに、この辺は「7つの伝記を読んだが、バリー・パリスの以外はあまりいい気がしなかった」とショーンが述べていたのに、それらの伝記の方を信じてしまったんですね。
あと、実際に内容がわかるとこれって不要じゃね?と思ったバレリーナ3人による陳腐な再現ドラマ部分も含めて、減点が多いことがわかりました。
内容に点数をつけるなら★★★くらいでしょうか。
それでも劇場公開してくれたことにより2014年の「マイヤーリング」以来のパンフレットが制作されたなど、嬉しいこともあったので、オマケしての第2位です。
3位は「スクリーン特別編集 オードリー・ヘプバーン第3集」に。
こちらは過去の「スクリーン」に載った記事から「噂の二人」〜「ロビンとマリアン」までの作品に関してまとめたもの。
第1集が「ローマの休日」〜「戦争と平和」まで3作品、第2集が「パリの恋人」〜「ティファニーで朝食を」6作品、とどんどんまとめる作品が増えてきてて、第3集ではなんと8作品と、詰め込み過ぎやーん!と今の「SCREEN」編集部の人たちの考えに疑問を抱きましたけど、内容は第1集や第2集よりもマトモになってました。
なんせ第2集では、書店に並ばないオンデマンド印刷の本まで買おうというおそらくコアなオードリー・ファンに、ストーリー紹介ばっかりのページを抜き出して掲載しているという、編集者の頭の中をのぞいてみたくなる、びっくりするくらい最低な内容だったので、この第3集では映画評論家の評論が載っているのが大きな改善点でした。
ただ、もう「SCREEN」は過去の記事に頼らないと内容のあるものが書けないし、珍しい画像もわからないという世代交代っぷりなのが悲しいところですね。
今後「SCREEN」から、驚くほどのオードリーの写真集や記事は生まれない気がします。
まあ、最近は候補になるような紙物(写真集)など目立ったものが少ないので、こんな結果ですね。
2022年には写真集「オードリー・ヘプバーンという生き方」というのも出ましたけど、あれも清藤秀人さん監修なのに素人の寄せ集めみたいな内容でガッカリの出来だったのが残念です。
2023年度のは、1月20日を挟んで、それ以降に行いますので、よろしくお願いいたします。
今年は年始はずっと忙しく、その後はその疲れからか熱を出して寝込んでしまい、発熱外来でコロナもインフルエンザも陰性だったので、それからまた動き出していました。でもまた今調子悪いんですけどね。
今年は年初から今年の年間トップニュースになろうという災害や事件が起こり、驚いていました。
能登半島には親戚もおりますので、心配して見守っております。
さて2022年末、毎年やっていたオードリー・ヘプバーン大賞をやっていなかったことを実は去年の途中で気づいていました。
まあでも最近は紙ものの発売は少ないし、2022年は該当なしでもいいか。などとも思っていましたが、2023年の大賞を考えていると、2022年も「いつも2人で」の上映とかあったじゃん!ってことで、2023年度の大賞発表の前座的な扱いとして、2022年度の大賞をサクッとやっちゃいます。(今さら?)
1位は“午前十時の映画祭12”「いつも2人で」上映に!
(今回も、ゲッティイメージズ さんの無料で埋め込める画像を使用。土管で地中海に着いたシーンの撮影の合間のオードリーとドーネン 監督ですね。貴重な写真!)
“午前十時の映画祭”で「いつも2人で」を取り上げてくれるとは!!
実は「いつも2人で」自体のリバイバルは、2014年にも“シネパス”で来てたのですが、全国といえどもイオンシネマだけの上映で存在感が薄かったので、こうしてTOHOシネマズなどの有力劇場チェーンで全国展開されたのは嬉しかったですね!
ネットでも(Xとかブログとかで)一気に「いつも2人で」のことを書いてくださってる方が増えて、嬉しく読んでいました!
まあ「いつも2人で」なので、刺さる人にはめっちゃ刺さるし、刺さらない人には全くというのは昔からなのですが、見る度に感想が変わる作品なので、刺さらなかった人にもまたいつか見てもらいたいですね!
2位は映画「オードリー・ヘプバーン」に。
ブルーレイは2021年の大賞でしたが、それは内容がわからない上での珍しいオードリーの動画のアーカイブに対して。
2022年に劇場公開されたことで内容がわかりましたが、内容は薄味。
母としてのオードリー・ヘプバーンと比べて、女優オードリー・ヘプバーンに対してはあまり知らない息子ショーンが製作に関わったこと、インタビューされた人も、オードリーを実際にはもう知らないとか関わりが薄い世代が多かったことで、ちょっと隔靴掻痒的なもどかしさがありました。
実際に製作・撮影されたのは2019年あたりだと思うのですが、「ティファニーで朝食を」の“ムーン・リバー”がパラマウントの製作部長にカットされそうになり、オードリーが激怒した、という昔ながらの言い伝えででショーンが話していましたが、2021年に出た「ティファニーで朝食を」製作60周年のブルーレイではプロデューサーであるリチャード・シェファードが「自分が言った」と音声解説で語っていましたしね。
それ以前に2011年のサム・ワッソンの「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」という本でもオードリーではなくシェファードだったということは語られていたのに、この辺は「7つの伝記を読んだが、バリー・パリスの以外はあまりいい気がしなかった」とショーンが述べていたのに、それらの伝記の方を信じてしまったんですね。
あと、実際に内容がわかるとこれって不要じゃね?と思ったバレリーナ3人による陳腐な再現ドラマ部分も含めて、減点が多いことがわかりました。
内容に点数をつけるなら★★★くらいでしょうか。
それでも劇場公開してくれたことにより2014年の「マイヤーリング」以来のパンフレットが制作されたなど、嬉しいこともあったので、オマケしての第2位です。
3位は「スクリーン特別編集 オードリー・ヘプバーン第3集」に。
こちらは過去の「スクリーン」に載った記事から「噂の二人」〜「ロビンとマリアン」までの作品に関してまとめたもの。
第1集が「ローマの休日」〜「戦争と平和」まで3作品、第2集が「パリの恋人」〜「ティファニーで朝食を」6作品、とどんどんまとめる作品が増えてきてて、第3集ではなんと8作品と、詰め込み過ぎやーん!と今の「SCREEN」編集部の人たちの考えに疑問を抱きましたけど、内容は第1集や第2集よりもマトモになってました。
なんせ第2集では、書店に並ばないオンデマンド印刷の本まで買おうというおそらくコアなオードリー・ファンに、ストーリー紹介ばっかりのページを抜き出して掲載しているという、編集者の頭の中をのぞいてみたくなる、びっくりするくらい最低な内容だったので、この第3集では映画評論家の評論が載っているのが大きな改善点でした。
ただ、もう「SCREEN」は過去の記事に頼らないと内容のあるものが書けないし、珍しい画像もわからないという世代交代っぷりなのが悲しいところですね。
今後「SCREEN」から、驚くほどのオードリーの写真集や記事は生まれない気がします。
まあ、最近は候補になるような紙物(写真集)など目立ったものが少ないので、こんな結果ですね。
2022年には写真集「オードリー・ヘプバーンという生き方」というのも出ましたけど、あれも清藤秀人さん監修なのに素人の寄せ集めみたいな内容でガッカリの出来だったのが残念です。
2023年度のは、1月20日を挟んで、それ以降に行いますので、よろしくお願いいたします。
Posted by みつお at 22:00│Comments(4)
│オードリー・ヘプバーン大賞
この記事へのコメント
みつお様、ご体調崩されてらしたとのこと、遅ればせながらご自愛ください。ともあれ本年もよろしくお願いいたします。
当方は相変わらずの低空飛行で正月もほぼ引きこもり状態でしたが、Amazonの暴挙にめげずはてなブログにてまた細々とほざいておりますのでお暇な時にでも眺めて下さいませ。失礼いたしました…。
当方は相変わらずの低空飛行で正月もほぼ引きこもり状態でしたが、Amazonの暴挙にめげずはてなブログにてまた細々とほざいておりますのでお暇な時にでも眺めて下さいませ。失礼いたしました…。
Posted by Edipo Re at 2024年01月17日 20:19
Edipo Reさん、ありがとうございます!
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
Edipo Reさんの記事も少しずつですけど、楽しく読ませていただいてますよー。
対談形式で書いておられるんですね。
消された原因ってのは。もしかして最近事務所の名前が禁忌になってしまったアレの話でしょうか?などとも思ったりしてました。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
Edipo Reさんの記事も少しずつですけど、楽しく読ませていただいてますよー。
対談形式で書いておられるんですね。
消された原因ってのは。もしかして最近事務所の名前が禁忌になってしまったアレの話でしょうか?などとも思ったりしてました。
Posted by みつお at 2024年01月18日 22:31
あけましておめでとうございます。
今年もみつおさんのブログでオードリーに関する事知りたいなと思います
やっぱりどこよりも正確です。
映画「オードリー・ヘプバーン」私も観ました
あのバレリーナ達、要らないですね
何ていうか安っぽく感じてしまう部分もあって私は★2つかな~
でも、オードリーの2番目の夫がずいぶん酷い人だったという事が分かって、つらかっただろうなと思いました。
お仕事忙しいんですね、体調がすぐれないとの事で,早く回復するといいですね。
今年もみつおさんのブログでオードリーに関する事知りたいなと思います
やっぱりどこよりも正確です。
映画「オードリー・ヘプバーン」私も観ました
あのバレリーナ達、要らないですね
何ていうか安っぽく感じてしまう部分もあって私は★2つかな~
でも、オードリーの2番目の夫がずいぶん酷い人だったという事が分かって、つらかっただろうなと思いました。
お仕事忙しいんですね、体調がすぐれないとの事で,早く回復するといいですね。
Posted by りりあ at 2024年01月19日 15:34
りりあさん、あけましておめでとうございます。
体調へのお気遣いありがとうございます。
映画「オードリー・ヘプバーン」、いくら過去にオードリーがバレエ・ダンサーを目指していたとはいえ、生涯をバレエで表わすのはちょっとやりすぎちゃう?って思いました。
しかも子供のバレリーナの部分は演技まで入ってて、わざとらしくて見るのが恥ずかしかったです。
正直、時間稼ぎのようにも思えてしまいました。
バレリーナの部分は全部カットにした方がマシだったでしょうねー。
ドッティの200人には驚きましたが、自分の実の父でもないのに、そのことをバラすショーンもどうかと思ってしまいました。
しかもルカを出演させていませんしね。
メル・ファーラーよりドッティの方がひどいとでも言いたいのでしょうかね?
でもオードリーはドッティの時はもう諦めていたようですし、オードリーが結婚というものに夢を持たなくなったのはメルの方が責任は重いような気がします。
ではでは、今年もよろしくお願いします!
体調へのお気遣いありがとうございます。
映画「オードリー・ヘプバーン」、いくら過去にオードリーがバレエ・ダンサーを目指していたとはいえ、生涯をバレエで表わすのはちょっとやりすぎちゃう?って思いました。
しかも子供のバレリーナの部分は演技まで入ってて、わざとらしくて見るのが恥ずかしかったです。
正直、時間稼ぎのようにも思えてしまいました。
バレリーナの部分は全部カットにした方がマシだったでしょうねー。
ドッティの200人には驚きましたが、自分の実の父でもないのに、そのことをバラすショーンもどうかと思ってしまいました。
しかもルカを出演させていませんしね。
メル・ファーラーよりドッティの方がひどいとでも言いたいのでしょうかね?
でもオードリーはドッティの時はもう諦めていたようですし、オードリーが結婚というものに夢を持たなくなったのはメルの方が責任は重いような気がします。
ではでは、今年もよろしくお願いします!
Posted by みつお at 2024年01月19日 23:00