2010年07月23日
最高傑作写真集!「決定版 オードリー・ヘプバーン」 芳賀書店
すみません、旅行とか行っている間に、のんびりしすぎてしまって、1ヶ月以上も記事をあけてしまいました。m(_ _;)m
午前十時の映画祭「昼下りの情事」、見に行ってきましたよ~!!(^-^
つい数ヶ月前に封印を解いてDVDで見て、その時もめっちゃ良かったんですが、ついこないだ見たばかりだし、どうだろ…って思っていたら…
めっちゃ感動しました!!!
89年にリバイバルした時はストーリーを知りすぎていて、感激も何もなかったのに!
いつもオードリーの守護霊的な見方で見ている僕は、今回はお父さんがフラナガンの相手がアリアーヌだと知って、“パパはもっとだ…。”って言うところからウルウル。
ラストも涙ダーッで、ライトが点くのが困った困った。(^^;
正直、「ローマの休日」を抜いて、僕のオードリー作品第8位にランクインしてしまいました。
長年の封印が効いたのかな~。
と、岡山での午前十時の映画祭のオードリーが終わってしまったー!予告できなくてすみません。m(_ _;)m
明日からは広島ですね。そのあと四国です。
広島バルト11 「ローマの休日」2010/07/24(土)~2010/07/30(金)、「昼下りの情事」2010/07/31(土)~2010/08/06(金)
愛媛 シネマサンシャイン衣山 「ローマの休日」2010/08/07(土)~2010/08/13(金) 、「昼下りの情事」2010/08/14(土)~2010/08/20(金)
さて、今回は以前紹介した芳賀書店発行「デラックスカラーシネアルバム1 オードリー・ヘプバーン」の改訂版である、「決定版 オードリー・ヘプバーン デラックスカラーシネアルバム1」の紹介。
この「デラックスカラーシネアルバム」は、おそらくこれまで発売された全世界でのオードリー写真集では間違いなく最高のもの!と断言します。
確かにプライベートな画像では2000年と2004年のオードリー展の図録がありますし、画像の多さや批評家の文章では「カタログ オードリー・ヘプバーン」や「映画の友 オードリイ・ヘップバーン全集」が上。資料的な面では「the audrey hepburn treasures」もあります。
でもここに掲載された数々の画像の稀少度、そのカラー印刷の美しさ、写真点数の豊富さ、どれを取ってもやはりそれら同じ★★★★★の写真集を退け、全てのオードリー写真集での頂点に立っています。
この写真集は初版が1974年。もう発売から36年も経っているのに、いまだ超えられる写真集が出ないという、凄い写真集!
オードリー写真集としてもごく最初期のものなのに、いきなり最高峰が出てしまったんですね。
さて、この改訂版の第1刷発行は1986年。7月1日の奥付になっていますので、6月くらいに出たのではないでしょうか。
表紙の画像は「噂の二人」から「パリで一緒に」に変更。ぐっと華やかになっています。ちょっとシワが目立ち気味だけど。(^^;;;
なんで1986年に出たのかなぁと思いますが、日本ヘラルドの怒涛のリバイバルが始まってオードリーブームが再燃したので、ここらで改訂版を…ってな感じだったのでしょう。
改訂版で表紙以外に変わったところは、オードリーのフィルモグラフィー。「ロビンとマリアン」「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」が追加され、作品の解説がチャールズ・ハイアムの伝記に基づいたものに変更されています。

また本誌の最終ページの画像が「パリの恋人」のウエディング・ドレスのもの(←)から、「戦争と平和」の頃のポートレート(→)に変更。
でもこれはどちらが貴重な画像かというと、改定する前の「パリの恋人」のほう。この写真集以外では見れない画像だったのにねー。
本のコード番号やなんやと色々と文字を入れないといけなくなって、文字を入れる余地の無い「パリの恋人」がはずされたんでしょう。

それと、長年使ってきた版の使い回しだからか、初版タイプの画像(左の写真)と比べて、改訂版(右の写真)は色が薄くなってしまってます。
この「パリで一緒に」の馬車の画像もめっちゃ好きなものの1つですが、ジバンシィのオレンジの衣装やバックのフランス国旗のピンクの発色が浅くて、写真の持つ深みがなくなってしまってますよね。これは残念!
どのページでもこの現象が起こっています。
でもそれでもこの写真集の価値は絶大!
このページもとっても好きなものなんですが、「おしゃれ泥棒」のバックの花々とグリーンの対比、「いつも2人で」の綺麗な夕景やどこまでも続く黄色の花。
最初に初版タイプを買ったときは、あまりのカラーの発色の綺麗さにページをめくるたびに目を奪われたものです。
もしあなたがオードリーファンで、まだこの写真集をお持ちでないなら、初版タイプでもこの改訂版タイプでもいいので、ぜひ手に入れることを強くオススメします!
絶版になって久しいので、古本しかもうありませんが、流通した年月が長かったため出回った数が多く、今でも入手は容易です。
日本人であり、これだけハイレベルな写真集が簡単に手に入るということは、幸運なことといえるでしょう!
カラーでも本当にステキなオードリーにぜひ会ってみてください!!
オススメ度:★★★★★(★5つの写真集の中でもトップに位置する写真集!もちろん必携!!)
下のアマゾンのは、左が改訂版、右が初版タイプです。
午前十時の映画祭「昼下りの情事」、見に行ってきましたよ~!!(^-^
つい数ヶ月前に封印を解いてDVDで見て、その時もめっちゃ良かったんですが、ついこないだ見たばかりだし、どうだろ…って思っていたら…
めっちゃ感動しました!!!
89年にリバイバルした時はストーリーを知りすぎていて、感激も何もなかったのに!
いつもオードリーの守護霊的な見方で見ている僕は、今回はお父さんがフラナガンの相手がアリアーヌだと知って、“パパはもっとだ…。”って言うところからウルウル。
ラストも涙ダーッで、ライトが点くのが困った困った。(^^;
正直、「ローマの休日」を抜いて、僕のオードリー作品第8位にランクインしてしまいました。
長年の封印が効いたのかな~。
と、岡山での午前十時の映画祭のオードリーが終わってしまったー!予告できなくてすみません。m(_ _;)m
明日からは広島ですね。そのあと四国です。
広島バルト11 「ローマの休日」2010/07/24(土)~2010/07/30(金)、「昼下りの情事」2010/07/31(土)~2010/08/06(金)
愛媛 シネマサンシャイン衣山 「ローマの休日」2010/08/07(土)~2010/08/13(金) 、「昼下りの情事」2010/08/14(土)~2010/08/20(金)
この「デラックスカラーシネアルバム」は、おそらくこれまで発売された全世界でのオードリー写真集では間違いなく最高のもの!と断言します。
確かにプライベートな画像では2000年と2004年のオードリー展の図録がありますし、画像の多さや批評家の文章では「カタログ オードリー・ヘプバーン」や「映画の友 オードリイ・ヘップバーン全集」が上。資料的な面では「the audrey hepburn treasures」もあります。
この写真集は初版が1974年。もう発売から36年も経っているのに、いまだ超えられる写真集が出ないという、凄い写真集!
オードリー写真集としてもごく最初期のものなのに、いきなり最高峰が出てしまったんですね。
表紙の画像は「噂の二人」から「パリで一緒に」に変更。ぐっと華やかになっています。ちょっとシワが目立ち気味だけど。(^^;;;
なんで1986年に出たのかなぁと思いますが、日本ヘラルドの怒涛のリバイバルが始まってオードリーブームが再燃したので、ここらで改訂版を…ってな感じだったのでしょう。
改訂版で表紙以外に変わったところは、オードリーのフィルモグラフィー。「ロビンとマリアン」「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」が追加され、作品の解説がチャールズ・ハイアムの伝記に基づいたものに変更されています。
でもこれはどちらが貴重な画像かというと、改定する前の「パリの恋人」のほう。この写真集以外では見れない画像だったのにねー。
本のコード番号やなんやと色々と文字を入れないといけなくなって、文字を入れる余地の無い「パリの恋人」がはずされたんでしょう。
この「パリで一緒に」の馬車の画像もめっちゃ好きなものの1つですが、ジバンシィのオレンジの衣装やバックのフランス国旗のピンクの発色が浅くて、写真の持つ深みがなくなってしまってますよね。これは残念!
どのページでもこの現象が起こっています。
このページもとっても好きなものなんですが、「おしゃれ泥棒」のバックの花々とグリーンの対比、「いつも2人で」の綺麗な夕景やどこまでも続く黄色の花。
最初に初版タイプを買ったときは、あまりのカラーの発色の綺麗さにページをめくるたびに目を奪われたものです。
もしあなたがオードリーファンで、まだこの写真集をお持ちでないなら、初版タイプでもこの改訂版タイプでもいいので、ぜひ手に入れることを強くオススメします!
絶版になって久しいので、古本しかもうありませんが、流通した年月が長かったため出回った数が多く、今でも入手は容易です。
日本人であり、これだけハイレベルな写真集が簡単に手に入るということは、幸運なことといえるでしょう!
カラーでも本当にステキなオードリーにぜひ会ってみてください!!
オススメ度:★★★★★(★5つの写真集の中でもトップに位置する写真集!もちろん必携!!)
下のアマゾンのは、左が改訂版、右が初版タイプです。
Posted by みつお at 07:00│Comments(4)
│日本の写真集
この記事へのコメント
私の手元にある版では、フィルモグラフィが『オールウェイズ』まで収録されていました。亡くなって間もない頃に入手できたものでした。
Posted by take at 2010年07月24日 00:28
takeさん、こんにちは!(^-^
takeさんのは第二改訂版ですね。
それは作品解説はなくなってませんでしたっけ?
なんか作品の概要だけだったようなイメージがあるのですが…。
奥付はいつの発行になっているか、教えていただけませんか?
今後の入手の際の参考にしたいと思います。
takeさんのは第二改訂版ですね。
それは作品解説はなくなってませんでしたっけ?
なんか作品の概要だけだったようなイメージがあるのですが…。
奥付はいつの発行になっているか、教えていただけませんか?
今後の入手の際の参考にしたいと思います。
Posted by みつお
at 2010年07月28日 17:45

奥付は1993年3月10日・改訂第5刷(2月発売か)となっていました。
フィルモグラフィでは、特に主要な作品にはストーリーと基本的な解説(渡辺祥子さんによると思われる)が添えられていました。
フィルモグラフィでは、特に主要な作品にはストーリーと基本的な解説(渡辺祥子さんによると思われる)が添えられていました。
Posted by take at 2010年07月28日 23:15
takeさん、情報ありがとうございます!(^-^
やはりオードリーが亡くなってから再刷してたんですね。
解説は主要な作品のみだったんですか…。
結構そういう解説を読むのが好きだったりするもんで、
解説無いのは寂しいですね。
やはりオードリーが亡くなってから再刷してたんですね。
解説は主要な作品のみだったんですか…。
結構そういう解説を読むのが好きだったりするもんで、
解説無いのは寂しいですね。
Posted by みつお
at 2010年08月03日 08:54
