2019年02月19日

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版 先日、ネットでアルバート・フィニーが今年の2月7日に亡くなった、というニュースが流れました。
 えっ!とうとう「いつも2人で」アルバート・フィニーまで!?とショックでした。

 これでオードリーの相手役の男優としてまだ存命なのは「暗くなるまで待って」のアラン・アーキン、「ロビンとマリアン」のショーン・コネリー、「おしゃれ泥棒2」のロバート・ワグナー、そしてムリクリ「オールウェイズ」のリチャード・ドレイファスを入れても4人のみとなりました。
 これは「暗くなるまで待って」の主要3男優を入れても、です。なんだか…とても寂しいことですね。

 アルバート・フィニーと言えば、僕にとっては何と言っても「いつも2人で」の人!
 それ以外に「オリエント急行殺人事件(74年版)」「エリン・ブロコビッチ」をDVDで観ていますが、常に “「いつも2人で」のアルバート・フィニーの変形版”として見ていました。

 ネットニュースでは書かれていませんでしたが、フィニーはまず「土曜の夜と日曜の朝」があって、続いて「トム・ジョーンズの華麗な冒険」で英国での確固たる地位を築いた人、というイメージがずっとありました。

 60年代後半にアメリカン・ニューシネマの波がやってきますが(そして夢のある映画が廃れる)、英国でもそのちょっと前にイギリス・ニュー・ウェイヴという運動が起こっていて、アルバート・フィニーはその代表的な役者だったようです。
 60年代前半の映画雑誌ではそういう扱いでよく載っていましたね。なのでその印象が強いです。

 「いつも2人で」はそういう意味ではオードリーとアルバート・フィニーが歩み寄った映画、という感じがします。
 オードリーには先鋭的で、フィニーにはロマンティック、みたいな。

 最初はこの2人は合うのか?という感じだったと思いますが、当時メル・ファーラーとの離婚に向かって進み始めていた傷心のやつれたオードリーにとって、アルバート・フォニーはいつも陽気でオードリーをリフレッシュさせてくれる存在だったようです。なので実際にはとても馬が合ったみたいですよね。

 映画でもそれは感じられます。スタンリー・ドーネン監督はオードリーの良さを最も巧く引き出す、と当時のエライ映画評論家達からもオードリーの熱心なファンからも言われていて、「パリの恋人」「シャレード」に引き続き「いつも2人で」でも他の作品では決して見せない大口を開けて笑うとかのシーンがあるのですが、それは相手役がアルバート・フィニーだったからというのも大いにあると思われます。きっとリラックスして撮れたんでしょうね。

 そういえばこのアルバート・フォニーの役は最初はマイケル・ケインにオファーされたらしいですが断られたそうです。
 後にマイケル・ケイン自身が、断って最も後悔している映画、と語っていました。

 でもマイケル・ケインじゃちょっとお顔がコワイかなぁ、映画が重くなりすぎるんじゃないかなぁ…と思うので、ひょうきんで軽そうなアルバート・フィニーで大正解!だったと思います。

 さてそんな「いつも2人で」ですが、今回紹介するのはLD(レーザーディスク)のワイド版です。

 LDとはなんぞや?という2019年現在で30代以下の人には、旧盤の「いつも2人で」LDの方で詳しく書いていますので、そちらで読んでみてください。
 まあ30cmサイズの大きなDVDみたいな感じです。

 「いつも2人で」のLDはレーザーディスク最初期の82年に発売されて、もちろんオードリー作品のLD化としては1番最初!だったのですが、当時のLDは1度プレスしたら再プレスされないのが普通だったので、廃盤になるとその後長〜い間入手困難な作品になってました。

 今だったらネットで超高額で取引されただろうなーと思うのですが、85年から始まるオードリーの大ブーム時でも、オードリーが死んだ時にも再発売もされず、全盛期の作品では「いつも2人で」だけがカタログ落ちしていました。

 当時はビクター陣営のVHDという規格争いのものがありましたが、そちらは「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」といった作品をラインナップしていたのに対して、LDは「いつも2人で」の次は83年に「マイ・フェア・レディ」でした。

 まあ僕は「いつも2人で」目当てでLDを買いましたが、その後LDが覇権争いに勝利しましたので、良かったー!と思いましたね。

 そしてとうとう発売された2度目の「いつも2人で」がこちらです!発売はオードリーの死後3年も経った1996年!カタログでは12年くらいは落ちていたことになりますね。

 旧盤が4:3で左右がカットされて収録されていたのに対して、新盤はテレビの大型化に合わせて本来のシネマスコープサイズで収録されています。
 と言っても、LDに記録できるのは4:3の規格だけなので、4:3の画面の中にレター・ボックスという上下に黒帯が入る物をテレビ側で引き伸ばして見る、というもの。当然情報量は減ることになるので、画質は粗くなるのでしょうね。

 ただ旧盤はマスターフィルムが欠損していたのだろうなーと思うのですが、欠損部分で画面が一瞬止まる、という部分が何カ所かあったのですが、こちらでは解消。全編がスムースに流れます。

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版 そしてもっと大きな違いは、このニューマスターは色が綺麗なこと!

 旧盤では、もっと晴れてたらいいのに…“いつも曇りで”やなーとか思ってたのですが、このワイド版LDを見てびっくり!本当は“いつも晴れ間で”でした!

 言われてみれば空は確かに青空なんですが、どうにもオードリーの顔とかが曇りっぽいグレイッシュな映像だったのが、こちらのワイド版では本当にスカッと晴れてる!
 旧盤を何度も何度も見直していた僕の目には、物凄いキレイ!

 最近こちらにいらしてくださってるwinpoleさんや以前からいらしてくださっているまるさんともちょうどここのところリマスターに関してお話ししていましたが、「いつも2人で」の発色ではこの2度目のLDが綺麗!

 なのでDVDが発売された時、また “いつも曇りで” の画質に戻っていたのでガックリきました。
 90年代のリマスターは発色が綺麗に仕上がっていたのに、最近の濃い・暗い・渋いリマスターはなんなんでしょうね。

 さて、それ以外にも4:3からシネスコサイズになったことで今まで大幅にカットされていた左右がハッキリ見える!

 なぜか旧盤ではオードリーとフィニーが左右に分かれているときは必ずフィニー側に寄っていてオードリーがカットされていました。
 それがこのワイド盤でやっとオードリーの可愛い表情が見れる!

 1991年に「いつも2人で」が24年ぶりにリバイバルされた時に、劇場で初めて左右のカットされていないものを見たのですが、本当にオードリーが可愛い!

 どうしてもクルマが登れない急坂で、ジョアンナがバックで登って成功するシーンで、オードリーが舌を口の中で回しているお茶目なシーンとか、妊娠を報告するシーンとか、劇場で初めて知って食い入るよう、忘れないように見つめていましたが、それがやっと自分の手元でいつでも見れるようになりました!

 他にも、湖のほとりの緑の中をを歩くシーンでも釣りをするおじさんが写ってたり、本当に木漏れ日が綺麗だったり、左右全部が見れると新発見が色々ありました!

 さてジャケットは旧盤とはガラリと変わってアメリカ版ポスターに寄せたもの。
 うーん、これが「いつも2人で」のベストなメインイメージではないとは思いますが、フィニーも同列で載せるならこんな感じかな。
 日本版のポスターは例によってオードリー1人が目立つようになってましたが。

 そして日本らしい帯が上部についています。題字は公開当時の日本語のロゴを使用。これこれ!これですがな!やっぱりロゴは公開時のオリジナルを使わなきゃ雰囲気が出ません。

 コピーは

 “A・ヘプバーン&S・ドーネン監督、「シャレード」の名コンビが贈る、60年代ロード・ムービーの傑作!”
 “ヘプバーンの89着にも及ぶ衣裳、次々に登場する車、H・マンシーニの音楽も楽しい!”

 です。まあ実際には映画ではオードリー、89着も着てませんけどね。公開当時の宣伝文句にもあったので数えましたとも!89なんて全然!29か、せいぜい39着くらいです。
 そしてマンシーニの音楽は哀感漂うものなので、楽しいと言うよりも美しいという方が適切かと。
 
 残念なことに旧盤と違って、解説の紙などは封入されていません。ジャケットの裏面にまとめて書かれています。
 これって、最初の頃は封入の解説がついてるのが当たり前だったのですが、だんだんジャケットの裏面に書かれることが多くなってきてましたね。
 今でもDVDやブルーレイで封入の解説ってほとんど無くって、ジャケットの裏面にちょろちょろっと書いてるだけのがほとんど、ってのと同じ。寂しいですね。

 その裏面に車の解説を兼ねてシーンの登場順にあらすじが書かれてるんですけど、これが誰が書いたのか時代分けが間違ってる!
 クルマの雑誌だった「NAVI(2010年に廃刊)」の副編集長って人が協力ってことで名前が載ってますけど、まあクルマのことだけで、あらすじは関わってないと思うんですよね。映画の専門ではないですし。

 で、ここに載ってる時代分けの間違いがコレ↓。

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版(誤)
1…2人が出会って成り行きで行動を共にしている頃。車なし
2(間違い)…新婚で経済が逼迫している頃。MG TDミジェット
3(間違い)…新婚後2年が経過。3人家族と苦難の旅。フォード・カントリー・スクワイア
4(間違い)…ジョアンナが妊娠2ヶ月。MG TDミジェット
5(間違い)…マークが成功し、子供ができた頃。トライアンフ・ヘラルド
6…現代。マークは売れっ子建築家で多忙。夫婦の危機。メルセデスベンツ230SL

になっちゃってます。

 あちゃー、2と4を分けちゃったのねー。それは同じ時代ですよー!
 それと5が一括りにされてる!そこはオードリーが出産後あんまり経ってなくて同行してないのと、子供がそこそこ大きくなって一緒に移動してるのと分けなきゃダメでしょーっ!

 正確には以下の通りとなります。

(正)
1…2人が出会って成り行きで行動を共にしている頃。車なし。1954年
2…新婚後2年が経過。まだジョアンナは子供がいない。マンチェスター親子と苦難の旅。フォード・カントリー・スクワイア。1956年or57年。
3…さらに数年。何かの記念日で。経済は逼迫。ジョアンナが妊娠報告。パトロンモーリスと知り合う。MG TDミジェット。1959年(ビザにスタンプを押すシーンで判明。下にその証拠画像を掲載)。
4…ジョアンナは生まれたばかりの赤ちゃんの面倒を見ていて留守番。マークが浮気。トライアンフ・ヘラルド。1960年or61年。
5…娘が2〜4才に成長したので親子3人で。ジョアンナが浮気。夫婦の危機。車は同じトライアンフ・ヘラルド(だってまだ車は買って数年しか経ってませんもんね)。1963年or1964年。
6…現代。マークは売れっ子建築家で多忙。再度夫婦の危機。メルセデスベンツ230SL。1966年。

です。映画の最後に全部のシーンが時系列順に並んで出てきますよ!

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版 「いつも2人で」の大問題は、見ている人が時系列を理解できない人がめっちゃ多い!ということでしょうか。
 ウィキペディアでは「新婚旅行」と書いてあるのも見る人を大きく混乱させる原因となっていますね(初めての2人だけの旅とか、結婚記念日的な事を言っているのを誤解していますね)。相変わらずwikipediaは間違い多いです。

 またそういうのを映画専門のサイトですらウィキ丸写しみたいになってるので、デマがどんどん拡散されていくようです。

 字幕に関しては、この「いつも2人で」のはじめのセリフ、

 ジョアンナ:彼らは幸せを演じてない(幸せそうじゃないわね)
 マーク:結婚したんだからな

というこの映画全体のキーになるのを、このLDの 森みさ さんは

アルバート・フィニー追悼「いつも2人で」LD ワイド版 ジョアンナ:幸せかしら
 マーク:新婚だぞ

って字幕になってて、こりゃ意味反対ですよね。
 DVDでは太田直子さんに翻訳が代わってて、

 ジョアンナ:暗いわね
 マーク:新婚なら幸せさ

になってますが、これまたおんなじように意味が逆。

 ちなみに、NHK BSでの放送時は

 ジョアンナ:浮かない顔
 マーク:結婚したからさ

になってて、これが一番この映画の本質を捉えていると思います。

 さて、映像はこのようにブラッシュアップされて美しく蘇った「いつも2人で」LDですが、96年ではあまりにも発売が遅すぎた〜…!
 2000年にはプレイステーション2が出て瞬く間にDVDが普及してしまい、LDは急速に淘汰されて行くんですよねー。
 僕もせっかくのLDでしたが、あまり見ないうちにDVDに買い換えになりました。



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この記事へのコメント
すごく懐かしいソフトです。
それにかなり気に入っていた(しかも待望の)ソフトでした。
・初のシネスコ仕様での収録
・ニューマスター
で、特に好感が持てたのは、丁寧なチャプター設定ですね。
エピソードが変わるタイミングでのチャプター設定なので、
これほど沢山のチャプターが設けられた作品は他にないのでは・・・
ああ、この作品が好きでちゃんと分かってらっしゃるなぁと。
実はちょっと前にUS版LDが出ていたのを、専門店SALEで知ったのですが、
ここまで凝ってはいませんでしたし、
依頼をかけても一向に入荷されないのであきらめかけていたのです。

まぁ、時系列については思い切り間違えていますよね~
僕は一時的に自分が違っているのかと焦りましたよ。
MGが新婚旅行??え?・・・・いやいやまさか

82年に発売されたLDは、
ジャケットデザインがシルバーで中央に円形の作品画像で、
夕陽をバックにハグしかける1回目の二人でしたよね。
オードリィ作品の最初期のソフトが「いつも2人で」というのがシブイ
当時未見でしかもどっちかというとノーチェック作品だったので
俄然興味が湧いてきたのを覚えています。
で、今回紹介版のデザインはあんまり好きではないのですが、
裏ジャケの画像で右中央のカラー2点がレアで綺麗でいいなぁと、
これをもっと拡大してくれたらいいのに・・・
同時に発売された「暗くなるまで待って」LD(ニューマスター)でも
裏ジャケにかなりレア画像綺麗カラーのがたくさんありましたよね~

「いつも2人で」のソフト変遷において、それぞれの時期に感激したのは下記3点になります。
①VHS廉価版 デジタルプロセス版 FOXビデオ 90年代前半?
②LDニューマスター・レターボックス仕様 今回紹介されているもの96年
③US版DVD FOX純正 2005年頃 レターボックス仕様 ニューマスター

①はカラーの美しさ鮮やかさにびっくり
ただし、オープニングタイトルを除いて、フルサイズ(この時期なのでスタンダード)
トリミングが思い切り下手というか、オードリィをよく切ってしまう(アホか)
VHSなので画質はにじみがちで当然ゴーストが出ます。
ジャケは菜の花畑の二人

③は、海外のDVDサイトで知って、わざわざコードフリーのプレイヤーを買いました。
日本版(世界初だが劣悪!)と違い、非常に鮮明で、細部もよく分かります。
ただし色彩は若干おとなしい(よく言えば品がいい)
特典にリマスター過程(前後の同一場面など)紹介つきで、
その比較と変化におおぉ~ってなります。
この頃にみつおさんのサイトにおじゃまするようになりました。
確か紹介したような記憶があります。
尚、フランスでちょっと後にDVD発売(VOTAGE A DEUX)されまして、
これがまた色彩が超綺麗
PALなので再生できず、比較サイトで確認しただけですが・・・

今回の②は①と③の中間にあって、多少甘さはあるものの当時一番丁度よかったのです。
唯一残念だったのは、メインタイトルでルームミラーに移る二人の画像
これが青黒くてトーンダウンしていることと、
白いフレームが中の画像の中に少しゴースト化していること
これはDVDになって初めて解消されますが、
日本版(日本独自版)ではダメでした・・・(涙)
劇場正式リバイバルで知った、シネスコフレームが嬉しかったですね。
ただLD最後期だったので、程なく再生しなくなっていきましたね。

とこんな風に、ソフトでもいろんな思い出・思い入れがあります。

アルバート・フィニー訃報の件、お知らせしようと思いながら先を越されました。
僕はゴールデングローブ賞のセシルBデミル賞スピーチで、
オードリィが感謝している共演者の対象からフィニー氏を外したことがショックで・・・
何があったのか?今でも気になっています。
マーク役はマイケル・ケインの他に、P・ニューマンにも打診されていたようですね。

冒頭の二人の会話
今の字幕制限ではどうしようもないのでしょうね。
WOWOWでも
「暗いわね」「新婚なら幸せさ」とDVDと同じ馬鹿な訳になっていました。
They don't look very happy.
Why should they? They just got married.
ジョアンナの問いかけ(というかつぶやき)が結婚という意味に対しては、
マークの返答はむしろジョアンナと同じ否定派ですよね。
あんまり幸せそうじゃないわね(皮肉)
そりゃそうだろ、結婚したんだからな(皮肉)
セリフの掛け合いが多く機智に富んでいるので
そう考えると吹き替えに向いてる作品のような気もしますが、
この作品のオードリィって
声やセリフ回しが全作品中最も冴えていて味わい深いので、
オリジナルには敵わないのだろうなァ
Posted by まる at 2019年02月24日 22:42
私の手許の吹替版(池田昌子/前田昌明)の冒頭は
「幸せそうじゃないわ」
「当然だ。結婚したんだからな」
でした。合格?
Posted by wimpole at 2019年02月25日 22:36
まるさん、こんばんは!

そうですね!このシーンごとに付いてるチャプターは貴重ですよね!
DVDでもこんなに細かいチャプターは無かったですし。
それだけにこの時系列の間違いはイタイ!

「いつも2人で」は82年当時はまだあんまり過去の雑誌とか持ってなかったので、見るもの何もかもが貴重でワクワクしました。
なのであの旧版のジャケットも、もう見る前からドキドキしましたね。
僕の方はオードリーと真剣に向き合った最初の作品だったので、思い入れは特に強いです(*^^*)

画像の選択は、結局そんなにオードリーに詳しくなく、思い入れも特に無い方が選んでると思うので、どの作品も“どうしてこっちが大きく無いんかなぁ…”ってのが多いですよね。
クレヴィスの写真展と写真集の関係もそんな感じ。

VHSは「おしゃれ泥棒」と一緒に発売されたんでしたっけ?
当時は続々と廉価版&ニューマスターがされていましたね。

それと僕は結局アメリカ版DVDを持ってないんですよー。
どう美しいのかぜひ見てみたいですね!
そうそう!まるさんに比較サイトを教えていただきましたね!

ゴールデングローブ賞も前におっしゃってましたよね!
もうオードリーのおドジで忘れたと思いましょう!
オードリーが失礼なことをするとも思えないので。
65年のアカデミー賞でパトリシア・ニールの名前をいい忘れたように、きっと何かあったんですよ。(^_^;)

確かに各ソフトで思い出が有りますよね!それも素敵です。

WOWOWとか、スター・チャンネルは基本的に権利元から字幕を含めた映像を借りて放映してるだけなので、発色も何も変わりませんよね。
むしろ独自の字幕を付けているNHKの方に期待します。
なのでNHKBSのはきちんと保存してるんですよー。

でも字数の制限が有っても、「いつも2人で」の冒頭はうまく収まると思うんですけどねー。根本的に翻訳者が映画の意図を誤解してるかと思います。
字幕のせいで映画のリズムが損なわれてるのって、「パリの恋人」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」など、色々ありますね。
Posted by みつおみつお at 2019年02月26日 00:23
wimpoleさん、それめっちゃ合格です!(*^^*)v
Posted by みつおみつお at 2019年02月26日 00:25
今回のアカデミー賞授賞式を見ていたら、
毎年恒例の追悼コーナーで最後にA・フィニーが出てきました。
ごく最近でしたから時系列でいったら確かに最後になるでしょう。
で本人の写真の後に紹介された映像がなんと「いつも2人で」!
びっくりしましたね~ちょっと嬉しかったです。
トム・ジョーンズでもなく、クリスマルキャロル(スクルージ)でもなく、
オリエント急行(ポワロ)をも差し置いて出てくるとは・・・
アカデミーは「いつも2人で」を代表作と見做しているんでしょうかね。
終盤の車中シーン(メタルドレスのジョアンナと和解)が映されましたよ。
スタンリー・ドーネンは直近だったせいか、紹介無しでした。(T_T)
もし来年度忘れられてなければ、時系列的にトップバッターかもしれません。
でも紹介映像はさすがに「いつも2人で」じゃないでしょうね。
きっと「雨に唄えば」になるんでしょうね。

オードリィのおドジによる失念・・・と信じたいところですが、
ちゃんとメモ持っていたんで、確信犯のような気もします。
まぁ、B・ギャザラやR・レスター、J・ヒューストンあたりは、
意志を持って外したのかもしれませんが・・・(それも淋しい)
Posted by まる at 2019年02月26日 23:10
わー!その「いつも2人で」が映し出される所、見てみたかったですね!(*^^*)

でも代表作いくつか…ではなく「いつも2人で」だけだとすると、「オリエント急行殺人事件」が外されたのはメイクで誰が誰だかわからないからでは?笑

そういえばネットでのアルバート・フィニー死去の記事でも、「いつも2人で」の5度目の旅の、デイビッドとジョアンナが泊まったホテルに乗り込むシーンでの衣装のがよく使われてますよね。
「いつも2人で」ではわりと好青年で出てきてるからでしょうかねー。

スタンリー・ドーネンだと、「掠奪された七人の花嫁」かもしれませんよ。
もっともオードリーファンなら「シャレード」の可能性も大いにあると思いますけど。
「雨に唄えば」は単独の監督ではないですからね~、どうでしょうね~。

ムムム…アルバート・フィニー外しはメモが有ったら確信犯なのでしょうか…。( ̄~ ̄;)
ベン・ギャザラのように後に暴露自伝を書いたりしてない、当時傷心だったオードリーに寄り添ってくれたフィニーなので、外さないでほしかったですね。
でも本当にアルバート・フィニーを外す理由がよくわからないのですけどね。
Posted by みつおみつお at 2019年02月27日 23:11
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